20220909-11(10) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/真☆最高宣言でナンヨウハギyg登場、船長会議も最高です(2022年シーズン第5回通算9日目)の事
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
2022/09/10-11(2022年シーズン第5回通算9-10日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
初日の様子をアップします。
二週間ぶりの海です。
公共交通機関を利用して到着したヒリゾ浜は、陸から見ただけで分かる最高宣言の素晴らしい海況でした。
噂のナンヨウハギygを代表に、ソメワケヤッコyg、サザナミヤッコyg、ミカヅキツバメウオyg、ハナオコゼ、ツノダシ等南方系も多数登場。
新調した機材(E-PL7+PT-EP12、INONのXDマウントシステム)も期待以上に調子がよく、最高のスキンダイビングとなりました。
機材のお話は前回をご参照ください。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/23/141026
その上、夕方の船長さん会議も最強すぎるラインナップだったのでした。
本当にごちそうさまです!
やはりヒリゾ浜と中木は最高ですね。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/09/10 11:00〜16:00
天 候:晴れ
気 温:26.7~28.0℃
潮 回:大潮
満 潮:17:53 172cm
干 潮:11:15 6cm
水 温:27〜28℃
波 高:なし
風 :東9.1〜12.1m
透明度:20m以上(最高宣言)
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
初日のヒリゾ浜
沖ハヤマの魚群
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
と言う事で、10時すぎの沖ハヤマへ。
荷物が届かずドームレンズは間に合いませんでしたが、ワイドコンバージョンレンズのみでも中々の雰囲気出ています。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の上は、チョウチョウウオがいっぱい。
ホウライヒメジもいます。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
エイ穴に入っていきます。
ホンソメワケベラのクリーニング待ちかもしれません。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
こっち見んな。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
エイ穴のニザ窓の内側から覗いてみました。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
キビナゴの幼魚の群れが降ってきました。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
いい感じです。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
やはり最高宣言ですね。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
逆光は勝利!
<キビナゴ群れ@沖ハヤマ>
キビナゴシャワー。
<タイワンカマス群れ@沖ハヤマ>
タイワンカマスの群れも来ました。
<タイワンカマス群れ@沖ハヤマ>
ストロボの当て方はまだ勉強中です。
<トラウツボ@沖ハヤマ>
ストロベリーサンゴとトラウツボ。
<タテヒダイボウミウシ@沖ハヤマ>
イソバナとタテヒダイボウミウシ。
クマノミさんたち@沖ハヤマ
<クマノミ@沖ハヤマ>
棚の先端-10mの越冬クマノミさん。
<クマノミ・ペア@沖ハヤマ>
今日はハヤマ間-15mのクマノミペアのポイントもスキッと抜けています。
<クマノミ・ペア@沖ハヤマ>
尻尾が白いのがお母さん、黄色いのがお父さんです。
<クマノミ・ペア@沖ハヤマ>
こっち見んな。
マリンバード号半水面@小通り
<マリンバード号@小通り>
ハタンポ穴の奥
<アカヒメジ群れ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の隣の奥の奥。
黄色いのにアカヒメジで有名ですが、この時は警戒色でちゃんと赤くなっていました。
<アカヒメジ群れ他@ハタンポ穴>
更に奥にはいつもいる巨大イシガキフグとタカノハダイ等。
ナンヨウハギyg登場@ハタンポ穴
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴と小通りの境目付近のエンタクミドリイシに、今年もナンヨウハギの幼魚が来てくれました
左にはシコクスズメダイygもいます。
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
まだ100円玉ぐらいのサイズです。
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
ストロボを当てるとメタリックな感じになります。
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
ソラスズメダイと一緒にいることが多いような気がします。
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
よく見るとお腹に傷がありますね。
波打ち際のゴマヒレキントキ他@ハタンポ穴
<ゴマヒレキントキ@ハタンポ穴>
波打ち際のゴマヒレキントキはまだ同じ穴にいます。
<ゴマヒレキントキ@ハタンポ穴>
こっち見んな。
<アカヒメジ他@ハタンポ穴>
アカヒメジトリオも奥のタカノハダイもこっち見んな。
<アカハタ@ハタンポ穴>
隣の穴には大きなアカハタも。
<カサゴ@ハタンポ穴>
カサゴも寄らせてくれました。
<アカハタ@ハタンポ穴>
こっち見んな。
更にエンタクの住人@小通り
<フタスジリュウキュウスズメダイyg@小通り>
小通りのエンタクミドリイシにフタスジリュウキュウスズメダイの小さな幼魚が付いています。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg@小通り>
こっち見んな。
<ヤリカタギyg他@小通り>
こちらのサンゴにはヤリカタギの幼魚が複数、よく見ると傘の下にミツボシクロスズメダイとヒメゴンベの幼魚、キモガニ。右隅には小さな小さなフタスジリュウキュウスズメダイygもいます。
<ヤリカタギyg他@小通り>
ソラスズメダイと泳ぐヤリカタギyg。
<ヤリカタギyg他@小通り>
ヒメゴンベygが傘の下から少し顔を出しました。
<ヤリカタギyg他@小通り>
引きで見るとこんな感じです。
<カスリフサカサゴyg@小通り>
白化したサンゴにカスリフサカサゴの幼魚。
<ヒメゴンベyg@小通り>
ヒメゴンベygもいました。
<ヒメゴンベyg@小通り>
こっち見んな。
<イシガキスズメダイyg他@小通り>
こちらのサンゴにはヤリカタギの幼魚の他に、茶色いイシガキスズメダイ、黒白線のクギベラの幼魚もいました。
皆さんかなりの南方系です。
幼魚いっぱい@小通り
<ソラスズメダイyg群れ他@小通り>
壁際にソラスズメダイの幼魚の群れ。
ホウライヒメジやセダカスズメダイと比べるとすごく小さいです。
<ソラスズメダイ他群れ@小通り>
こちらは大人のスズメダイとキンギョハナダイの混群。
尻尾が黄色いコガシラベラも混ざっています。
<ハナキンチャクフグ@小通り>
綺麗なハナキンチャクフグ。
<カンムリベラyg他@小通り>
ソラスズメダイの中にカンムリベラの若魚。
幼魚の頃は白地にオレンジと黒の斑点、大人になると深緑に黄色い横線で頭に冠のようなデコッパチが出るようになります。
<カンムリベラyg他@小通り>
幼魚から越冬した個体だと思います。
<ミヤコキセンスズメダイyg@小通り>
鮮やかなミヤコキセンスズメダイの幼魚も出ました。
<ミヤコキセンスズメダイyg@小通り>
こっち見んな。
<ヨコシマクロダイyg他@小通り>
ソラスズメダイの群れの中に、ヨコシマクロダイの幼魚が混じっていました。
<ヨコシマクロダイyg他@小通り>
沖縄では「ダルマー」と呼ばれ、大人になると60cmを超える高級魚です。
最高宣言の小通りにツノダシ他
<ツノダシ他@小通り>
テヅルズリーフのウミトサカの谷間にツノダシが出ました。
<ツノダシ他@小通り>
水質いいですね。
<ツノダシ他@小通り>
コンスタントに来てくれるのですが、最近は群れでは見られません。
<クマノミ@小通り>
越冬クマノミも元気です。
<ヨゴレヘビギンポ@小通り>
綺麗なヨゴレヘビギンポのオスもいました。
<ヨゴレヘビギンポ@小通り>
婚姻色は中々かっこよいのになぜこの名前…
<ツノダシ他@小通り>
水質がMAXに。
手前にオヤビッチャ、ソラスズメダイの群れ、奥にツノダシがいます。
<アオブダイ@小通り>
巨大アオブダイが通過。
ずっといるミカヅキツバメウオyg他@赤ブイ下
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
丘ハヤマとヘイゴロウの間の赤ブイ下にミカヅキツバメウオの幼魚が出ました。
幼魚とは言え、縦方向は45cmぐらいあります。
それにしてもこの水質!
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
アオヤガラと。
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
逆光は勝利。
この後10月末までずっとここにいました。
ブイ付きのノコギリハギyg@赤ブイ下
<ノコギリハギyg@赤ブイ>
ミカヅキツバメウオの上、ブイのロープにノコギリハギの幼魚も付いていました。
<ノコギリハギyg@赤ブイ>
100円玉ぐらいで可愛いです。
<ノコギリハギyg@赤ブイ>
こっち見んな。
青い洞窟の幼魚大群@ヘイゴロウ
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの水中洞窟も真っ青です。
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
ほとんどがミナミハタンポの幼魚で、下の方に少しクロホシイシモチの幼魚が混ざっています。
最高宣言のナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
あいあい岬下も水質絶好調です。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
8連でした。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
絵になります。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
))))
)))
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
))))))))
渡船が行く@あいあい岬下
<令洋号@あいあい岬下>
お客さん満載で令洋さんが港に戻ります。
<武丸@あいあい岬下>
船着き場と武丸さん。
新ミツボシアパート他で終了@あいあい岬下
<イシガキフグ@あいあい岬下>
綺麗なイシガキフグがいました。
<ウツボ@船着き場裏>
船着き場の裏に大きなウツボ。
<フウライチョウチョウウオyg@船着き場裏>
幼魚の壁にはフウライチョウチョウウオの幼魚もいます。
<ミツボシクロスズメダイyg他群れ@船着き場裏>
幼魚の谷のさらに奥の岩礁にある小さなイソギンチャクにミツボシクロスズメダイの幼魚とサラサエビが群れていました。
<ミツボシクロスズメダイyg他群れ@船着き場裏>
大きなミツボシマンションは壊れてしまいましたが、アパートくらいの規模のイソギンチャクは各所に点在しています。
<ミツボシクロスズメダイyg他群れ@船着き場裏>
サラサエビも奥にいっぱいいます。
<ミツボシクロスズメダイyg他群れ@船着き場裏>
目が四角くて面白いです。
というところで本日終了です。
最終便で撤収
<浜の家丸@ヒリゾ沖>
最終船の浜の家丸さんで撤収します。
<浜の家丸@ヒリゾ沖>
逆光は勝利。
<浜の家丸@ヒリゾ沖>
最高の午後です。
<浜の家丸@中木沖>
輝く白根。
<浜の家丸@中木沖>
Rainbow!
<浜の家丸@中木沖>
明日も良い海になりそうです。
夕方の中木港
Captain Meeting
<@民宿 殿羽根>
夕暮れにはナライの風が吹き抜ける殿羽根さん前のベンチで恒例の船長さん会議です。
<@民宿 殿羽根>
最高すぎるローストビーフ!
昨シーズンはお料理上手の先生がしばらく滞在されていたのでおつまみがプロレベルでした。
<@民宿 殿羽根>
希少な大信州さんの番外品生!
<@民宿 殿羽根>
もちろん最高です。
<@民宿 殿羽根>
そこに下ごしらえがすんだアカハタの群れが登場!
<@民宿 殿羽根>
鳳凰美田さんの限定品飲み比べという贅沢すぎる待ち時間…
<@民宿 殿羽根>
アカハタの清蒸鮮魚(チンジョンシュンユイ)キター!
<@民宿 殿羽根>
白身のお魚をまるごと蒸して醤油ダレで味付け、白髪ねぎやしょうが、香草を乗せ仕上げに熱した油をかける料理。最強クラスの魚料理の一つです。
それが中木のアカハタとあれば成功は約束されたようなもの。
当然最高OF最高でした。ご馳走様過ぎます!
<@民宿 殿羽根>
お代はアカハタ貯金箱へ。
という事で、海も陸も最高宣言、魚影も特濃で新しい機材も快調。
その上晩御飯まで最強と素晴らしい一日になりました。
次回は翌日の海に続きます。この日も最高宣言でした。
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flickrアルバム:20220910-11(10) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-05-09
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2011
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2010
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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20220909-11(09) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/ちょっと機材の話:安心のOLYMPUS & 魔法のINON様、XDマウントシステム最高! の事
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
2022/09/10-11(2022年シーズン第5回通算9-10日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
前準備と初日の渡船の様子をアップします。
二週間ぶりの海です。
この間に水中用の機材を、CANON EOS M6 MarkIIとSeafrogs製ハウジングから、OLYMPUS PEN Lite E-PL7と純正ハウジングのPT-EP12に変更しました。同時にINONのXDマウントシステムも導入。ワイドコンバージョンレンズとドームレンズユニットもXDに対応した新型にしました。
これがどちらも大満足の機能です。特にINONの各商品の完成度には、毎度のことながら驚愕させられました。
公共交通機関を利用して到着したヒリゾ浜は、陸から見ただけで分かる最高宣言の素晴らしい海況でした。
噂のナンヨウハギygを代表に、ソメワケヤッコyg、サザナミヤッコyg、ミカヅキツバメウオyg、ハナオコゼ、ツノダシ等南方系も多数登場。カメラも期待以上に調子がよく、最高のスキンダイビングとなりました。
と、機材の話がちょっと長くなりすぎたので水中編は次回からといたします。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/09/10 11:00〜16:00
天 候:晴れ
気 温:26.7~28.0℃
潮 回:大潮
満 潮:17:53 172cm
干 潮:11:15 6cm
水 温:27〜28℃
波 高:なし
風 :東9.1〜12.1m
透明度:15m以上
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON ドームレンズユニットIII A
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
新ギア来る
安心安定のOLYMPUS PEN Lite E-PL7とPT-EP12
<新PT-EP12と故Seafrogs>
と言う事で、OLYMPUS様の中古のPEN Lite E-PL7と新古のPT-EP12をお迎えしました。
どちらも2014年発表、2016年生産終了。つまり2023年現在で7〜9年落ちです。しかしそこは安心の国産、さらに水中用に定評あるOLYMPUS製。まったく問題なく使用できています。
※参考:【“ミスターオリンパス水中“清水淳のカメラレビュー】E-PL7、PT-EP12をリポート
https://oceana.ne.jp/diving/diving-equipment/121807
写真は左がPT-EP12、右が浸水したSeafrogs製のM6 MarkII用ハウジングとドームポートです。
PT-EP12はパンケーキサイズの標準レンズで運用するため物凄くコンパクトです。ちなみにまさかのデッドストック品を1万円ほどで手に入れることができました。
そう言えば前の前に使用していたNIKON 1用純正ハウジングも、某アマゾンで新品が1万円代で出ていたことがありました。生モノではなくニッチな商品であるハウジング関係では偶にある現象です。
<新E-PL7と生き残ったM6 MarkII>
左が28Kぐらいの中古で手に入れたE-PL7と標準ズームのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。
右が浸水から生き残ったCANONのEOS M6 MarkIIとマウントアダプター経由で取り付けているNIKON用のTAMRON 90mmマクロです。(現在では同じCANONのEOS R10に代替わりしています。)
M6-2にはSmallRigの保護ケージが付いていて、さらにレンズがレンズなのでちょっと比較には適しませんが、PL7というよりもパンケーキズームのコンパクトさはちょっと凄いです。壊れやすいのが難点ですが画質も結構優秀です。(実はこの後すぐに故障して保険で修理、その間に予備でもう一個買ってしまいました(笑))
センサーサイズはAPSCの3200万画素から4/3の1600万画素にステップダウンしました。
相当画質が落ちるのでは?と心配していましたが、PL7と標準ズームの組み合わせは素直な描写で十分良い感じです。フルサイズ換算でM6-2が5120万画素、PL7は3200万画素と、PL7の方が画素ピッチに余裕があるのが効いていると思います。
画質は十分以上でしたが、AFなどの機能は新しいものが格段に進化している分、PL7はかなり落ちます。
特にAFに定評のあったNIKON 1やM6 MarkIIのつもりでサーボAF(AF-C)で連射すると、全コマピントが後ろ抜けしてしまうという現象が頻発しました。そのあたりはシングルAF(AF-S)で都度ピントを取り直したり、置きピンで瞬間を狙うなど、昔のやり方を駆使する必要があります。
特に被写体認識AF等、機能が素晴らしすぎる最新鋭のR10を使用した後だと、PL7は何かとのんびりしとるなーと、ちょっと差を感じます。ただ、水中撮影では野鳥撮影ほど速度やピントにシビアではないので、工夫次第で十分使えます。ストロボ使用で単射が多いというのも大きいです。
最高すぎるINON様のXDマウントシステム
<INON XDマウント、ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD、ドームレンズユニットIII A>
ハウジングを新調するとともに、INONのXDマウントシステムも導入しました。ワイドコンバージョンレンズとドームレンズユニットもXDに対応した新型です。
写真はPT-EP12にINON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XDをつけた所。この上にドームレンズユニットIIIを重ねて取り付けます。
右はOLYMPUSのクローズアップレンズ。左はNIKON 1時代に使用していた古いワイコンです。
PT-EP12には、67mmの溝を切ったコンパクトな標準ズーム用ポートがついてます。
この67mmの溝は汎用性があり、INON製だけでなく様々なコンバージョンレンズやを付け替えて運用することができます。泳ぎながら水中で交換できるので、ワイドからマクロまで基本的になんでも撮れるようになります。
もちろんAPSCのM6 MarkIIに、定評ある11-22mmの超広角レンズとドームポートだったり、マクロポートに隠れLレンズと言われる単焦点の32mm f1.4だったり。専用ポートとスペシャルレンズの組み合わせは、画質的にはなかなか素晴らしいものがありました。
ただ、ポート交換は結構手間ですし、その都度浸水の心配があります。頻繁に開閉するように設計されているメインパッキンよりもその危険性は大きいです。と申しますか実際ポート交換後の不備での浸水も経験しました。
結局、コンパクトな標準ズーム用ポートにアタッチメントレンズで対応するスタイルが個人的にはベストであるなぁ、特に素潜りでは。と今は思っています。
<INON XDマウント、ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD、ドームレンズユニットIII A>
何より素晴らしいのが、INONの新しいXDマウントシステムです。
PT-EP12の先端についている黒い樹脂のパーツがXDマウントです。
67mmの溝にこのパーツを付けることによって、対応するアタッチメントレンズがワンタッチで脱着できるようになります。マウント右側のバネ式のレバーが肝です。するっかちゃっと精度良くスムースに動作します。
これがめちゃくちゃ便利。既存のねじ込み式ですと脱着そのものがまず手間でしたし、ネジ溝が砂や塩を噛んで割とすぐに痛んでしまいました。この心配がなくなるのもとてもありがたいです。
ワイコンとドームはXD専用の新型でないと周辺が蹴られてしまいますが、クローズアップレンズ等は既存のものでも変換リングを取り付けることでXDに対応できます。
マウントも変換リングもごく軽量で安価です。利便性を考えればほとんどタダみたいなものです。
INON:XDマウントシステムについて
http://www.inon.co.jp/products/lens/option/xd_mount.html
XDに対応した新しいワイドコンバージョンレンズとドームレンズは光学系も新設計になっています。
ドームレンズユニットは、ワイコンの上に重ねて取り付けます。アクリルとガラスがありますが、ガラスのほうが丈夫でオススメです。どちらもより小さく軽くなった上に、より広角のレンズに対応、さらに陸上でもケラれなくなりました。その上画質も向上しています。ほとんど魔法です。
INON:ワイドコンバージョンレンズUWL-95S XD
http://www.inon.co.jp/products/lens/uwl-95s_xd/top.html
INON:ドームレンズユニットIII
http://www.inon.co.jp/products/lens/dome_lens_unit3/top.html
XDマウントシステムは67mmの溝があれば基本的にどのハウジングでも使えます。52mmのTG用ハウジング用のアダプターもあります。本当に便利で素晴らしい商品です。ぜひ一度ご検討ください。<INON様の回し者ではありません(笑
<魅惑の水槽@mic21>
買い忘れがあったので、前夜にお邪魔した横浜のmic21さん。
実店舗はやっぱりありがたいです。奥にある海水魚水槽も最高です。
p.s.
現状カメラメーカー製の純正ハウジングは非常に少なくなっています。
新たに購入できるのは、コンデジのSONY RX100シリーズ、CANON Gシリーズ、OLYMPUS TGシリーズ用ぐらいでしょうか。
ハウジング専業メーカーは各社ありますが、どちらも基本的に金属製で本体だけで50万円以上、ポート他でさらに数十万円が必要となります。その間の選択肢があまりないのが辛いところです。
<こっち見んな@コクテンフグ>
気が早いのですが、個人的に次を考えるとしたら香港のAOI(エーオーアイ)さんです。
http://www.fisheye-jp.com/products/products_aoi.html
AOIさんは元々OLYMPUSのミラーレス用ハウジング(つまり今のPT-EP12も)をOEM生産されていたメーカーさんで、現在はやはりOLYMPUSのOM-1やPL10用のハウジングを独自に発売されています。しっかりした日本法人があるのも安心ポイントです。
ハウジングは樹脂製で、リークセンサーやバキュームポンプ、標準ポート付きで12万8千円〜20万円ちょっととリーズナブル。
特にOM-1は4/3ながら最新のAFシステムと積層裏面照射型CMOSセンサーを搭載した意欲的な機種です。AOI製のハウジングも十分コンパクト。パンケーキズーム用のポートもあり、XDマウントにも対応します。これはなかなか良いなと。
AOIさんではポートやレンズ、ストロボなどのオプションも精力的に開発されています。今後、注目されて損はないかと思われます。(できればCANONのR10用を出してくれたら超嬉しいです…)
機材お片付けの様子(2022/09/29より)
<@中木港>
港に戻って機材のお手入れ。
右が私の白いOLYMPUS PEN Lite E-PL7とM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ、純正ハウジングの防水プロテクター PT-EP12。
INONのXDマウントシステムで右肩のワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD+ドームレンズユニットIII A、OLYMPUS 水中クローズアップレンズ PCU-03を切り替えて使用します。
NAUTICAMのマルチトレーにINONのアーム&クランプでINON D2000の2灯。ライトはEPOQUE WorldのEL-1000 A105です。プチプチで作ったフロートが実に貧乏くさいです(笑
真ん中にいる黒いのは陸用のCanon EOS M6 Mark IIとCanon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMです。
左は先生のNIKON 1 J4と純正ハウジングのウォータープルーフケース WP-N3、INONの旧型のワイコン+ドームレンズ。
INONのアームシステムにつけられた、FISHEYEの強力ライト2灯とINONのストロボ、巨大フロートが強烈です。
こうして客観視しますと、完全に素潜りの装備では無いような気がしてきます。
公共交通機関でヒリゾ浜へ
いずきゅん
<いずきゅん>
中木港到着
<殿羽根丸@中木港>
電車とバスで中木港に来ました。
二週間ぶりの海。陸のコンディションはすでに最高宣言です。
カメラは陸用になったCANON EOS M6 Mark IIと超広角ズームのEF-M11-22mm F4-5.6 IS STM(フルサイズ換算18-35mm)です。
<殿羽根丸@中木港>
殿羽根丸さんで行ってきます。
<殿羽根丸@中木浜>
中木浜でふじや丸さんとすれ違い。
<殿羽根丸@中木港>
お天気最高です。
<殿羽根丸@中木沖>
港を出ると、トガイ浜の海がもう青いです。
<殿羽根丸@中木沖>
吠えるSUZUKIのDF350A。
V6、4,390cc、350馬力!
<殿羽根丸@中木沖>
右から、アミダ岩礁、大根島、沖ハヤマ、丘ハヤマ、あいあい岬です。
<殿羽根丸@中木沖>
あーこれは間違いないですね。
<殿羽根丸@ヒリゾ沖>
ヒリゾ浜沖はもう真っ青。最高宣言です。
右から、権力岩、大根島、沖ハヤマ、丘ハヤマ、赤ブイです。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
丘ハヤマのドロップオフから沖ハヤマにかけて、シュノーケラーさんで一杯。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
ヘイゴロウ前も水質最高。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
船着き場到着。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
水底までスキッと見えます。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
船着き場からあいあい岬にかけての浅瀬もこの色です。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
浮き輪が絵になります。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
逆噴射の白がいい感じ。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
お世話様です。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
早く潜らねば!
と言うところですが、長くなりましたので水中の様子は次回からといたします。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20220910-11(10) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-05-09
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
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ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
D
20220820-21 ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/幼魚祭りからの海蛙様急死、下田の金目亭とカジキミュージアムは最高です(2022年シーズン第4回通算8日目)の事
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
2022/08/20-21(2022年シーズン第4回通算8日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
二日間の様子をアップします。
この週も公共交通機関でお邪魔しました。
下のリンクからアクセス情報がたどれます。
快晴で風もなく、海は上々のコンディション。
あいあい岬下ではミナミハコフグyg他の幼魚祭りが開催中で…というところでハウジングが浸水。午前中で強制終了となりました。
午後はカメラ無しで少し泳いで、翌日は朝から下田へ。
下田港の金目亭さんで朝食を取って、道の駅「開国下田みなと」にある「ハーバーミュージアム & JGFAかじきミュージアム」にお邪魔してきました。
金目亭さんは朝7時から最高の朝食がいただけます。
両ミュージアムもとても力の入った展示で、特にカジキミュージアムの実物大標本の数々は圧巻でした。
どちらもめちゃくちゃオススメです。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/08/20 10:30〜12:30
天 候:晴れ
気 温:27.1~29.3℃
満 潮:12:47 120cm
干 潮:15:34 118cm
水 温:25.6℃
波 高:なし
風 :南西1.8〜西南西3.0m
透明度:15m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
Canon EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM
Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
Seafrogs 6" Dry Dome Port
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
初日のヒリゾ浜
朝の船着き場
<令洋号@船着き場>
電車とバスで中木に来ました。
渡船は噂の新造船・令洋号です。
<令洋号@船着き場>
鮮やかな中木港。
<令洋号@中木沖>
ふじや丸さんとすれ違い。
<令洋号@中木沖>
お天気は完全に最高宣言です。
<令洋号@ヒリゾ浜>
大根島が見えてきました。
<令洋号@ヒリゾ浜>
丘ハヤマも青く期待が高まります。
<令洋号@ヒリゾ浜>
赤ブイ。
<令洋号@ヒリゾ浜>
浜も大盛況。
<令洋号@ヒリゾ浜>
船着き場前もGOODです。
午前中のヒリゾ浜
幼魚祭り@あいあい岬下
<トラウツボyg他@あいあい岬下>
まずはあいあい岬下へ。
イバラカンザシ群生にトラウツボの幼魚が入っていました。
<トラウツボyg他@あいあい岬下>
映えるお家です。
<アカヤガラyg@あいあい岬下>
竹串のようなアカヤガラの幼魚の小群。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
ナンヨウツバメウオの幼魚は各所に10尾以上が点在。
ウミウシの谷近くでは9尾連なっています。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
ちょっと下から。
<フウライチョウチョウウオyg@あいあい岬下>
綺麗なフウライチョウチョウウオの幼魚。
船着き場裏の幼魚の壁にも色々付いています。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
ミナミハコフグの幼魚もいました。
お腹に寄生虫付いちゃってますね。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
こっち見んな。
<ミツボシクロスズメダイyg@あいあい岬下>
大規模イソギンチャク畑は壊滅状態ですが、各所に点在する小さなイソギンチャクにミツボシクロスズメダイの幼魚が分散してついています。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
ちょっと大きめのミナミハコフグ幼魚。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
船着き場裏の奥にある入江の浅瀬にもナンヨウツバメウオ幼魚の群れ。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
10連でした。
<アオリイカyg@あいあい岬下>
アオリイカ幼体の群れ。
<ハコフグyg@あいあい岬下>
普通のハコフグの幼魚もいました。
ミナミハコフグより黒点が小さく、背中に水色点があります。
<ウツボyg他@あいあい岬下>
<イシガキダイyg@あいあい岬下>
若めのイシガキダイ。
<オトヒメエビ@あいあい岬下>
オトヒメエビはお腹に水色の卵を抱えていました。
<イシガキフグ@あいあい岬下>
大きめのイシガキフグ。
<ゴンズイ玉@あいあい岬下>
ゴンズイ玉。
<ハナビラダカラ他@あいあい岬下>
タカラガイのハナビラダカラとハナマルユキ。
どちらも中身ありです。
そして強制終了
<ミナミハタンポ群れ@ヘイゴロウ>
あいあい岬から浜に戻り沖ハヤマを目指します。
ヘイゴロウのミニドロップオフにミナミハタンポの群れ。
<ミナミハタンポ群れ@ヘイゴロウ>
ここまで水深5m前後までしか潜っていませんでした。
<アマミスズメダイyg@沖ハヤマ>
沖ハヤマでアマミスズメダイの幼魚を見つけ、10mほど潜水。
<イシガキフグ他@沖ハヤマ>
水深8mほどのエイ穴でイシガキフグ、ニザダイ、チョウチョウウオ、アカハタを見ていると…
聞きたくなかったリークセンサーのビープ音と見たくなかった赤い点滅。これまでにない勢いでハウジングに浸水してきました。
あわてて浮上。ハウジング内でカメラが濡れないように頭に乗せて、水平を保ったまま水面を泳いで急いで浜に戻りました。
このあたりの対応はもうすでに慣れていたので、カメラ本体はまあまあ無事にすみました。別に慣れたいわけでもないのですが。
渡船で港に戻り、宿でバキュームセンサーを使用してエア漏れをチェック。
過去何度かあったパッキン部からの微妙な漏れではなく、ズームダイヤルの根元辺りから音を立てて盛大に空気が漏れていました。
当然その場では対応できず、ここで今回のスキンダイビングは初日の午前中で強制終了です。
その後Seafrogs社さんへ問い合わせた所、前回と同じく無料で対応してくださるとのことでしたが、色々考えた結果、残念ですがこのハウジングは諦めることにしました。
そのあたりの詳細はこちらをご確認ください。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/02/07/164302
二日目の帰路
下田港の金目亭で朝ごはん
<人魚橋@下田>
初日の午後はカメラ無しで泳いだのですが、翌朝は着替える気にならず一番のバスで下田駅へ。こんな時間に乗ったのは初めてです。
駅から人魚橋を通って、下田港へ向かいます。
<金目亭@下田港>
下田港にある金目亭さんに到着。
AM7:00から営業しているありがたいお店です。
http://shimoda100.com/restaurant/kinmetei/
<金目亭@下田港>
真新しい建物で大漁旗がおしゃれです。
<金目亭@下田港>
窓から港を見渡せます。
お隣には偶然同席した松本の先生方がいらっしゃいます。
<金目亭@下田港>
窓から港を見渡せます。
犬走島(いぬばしりじま)と神津島航路のフェリーあぜりあ。
<金目亭@下田港>
悲しみを癒やすために、ちょっと贅沢して極上金目煮付定食1,700円也を。
なんと700円!で海鮮丼とお味噌汁、小鉢がつく日替わり定食もあります。コスパ抜群です。
<金目亭@下田港>
てりってりのキンメの煮付け。
写真を見るだけでもあの美味しさが蘇ってきます。
<金目亭@下田港>
カンパチとメバチマグロのお造りも最高です。
<金目亭@下田港>
静岡県産米100%使用!
<金目亭@下田港>
海上保安庁と下田港内めぐり遊覧船サスケハナ号。
天気がよかったら寝姿山に登ろうと思っていたのですが、雨がやまないので断念です。
ハーバーミュージアム & JGFAかじきミュージアム
<JGFAかじきミュージアム@下田>
金目亭の向かい、道の駅「開国下田みなと」4Fにある「ハーバーミュージアム & JGFAかじきミュージアム」にお邪魔することにしました。
https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/museum
<JGFAかじきミュージアム@下田>
本来は入館料500円かかるところ、たまたま8/21が静岡県民の日だったため無料で入れていただけました。
下田港の歴史を紹介する「ハーバーミュージアム」は貴重な資料が多いため撮影禁止ですが、それだけに大変力の入った素晴らしい展示でした。
「かじきミュージアム」はありがたいことに撮影OK。
下田沖で行われるカジキ釣りトーナメントにちなんだ展示。特に各カジキの実物大標本の出来が素晴らしく、見ごたえ抜群でした。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
カジキ釣りのルアーの数々。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
躍動感あふれるクロカジキ(Blue Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
下から見るとさらに凄いです。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
ここからは実物大標本。
フウライカジキ(Spearfish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
バショウカジキ(Pacific Sailfish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
バショウカジキ(Pacific Sailfish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
マカジキ(Striped Marlin)、メカジキ(Sword Fish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
マカジキ(Striped Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
シロカジキ(Black Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
シロカジキ(Black Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
クロカジキ(Blue Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
クロカジキ(Blue Marlin)。
それにしても素晴らしい標本ばかり。正直たまりません。
いつか海で出会いたいものです。
<@下田>
ということで、伊豆高原ビールを飲みながら電車でのんびり帰りました。
美味しすぎるキンメの煮付けとカッコ良すぎるカジキミュージアムで浸水ショックもかなり回復できたのでした。
どちらもオススメです。
次回は二週あいて2022年9月10-11日のヒリゾ浜に続きます。
Seafrogsさんを諦めて、その前に使っていたニコン1を復活させるか、それともレンタルで好印象だったTG-6を購入するか。
迷った末に、OLYMPUSのE-PL7と純正ハウジングPT-EP12を中古と新古品で購入することにしました。
結果として大正解となりました。3200万画素のAPSCのM6 MarkIIの画質には大満足してたので、1600万画素で4/3センサーのE-PL7はかなり落ちるかな?と心配していたのですが。
PL7は画素数を欲張らず画素ピッチに余裕があるせいでしょうか。標準ズームとの組み合わせは、むしろ素直な描写で好感が持てます。全然OKだったのでした。
ハウジングの信頼性も安心・大正義のOLYMPUS基準。7〜9年落ちのシステムですが全く不安がありません。結局国産最高です。
同時に導入したイノン様の新しいXDマウントシステムと新型ワイコンとドームレンズの組み合わせが、またとんでもなく素晴らしく…小さく軽くなったのに画質が良くなるなんて魔法です。
長くなりますので次回にします。
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20220806-11(11) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/過去最高クラスの海、ウミガメ定住もはじめました(2022年シーズン第3回通算7日目)の事
<アオウミガメ@あいあい岬下>
2022/08/06-11(2022年シーズン第3回通算5〜7日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
最終日の様子をアップします。
3日間のライフセーバー業務を終えて、最終日はお客さんに戻り潜りました。
台風が南西から近づいてきているので、若干うねりが入り始めていましたが、海況は引き続き良くほぼ最高宣言でした。
珍しく動画もたくさん撮ってしまいました。
魚影はここ数年で最も濃いかもしれません。沖ハヤマやハタンポ穴が多様な魚種で埋まってしまうレベルです。
カンパチとツムブリの大群は間違いなく過去最高クラスでした。
オオセは同時に複数登場。越冬クマノミも全て健在。
エンタクミドリイシにも様々な季節回遊系の熱帯魚の幼魚がつき始めました。
ウミガメは2頭登場。うち一頭はこの後も居着いてくれました。
本当に素晴らしいヒリゾ浜となりました。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/08/11 08:30〜16:00
天 候:晴れのち雨
気 温:24.8~26.2℃
満 潮:18:04 168cm
干 潮:10:53 -3cm
水 温:25.0℃
波 高:なし
風 :北東1.0〜南西5.8m
透明度:15m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
Canon EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM
Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
Seafrogs 6" Dry Dome Port
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
ヒリゾ浜の動画
小通りのオオセと泳ぐ
<オオセ@小通り>
小通りで底生のサメのオオセと一緒に泳げました。
1.2mほどと小型のサメですが、迫力は十分。
それでいてくねくねと軟骨魚類特有の動きと、口のおヒゲが可愛いのがまた良いところです。
超浅瀬のオオセと泳ぐ
<オオセ@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの浅瀬でもオオセに会えました。
こちらは水深2m無いくらい。すぐ上を浮き輪のご家族連れが泳いでいます。
オオセの独特の迷彩模様が擬態となっていて、ご存知でないとすぐ下にいても気が付かないようです。
沖ハヤマのカンパチ・ツムブリ超大群
<カンパチ・ツムブリ大群@沖ハヤマ>
少しうねりが入ってきた午後の沖ハヤマ。
波とともにキビナゴの大群とそれを狙うカンパチ・ツムブリの大群が入ってきました。
ぐるりと回りを囲まれて、前が見えないほど、過去最大の群れです。
やはりヒリゾ浜は半端ないです。
午前中のヒリゾ浜
朝の船着き場
<浜の家丸@船着き場>
早速ヒリゾ浜へ。
船着き場で浜の家丸さんの半水面を。
<ツムブリ・カンパチ群れ@丘ハヤマ>
沖ハヤマに向かう途中、丘ハヤマで綺麗なツムブリの群れに遭遇。
青物はカンパチがメインの事が多いのですが、一昨年くらいから流線型のツムブリも増えてきました。
若いアオウミガメ@沖ハヤマ
<アオウミガメ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの手前でアオウミガメに会えました。
フジツボがよく目立つ若い個体です。
<アオウミガメ@沖ハヤマ>
静かに見ていると近づいてきてくれました。
<アオウミガメ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の手前でUターン。
<アオウミガメ@沖ハヤマ>
航路の方へ泳いでゆきました。
沖ハヤマの魚群
<カンパチ群れ@沖ハヤマ>
それを追いかけてゆくカンパチの群れ。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚上から見た風景。
赤いホウライヒメジ(オジサン)、濃い青のアオブダイ、ブルーグレーのメジナ、黄色いヒレのフエダイ、水面を泳ぐイスズミ、背景に大量のキビナゴ。
壁面にソラスズメダイ、奥にイサキもいます。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
近寄ってもあんまり逃げません。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
ほぼ最高宣言の良好な水質です。
ハタンポ穴の魚群
<チョウチョウウオ他群れ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴もバリエーション豊かです。
穴の奥には、チョウチョウウオ、ホウライヒメジ、アカハタ、フエダイ、ハコフグ、ニザダイ、クロホシイシモチ等々。
壁面にはイソバナ、ストロベリーサンゴ、カイメン等。
<タカベ他群れ@ハタンポ穴>
穴の上部には、黄色いラインのタカベ、横嶋のオヤビッチャ、オレンジのキンギョハナダイ、半透明のミナミハタンポyg、茶色っぽいセダカスズメダイ等々。
<タカベ他群れ@ハタンポ穴>
流れるタカベ。
<タカベ他群れ@ハタンポ穴>
タカベは最高です。
<ミナミハタンポyg他群れ@ハタンポ穴>
ミナミハタンポの幼魚もいます。
<ミナミハタンポyg他群れ@ハタンポ穴>
うねりが入ってきたのでバタついてきましたが、それはそれでいい感じです。
<ミナミハタンポyg他群れ@ハタンポ穴>
左に鮮やかなコガシラベラ、ソラスズメダイ、オヤビッチャ。
右にニシキベラ、白黒の縦縞のコガシラベラygもいます。
<ミナミハタンポyg他群れ@ハタンポ穴>
下から見てもいい感じ。
<アカハタ他@ハタンポ穴>
谷間の奥には大人のミナミハタンポの群れと主のアカハタ。
手前の個体は3年前に何者かに背ビレを齧られて大きく欠損したのですが、徐々に治ってきて、この時点でほぼ回復しています。
<キビナゴ群れ他@ハタンポ穴>
穴の小通り側の出口にはキビナゴの大群。
<アオブダイ他@ハタンポ穴>
その下には巨大アオブダイと大タカノハダイ。
なんだかにぎやかすぎます。
小通りにも魚群
<タイワンカマス群れ@小通り>
小通りに出るとタイワンカマスの群れ。
一番岩礁のソフトコーラルもいい感じです。
<タイワンカマス群れ@小通り>
キラキラ。
<アオブダイ他群れ@小通り>
航路のブイ際には、大きなアオブダイ、ホウライヒメジ、金色のアイゴ、白い尻尾の根元のニザダイ、体高の高いメイチダイ、白い口のブダイ等々。
<アオブダイ他群れ@小通り>
アオブダイは相当大きかったです。
<ソラスズメダイ他群れ@小通り>
<ホウライヒメジ他群れ@小通り>
岩の下でまったりするホウライヒメジ。
奥にはチョウチョウウオ、ウツボ、ホンソメワケベラ等。
テヅルズリーフのソフトコーラル@小通り
<ウミトサカ他@小通り>
小通りの終端近くのテヅルズリーフへ。
ピンクのウミトサカ、トゲトサカ、オレンジのイボヤギ、カイメンなどのソフトコーラルが見事です。
<ウミトサカ他@小通り>
逆光は勝利。
テヅルズリーフの越冬クマノミ@小通り
<クマノミ他@小通り>
テヅルズリーフ近くの越冬クマノミさん。
ちょっと元気がなかったサンゴイソギンチャクが完全復活しています。
<クマノミ他@小通り>
こっち見んな。
テーブルサンゴの住人@小通り
<ホシゴンベyg他@小通り>
エンタクミドリイシには今日もホシゴンベの幼魚。
<カスリフサカサゴyg他@小通り>
カスリフサカサゴのペアも元気です。
オオセ@ハタンポ穴
<オオセ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の小通り側のいつもの穴の奥に今日もオオセが寝ています。
右上に大きめのノコギリガニがいます。
<オオセ他@ハタンポ穴>
良いヒゲ。
<オオセ他@ハタンポ穴>
目を覚まして向きを変え…
<オオセ他@ハタンポ穴>
穴から出て泳ぎだしました。
上の方に動画を貼ってあります。
<オオセ他@ハタンポ穴>
ひと泳ぎして休憩中。
<オオセ他@ハタンポ穴>
お腹がチラリ。
<オオセ他@ハタンポ穴>
板状のエラ。サメ・エイ類の分類上の名称「板鰓類」の名の元です。
オオセ@ヘイゴロウ
<オオセ他@ハタンポ穴>
浜に戻る途中、ヘイゴロウにも別の個体のオオセが。
こんなところで?と思うような人通りの多い浅瀬で堂々と寝ています。
<オオセ他@ハタンポ穴>
背中の模様から、上のハタンポ穴の個体とは違う個体であることが判別できます。
<オオセ他@ハタンポ穴>
泳ぎだしました。
こちらも上の方に動画を貼ってあります。
<オオセ他@ハタンポ穴>
さらに浅瀬へ移動。
<オオセ他@ハタンポ穴>
よく見ると腹ビレの付け根に寄生虫(ウミビル?)がついていました。
鮮やかな黄色で結構大きいです。
お手洗い休憩
<殿羽根丸@中木港>
お手洗い終了。
シュノーケリングツアーの皆さんと一緒に殿羽根丸さんでヒリゾ浜へ戻ります。
<殿羽根丸@中木沖>
海が青くなってきています。水質が向上していそうです。
<殿羽根丸@ヒリゾ沖>
ヒリゾ沖も真っ青。
<殿羽根丸@船着き場>
船着き場到着。
<殿羽根丸@船着き場>
ツアーのみなさんも良い時にこられました。
<殿羽根丸@船着き場>
お世話様です。
ナンヨウカイワリ群れ@丘ハヤマ
<ナンヨウカイワリ群れ@丘ハヤマ>
海に戻ると、丘ハヤマへ向かう角で綺麗なナンヨウカイワリが。
<ナンヨウカイワリ群れ@丘ハヤマ>
合計5尾いました。
カンパチ他群れ@ハヤマ間
<カンパチ他群れ@ハヤマ間>
ハヤマ間の遊泳範囲ブイ周りにキビナゴの大群とカンパチの群れ。
水質相当上がってきています。
<カンパチ他群れ@ハヤマ間>
こっち見んな。
-10mの越冬クマノミ@沖ハヤマ
<クマノミ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の先端、-10mの越冬クマノミ。
まだ背ビレに傷が残っていますね。
賑やかすぎるハタンポ穴
<トラウツボ@ハタンポ穴>
沖ハヤマからハタンポ穴へ。
綺麗なトラウツボがいました。
<チョウチョウウオ他群れ@ハタンポ穴>
チョウチョウウオ、フエダイ、カゴカキダイ、ニザダイ、ハコフグ、イシガキダイ。
穴の奥はさらに賑やかです。
<ミナミハタンポyg他群れ@ハタンポ穴>
ミナミハタンポの幼魚、キンギョハナダイ、オヤビッチャygの群れ。
<コロダイ他@ハタンポ穴>
谷間の奥では巨大コロダイがホンソメワケベラの施術中。
アジアコショウダイ若ペア戻る@ハタンポ穴
<アジアコショウダイ若ペア@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の奥のさらに岩の下。
あの白黒の魚体は…
<アジアコショウダイ若ペア@ハタンポ穴>
アジアコショウダイの若魚のペアが戻ってきていました。
アヤメエビス、ナミマツカサ@ハタンポ穴
<ナミマツカサ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の小通り側の岩の下を覗くと、今日はナミマツカサがいました。
<アヤメエビス他@ハタンポ穴>
隣の穴にはアヤメエビス。
右側から巨大顔が…
<イシガキフグ他@ハタンポ穴>
大きなイシガキフグに前を塞がれました。
のほほんとしてますが、ナタのように強固で上下に隙間なく閉じるかなり凶悪な牙を持っています。
あまり近づかれませぬよう。
<アヤメエビス他@ハタンポ穴>
ナミマツカサは奥に引っ込んでしまいましたが、アヤメエビスは結構出てきてくれます。
<アヤメエビス他@ハタンポ穴>
こっち見んな。
タテガミカエルウオ@ハタンポ穴
<タテガミカエルウオ@ハタンポ穴>
ちょっと南方系のタテガミカエルウオ。
英名はEyelush Blenny、まつ毛がチャームポイントです。
和名通り首の後ろにちゃんとタテガミもあります。
小通りのサンゴ幼稚園
<エンタクミドリイシ他@小通り>
白化してしまったエンタクミドリイシとソラスズメダイyg、ミツボシクロスズメダイyg、セダカスズメダイ。
サンゴの中央辺りに薄茶色で背ビレに黒点のあるヤマブキベラの幼魚、右上には縦縞のアオブダイの幼魚もいます。
<ミツボシクロスズメダイyg@小通り>
大きめの越冬ミツボシクロスズメダイが中央、右にyg、左下にちらりとbaby。
最近は三世代います。
<ヤリカタギyg他@小通り>
ヤリカタギの幼魚もいます。
<ヤリカタギyg他@小通り>
そして奥にはキモガニが二尾。
<キンギョハナダイyg他@小通り>
白化した板状のサンゴ…シコロサンゴかセンベイサンゴ?にソラスズメダイの幼魚の群れ。
真ん中に一尾だけキンギョハナダイygが混じっています。
<キンギョハナダイyg他@小通り>
パープルのアイリングが綺麗なんですよね。
沖ハヤマの大群たち
<キビナゴ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマに戻るとキビナゴの大群とそれを狙うカンパチの群れ。
<キビナゴ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
下にイサキ。
<タイワンカマス他群れ@沖ハヤマ>
タイワンカマスの群れも狙っています。
<タイワンカマス他群れ@沖ハヤマ>
<キビナゴ大群@沖ハヤマ>
うねりが入ってきて発生したサラシにキビナゴが紛れようとしています。
<キビナゴ大群@沖ハヤマ>
ぎゅっとまとまって。
<キビナゴ大群@沖ハヤマ>
ダイナミック。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
下からオジサン(ホウライヒメジ)達。
磯の暴れん坊セダカスズメダイも上ってきています。
ハナミノカサゴygペア@赤ブイ
<ハナミノカサゴyg@赤ブイ>
赤ブイ側の丘ハヤマの斜面にハナミノカサゴの幼魚が2尾いました。
<ハナミノカサゴyg@赤ブイ>
体は大人並みに成長していますが、ヒレが細長く分裂している幼魚の特徴が残っています。
<ハナミノカサゴyg@赤ブイ>
胸ビレの付け根の眼状斑と細長く突き出た目の上の皮弁も特徴です。
チョウチョウウオ群れ@ヘイゴロウ
<チョウチョウウオ群れ@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの赤ブイ側の岩の上で、チョウチョウウオの小群がホンソメワケベラのクリーニングを待っています。
<チョウチョウウオ群れ@ヘイゴロウ>
絵になります。
午後のヒリゾ浜
オオセ@ヘイゴロウ
<オオセ他@ヘイゴロウ>
プロテインバーでお昼を浜で済ませて再び海へ。
朝見たヘイゴロウのオオセがまた穴に戻ってきていました。
<オオセ他@ヘイゴロウ>
でろーん。
<オオセ他@ヘイゴロウ>
先日テレビで見たオーストラリアのWobbegong Sharkはもっとヒゲ(皮弁)が細かくてワシャワシャしていました。
アラフラオオセ
https://www.youtube.com/watch?v=yMpIPKNKrBc
ソラスズメダイ群れ@赤ブイ
<ソラスズメダイ他群れ@赤ブイ>
丘ハヤマの赤ブイ側の斜面、小通り寄りのニホンアワサンゴの群生近くに集うソラスズメダイの群れ。オヤビッチャも混じっています。
<ソラスズメダイ他群れ@赤ブイ>
オキアミをもらえると思って集まってきているのですが、私は何も持っていません。申し訳ない。
<ヨゴレヘビギンポ@赤ブイ>
近くに婚姻色のヨゴレヘビギンポのオスがいました。
奥にもいます。
カンパチ大群@沖ハヤマ
<カンパチ群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマのカンパチの群れがさらに増えていました。
<カンパチ群れ@沖ハヤマ>
多すぎ!とこの時は思ったのですが…
ハタンポ穴の群れ
<チョウチョウウオ他群れ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の大盛況も続いています。
チョウチョウウオの群れの他に、右からカゴカキダイ、イシガキダイ、ハコフグ、クロホシフエダイ、ホウライヒメジ等々。
<アジアコショウダイ他群れ@ハタンポ穴>
穴の下にはニザダイ、タカノハダイ、カゴカキダイ、クロホシフエダイ、アジアコショウダイ若、フエダイ、チョウチョウウオ等々。
<アカハタ他群れ@ハタンポ穴>
隣の穴にはアカハタとミナミハタンポの群れ。
<アジアコショウダイ他群れ@ハタンポ穴>
アジアコショウダイの若魚にまあまあ寄れました。
<アオチビキ他@ハタンポ穴>
谷間に入ってきたキビナゴの群れの向こうに見えるのは、ちょっと珍しい南方系のアオチビキだと思います。初見です。
ぼうずコンニャクさんの図鑑では「窮極の美味」になっています。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%81%E3%83%93%E3%82%AD
<サザナミフグ@ハタンポ穴>
小通りにいたサザナミフグも入ってきました。
<アヤメエビス@ハタンポ穴>
アヤメエビスも穴から少し出てきてくれました。
カンパチ・ツムブリ超大群@沖ハヤマ
<カンパチ・ツムブリ群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマへ向かうと、大根島側の斜面にツムブリメインの大群が。
<カンパチ・ツムブリ群れ@沖ハヤマ>
やや南方系のツムブリは流線型でカッコいいです。
<カンパチ・ツムブリ群れ@沖ハヤマ>
英名は体側の鮮やかな色から「Rainbow Runner」。
カンパチに負けない美味しさだそうです。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%84%E3%83%A0%E3%83%96%E3%83%AA
<カンパチ・ツムブリ群れ@沖ハヤマ>
ツムブリを見送ると後ろからカンパチがどんどん泳いできました。
<カンパチ・ツムブリ群れ@沖ハヤマ>
群れを下から…こっち見んな。
<カンパチ・ツムブリ群れ@沖ハヤマ>
ここで動画がいいかも!と切り替えました。
過去最高の密集度でちょっと怖いくらいです。
沖ハヤマも大盛況
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
カンパチたちが去った後も沖ハヤマは大盛況です。
ホウライヒメジ(オジサン)、チョウチョウウオ、ニザダイ、イシガキダイ、メジナ等々。
<アオブダイ他群れ@沖ハヤマ>
<イシガキダイ他群れ@沖ハヤマ>
イシガキダイも何尾か。金色はアイゴ。下の方にソラスズメダイ、キンギョハナダイもいます。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
崖に座って群れをみていると、チョウチョウウオが寄ってきました。
<ニザダイ他群れ@沖ハヤマ>
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
上を見るとチョウチョウウオが更に増えています。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
下の方にはアオブダイの群れとアイゴ他。
<カンパチ群れ@沖ハヤマ>
頭上をまたカンパチの大群が通過。
<アオブダイ群れ@沖ハヤマ>
アオブダイも10尾以上になりました。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
カンパチも大群でしたがその他も相当の密度でした。
<オオセ@ヘイゴロウ>
あいあい岬に向かう途中、ヘイゴロウのオオセを覗いたら向きを変えていました。
ミナミハコフグyg@あいあい岬下
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
最後にウミガメを探しにあいあい岬下に来ました。
途中覗いた船着き場裏の幼魚の壁にミナミハコフグの幼魚。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
やはり可愛いです。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
折角なのでこの三枚は新しいLightroomのAIノイズ除去とTOPAZ DENOSE AIのディテールアップで再編集しています。
詳細はこちらをご覧ください。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/05/09/122454
イバラカンザシ畑@あいあい岬下
<イバラカンザシ他@あいあい岬下>
あいあい岬の壁面のイバラカンザシ畑。
大きめのフタマタハマサンゴにたくさんついています。
<イバラカンザシ他@あいあい岬下>
綺麗です。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
ナンヨウツバメウオは一尾だけいました。
定住アオウミガメ@あいあい岬下
<アオウミガメ他@あいあい岬下>
航路際のお気に入りの岩にアオウミガメが戻ってきていました。
<アオウミガメ他@あいあい岬下>
岩の下で休んでいるところにじわじわ近づくとまあまあ寄らせてくれました。
あまり人を気にしない個体です。
<アオウミガメ他@あいあい岬下>
こちらを見ながら周りをゆっくり泳いでいきました。
<アオウミガメ他@あいあい岬下>
甲羅のきれいな美亀さんでした。
という事で終了のお時間になりました。
港に戻って片付けて電車とバスでのんびり帰りました。
しかしこの週は水質は最高宣言、魚影も特濃、フエヤッコダイ等珍しい魚も山盛りな上にアオウミガメも複数見られ、ついには定住する個体までできてしまうと言う。
本当に素晴らしいヒリゾ浜だったのでした。
次回は2022年8月20-21日のヒリゾ浜に続きます。
海は引き続き最高だったのですが、ついにSeafrogsさんのハウジングを諦めざるを得なくなる悲しい週となったのでした…
写真も少ないのでサクッと一回で終わると思います(笑
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D
20220806-11(08-10) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/監視船 de 中の人 の事
<WATER PATROL@中木港>
2022/08/06-11(2022年シーズン第3回通算5〜7日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
8日から10日までの中の人業務の様子をアップします。
2021年に続いてお盆の間にヒリゾ浜のライフセーバーのアルバイトをしました。
業務は小通り出口の監視船の乗務員。いざという時は飛び込んでヘルプをする大事なお仕事です。
今回は結局緊急事態はありませんでしたが、個人的には波に揺られながら一日中美しい海を見ていられるという役得的な側面も多々ありました。
上から見ていてもヒリゾ浜は最高です。
ちなみに今年も募集中とのことです。ご興味ある方は是非!
http://nakagi.jp/2023/05/29/welcome/
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
中の人初日
中木港の風景
<中木浜>
朝の中木浜。前日に続いて海況良好です。
監視船からの風景
<ヒリゾ浜監視船>
中木港の船長さん。大学生のライフセーバーさん方と一緒に勤務をします。
朝一番の業務はヒリゾ浜の見回りです。
<ヒリゾ浜監視船>
薄曇りですが水質良好。2日連続の最高宣言です。
ちなみに小さなトビウオの幼魚が船の周りを飛び回っています。
<ヒリゾ浜監視船>
お客さんが入ってきました。
<ヒリゾ浜監視船>
石廊崎岬めぐり遊覧船のマリンバード号が通過。
右手に見えるブイから航路にお客さんが出ないよう、拡声器でお願いするのがメインのお仕事でした。
<ヒリゾ浜監視船>
お昼前から青空が見えてきました。
<ヒリゾ浜監視船>
16:00になり渡船終了のお時間に。
撤収前にぐるっと浜を見回るのも大事なお仕事です。
<ヒリゾ浜監視船>
皆さんお帰りになった小通り。
浜の監視台とはトランシーバーで交信します。
<ヒリゾ浜監視船>
沖ハヤマを大根島側から見られるのも特権です。
<ヒリゾ浜監視船>
沖ハヤマのブイの外側。
めちゃくちゃ青いですね。
<ヒリゾ浜監視船>
沖ハヤマと大根島と権力岩。
<ヒリゾ浜監視船>
丘ハヤマのドロップオフの外側を通過。
<ヒリゾ浜監視船>
赤ブイから浜の内側に入っていきます。
<ヒリゾ浜監視船>
ヘイゴロウ。
<ヒリゾ浜監視船>
水面からソラスズメダイの群れが見えます。
<ヒリゾ浜監視船>
最後のお客さんが浜に上がられました。
ちなみにヘイゴロウの右側の岩には名前があるのでしょうか。
<ヒリゾ浜監視船>
赤ブイと最終前の渡船。
関東地方から伊豆半島にかけて雲がかかっているのに、半島の先端のヒリゾ浜だけは晴れている。
いわゆる中木マジックのパターンです。
<ヒリゾ浜監視船>
ヘイゴロウの航路側。
<ヒリゾ浜監視船>
船着き場前。
最終便を待つお客さんがいらっしゃいます。
<ヒリゾ浜監視船>
この下にピンクの石灰藻で覆われた根があり、ミツボシクロスズメダイの幼魚が数十尾群れています。
ボートシュノーケリング時にはこられます。
<ヒリゾ浜監視船>
あいあい岬下も問題なしです。
<ヒリゾ浜監視船>
最終船の武丸さんが来ました。
<ヒリゾ浜監視船>
本日の業務無事に終了です。
<ヒリゾ浜監視船>
明日も良い海になりそうです。
業務終了後の中木港
<中木港>
業務終了後はいつものベンチでのんびりします。
<中木港>
釣り上手の船長さんが晩ごはんを持ってきてくださいました。
左からムツ、アカハタ、カサゴ等です。
<中木港>
あっという間に捌いてくださいます。
<中木港>
美しい潮汁に!
もちろん最高の美味しさでした。ごちそうさまです。
中の人二日目
監視船からの風景
<ヒリゾ浜監視船>
二日目は更に快晴になりました。
<ヒリゾ浜監視船>
海況も引き続き良好。
<ヒリゾ浜監視船>
ということであっという間に撤収のお時間に。
<ヒリゾ浜監視船>
午後は少しうねりが入ったのですが、酔うことはありませんでした。
<ヒリゾ浜監視船>
大根島のちょっと気になる海蝕洞窟。
<ヒリゾ浜監視船>
沖ハヤマも真っ青なままです。
<ヒリゾ浜監視船>
最終船は中木のスーパースター、Captain T船長の海王号です。
<ヒリゾ浜監視船>
明日もいいお天気でしょう。
静かな中木港
<中木港>
静かな夕方の中木港。
片付けてご飯を食したらバタンQでした。
中の人最終日
朝の中木港
<中木港>
中の人最終日も朝から良いお天気です。
<中木港>
赤髪Captain T!
監視船からの風景
<ヒリゾ浜監視船>
海況もますます良好。
四日連続最高宣言ですね。
<ヒリゾ浜監視船>
今日もトビウオの赤ちゃんが船の周りを飛び回っています。
<ヒリゾ浜監視船>
ウミネコがいました。
<ヒリゾ浜監視船>
いつもは昼食用に朝の受付でおにぎりをいただくのですが、この日はお弁当を監視船まで持ってきていただけました。
<ヒリゾ浜監視船>
殿羽根丸さん、武丸さん、ありがとうございます!
<ヒリゾ浜監視船>
逆噴射の白波が映えます。
<ヒリゾ浜監視船>
しかし良い海、良い船です。
<ヒリゾ浜監視船>
このロケーションを見ながら小舟の上で食すお弁当。最高すぎます。
<ヒリゾ浜監視船>
そしてこの日もあっという間に業務終了。
最後なので記念撮影などを。
という事で3日間何事もなく職務を全うできました。
お疲れ様でした!
翌日からはお客さんに戻りました。
次回は最終日2022/8/11の海の中の様子をアップします。
この日も引き続き最高宣言クラスの素晴らしい海でした。
ウミガメ2頭、オオセもたくさん。
沖ハヤマではカンパチの大群で前が見えないくらい。
ものすごい海でした。
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2023シーズンのヒリゾ浜について/ヒリゾ浜アクセス、ポイント解説、ポイントマップ、生き物図鑑他(2023/07/11追記)の事
<ヒリゾ浜空撮 by 宇宙の戦士 Dr. BAM☆BOO>
2023シーズンのヒリゾ浜について、2023年6月現在の情報をまとめてアップします。
※2023/07/11追記
初めて来られる方へのご注意を追加しました。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E6%9D%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%94%E6%B3%A8%E6%84%8F20230711%E6%B3%A8%E8%A8%98
※2023/07/10追記
東海バスの夏季限定下田9時発の中木行が今年も運行されます。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E3%83%90%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%A9%B3%E7%B4%B020230710%E8%BF%BD%E8%A8%98
※2023/07/06追記
先生のドローン撮影のお写真を利用したヒリゾ浜他のポイント解説を追加しました。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%92%AE%E5%BD%B1%E3%81%A7%E3%83%92%E3%83%AA%E3%82%BE%E6%B5%9C%E4%BB%96%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E8%A7%A3%E8%AA%AC20230706%E8%BF%BD%E8%A8%98
※2023/06/26追記
2023シーズンのヒリゾ浜渡船の運行期間、トガイ浜の遊泳禁止を追加しました。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E9%A7%90%E8%BB%8A%E6%96%99%E9%87%9120230626%E8%BF%BD%E8%A8%98
◆目次
ヒリゾ浜公式HP
このブログのヒリゾ浜の記事
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
動画:youtube DIRU1974
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
ヒリゾ浜について
初めて来られる方へのご注意(2023/07/11追記)
<足元注意の船着き場の桟橋>
ヒリゾ浜は港から漁船で渡る、崖と島に囲まれた岩海岸です。
まず第一に、海が荒れると渡船が運行できず、ヒリゾ浜はクローズになります。
半島の先端にある南西向きの浜のため、天気が晴れていてもオンショア(沖から陸)の南〜南西風が強いと波が高くなり欠航になります。
また、風が弱くても、沖に台風が発生していると強いうねりが入ることがあり欠航になります。
雨でも基本的に運行されますが、記録的な豪雨など、そもそも南伊豆までたどり着けないと判断される場合も欠航です。
遅くとも当日の早朝には運行の可否が判断され、ホームページやSNSで発表されますのでご確認ください。
運行状況(仲木へ行こうよHP):http://nakagi.jp/
逆にオフショア(陸から沖)になる北東の風の場合は、海面がならされ凪になります。多少波があっても、北東風が強ければ強いほど穏やかになります。
さらに黒潮の分流をおしとどめ、綺麗な潮流を浜に回遊させてくる効果もあり、地元では特別に「ナライの風」と呼ばれるほど大事でありがたい風です。
風速や波高などの情報を確認できるサービスもあります。無料でも3時間単位で一週間、有料登録すると1時間単位で10日先まで見られます。年々予報精度が向上していて、一週間前でもかなり正確で三日前ならほぼ確実に当たります。
Windy:https://www.windy.com/
ちなみに2022シーズン最終盤にこのナライの風がリュウグウノツカイygを連れてくるという大ラッキーも発生しました。
リュウグウノツカイyg×3登場(弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/07/04/143708
<最盛期のヒリゾ浜ビーチ>
ヒリゾ浜の特徴は、関東屈指の綺麗な水質と複雑な地形、豊富な生物相にあります。シュノーケリングによる自然観察にとても適した稀有なビーチです。
国定公園に囲まれているため、基本的に自然のままです。トイレや休憩用の屋根等はありません。船着き場の桟橋等、足場が悪い場所も多く、岩海岸なのでパラソルも立てられません。
ビーチでのんびりしたり、浮き輪でまったりしたりするのにはあまり向いていません。火気禁止のためBBQ等をすることもできません。釣りや生物の採集も禁止です。
以上を踏まえ、とりあえず必要なものは、
・陸ではしっかりしたサンダル
・海ではマリンシューズ
・休憩するなら日除けのサンシェード(小さなテント)
・必要ならクーラーボックス
以上はあったほうが良いと思います。
陸もマリンシューズでいけますが、コンクリや岩場で寿命が縮みます。
個人的には「ギョサン」に先割れのマリンブーツをあわせています。小笠原生まれのギョサンは「絶対に滑らない!死ぬほど丈夫!しかも安い!」と三拍子揃った最強ビーチサンダルだと思います。今は色も豊富でおしゃれでもあります。某T船長は左右で違う色を履くという上級者向けのおしゃれを楽しんでいらっしゃいます。
【最強サンダル】ともいわれる【ギョサン】発祥の地は小笠原だった!(小笠原村観光局):https://www.visitogasawara.com/archive/archive-4250/
渡船は片道数分、一日乗り放題で定期的に往復していますので、お手洗いやお買い物等、港とビーチを自由に往復できます。
ご家族連れには飲み物や食べ物を保存するクーラーボックスもあったほうが良いかも知れません。
< 小通り手前から見るヒリゾ浜ビーチ>
地形観察や生物観察のためには、
・三点セット:水中マスク、シュノーケル、フィン
・グローブ、軍手
・お子様ならライフジャケット
・大人ならウェットスーツ
最低でも三点セットが必要です。
できればライフジャケット、ウェットスーツがあったほうが安心して楽しめると思います。
マリンシューズ、サンシェード、三点セット、ライフジャケットは港の「双葉食堂」等で。
ウェットスーツ他は「中木マリンセンター」、「民宿 甚四」等でレンタルすることもできます。
ウェットスーツは保温だけでなく、岩場やサンゴ、クラゲなどからの保護の効果もとても高くオススメです。最近は安くて機能性も高いウェットスーツが販売されていますので、この機に購入されるのもありかも知れません。
私は一日中泳ぐので盛夏でもウェットを着用しています。Hele i Waho(ヘレイワホ)のツーピースはお安く着やすく、体型がちょっと通常から逸脱していても大丈夫なのでオススメです。冬はインナー重ね着でそこそこ対応できます。ウェット以外にもロングフィン他のアイテムもコスパが高くお得です。
三点セットは、マスクは巨顔に対応するDIVEWAYS、シュノーケルとフィンはGULL。太いSUPER BULLETと柔らかめの普通のMEWです。
水中カメラは一般の方には現状ではOLYMPUSのTG-6一択です。動画ならGoProが有名ですが、DJIのOSMO Pocketもコスパが高くてオススメです。どれもレンタルで割とお安く借りられます。
その他詳細はこちらを御覧ください。
OLYMPUS TG-6レンタルについて(弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/04/28/130440#OLYMPUS-TG-6%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
変態向けの機材について(弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/23/141026#%E6%96%B0%E3%82%AE%E3%82%A2%E6%9D%A5%E3%82%8B
<浅く穏やかなあいあい岬下>
ご家族連れや初心者の方でも安心して楽しめるポイントは、
・あいあい岬下
(浅い砂地で流れが無い)
・ヘイゴロウ
・赤ブイ
・ハタンポ穴
(深いところもあるが流れが穏やか、生物も多い)
です。
「ヘイゴロウ」のミニドロップオフ、「ハタンポ穴」から「赤ブイ」にかけてのサンゴの多い浅い岩礁帯は、穏やかで生物も多く特にオススメです。
「あいあい岬下」は流れが全く無いので、浮き輪でのんびりするのにいいかも知れません。ナンヨウツバメウオの幼魚など珍しい生物も見られます。
その他のポイントは少し上級者向けです。
・小通り
(潮流が速いため泳ぎに自信がある方以外は辛いかも)
・沖ハヤマ
・丘ハヤマ
(流れはあまりなく生物は大変多いがかなり深い)
ヒリゾ浜のアクセスやポイントマップ、ポイント解説、生物図鑑等は以下をご参照ください。
ヒリゾ浜ポイントマップ
ヒリゾ浜概論
ヒリゾ浜は静岡県下賀茂郡南伊豆町中木港から向かう、夏の間(7月~9月)だけ渡し船で行ける海水浴専用のビーチです。
2023年度の営業予定は7月1日(土)から9月末までとなっています。
ヒリゾ浜の特徴は伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。 その理由には、伊豆半島の先端の南伊豆のさらにその突端にあり、黒潮の支流の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた狭い水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
ここ数年は渡船の終わった後、10月の土日に貸し切りのボートシュノーケリングも開催されています。
期日が近づくと詳細は公式HPで発表されます。
ヒリゾ浜へのアクセス
公共交通機関の場合
ヒリゾ浜がある中木までは、伊豆急下田駅からバスが出ています。
去年までの最速のバスは、夏期の休日限定の朝9時の下田発→石廊崎オーシャンパーク経由→10時前中木着でした。
昔は下田駅を朝8時に出る夏休みのみの中木直通便があったのですが、コロナ禍以降廃止になってしまいました。
今年は直通便が復活して欲しいです。
東海バスの詳細(2023/07/10追記)
以下に現時点(2023年5月)の下田=中木間のバスの便を載せます。
時刻表上乗り換え時間が非常に少ない便が多いため、GoogleMapなどの路線検索では出て来ないことが多いのでお気をつけください。と申しますか、東海バスの公式HPでも出てこないのは…
運転手さんや東海バスの窓口にお問い合わせされると、乗り継ぎの詳細を書いた時刻表のコピーをいただけると思います。
●下田→中木(2023/07/10追記)
※夏季限定運行
①下田駅09:00発(石廊崎オーシャンパーク行(以下石廊崎OP))→09:43石廊崎OP着→【乗換】現地精算、同じ車両で09:43発(中木行)→09:53中木着→中木港まで徒歩0分
(※7/15~7/17及び7/22~8/27は全日運行、9/2~9/30は土休日のみ運行)
https://www.tokaibus.jp/news_topics/news.php?id=346
※通常期
②下田駅10:00発(石廊崎OP行)→10:43石廊崎OP着→【乗換】現地精算、同じ車両で10:43発(吉祥(きちじょう)行)→10:51中木口(なかぎぐち)着→中木港まで徒歩10分
③下田駅10:25発(子浦行)→11:02吉祥着→【乗換】11:05発(石廊崎OP行)→11:15中木口着→中木港まで徒歩10分
④下田駅11:55発(伊浜行)→12:20下賀茂(しもかも)着→【乗換】12:20発(中木行)→12:50中木着→中木港まで徒歩0分
⑤下田駅12:35発(石廊崎OP行)→13:18石廊崎OP着→【乗換】現地精算、同じ車両で13:18発(吉祥行)→13:26中木口着→中木港まで徒歩10分
⑥下田駅14:05発(伊浜行)→14:32下賀茂着→【乗換】14:33発(中木行)→15:03中木着→中木港まで徒歩0分
⑦下田駅15:25発(伊浜行)→15:52下賀茂着→【乗換】16:00発(中木行)→16:30中木着→中木港まで徒歩0分
⑧下田駅16:45発(伊浜行)→17:12下賀茂着→【乗換】17:15発(中木行)→17:45中木着→中木港まで徒歩0分
⑨下田駅18:20発(伊浜行)→18:43下賀茂着→【乗換】18:45発(中木行)→19:11中木着→中木港まで徒歩0分
●中木→下田
①中木06:55発(蓮台寺行)→7:50下田駅着
②中木07:45発(下田駅行)→8:42下田駅着
③中木口10:51発(吉祥行)→11:01吉祥着→【乗換】11:03発(下田駅行)→11:40下田駅着
④中木口11:15発(石廊崎OP行)→11:23石廊崎OP着→【乗換】11:30発(下田駅行)→12:15下田駅着
⑤中木13:19発(下賀茂行)→13:49下賀茂着→【乗換】13:52発(下田駅行)→14:17下田駅着
⑥中木口13:26発(吉祥行)→13:36吉祥着→【乗換】13:40発(下田駅行)→14:17下田駅着
⑦中木15:06発(下賀茂行)→15:36下賀茂着→【乗換】15:41発(下田駅行)→16:08下田駅着
⑧中木16:35発(下賀茂行)→17:05下賀茂着→【乗換】17:30発(下田駅行)→17:55下田駅着
⑨中木17:48発(下賀茂行)→18:18下賀茂着→【乗換】18:40発(下田駅行)→19:03下田駅着
通常コスト
東京からは始発の東海道線で熱海→伊豆急行線で伊豆急下田駅→東海バスで中木or中木口。
JRの在来線で2300円、伊豆急が1700円、東海バスが1300円ぐらい。
合計片道5200円、往復10400円ぐらいです。
東海道新幹線を使うと往復16000円ぐらい。
踊り子号だと14000円ぐらいです。
各社割引
JR東日本の週末パス。
お盆と年末年始期間以外の土日の二日間、8880円で関東近郊の在来線が乗り放題です。伊豆急下田駅も範囲内です。
https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?cmb_startpre=0&cmb_placearea=0&cmb_placepre=22&txt_year=&txt_month=&txt_day=&mode=area&SearchFlag=0&ctl00=%8c%9f%8d%f5&GoodsCd=2546
東京=下田間の往復代金のみが4000円ぐらい。バス代は別途なので、普通に使う分には少し割高です。
東京より遠かったり、途中下車が一回以上あれば元がとれます。
JRでは夏休み期間(7/20〜9/10)に、青春18きっぷが発売されます。
https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/
12050円で5日間JRの在来線が乗り放題になります。
7/1から事前購入できます。中木行は日帰りで元が取れます。
伊豆急行線にも伊豆満喫フリーきっぷという乗り放題きっぷがあります。
https://www.izukyu.co.jp/ticket/detail.php?CN=314449
伊東〜伊豆急下田間が、一日2000円で乗り放題です。
こちらも日帰りなら元が取れます。
が、利用前日か当日、特急停車駅の窓口でしか購入できません。さらに乗越精算時には購入できません。
たとえば、熱海駅はJR扱いですので、下田行直通電車に乗る場合は伊東駅で一度下車して、窓口でチケットを購入する必要があります。
朝一番の行動の場合は時間的にちょっと難しい感じです。
東海バスには東海バスフリーきっぷ(石廊崎・下田2日券)があります。
https://www.tokaibus.jp/rosen/freekippu_shimoda_minamiizu.html#irozaki_2days
2日間2100円で下田駅〜中木周辺のバスが乗り放題です。
下田駅のバスロータリーにある案内所で購入できます。
こちらは一泊しても元が取れます。
朝一番のバスでも、運転手さんがこの乗車券をおすすめしてくれることが多いです。
ダッシュで買いに行けば待っていてくれるかもしれません。
どの割引も、途中下車をたくさんするような旅程の場合は大変お得になります。
往復のみの場合は、日帰りならばいくらか得になりますが、一泊以上の場合は無駄になります。
購入に制限があったり時間的に厳しいものも多く、さらに昨年から東海バスがついにSuicaに対応したこともあって、個人的には利用しておりません。
コロナ前はJRと伊豆急が共同で発行していた、「南伊豆フリーきっぷ」という東京圏から南伊豆までの電車と東海バスが、二日間7000円で乗り放題という最高な割引券がありました。
現在は廃止されていますので、こちらも是非復活して欲しいところです。
下田駅からタクシー
下田駅から中木までタクシーでだいたい30分6000円ぐらいです。
2〜3人で乗れれば断然有りだと思います。
自家用車の場合
車の場合はナビでサクッと来られると思います。
個人的には行きは前日深夜に出発、帰りは渋滞回避のため、往復どちらも東名は使わず、西湘バイパスと東伊豆の135号線を使うことが多いです。
駐車料金(2023/06/26追記)
駐車料金は日帰りの方はメインの大駐車場とその周辺が一日2000円。
少し離れた入口近くの第4、第5駐車場が1000円。
中木の民宿に泊まる方は何日でも一回1000円です。
駐車場のお問い合わせ電話番号は TEL 0558-65-0345 です。
大駐車場と3つの小駐車場が有り合計200台以上停められます。
コロナ禍以前は駐車場もめちゃくちゃ混みました。
昨季もお盆を代表に、夏休みと重なる週末や祝日は満車になることが多かったです。
それもあって個人的には夜に出て深夜に到着するようにしています。
車中泊は禁止ですが仮眠はOKのようです。駐車料金は+1000円かかります。
また朝満車になっていても、午前中で帰る方も多いのでお昼からは閉鎖が解除されることも多いです。
渡船&チケット行列
船着き場もチケット売り場も、朝は大行列になります。
早く着いた場合は船着き場に荷物をおいて場所取りを。
チケットはシーズンパスを購入すると並ばなくてすみます。
ヒリゾ浜渡船とシーズンパスについて(2023/06/26追記)
ヒリゾ浜渡船は2000円(子供1000円)で一日乗り放題。
営業期間は7〜9月の8:00〜16:30(8:30〜16:00の日もあり)です。
(トップシーズンの7/15~8/30と9月の土日祝日は8:00~16:00)となります。
中木港からヒリゾ浜までは数分。
定期的に往復しているので買い物や用足にいつでも港に戻れます。
例年シーズンパスが用意されます。
1万円でシーズン中は渡船に乗り放題になります。
パスのデザインも毎年素敵でおすすめです。
中木の民宿について
基本的には皆さん電話対応です。
昨年まではコロナ対応のために休業もしくは受け入れ数を制限している宿も多かったです。
今年は緩和されるかと思われますが、そもそも数が少ないので利用が厳しいのは変わりません。
平日などになんとか予約を入れて、常連になれればまた融通もきくかと…
と申しますか、個人的にもコロナ後となる今年は厳しい気がしております。
下賀茂や弓ヶ浜の宿もご検討ください。
ヒリゾ浜への送迎バスを仕立てる宿もコロナ前はありました。
トガイ浜について(2023/06/26追記)
今年もトガイ浜への歩道は落石の危険があるため通行できません、遊泳も禁止です。
以上、上記は2023年5月時点の情報になります。
宿の連絡先等の詳細は中木のHPでご確認ください。
ドローン撮影でヒリゾ浜他ポイント解説(2023/07/06追記)
朝のヒリゾ浜
<ヒリゾ浜〜中木全景>
渡船運行前に先生がヒリゾ浜のドローン(DJI MAVIC AIR2)撮影をされました。
お写真を頂いたので上空から見たヒリゾ浜のポイントを解説してみます。
しかしこんなに綺麗に写るのか!と毎度驚嘆します。100m上空からでも人間が識別できるレベルで写ります。カメや大きな魚がいたらすぐに分かりますね。
一番上が中木港と中木浜(1)。防波堤の左(西)側がトガイ浜(2)、小さな岬を超えるとトウナイ浜(3)。トウナイの外側の岩礁帯はアミダ(4)(以下地磯名)。
中木港を右(東)に出て最初にある岬が新宿(5)その向こう側はボウムキ(6)。その手前の岬が大棚(7)、手前の小さな突端が小棚(8)。大棚の向こうに隠れている小さな岬はトビ根(9)。
これらの崖の上に見えているのがあいあい岬(10)のジオパークセンター。トビ根から右側の崖沿いのスペースからヒリゾ浜のポイントが始まります。
あいあい岬の崖際のスペースがあいあい岬下(11)、その手前の水路は渡船の航路(12)で、その手前右側に小さく白っぽく見えているのが渡船の船着き場(13)と木橋。その右下の石海岸がヒリゾ浜のビーチ(14)。監視台(15)の青い屋根も見えます。
船着場の前にある大きな岩礁がヘイゴロウ(16)、その左の海域の中央にぽつんと見えているのが体験ダイビング用の赤ブイ(17)。
さらに左の大きな岩礁が丘ハヤマ(18)。その左にある小さめの岩礁が沖ハヤマ(19)。両ハヤマの間にさらに小さく顔を出している岩礁がハタンポ穴(20)。
沖ハヤマの左側に点々と遊泳範囲のブイ(21)が見えていて右下まで続いています。その内側が小通り(22)。左下の崖は大根島(23)です。
あいあい岬下の右側は卜字型の入り江になっていて、手前に伸びる小さな入り江にはナンヨウツバメウオygの群れが毎年出ることから、ナンヨウツバメの入り江(24)。右側の入り江の奥には小さな秘密のビーチ(25)(何が秘密かは秘密です(笑))。先日ビーチクリーンをしました。
船着き場の裏からこれらの入り江に向かう角(26)から、各入り江の崖際の壁面には幼魚が多くいます。
船着き場からまっすぐあいあい岬を見ると、コンクリで四角く固められた古い船着き場(27)があり、その上には2つのプールのような潮溜まりがあります。ここにハクテンハタygがいたことがあります。
ここからあいあい岬までは古い階段(28)が残っていて、通常は危険なため立ち入り禁止ですが、有事の際にはあいあい岬まで登る避難路になっています。
ここから左に航路際を進むと小さな湾(29)になっていて、湾の開口部にある大きめ岩(30)の上にはサンゴイソギンチャクが群生しており、クマノミやミツボシクロスズメダイygがいます。一番航路側の大きなイソギンチャク畑は2020年の土砂崩れで残念ながら壊滅しました。この崖際の壁面も土砂崩れ前は海藻が多くウミウシ(31)やタツノオトシゴ(32)がいました。どちらもいずれ復活すると思います。
船着き場からあいあい岬方面はフラットな水底(33)が続いていて、去年は航路ギリギリの岩の下にアオウミガメが定住していました。
<ヒリゾ浜全景>
右上が船着き場(1)とヒリゾ浜のビーチ(2)。
その前にある岩礁がヘイゴロウ(3)。赤ブイ(4)を挟んで大きな丘ハヤマ(5)、ハタンポ穴(6)、沖ハヤマ(7)。画面上に見切れているのがあいあい岬下(8)。
ヘイゴロウの船着き場側の壁面(9)にはミナミハコフグygやサザナミヤッコyg等幼魚が多いです。あいあい岬側には裂け目が3つ(10)あって、奥でつながる水中洞窟(11)になっています。時期になるとイシモチやハタンポの幼魚が群れます。浜側にも大きな裂け目(12)があり繋がっていますが、こちらからは立ち入り禁止です。
赤ブイ側の先端は小さなドロップオフ(26)になっていて、近くの航路側(27)と赤ブイ側の壁面(28)はソフトコーラルが多く生き物も多いです。ミナミハコフグygをよく見かけます。少し離れた壁面(29)ではイロカエルアンコウygも出ました。
浜前の小島(30)との間には丸い大きな岩(31)があって、この周辺(32)でもオオセがいることが多いです。小ドロップオフと赤ブイの間のゴロタ場(33)にもミノカサゴの仲間がよくいます。
沖ハヤマからブイ沿い(13)に小通りが続きます。右(東)方向はしばらく砂地と小石の水底(14)が続き、最初に現れる大きめの岩が第一岩礁(15)。大きな細長い岩とその周りに丸い岩が固まっていて生き物が多いです。細長い岩の角(16)にクマノミygがいます。
第一岩礁から浜方向にある大きな四角い岩はえぐれ岩(17)。両サイドが大きくえぐれていて生物の隠れ場所になっています。
さらに右に進むと画面から見切れる直前に水面から顔を出している岩、テヅルズリーフ(18)があります。岩の沖ハヤマ側の水面近く、茶色いサンゴの間に大きなテヅルモヅルが鎮座されています。周辺の岩を含めてソフトコーラル(ウミトサカ)が多く綺麗です。
さらに進むと監視船がいて遊泳範囲外になります。
丘ハヤマの赤ブイ側の斜面(19)はサンゴが多く、特に小通り寄りの裂け目(20)にはニホンアワサンゴの大きな群生があります。ヘイゴロウとの間の水底(21)は砂地が多く穏やかなのでハナミノカサゴ等がいることがあります。手前の角の小石の水底(22)には毎年ソメワケヤッコygが出ます。さらに手前の浅い岩礁帯(23)を含めて、周辺の浅瀬には餌をもらったソラスズメダイ等がたくさん群れています。
小通りと浜の間の広いゴロタ場には、稀にハナミノカサゴyg(24)やウミガメ(25)が出ることがあります。
<ヒリゾ浜全景>
右の大きな岩礁が丘ハヤマ(1)、写真上(東)方向に水中に伸びている根の先端がドロップオフ(2)。一気に水深20mまで落ち込む崖になっています。途中に大きなソフトコーラル(ウミカラマツ)があり、レンテンヤッコygが越冬していました。
左の小さな岩礁が沖ハヤマ(3)。上に長く伸びている根の上に岩がいくつかあり、その下が洞窟状になっています。特に大きなものがエイ穴(4)、コロ穴(5)です。根の先端の右側-10m(6)と、丘ハヤマ方向に少し進んだ-15mの岩(7)に大きめのイソギンチャクの群生があり、それぞれ越冬クマノミのペアがいます。
丘ハヤマの右側にある大きめのブイがダイビング用の赤ブイ(8)。
丘ハヤマと沖ハヤマの間、白波が立っているあたりに大きな岩、ハタンポ穴(9)があります。岩の下は大きくえぐれて洞窟になっています。周囲も入り組んだ岩礁帯で穴が多く、多くの生き物がいます。
ハタンポ穴から右下方向は岩がずっと連なっていて(10)、このあたりはサンゴやイソギンチャクが多く、ナンヨウハギygやクマノミyg等の南方系の幼魚が出ます(11)。岩の下にはオオセ(12)他が。リュウグウノツカイygが出たのもこの辺りです(13)。
さらに右下に進むと、少し沖にちょこっと頭を出している縦に細長い岩礁(14)があります。小通り側の壁面(15)にコガネヤッコyg、その前にあるフラットな水底(16)にヒレナガハギyg、その少し左上の尖った岩の上にイロカエルアンコウ(17)が出ました。その少し下にある丸い岩の上(18)に綺麗なサンゴがあります。
左下が大根島(19)。大根島の手前は遊覧船等の航路(20)。航路沿いに点々と見えるのが遊泳範囲のブイ(21)で、その内側が小通り(22)です。
沖ハヤマの大根島側の少し離れたところに水中の岩が2つ(23)見えていて、その間が谷間になっています。フエヤッコダイが出たのはこの谷の小通り側の出口(24)です。
アオウミガメは朝一番の沖ハヤマ周辺(25)と両ハヤマ間(26)に出ることが多いです。
と申しますか、遊覧船の航路に白っぽい丸いものがいるのですが。これは息継ぎしているウミガメのような気もします(27)。気になる方は画像をクリックしてflickrに飛んで拡大してみてください。
夕陽のヒリゾ浜
<中木沖〜ヒリゾ浜>
黄昏のヒリゾ浜。中木から東向きにヒリゾ浜を見ています。
手前の岬のこちら側が「ボウムキ」、先端が「新宿」、次の小さな岬が「トビ根」、次の岬が「大棚」、「小棚」。
左の崖の上にある白い建物があいあい岬の「ジオパークセンター」。一番むこう側の小高い岬が「ユウスゲ公園」。「あいあい岬」はこの一帯を示すようです。
一番右の大きな島が「大根島」、そのこちら側の先端にある岩礁が落ちそうで落ちないで有名な「権力」。 大根島の向こうに見えている小島は超一級磯の「カツオ島」。
カツオ島の左の小高く尖った岩礁が「ヒカゲ」、その左隣はヒリゾ浜の西端の洞窟のある岩。この手前に監視船がいます。
手前に戻り、大根島側から「沖ハヤマ」「丘ハヤマ」「ヘイゴロウ」「船着き場」です。
<ヒリゾ浜>
誰もいないヒリゾ浜。
手前右側から「大根島」、「沖ハヤマ」、「丘ハヤマ」、「ヘイゴロウ」、「ヒリゾ浜」、「船着き場」。
奥の右側から、「大根島」、「ヒカゲ」、「ヒリゾの西の洞窟」、「ミツアシ」です。
<中木全景>
大根島の先から振り返り、大根島からヒリゾ浜、中木の港を見ています。
一番上の左から、入間の千畳敷がある「三ッ石岬」。その手前の大きめの島が「住吉島」、その右手の小さめの三角の岩礁が「ツリキリ」、その右のさらに小さな岩が「陸のツリキリ」、その右の岬は「庵曽原(あんぞばら)」。
住吉島の手前の細長い三角の岩礁が「白根」、その右、ツリキリの手前の島が「塔島」。庵曽原の弓形の浜が「月の子浜」、浜の入り口にある細長い岩礁が「イガミ」、その右にある小さな岩が「平床」、さらに右に離れた岩が「ケサカ」。
ケサカの奥の白っぽい崖が「トウナイ浜」、その手前の岩礁帯が「アミダ」。その右に「トガイ浜」、「中木港」。
中木港の右を手前に順に、「ボウムキ」、「新宿」、「トビ根」、「大棚」、「小棚」、「あいあい岬」。
中央の大根島には磯釣りのポイントがいくつかあって、奥側の先端に「権力」、その左にある小さな岩が「ロクロ」、ロクロの手前の小さな出っ張りが「銀座」、銀座の向こうに隠れている「前棚」、その手前の四角い大きな出っ張りのさらに手前、小さく白波が立っているあたりが「平島」、その手前が「二八」。飛んで一番こちら側に飛び出した小さな岩が「沖牛根」、その対岸が「牛根」です。
牛根の右側の海域は小通りの出口の「大通し」、その先の大きめの岩礁がこちら側から見た「ヒカゲ」、右に小さな弓形の浜があって、その右ギリギリに見えているのが「ミツアシ」です。
<中木沖>
大根島上空から駿河湾に沈む夕日。
手前から大根島、白根、塔島、ツリキリ、住吉島、千畳敷、三ッ石岬。
<中木沖>
一番上から、入間の千畳敷がある三ッ石岬、大きな島が住吉島、その右手の尖った岩礁がツリキリ、さらにその右が陸のツリキリ、その先の大きな岬が庵曽原、左の島が塔島、その右にイガミ、平床、ケサカ、アンゾ、トウナイ浜。
ヒリゾ浜ガイドブック
<HIRIZO Guidebook 2022>
ヒリゾ浜では立派な公式ガイドブックが準備されていて、船着き場等で無料で配布されています。
ヒリゾ浜に関する情報はほぼすべて網羅された素敵な内容です。
ヒリゾ浜マップとポイント解説、生き物図鑑、サンゴ図鑑に関しては私が担当しています(写真撮影、作文、DTPレイアウトまで)。
その他、シュノーケリング講習、町内マップ、協賛の素敵なショップの広告等々、これで無料なの!?と思わず驚くボリュームとクオリティです。
中木港の渡し船チケット売り場の他、池袋、渋谷にあるダイビング用品店のAQROSさんなどで配布されています。機会があったら是非お手に。
以下に私が担当した記事の内容等を転載します。
詳細をご覧になられたい方は、画像をクリックするとflickrのページに飛びます。
ヒリゾ浜ポイントマップ
<Beach Map / HIRIZO Guidebook 2022>
ヒリゾ浜のビーチマップと各ポイントのご紹介です。
ヒリゾ浜には、伊豆の海の全ての表情があります。
ヒリゾ浜の地形は、とてもバリエーション豊かです。海中の断崖絶壁ドロップオフ、速い潮流が通る水道、浅く穏やかな入り江。水底に目を向ければ、綺麗な砂地から、荒々しい岩礁地帯まで。鬱蒼と茂る海藻の畑があれば、カラフルなソフトコーラル、緑に輝くサンゴの群生も…伊豆の海の魅力が、ここにギュッと詰まっています。
泳ぐポイントは大きく分けて以下の6つです。お気に入りの場所を探しに行きましょう。
小通り ―水質も潮流も一番、ザ・ヒリゾ浜
大根島と浜に挟まれた水道です。常に速い潮流が通っていて、水質が良好に保たれています。砂地に大きな岩礁が点在し、ソフトコーラルやサンゴが繁茂しています。魚影も濃く、多くの魚の群れが集います。おとなしい大型のエイやサメ、ウミガメが姿を見せることも。イソギンチャクをよーく探せば、クマノミの赤ちゃんが隠れているかも…近年は浅瀬のテーブルサンゴに、ナンヨウハギなどの珍しい熱帯魚が姿を見せてくれています。
ハタンポ穴 ―いつでも大群、穴覗き
沖ハヤマと丘ハヤマの間にある、水面に少し顔を出した岩礁です。下が大きくえぐれていて、ミナミハタンポの大群が集まっています。穴の奥にはアカハタやテングダイなどの、大物が隠れていることも。周囲には、イソギンチャクやサンゴが点在しています。
ヘイゴロウ ―洞窟探検と幼魚探索
船着き場のすぐ前にある、大きな岩がヘイゴロウ(平五郎)岩です。内側は大きな洞窟になっています。渡し船の航路側の壁面には、鮮やかなソフトコーラルがびっしり。よく見ると、ミナミハコフグやチョウチョウウオなどの幼魚が潜んでいます。
あいあい岬下 ―いつでも穏やかな穴場
船着き場の対岸の崖があいあい岬です。水深が浅く潮流も穏やかなポイントです。大きなイソギンチャクの群生があって、クマノミやミツボシクロスズメダイなど、多くの熱帯魚が集まります。手前側の入り江では、ツバメウオやイトヒキアジなどが現れることがあります。
沖ハヤマ ―ヒリゾ浜最深、魚影も濃厚
ヒリゾ浜の一番外側の岩礁です。沖に向かって棚状の岩礁がなだらかに伸び、ヒリゾ浜でもっとも深い、水深20mまで落ち込みます。ダイナミックな地形と魚影は、ヒリゾ浜でも一番。メジナやキビナゴ、キンギョハナダイなど、多様な魚種の大群が見られます。これらを狙って、外洋からカンパチなどの大型魚が入り込んでくることも。大きなイソギンチャクの群生が各所にあり、クマノミが毎年越冬しています。アオウミガメが良く見られるのもこちらです。運が良ければ一緒に泳げるかも…
丘ハヤマ ―ドロップオフと緑のサンゴ群
ヒリゾ浜で一番大きな岩礁です。航路側は一気に15m落ち込む、水中の崖「ドロップオフ」になっています。ソラスズメダイやキンギョハナダイなどの魚群が常に見られます。ドロップオフの外洋側は、大きな岩が入り組む複雑な岩礁帯で、テングダイやアオブダイなど大型魚が潜んでいます。浜側の斜面と小通り側の浅い岩礁は、サンゴの群生になっていて、様々な熱帯魚が集まってきます。
多様な生物が住む環境を守りましょう
ヒリゾ浜に来る多くのお客様は、多様な海の生物を見ることを楽しみにしています。今後もご覧いただけるよう、採取はもちろん、生物を傷つけることはおやめください。また、ゴミ等を残さないようご協力をお願いします。
ヒリゾ浜生き物図鑑
<Creatures Encyclopedia-1 / HIRIZO Guidebook 2022>
ヒリゾ浜で見られる生き物図鑑です。どれも私がヒリゾ浜の海中で撮影したものです。
今年は2ページ増量され、掲載種も114種から246種まで増えました。それでも、載せていない種はまだまだいます。ヒリゾ浜の海の豊かさは凄いです。
ヒリゾ浜の仲間たち
ヒリゾ浜には、もともと住んでいる生き物の他にも、遠い南の海から黒潮に乗って、毎年多種多様な生き物がやって来ます。この図鑑では、よく見られる種から、なかなか会えない種まで、順番にご紹介しています。今日はどんな仲間たちに出会えるでしょうか?
写真の●マークは主に見られるポイント。マークなしはどこでも会える生き物です。名前の後ろの「yg」は「幼魚」を意味しています。身を守るために、鋭いキバやトゲ、強い毒を持つ生き物もいます。観察する時はおどかしたり、手を触れたりせず、そっと見守ってあげましょう。
生物名:
クマノミyg、
ソラスズメダイ、スズメダイ、キンギョハナダイ(左♀右♂)、ニシキベラ、キュウセン、
メジナ、イスズミ、ニザダイ、アイゴ、クサフグ、
ハコフグ、タカノハダイ、イワシ、キビナゴ、ボラ、
ミナミハタンポ、ネンブツダイ、イソカサゴ、ウツボ、
メバル、オジサン(ホウライヒメジ)、ブダイダツ(オキザヨリ)、カゴカキダイ、アオウミガメ、
カエルウオ、コロダイ、オハグロベラ、セダカスズメダイ、クロダイ、
キタマクラ、ヘビギンポ、ヒメギンポ、コケギンポ、チョウチョウウオ、
イセエビ、トラウツボ、アカハタ、アジ、サバ、
イシダイyg、オヤビッチャ(上)シマハギ(下)、ホンソメワケベラ、オトヒメエビ、メイチダイ、
マダイ、アオリイカ、タカベ、シマアジ、イサキ、
ヒラタエイ、イシガキダイyg、ゴンズイ、イトフエフキ、イタチウオ、
クマノミ(左♂右♀)、ミツボシクロスズメダイyg、カンパチ、ブリ(イナダ)、ツムブリ、
ヒラメ、イズヒメエイ、オオモンハタ、マダコ、
イシガキダイ、イシダイ、フエダイ、オニカサゴ、
<Creatures Encyclopedia-2 / HIRIZO Guidebook 2022>
ミナミハコフグyg、
ツノダシ、トゲチョウチョウウオyg、フウライチョウチョウウオyg、
ミゾレチョウチョウウオyg、シラコダイyg、チョウハンyg、
アケボノチョウチョウウオyg、ゴマチョウチョウウオyg、キンチャクダイyg、キンチャクダイ、テングハギyg、
ナンヨウツバメウオyg、モンツキハギyg、ニジハギyg、ハクセンスズメダイyg、ミヤコキセンスズメダイyg、
メガネスズメダイyg、セダカスズメダイyg、ハナハゼ(上)ダテハゼ(下)テッポウエビ(中)、シマウミスズメ、アカヤガラ、
ヘラヤガラ、アオブダイ、ワモンダコ、キジハタ、イシガキフグ、
ミノカサゴ、マツカサウオ、ホウボウ、ヒメゴンベ、アカエイ、
ハナミノカサゴ、キリンミノ、タツノオトシゴ、ハリセンボン、ミナミギンポ、
サザナミヤッコ、ヨコシマクロダイyg、サザナミヤッコyg、カンムリベラyg、ツユベラyg、
アオウミウシ、ムカデミノウミウシ、コイボウミウシ、キイロイボウミウシ、サメジマオトメウミウシ、
オトメウミウシ、タテヒダイボウミウシ、フリエリイボウミウシ、ミアミラウミウシ、ムラサキウミコチョウ、
パンダホヤ、オオアカヒトデ、トビエイ、ヤッコエイ、オオセ、
カスザメ、ネコザメ、テヅルモヅル、ソウシハギ、イトヒキアジ、
ネズミフグ、テングダイ、ツバメウオ、ヒョウモンダコ、ノコギリハギyg、
ハナオコゼ、ヤリカタギ(左)フタスジリュウキュウスズメダイ(右)、ホシゴンベ、セダカギンポ、スミツキトノサマダイyg、
イロカエルアンコウ、ヒレナガハギyg、モンハナシャコ、フエヤッコ、タスキモンガラyg、
ナメラヤッコyg、アブラヤッコyg、
ソメワケヤッコyg、レンテンヤッコyg、
ナンヨウハギyg
ヒリゾ浜サンゴ図鑑
<Corals Encyclopedia / HIRIZO Guidebook 2022>
最後はサンゴ図鑑です。
サンゴはこの3年で本当に増えました。特にテーブルサンゴのエンタクミドリイシは、その形状と大きさもあって、ものすごく目立っています。
ヒリゾ浜でサンゴの美しさを楽しむ
サンゴ(造礁サンゴ)とは?
サンゴはイソギンチャクやクラゲの仲間の「動物」です。褐虫藻と言う小さな「植物」と共生していて、太陽の光などを利用して、硬い骨格を作りながら成長しています。
ヒリゾ浜で主に見られるサンゴは「造礁サンゴ」と呼ばれ、深海の宝石サンゴとは違う浅い海に住む種類です。その他、骨格を持たないサンゴ、「ソフトコーラル」の仲間も沢山見ることができます。これらサンゴは海底に彩りを添え、多くの生き物のすみかとなっています。
伊豆にはサンゴ礁はないけど、サンゴはあるの?
一般にサンゴは、南の温かい海で大きなサンゴ礁を形成して生活しています。これまでは、比較的水温の低い伊豆の海ではあまり見られることはありませんでした。しかし、ここ数年のヒリゾ浜では、エンタクミドリイシなどのサンゴの群生をよく見かけるようになっています。海水温の上昇や、黒潮の蛇行等が影響しているのかもしれません。
伊豆のサンゴを守ることは必要?
水温が32℃を超えると、サンゴは褐虫藻を失い、骨格が透けてしまい白く見るようになります。この「白化現象」が長く続くと、サンゴは死んでしまいます。地球温暖化が進むと水温が高くなり、沖縄などの温かい熱帯の海では、この現象が頻繁に起こるようになり、サンゴに被害が出ると考えられています。沖縄より水温が低い伊豆の海は、将来的にサンゴの避難場所になるのかもしれません。
とはいえ現在の伊豆の海は、サンゴにとってまだまだ厳しい環境です。以前はヒリゾ浜に、沢山のヒメエダミドリイシの群生がありましたが、台風などの影響で大きく数を減らしてしまいました。その他のサンゴも、同じようにいなくなってしまう可能性があります。今あるサンゴを大切にして、また増えてくれるよう、見守ってゆきたいものです。
ヒリゾのサンゴを守るため、どうすればいい?
サンゴはとても弱く貴重な生き物で、簡単に傷ついてしまいます。泳ぐ時に手でつかんだり、フィンで蹴ったりしないように、気をつけてあげましょう。サンゴが住める綺麗な海のために、ゴミの持ち帰り等にもご協力ください。
サンゴ名:
ヒメエダミドリイシ、エンタクミドリイシ、ニホンアワサンゴ、ルリサンゴ、ミダレノウサンゴ、トゲイボサンゴ、
ミダレカメノコキクメイシ、ベルベットサンゴ、コトゲキクメイシ、フタマタハマサンゴ、フタトゲキクメイシ、キッカサンゴ、
キクメイシ、アミメサンゴ、パリカメノコキクメイシ、サンゴに共生するイバラカンザシ(ゴカイの仲間)、
ヒオウギヤギ(ソフトコーラル)、ウミトサカ(ソフトコーラル)、イボヤギ(左) イソバナ(右)(ソフトコーラル)、サンゴイソギンチャクとイソギンチャクカクレエビ
ヒリゾ浜ガイドブックスキャン
以下に残りのページのスキャンを貼ります。
こちらも詳細はクリックしてflickrのページでご確認ください。
各ページや双葉食堂さんの広告などにも写真を使っていただいています。
過去のヒリゾ浜への旅行記事
ヒリゾ浜について、過去に副業の旅行記で扱ったことがありますので、ご参考までに以下へ転載します。
<かいぎしょ2020年9月号>
かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.101
静岡県賀茂郡南伊豆町中木
ジオが育む 奇跡の海・ヒリゾ浜
新時代の海水浴、イセエビ漁解禁
マスクを外し、水中メガネを付けて海へ。どこまでも透き通った、清浄な青の世界が広がっています…一度味わうと忘れられない、リピート確実の「最高宣言」。この日は幸運なことに、本州一の水質を誇るヒリゾ浜でも、年に何度もない最高の海に恵まれました。
今回のぶらり旅は、静岡県下賀茂郡南伊豆へ。伊豆半島の最南端、南伊豆町中木にある、TVやSNSで人気急上昇中のシュノーケリングポイント、ヒリゾ浜を訪れました。
ヒリゾ浜は夏の間(今年は7/1〜9/30)だけ、渡し船で行くことができるビーチです。新型コロナウイルスの影響で、各地の海水浴場が営業を休止・縮小する中、安定した営業を継続しています。渡し船で隔離された立地を活かして、乗船中のマスク着用・手指の消毒、駐車場の制限による入場者の管理、ソーシャルディスタンスの確保など、対策を徹底しています。「ヒリゾ浜渡し組合」として、独立運営されている点も含め、新時代の海水浴場のビジネスモデルとして注目されています。
その海の特徴は、伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。伊豆半島の突端にあり、黒潮の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた、水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
9月に入ると、気候も海況も安定し、ベストシーズンを迎えます。実は海水温が一年で一番高くなり、黒潮に乗って伊豆を訪れる熱帯魚(季節回遊魚)が最も増えるのもこの時期。夏休みの大混雑も収まり、過ごしやすくオススメの季節になります。
特産品の伊勢海老漁も解禁になります。お刺身に鬼殻焼き、お味噌汁など、海老の王様にふさわしい、豪華な逸品の数々です。
◦キャプション
①:透視度18m以上、最高宣言の海
②:渡し船で5分
③:お魚と泳げます
(ヒリゾ浜渡し組合:7/1〜9/30、8:00〜16:00、大人2,000円・小人1,000円、天候により欠航有りHP要確認) ④:伊勢海老の名産地(南伊豆町観光協会:☎0558-62-0141)
文末:クマノミの赤ちゃん
◦アクセス
【電 車】 JR川崎駅→東海道線熱海駅→伊豆急行線下田駅→東海バス・タクシー
【自動車】 東名川崎IC→東名沼津IC→伊豆中央道→修善寺→天城→下田→南伊豆町
アクセス他の情報が変更になった場合は適宜追記いたします。
ヒリゾ浜公式HP
このブログのヒリゾ浜の記事
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
動画:youtube DIRU1974
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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20220806-11(07) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/いきなり最高宣言とアオウミガメ浅瀬に定住(2022年シーズン第3回通算6日目)の事
<アオウミガメ@あいあい岬下>
2022/08/06-11(2022年シーズン第3回通算5〜7日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
二日目の様子をアップします。
前日の午後からかなり水質が良くなってきていました。
この日は期待通り朝から良好な海況。
お昼すぎからは見事な最高宣言(透明度18m以上)になりました。
魚影も相変わらず濃く、キビナゴの大群が各所で海を埋めていてそれを狙うカンパチとツムブリの群れが青い海で映えています。
オオセやクマノミなども元気で、昨日見つけたフエヤッコダイも健在。
ちょっと珍しいユカタハタygを代表に、フタスジリュウキュウスズメダイyg、ヤリカタギyg、ホシゴンベyg、カスリフサカサゴyg、ツユベラyg等、貴重な幼魚も出てきています。
小通りではニシキベラの集団産卵、ヘイゴロウの水中洞窟やハタンポ穴では綺麗な半透明のキンメモドキ等の幼魚の群れが見られました。
そしてこの週からあいあい岬下のごく浅瀬にアオウミガメが住み着き始めました。
甲羅の綺麗な若い個体で、あまり人を怖がりません。
結局この8月頭から10月末のボートシュノーケリング終了までずっと居続けてくれました。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/08/07 08:30〜16:00
天 候:曇りのち晴れ
気 温:26.9~28.2℃
満 潮:14:19 134cm
干 潮:06:36 053cm
水 温:24.5℃
波 高:なし
風 :東北東3.9〜東7.0m
透明度:15m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
Canon EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM
Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
Seafrogs 6" Dry Dome Port
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
二日目の朝
・中木港の風景
<中木浜>
二日目の朝になりました。
少し雲が出ていますが中木浜の水質は相当良好です。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@中木浜>
角のテトラポッドにナンヨウツバメウオの幼魚の群れがついていました。
・渡船スタート
<浜の家丸@中木港>
AM8時、渡船の運行が始まりました。
今日の一番船は浜の家丸さんです。
<浜の家丸@中木港>
行ってきます。
<浜の家丸@船着き場>
船着き場到着。
水質良好です。
<ヒリゾ浜>
ヒリゾ浜到着。
雲はこの後晴れてゆきます。
午前中のヒリゾ浜
・ちょっと珍しいユカタハタyg@沖ハヤマ
<ユカタハタ他@沖ハヤマ>
ウミガメを探してまずは沖ハヤマへ。
エイ穴を覗くと、チョウチョウウオと一緒に珍しいものがいました。
<ユカタハタ他@沖ハヤマ>
綺麗なユカタハタの幼魚でした。
本来の生息地は伊豆諸島以南です。
<ユカタハタ他@沖ハヤマ>
こっち見んな。
・フエヤッコダイ@沖ハヤマ
<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>
昨日見つけた沖ハヤマの谷間にいるフエヤッコダイを見に来ました。
<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>
チョウチョウウオも一緒。
<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>
横からフエヤッコ。
<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>
上から見るとこんな感じです。
・ハタンポ穴の魚群
<クロホシフエダイ他群れ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴は今日も魚多めです。
<アオブダイ他@小通り>
小通りに出ると大きなアオブダイがウロウロしています。
・沖ハヤマのカンパチ群れ
<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマに戻るとカンパチの群れが移動中。
水面には黒潮の尖兵カブトクラゲが出ています。水質の向上が望めます。
<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>
急浮上。
<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>
こっち見んな。
<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>
奥にキビナゴの群れがいます。
<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>
キビナゴを追って沖の方へ出ていきました。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@沖ハヤマ>
沖ハヤマの底にある大きなエンタクミドリイシについていたフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚。
下から覗いているのはミナミギンポの幼魚のようです。
・テヅルズリーフのソフトコーラル@小通り
<ウミトサカ他@小通り>
テヅルズリーフのソフトコーラルを見に来ました。
<ウミトサカ他@小通り>
今日はポリプが開いています。
<ウミトサカ他@小通り>
キンギョハナダイがいい感じです。
<ウミトサカ他@小通り>
通称オジサンことホウライヒメジもいます。
<ウミトサカ他@小通り>
映えますね。
<イシガキフグ他@小通り>
近くに大きなイシガキフグもいました。
<イシガキフグ他@小通り>
こっち来んな。
・テーブルサンゴの住人@小通り
<ホシゴンベ他@小通り>
小通りのエンタクミドリイシについている南方系さんたち。
上にこっちを見ているホシゴンベの幼魚、下の方にカスリフサカサゴの幼魚が二尾います。
<カスリフサカサゴyg他@小通り>
黄色いドットが綺麗なカスリフサカサゴyg。
<ヤリカタギyg他@小通り>
ヤリカタギの幼魚の群れもいます。
<ヤリカタギyg他@小通り>
奥に水色の目のキモガニが二尾。
<ミツボシクロスズメダイyg他@小通り>
白化したエンタクミドリイシにつくミツボシクロスズメダイの幼魚。
ソラスズメダイやカミナリベラの幼魚もいます。
<ツユベラyg@小通り>
鮮やかなツユベラの幼魚も出ました。
<ツユベラyg@小通り>
少し成長すると、濃い緑〜青の体に黄色地の顔に緑とオレンジのライン。赤い背びれと腹びれ、黄色い尾びれにかけて青い斑点の複雑な模様になります。
・ニシキベラの集団産卵@小通り
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
潮通しの良い根にソラスズメダイとニシキベラの群れがついています。
<ニシキベラ群れ他@小通り>
群れを見ていると、一尾のメスが集団から飛び出して早い潮流の中に産卵。
<ニシキベラ群れ他@小通り>
オスの小群が追走して放精。
集団産卵を見ることができました。
<サザナミフグ他@小通り>
シーズン通していてくれた大きめサザナミフグ。
・同じ所にオオセ2頭@ハタンポ穴
<オオセ他@ハタンポ穴>
前日と同じ穴にオオセが寝ていました。
<オオセ他@ハタンポ穴>
おはようございます。
<オオセ他@ハタンポ穴>
隣の穴の別個体も。
両方ともメスだと思うのですが、縄張りは大丈夫でしょうか。
<イセエビ@ハタンポ穴>
オオセに追い出されたのか、昼から外に出てきていたイセエビ。
かなり大きいです。
<イセエビ@ハタンポ穴>
こっち見んな。
<アヤメエビス他@ハタンポ穴>
アヤメエビスもまだいました。
・船着き場裏のミナミハコフグyg@あいあい岬下
<ミナミハコフグyg@船着き場裏>
あいあい岬下に移動してきました。
船着き場裏の幼魚の壁に今日もミナミハコフグの幼魚がいました。
<ミナミハコフグyg@船着き場裏>
透明なヒレも可愛いです。
<オトヒメエビ他@船着き場裏>
壁の一番下はオトヒメエビのバーバーです。
右下にオオスジイシモチの稚魚もいます。
7月に見た、口に卵を加えたお父さんが無事育て上げたようです。
・黒潮の尖兵、カブトクラゲの群れ@あいあい岬下
<カブトクラゲ他群れ@あいあい岬下>
あいあい岬の壁際にカブトクラゲとプランクトンが大量に湧いてきました。
赤潮とは違い、これは逆に綺麗な黒潮が近づいてきている前兆になります。
<カブトクラゲ他群れ@あいあい岬下>
びっしりクラゲがいるものの、水質そのものはクリアなのが分かるでしょうか。
<イサキ群れ他@あいあい岬下>
湧いてきたプラクトンを狙って、浅瀬にイサキの群れも現れました。
<メジナ群れ他@あいあい岬下>
大きめのメジナも浮いてきました。
<アオリイカyg他@あいあい岬下>
アオリイカはプランクトンは食べませんが、隠れ蓑にしているようです。
・ナンヨウツバメウオygの群れ@あいあい岬下
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
ナンヨウツバメウオygにとっては彼らは大好物です。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
こういう時は下からチャンスです。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
カブトクラゲも映り込んでいい感じ。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
上に見えているのはあいあい岬です。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
半水面チャンスでもあります。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
ただこういう時は標準レンズではなく広角レンズのほうが映えます。
ドームポート使用なので、標準ズームのこのレンズはAPSC18mm(フルサイズ28.8mm)×0.6(ドームポート)×1.33(水の屈折率)で23mm。
留守番の11mm(フルサイズ17.6mm)だとトータルで14mm。かなり差があります。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
いい感じに並んでくれました。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
そして下から。
<ナンヨウツバメウオyg群れ他@あいあい岬下>
ご協力感謝です。
<トラウツボ@あいあい岬下>
綺麗なトラウツボを見ていると…
・アオウミガメ登場@あいあい岬下
<アオウミガメ@あいあい岬下>
航路際の浅瀬をアオウミガメが通過しました。
<アオウミガメ@あいあい岬下>
逃げるでもなくのんびり泳いでいます。
<アオウミガメ@あいあい岬下>
航路を横切ってハヤマ方面へ泳いでいきました。
この8月頭から10月末のボートシュノーケリング終了まで、渡船がUターンするスペースを区切るブイの下のごく浅い岩をねぐらに居着いてくれました。
この後も毎週のように出てきてくれました。
<メジナ他群れ@あいあい岬下>
メジナの群れもまた登場。
<メジナ他群れ@あいあい岬下>
メジナでよく見えませんが、真ん中の岩の右側の下のスペースがウミガメのお気に入りの場所です。
<タカノハダイ@船着き場裏>
お昼休憩で港に戻る途中、船着き場の水面ギリギリの隙間におさまるタカノハダイがいました。
午後のヒリゾ浜
・最高宣言@殿羽根丸
<殿羽根丸@中木港>
お昼を食して浜に戻ります。
渡船は殿羽根丸さんです。
<殿羽根丸@中木港>
中木港の水質がぐっと上がっています。
<殿羽根丸@中木浜>
お天気もさらに最高。
中木浜キラキラです。
<殿羽根丸@トガイ浜>
港を出ると明らかにもう真っ青。
<殿羽根丸@中木沖>
左から白根、塔島、住吉島、アミダ、トウナイ浜。
<殿羽根丸@ヒリゾ沖>
右から石廊崎遊覧船マリンバード号、権力、大根島、沖ハヤマ、丘ハヤマ、赤ブイ、ヘイゴロウ。
海はもう恐るべき紺碧。完全に最高宣言です。
<殿羽根丸@ヒリゾ沖>
マリンバード号と落ちそうで落ちない権力岩。
<殿羽根丸@船着き場>
船着き場に到着。
<殿羽根丸@船着き場>
緑ではなく青い海。水底までスケスケ。
これが最高宣言です。
<殿羽根丸@船着き場>
午前中も十分綺麗でしたが、お昼を食べている数十分の間にこれほど変わるとは。
流石はヒリゾ浜です。
<殿羽根丸@船着き場>
殿羽根丸さんも映えますね。
ちなみにウミガメのねぐらは船の右側のスペースです。
・ヘイゴロウの幼魚の洞窟。
<キンメモドキyg他群れ@ヘイゴロウ>
早速海へ。なんとなくヘイゴロウの水中洞窟へ。
キンメモドキやクロホシイシモチの幼魚の群れが良い感じでした。
<キンメモドキyg他群れ@ヘイゴロウ>
右側がキンメモドキ、左がクロホシイシモチ。
よく見るとミナミハタンポの幼魚も混じっています。
<キンメモドキyg他群れ@ヘイゴロウ>
右クロホシ、左キンメに分かれました。
<キンメモドキyg他群れ@ヘイゴロウ>
群れに突入。
<キンメモドキyg他群れ@ヘイゴロウ>
いい金色。
<キンメモドキyg他群れ@ヘイゴロウ>
群れをかき分けて洞窟から脱出。
・青い赤ブイ
<キビナゴ群れ他@赤ブイ>
比較的潮通しがゆるい赤ブイ下も真っ青です。
<キビナゴ群れ他@赤ブイ>
キビナゴいっぱい。
・カンパチ、ツムブリの群れ@沖ハヤマ
<カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
真っ青な沖ハヤマにカンパチの群れ。
ツムブリも少し混じっています。
<カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
こっち見んな。
<カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
エイ穴のある大岩にキビナゴの群れを追い詰めて捕食していました。
<アカハタ群れ@沖ハヤマ>
エイ穴を覗くと大きなアカハタ。
左にホンソメワケベラの幼魚が二尾、右奥に巨大なイシガキフグとメジナがいます。
<キビナゴ群れ他@沖ハヤマ>
浮上するとキビナゴの大群。
遠くのダイバーさんもスッキリ見えています。
よく見ると左に岩に張り付いている方もいますね。
<カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
キビナゴを狙って再びカンパチの群れ。
<カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
潜航。
<カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
浮上。
しかし青いです。
・越冬クマノミ@沖ハヤマ
<クマノミ他@沖ハヤマ>
<クマノミ他@沖ハヤマ>
ここもこれほど青いことはそうありません。
<ミナミハコフグyg@沖ハヤマ>
沖ハヤマとハタンポ穴の境目の壁にミナミハコフグの幼魚がいました。
・昼歩くイセエビと昼寝るオオセ@ハタンポ穴
<イセエビ@ハタンポ穴>
またまた昼から出歩くイセエビ。
<イセエビ@ハタンポ穴>
穴に撤退していきました。
<オオセ他@ハタンポ穴>
穴を覗くとまたまたオオセ。
・キビナゴ大群@ハタンポ穴
<キビナゴ群れ他@ハタンポ穴>
カンパチたちに追われてハタンポ穴の狭いスペースにキビナゴの大群が入ってきました。
<キビナゴ群れ他@ハタンポ穴>
口を開いて突っ込んだら何匹か食せそうです。
<キビナゴ群れ他@ハタンポ穴>
将にSardine Tornado。
<キビナゴ群れ他@ハタンポ穴>
下から見てもいい感じです。
・キラキラミナミハタンポyg群れ@ハタンポ穴
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の岩の上、ごくごく波打ち際もご覧の通りです。
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
キラキラ半透明なミナミハタンポの幼魚です。
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
オヤビッチャやソラスズメダイ、タカベの幼魚も混じっています。
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
下から見ても最高です。
・アジアコショウダイ若@ハタンポ穴
<アジアコショウダイ若他@ハタンポ穴>
<アジアコショウダイ若他@ハタンポ穴>
この日は一尾しか見つけられませんでした。
<アジアコショウダイ若他@ハタンポ穴>
最終的にイソバナスペースへ。
<カブトクラゲ@ハタンポ穴>
闇に輝くカブトクラゲ。
<ナミノハナ@ハタンポ穴>
水面でも輝くナミノハナの群れ。
・-15mのクマノミ・ペア@ハヤマ間
<クマノミ・ペア@ハヤマ間>
折角なので-15mのクマノミのペアのイソギンチャク畑へ。
<クマノミ・ペア@ハヤマ間>
元気に卵を守っていました。
右の母クマノミのさらに右にオレンジ色の卵塊が見えています。
・小通りのいいサンゴ
<エンタクミドリイシ他@小通り>
小通りの良いサンゴ群生へ。
ソラスズメダイの小群もいい感じです。
<フタマタハマサンゴ他@小通り>
セダカスズメダイこっち見んな、で本日終了です。
・在りし日の海蛙様
<Seafrogs@中木浜>
港に戻って中木浜でSeafrogsさんのハウジングをパチリ。
この時点ではまだまだいけるぜ!と思っていたのですが…orz
<Seafrogs@中木浜>
ロゴも素敵なんですけどね。
ハウジングについての私感はこちらをご覧ください。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/02/07/164302
翌日2022年8月8日(月)から10日(水)までは、ヒリゾ浜の監視船乗務員としての業務に付きました。
一応カメラも持っていったので船上からの風景他を何枚かアップして、11日(木)の水中撮影に続きます。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20220806-11(06) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-03-05
flickrアルバム:20220806-11(07) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-03-06
flickrアルバム:20220806-11(08-10) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU
flickrアルバム:20220806-11(11) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-03-07
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2012
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2011
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2010
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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