2023シーズンのヒリゾ浜について/ヒリゾ浜アクセス、ポイント解説、ポイントマップ、生き物図鑑他(2023/07/11追記)の事
<ヒリゾ浜空撮 by 宇宙の戦士 Dr. BAM☆BOO>
2023シーズンのヒリゾ浜について、2023年6月現在の情報をまとめてアップします。
※2023/07/11追記
初めて来られる方へのご注意を追加しました。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E6%9D%A5%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%81%94%E6%B3%A8%E6%84%8F20230711%E6%B3%A8%E8%A8%98
※2023/07/10追記
東海バスの夏季限定下田9時発の中木行が今年も運行されます。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E3%83%90%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%A9%B3%E7%B4%B020230710%E8%BF%BD%E8%A8%98
※2023/07/06追記
先生のドローン撮影のお写真を利用したヒリゾ浜他のポイント解説を追加しました。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%92%AE%E5%BD%B1%E3%81%A7%E3%83%92%E3%83%AA%E3%82%BE%E6%B5%9C%E4%BB%96%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E8%A7%A3%E8%AA%AC20230706%E8%BF%BD%E8%A8%98
※2023/06/26追記
2023シーズンのヒリゾ浜渡船の運行期間、トガイ浜の遊泳禁止を追加しました。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/14/092447#%E9%A7%90%E8%BB%8A%E6%96%99%E9%87%9120230626%E8%BF%BD%E8%A8%98
◆目次
ヒリゾ浜公式HP
このブログのヒリゾ浜の記事
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
動画:youtube DIRU1974
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
ヒリゾ浜について
初めて来られる方へのご注意(2023/07/11追記)
<足元注意の船着き場の桟橋>
ヒリゾ浜は港から漁船で渡る、崖と島に囲まれた岩海岸です。
まず第一に、海が荒れると渡船が運行できず、ヒリゾ浜はクローズになります。
半島の先端にある南西向きの浜のため、天気が晴れていてもオンショア(沖から陸)の南〜南西風が強いと波が高くなり欠航になります。
また、風が弱くても、沖に台風が発生していると強いうねりが入ることがあり欠航になります。
雨でも基本的に運行されますが、記録的な豪雨など、そもそも南伊豆までたどり着けないと判断される場合も欠航です。
遅くとも当日の早朝には運行の可否が判断され、ホームページやSNSで発表されますのでご確認ください。
運行状況(仲木へ行こうよHP):http://nakagi.jp/
逆にオフショア(陸から沖)になる北東の風の場合は、海面がならされ凪になります。多少波があっても、北東風が強ければ強いほど穏やかになります。
さらに黒潮の分流をおしとどめ、綺麗な潮流を浜に回遊させてくる効果もあり、地元では特別に「ナライの風」と呼ばれるほど大事でありがたい風です。
風速や波高などの情報を確認できるサービスもあります。無料でも3時間単位で一週間、有料登録すると1時間単位で10日先まで見られます。年々予報精度が向上していて、一週間前でもかなり正確で三日前ならほぼ確実に当たります。
Windy:https://www.windy.com/
ちなみに2022シーズン最終盤にこのナライの風がリュウグウノツカイygを連れてくるという大ラッキーも発生しました。
リュウグウノツカイyg×3登場(弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/07/04/143708
<最盛期のヒリゾ浜ビーチ>
ヒリゾ浜の特徴は、関東屈指の綺麗な水質と複雑な地形、豊富な生物相にあります。シュノーケリングによる自然観察にとても適した稀有なビーチです。
国定公園に囲まれているため、基本的に自然のままです。トイレや休憩用の屋根等はありません。船着き場の桟橋等、足場が悪い場所も多く、岩海岸なのでパラソルも立てられません。
ビーチでのんびりしたり、浮き輪でまったりしたりするのにはあまり向いていません。火気禁止のためBBQ等をすることもできません。釣りや生物の採集も禁止です。
以上を踏まえ、とりあえず必要なものは、
・陸ではしっかりしたサンダル
・海ではマリンシューズ
・休憩するなら日除けのサンシェード(小さなテント)
・必要ならクーラーボックス
以上はあったほうが良いと思います。
陸もマリンシューズでいけますが、コンクリや岩場で寿命が縮みます。
個人的には「ギョサン」に先割れのマリンブーツをあわせています。小笠原生まれのギョサンは「絶対に滑らない!死ぬほど丈夫!しかも安い!」と三拍子揃った最強ビーチサンダルだと思います。今は色も豊富でおしゃれでもあります。某T船長は左右で違う色を履くという上級者向けのおしゃれを楽しんでいらっしゃいます。
【最強サンダル】ともいわれる【ギョサン】発祥の地は小笠原だった!(小笠原村観光局):https://www.visitogasawara.com/archive/archive-4250/
渡船は片道数分、一日乗り放題で定期的に往復していますので、お手洗いやお買い物等、港とビーチを自由に往復できます。
ご家族連れには飲み物や食べ物を保存するクーラーボックスもあったほうが良いかも知れません。
< 小通り手前から見るヒリゾ浜ビーチ>
地形観察や生物観察のためには、
・三点セット:水中マスク、シュノーケル、フィン
・グローブ、軍手
・お子様ならライフジャケット
・大人ならウェットスーツ
最低でも三点セットが必要です。
できればライフジャケット、ウェットスーツがあったほうが安心して楽しめると思います。
マリンシューズ、サンシェード、三点セット、ライフジャケットは港の「双葉食堂」等で。
ウェットスーツ他は「中木マリンセンター」、「民宿 甚四」等でレンタルすることもできます。
ウェットスーツは保温だけでなく、岩場やサンゴ、クラゲなどからの保護の効果もとても高くオススメです。最近は安くて機能性も高いウェットスーツが販売されていますので、この機に購入されるのもありかも知れません。
私は一日中泳ぐので盛夏でもウェットを着用しています。Hele i Waho(ヘレイワホ)のツーピースはお安く着やすく、体型がちょっと通常から逸脱していても大丈夫なのでオススメです。冬はインナー重ね着でそこそこ対応できます。ウェット以外にもロングフィン他のアイテムもコスパが高くお得です。
三点セットは、マスクは巨顔に対応するDIVEWAYS、シュノーケルとフィンはGULL。太いSUPER BULLETと柔らかめの普通のMEWです。
水中カメラは一般の方には現状ではOLYMPUSのTG-6一択です。動画ならGoProが有名ですが、DJIのOSMO Pocketもコスパが高くてオススメです。どれもレンタルで割とお安く借りられます。
その他詳細はこちらを御覧ください。
OLYMPUS TG-6レンタルについて(弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/04/28/130440#OLYMPUS-TG-6%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
変態向けの機材について(弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/23/141026#%E6%96%B0%E3%82%AE%E3%82%A2%E6%9D%A5%E3%82%8B
<浅く穏やかなあいあい岬下>
ご家族連れや初心者の方でも安心して楽しめるポイントは、
・あいあい岬下
(浅い砂地で流れが無い)
・ヘイゴロウ
・赤ブイ
・ハタンポ穴
(深いところもあるが流れが穏やか、生物も多い)
です。
「ヘイゴロウ」のミニドロップオフ、「ハタンポ穴」から「赤ブイ」にかけてのサンゴの多い浅い岩礁帯は、穏やかで生物も多く特にオススメです。
「あいあい岬下」は流れが全く無いので、浮き輪でのんびりするのにいいかも知れません。ナンヨウツバメウオの幼魚など珍しい生物も見られます。
その他のポイントは少し上級者向けです。
・小通り
(潮流が速いため泳ぎに自信がある方以外は辛いかも)
・沖ハヤマ
・丘ハヤマ
(流れはあまりなく生物は大変多いがかなり深い)
ヒリゾ浜のアクセスやポイントマップ、ポイント解説、生物図鑑等は以下をご参照ください。
ヒリゾ浜ポイントマップ
ヒリゾ浜概論
ヒリゾ浜は静岡県下賀茂郡南伊豆町中木港から向かう、夏の間(7月~9月)だけ渡し船で行ける海水浴専用のビーチです。
2023年度の営業予定は7月1日(土)から9月末までとなっています。
ヒリゾ浜の特徴は伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。 その理由には、伊豆半島の先端の南伊豆のさらにその突端にあり、黒潮の支流の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた狭い水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
ここ数年は渡船の終わった後、10月の土日に貸し切りのボートシュノーケリングも開催されています。
期日が近づくと詳細は公式HPで発表されます。
ヒリゾ浜へのアクセス
公共交通機関の場合
ヒリゾ浜がある中木までは、伊豆急下田駅からバスが出ています。
去年までの最速のバスは、夏期の休日限定の朝9時の下田発→石廊崎オーシャンパーク経由→10時前中木着でした。
昔は下田駅を朝8時に出る夏休みのみの中木直通便があったのですが、コロナ禍以降廃止になってしまいました。
今年は直通便が復活して欲しいです。
東海バスの詳細(2023/07/10追記)
以下に現時点(2023年5月)の下田=中木間のバスの便を載せます。
時刻表上乗り換え時間が非常に少ない便が多いため、GoogleMapなどの路線検索では出て来ないことが多いのでお気をつけください。と申しますか、東海バスの公式HPでも出てこないのは…
運転手さんや東海バスの窓口にお問い合わせされると、乗り継ぎの詳細を書いた時刻表のコピーをいただけると思います。
●下田→中木(2023/07/10追記)
※夏季限定運行
①下田駅09:00発(石廊崎オーシャンパーク行(以下石廊崎OP))→09:43石廊崎OP着→【乗換】現地精算、同じ車両で09:43発(中木行)→09:53中木着→中木港まで徒歩0分
(※7/15~7/17及び7/22~8/27は全日運行、9/2~9/30は土休日のみ運行)
https://www.tokaibus.jp/news_topics/news.php?id=346
※通常期
②下田駅10:00発(石廊崎OP行)→10:43石廊崎OP着→【乗換】現地精算、同じ車両で10:43発(吉祥(きちじょう)行)→10:51中木口(なかぎぐち)着→中木港まで徒歩10分
③下田駅10:25発(子浦行)→11:02吉祥着→【乗換】11:05発(石廊崎OP行)→11:15中木口着→中木港まで徒歩10分
④下田駅11:55発(伊浜行)→12:20下賀茂(しもかも)着→【乗換】12:20発(中木行)→12:50中木着→中木港まで徒歩0分
⑤下田駅12:35発(石廊崎OP行)→13:18石廊崎OP着→【乗換】現地精算、同じ車両で13:18発(吉祥行)→13:26中木口着→中木港まで徒歩10分
⑥下田駅14:05発(伊浜行)→14:32下賀茂着→【乗換】14:33発(中木行)→15:03中木着→中木港まで徒歩0分
⑦下田駅15:25発(伊浜行)→15:52下賀茂着→【乗換】16:00発(中木行)→16:30中木着→中木港まで徒歩0分
⑧下田駅16:45発(伊浜行)→17:12下賀茂着→【乗換】17:15発(中木行)→17:45中木着→中木港まで徒歩0分
⑨下田駅18:20発(伊浜行)→18:43下賀茂着→【乗換】18:45発(中木行)→19:11中木着→中木港まで徒歩0分
●中木→下田
①中木06:55発(蓮台寺行)→7:50下田駅着
②中木07:45発(下田駅行)→8:42下田駅着
③中木口10:51発(吉祥行)→11:01吉祥着→【乗換】11:03発(下田駅行)→11:40下田駅着
④中木口11:15発(石廊崎OP行)→11:23石廊崎OP着→【乗換】11:30発(下田駅行)→12:15下田駅着
⑤中木13:19発(下賀茂行)→13:49下賀茂着→【乗換】13:52発(下田駅行)→14:17下田駅着
⑥中木口13:26発(吉祥行)→13:36吉祥着→【乗換】13:40発(下田駅行)→14:17下田駅着
⑦中木15:06発(下賀茂行)→15:36下賀茂着→【乗換】15:41発(下田駅行)→16:08下田駅着
⑧中木16:35発(下賀茂行)→17:05下賀茂着→【乗換】17:30発(下田駅行)→17:55下田駅着
⑨中木17:48発(下賀茂行)→18:18下賀茂着→【乗換】18:40発(下田駅行)→19:03下田駅着
通常コスト
東京からは始発の東海道線で熱海→伊豆急行線で伊豆急下田駅→東海バスで中木or中木口。
JRの在来線で2300円、伊豆急が1700円、東海バスが1300円ぐらい。
合計片道5200円、往復10400円ぐらいです。
東海道新幹線を使うと往復16000円ぐらい。
踊り子号だと14000円ぐらいです。
各社割引
JR東日本の週末パス。
お盆と年末年始期間以外の土日の二日間、8880円で関東近郊の在来線が乗り放題です。伊豆急下田駅も範囲内です。
https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?cmb_startpre=0&cmb_placearea=0&cmb_placepre=22&txt_year=&txt_month=&txt_day=&mode=area&SearchFlag=0&ctl00=%8c%9f%8d%f5&GoodsCd=2546
東京=下田間の往復代金のみが4000円ぐらい。バス代は別途なので、普通に使う分には少し割高です。
東京より遠かったり、途中下車が一回以上あれば元がとれます。
JRでは夏休み期間(7/20〜9/10)に、青春18きっぷが発売されます。
https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/
12050円で5日間JRの在来線が乗り放題になります。
7/1から事前購入できます。中木行は日帰りで元が取れます。
伊豆急行線にも伊豆満喫フリーきっぷという乗り放題きっぷがあります。
https://www.izukyu.co.jp/ticket/detail.php?CN=314449
伊東〜伊豆急下田間が、一日2000円で乗り放題です。
こちらも日帰りなら元が取れます。
が、利用前日か当日、特急停車駅の窓口でしか購入できません。さらに乗越精算時には購入できません。
たとえば、熱海駅はJR扱いですので、下田行直通電車に乗る場合は伊東駅で一度下車して、窓口でチケットを購入する必要があります。
朝一番の行動の場合は時間的にちょっと難しい感じです。
東海バスには東海バスフリーきっぷ(石廊崎・下田2日券)があります。
https://www.tokaibus.jp/rosen/freekippu_shimoda_minamiizu.html#irozaki_2days
2日間2100円で下田駅〜中木周辺のバスが乗り放題です。
下田駅のバスロータリーにある案内所で購入できます。
こちらは一泊しても元が取れます。
朝一番のバスでも、運転手さんがこの乗車券をおすすめしてくれることが多いです。
ダッシュで買いに行けば待っていてくれるかもしれません。
どの割引も、途中下車をたくさんするような旅程の場合は大変お得になります。
往復のみの場合は、日帰りならばいくらか得になりますが、一泊以上の場合は無駄になります。
購入に制限があったり時間的に厳しいものも多く、さらに昨年から東海バスがついにSuicaに対応したこともあって、個人的には利用しておりません。
コロナ前はJRと伊豆急が共同で発行していた、「南伊豆フリーきっぷ」という東京圏から南伊豆までの電車と東海バスが、二日間7000円で乗り放題という最高な割引券がありました。
現在は廃止されていますので、こちらも是非復活して欲しいところです。
下田駅からタクシー
下田駅から中木までタクシーでだいたい30分6000円ぐらいです。
2〜3人で乗れれば断然有りだと思います。
自家用車の場合
車の場合はナビでサクッと来られると思います。
個人的には行きは前日深夜に出発、帰りは渋滞回避のため、往復どちらも東名は使わず、西湘バイパスと東伊豆の135号線を使うことが多いです。
駐車料金(2023/06/26追記)
駐車料金は日帰りの方はメインの大駐車場とその周辺が一日2000円。
少し離れた入口近くの第4、第5駐車場が1000円。
中木の民宿に泊まる方は何日でも一回1000円です。
駐車場のお問い合わせ電話番号は TEL 0558-65-0345 です。
大駐車場と3つの小駐車場が有り合計200台以上停められます。
コロナ禍以前は駐車場もめちゃくちゃ混みました。
昨季もお盆を代表に、夏休みと重なる週末や祝日は満車になることが多かったです。
それもあって個人的には夜に出て深夜に到着するようにしています。
車中泊は禁止ですが仮眠はOKのようです。駐車料金は+1000円かかります。
また朝満車になっていても、午前中で帰る方も多いのでお昼からは閉鎖が解除されることも多いです。
渡船&チケット行列
船着き場もチケット売り場も、朝は大行列になります。
早く着いた場合は船着き場に荷物をおいて場所取りを。
チケットはシーズンパスを購入すると並ばなくてすみます。
ヒリゾ浜渡船とシーズンパスについて(2023/06/26追記)
ヒリゾ浜渡船は2000円(子供1000円)で一日乗り放題。
営業期間は7〜9月の8:00〜16:30(8:30〜16:00の日もあり)です。
(トップシーズンの7/15~8/30と9月の土日祝日は8:00~16:00)となります。
中木港からヒリゾ浜までは数分。
定期的に往復しているので買い物や用足にいつでも港に戻れます。
例年シーズンパスが用意されます。
1万円でシーズン中は渡船に乗り放題になります。
パスのデザインも毎年素敵でおすすめです。
中木の民宿について
基本的には皆さん電話対応です。
昨年まではコロナ対応のために休業もしくは受け入れ数を制限している宿も多かったです。
今年は緩和されるかと思われますが、そもそも数が少ないので利用が厳しいのは変わりません。
平日などになんとか予約を入れて、常連になれればまた融通もきくかと…
と申しますか、個人的にもコロナ後となる今年は厳しい気がしております。
下賀茂や弓ヶ浜の宿もご検討ください。
ヒリゾ浜への送迎バスを仕立てる宿もコロナ前はありました。
トガイ浜について(2023/06/26追記)
今年もトガイ浜への歩道は落石の危険があるため通行できません、遊泳も禁止です。
以上、上記は2023年5月時点の情報になります。
宿の連絡先等の詳細は中木のHPでご確認ください。
ドローン撮影でヒリゾ浜他ポイント解説(2023/07/06追記)
朝のヒリゾ浜
<ヒリゾ浜〜中木全景>
渡船運行前に先生がヒリゾ浜のドローン(DJI MAVIC AIR2)撮影をされました。
お写真を頂いたので上空から見たヒリゾ浜のポイントを解説してみます。
しかしこんなに綺麗に写るのか!と毎度驚嘆します。100m上空からでも人間が識別できるレベルで写ります。カメや大きな魚がいたらすぐに分かりますね。
一番上が中木港と中木浜(1)。防波堤の左(西)側がトガイ浜(2)、小さな岬を超えるとトウナイ浜(3)。トウナイの外側の岩礁帯はアミダ(4)(以下地磯名)。
中木港を右(東)に出て最初にある岬が新宿(5)その向こう側はボウムキ(6)。その手前の岬が大棚(7)、手前の小さな突端が小棚(8)。大棚の向こうに隠れている小さな岬はトビ根(9)。
これらの崖の上に見えているのがあいあい岬(10)のジオパークセンター。トビ根から右側の崖沿いのスペースからヒリゾ浜のポイントが始まります。
あいあい岬の崖際のスペースがあいあい岬下(11)、その手前の水路は渡船の航路(12)で、その手前右側に小さく白っぽく見えているのが渡船の船着き場(13)と木橋。その右下の石海岸がヒリゾ浜のビーチ(14)。監視台(15)の青い屋根も見えます。
船着場の前にある大きな岩礁がヘイゴロウ(16)、その左の海域の中央にぽつんと見えているのが体験ダイビング用の赤ブイ(17)。
さらに左の大きな岩礁が丘ハヤマ(18)。その左にある小さめの岩礁が沖ハヤマ(19)。両ハヤマの間にさらに小さく顔を出している岩礁がハタンポ穴(20)。
沖ハヤマの左側に点々と遊泳範囲のブイ(21)が見えていて右下まで続いています。その内側が小通り(22)。左下の崖は大根島(23)です。
あいあい岬下の右側は卜字型の入り江になっていて、手前に伸びる小さな入り江にはナンヨウツバメウオygの群れが毎年出ることから、ナンヨウツバメの入り江(24)。右側の入り江の奥には小さな秘密のビーチ(25)(何が秘密かは秘密です(笑))。先日ビーチクリーンをしました。
船着き場の裏からこれらの入り江に向かう角(26)から、各入り江の崖際の壁面には幼魚が多くいます。
船着き場からまっすぐあいあい岬を見ると、コンクリで四角く固められた古い船着き場(27)があり、その上には2つのプールのような潮溜まりがあります。ここにハクテンハタygがいたことがあります。
ここからあいあい岬までは古い階段(28)が残っていて、通常は危険なため立ち入り禁止ですが、有事の際にはあいあい岬まで登る避難路になっています。
ここから左に航路際を進むと小さな湾(29)になっていて、湾の開口部にある大きめ岩(30)の上にはサンゴイソギンチャクが群生しており、クマノミやミツボシクロスズメダイygがいます。一番航路側の大きなイソギンチャク畑は2020年の土砂崩れで残念ながら壊滅しました。この崖際の壁面も土砂崩れ前は海藻が多くウミウシ(31)やタツノオトシゴ(32)がいました。どちらもいずれ復活すると思います。
船着き場からあいあい岬方面はフラットな水底(33)が続いていて、去年は航路ギリギリの岩の下にアオウミガメが定住していました。
<ヒリゾ浜全景>
右上が船着き場(1)とヒリゾ浜のビーチ(2)。
その前にある岩礁がヘイゴロウ(3)。赤ブイ(4)を挟んで大きな丘ハヤマ(5)、ハタンポ穴(6)、沖ハヤマ(7)。画面上に見切れているのがあいあい岬下(8)。
ヘイゴロウの船着き場側の壁面(9)にはミナミハコフグygやサザナミヤッコyg等幼魚が多いです。あいあい岬側には裂け目が3つ(10)あって、奥でつながる水中洞窟(11)になっています。時期になるとイシモチやハタンポの幼魚が群れます。浜側にも大きな裂け目(12)があり繋がっていますが、こちらからは立ち入り禁止です。
赤ブイ側の先端は小さなドロップオフ(26)になっていて、近くの航路側(27)と赤ブイ側の壁面(28)はソフトコーラルが多く生き物も多いです。ミナミハコフグygをよく見かけます。少し離れた壁面(29)ではイロカエルアンコウygも出ました。
浜前の小島(30)との間には丸い大きな岩(31)があって、この周辺(32)でもオオセがいることが多いです。小ドロップオフと赤ブイの間のゴロタ場(33)にもミノカサゴの仲間がよくいます。
沖ハヤマからブイ沿い(13)に小通りが続きます。右(東)方向はしばらく砂地と小石の水底(14)が続き、最初に現れる大きめの岩が第一岩礁(15)。大きな細長い岩とその周りに丸い岩が固まっていて生き物が多いです。細長い岩の角(16)にクマノミygがいます。
第一岩礁から浜方向にある大きな四角い岩はえぐれ岩(17)。両サイドが大きくえぐれていて生物の隠れ場所になっています。
さらに右に進むと画面から見切れる直前に水面から顔を出している岩、テヅルズリーフ(18)があります。岩の沖ハヤマ側の水面近く、茶色いサンゴの間に大きなテヅルモヅルが鎮座されています。周辺の岩を含めてソフトコーラル(ウミトサカ)が多く綺麗です。
さらに進むと監視船がいて遊泳範囲外になります。
丘ハヤマの赤ブイ側の斜面(19)はサンゴが多く、特に小通り寄りの裂け目(20)にはニホンアワサンゴの大きな群生があります。ヘイゴロウとの間の水底(21)は砂地が多く穏やかなのでハナミノカサゴ等がいることがあります。手前の角の小石の水底(22)には毎年ソメワケヤッコygが出ます。さらに手前の浅い岩礁帯(23)を含めて、周辺の浅瀬には餌をもらったソラスズメダイ等がたくさん群れています。
小通りと浜の間の広いゴロタ場には、稀にハナミノカサゴyg(24)やウミガメ(25)が出ることがあります。
<ヒリゾ浜全景>
右の大きな岩礁が丘ハヤマ(1)、写真上(東)方向に水中に伸びている根の先端がドロップオフ(2)。一気に水深20mまで落ち込む崖になっています。途中に大きなソフトコーラル(ウミカラマツ)があり、レンテンヤッコygが越冬していました。
左の小さな岩礁が沖ハヤマ(3)。上に長く伸びている根の上に岩がいくつかあり、その下が洞窟状になっています。特に大きなものがエイ穴(4)、コロ穴(5)です。根の先端の右側-10m(6)と、丘ハヤマ方向に少し進んだ-15mの岩(7)に大きめのイソギンチャクの群生があり、それぞれ越冬クマノミのペアがいます。
丘ハヤマの右側にある大きめのブイがダイビング用の赤ブイ(8)。
丘ハヤマと沖ハヤマの間、白波が立っているあたりに大きな岩、ハタンポ穴(9)があります。岩の下は大きくえぐれて洞窟になっています。周囲も入り組んだ岩礁帯で穴が多く、多くの生き物がいます。
ハタンポ穴から右下方向は岩がずっと連なっていて(10)、このあたりはサンゴやイソギンチャクが多く、ナンヨウハギygやクマノミyg等の南方系の幼魚が出ます(11)。岩の下にはオオセ(12)他が。リュウグウノツカイygが出たのもこの辺りです(13)。
さらに右下に進むと、少し沖にちょこっと頭を出している縦に細長い岩礁(14)があります。小通り側の壁面(15)にコガネヤッコyg、その前にあるフラットな水底(16)にヒレナガハギyg、その少し左上の尖った岩の上にイロカエルアンコウ(17)が出ました。その少し下にある丸い岩の上(18)に綺麗なサンゴがあります。
左下が大根島(19)。大根島の手前は遊覧船等の航路(20)。航路沿いに点々と見えるのが遊泳範囲のブイ(21)で、その内側が小通り(22)です。
沖ハヤマの大根島側の少し離れたところに水中の岩が2つ(23)見えていて、その間が谷間になっています。フエヤッコダイが出たのはこの谷の小通り側の出口(24)です。
アオウミガメは朝一番の沖ハヤマ周辺(25)と両ハヤマ間(26)に出ることが多いです。
と申しますか、遊覧船の航路に白っぽい丸いものがいるのですが。これは息継ぎしているウミガメのような気もします(27)。気になる方は画像をクリックしてflickrに飛んで拡大してみてください。
夕陽のヒリゾ浜
<中木沖〜ヒリゾ浜>
黄昏のヒリゾ浜。中木から東向きにヒリゾ浜を見ています。
手前の岬のこちら側が「ボウムキ」、先端が「新宿」、次の小さな岬が「トビ根」、次の岬が「大棚」、「小棚」。
左の崖の上にある白い建物があいあい岬の「ジオパークセンター」。一番むこう側の小高い岬が「ユウスゲ公園」。「あいあい岬」はこの一帯を示すようです。
一番右の大きな島が「大根島」、そのこちら側の先端にある岩礁が落ちそうで落ちないで有名な「権力」。 大根島の向こうに見えている小島は超一級磯の「カツオ島」。
カツオ島の左の小高く尖った岩礁が「ヒカゲ」、その左隣はヒリゾ浜の西端の洞窟のある岩。この手前に監視船がいます。
手前に戻り、大根島側から「沖ハヤマ」「丘ハヤマ」「ヘイゴロウ」「船着き場」です。
<ヒリゾ浜>
誰もいないヒリゾ浜。
手前右側から「大根島」、「沖ハヤマ」、「丘ハヤマ」、「ヘイゴロウ」、「ヒリゾ浜」、「船着き場」。
奥の右側から、「大根島」、「ヒカゲ」、「ヒリゾの西の洞窟」、「ミツアシ」です。
<中木全景>
大根島の先から振り返り、大根島からヒリゾ浜、中木の港を見ています。
一番上の左から、入間の千畳敷がある「三ッ石岬」。その手前の大きめの島が「住吉島」、その右手の小さめの三角の岩礁が「ツリキリ」、その右のさらに小さな岩が「陸のツリキリ」、その右の岬は「庵曽原(あんぞばら)」。
住吉島の手前の細長い三角の岩礁が「白根」、その右、ツリキリの手前の島が「塔島」。庵曽原の弓形の浜が「月の子浜」、浜の入り口にある細長い岩礁が「イガミ」、その右にある小さな岩が「平床」、さらに右に離れた岩が「ケサカ」。
ケサカの奥の白っぽい崖が「トウナイ浜」、その手前の岩礁帯が「アミダ」。その右に「トガイ浜」、「中木港」。
中木港の右を手前に順に、「ボウムキ」、「新宿」、「トビ根」、「大棚」、「小棚」、「あいあい岬」。
中央の大根島には磯釣りのポイントがいくつかあって、奥側の先端に「権力」、その左にある小さな岩が「ロクロ」、ロクロの手前の小さな出っ張りが「銀座」、銀座の向こうに隠れている「前棚」、その手前の四角い大きな出っ張りのさらに手前、小さく白波が立っているあたりが「平島」、その手前が「二八」。飛んで一番こちら側に飛び出した小さな岩が「沖牛根」、その対岸が「牛根」です。
牛根の右側の海域は小通りの出口の「大通し」、その先の大きめの岩礁がこちら側から見た「ヒカゲ」、右に小さな弓形の浜があって、その右ギリギリに見えているのが「ミツアシ」です。
<中木沖>
大根島上空から駿河湾に沈む夕日。
手前から大根島、白根、塔島、ツリキリ、住吉島、千畳敷、三ッ石岬。
<中木沖>
一番上から、入間の千畳敷がある三ッ石岬、大きな島が住吉島、その右手の尖った岩礁がツリキリ、さらにその右が陸のツリキリ、その先の大きな岬が庵曽原、左の島が塔島、その右にイガミ、平床、ケサカ、アンゾ、トウナイ浜。
ヒリゾ浜ガイドブック
<HIRIZO Guidebook 2022>
ヒリゾ浜では立派な公式ガイドブックが準備されていて、船着き場等で無料で配布されています。
ヒリゾ浜に関する情報はほぼすべて網羅された素敵な内容です。
ヒリゾ浜マップとポイント解説、生き物図鑑、サンゴ図鑑に関しては私が担当しています(写真撮影、作文、DTPレイアウトまで)。
その他、シュノーケリング講習、町内マップ、協賛の素敵なショップの広告等々、これで無料なの!?と思わず驚くボリュームとクオリティです。
中木港の渡し船チケット売り場の他、池袋、渋谷にあるダイビング用品店のAQROSさんなどで配布されています。機会があったら是非お手に。
以下に私が担当した記事の内容等を転載します。
詳細をご覧になられたい方は、画像をクリックするとflickrのページに飛びます。
ヒリゾ浜ポイントマップ
<Beach Map / HIRIZO Guidebook 2022>
ヒリゾ浜のビーチマップと各ポイントのご紹介です。
ヒリゾ浜には、伊豆の海の全ての表情があります。
ヒリゾ浜の地形は、とてもバリエーション豊かです。海中の断崖絶壁ドロップオフ、速い潮流が通る水道、浅く穏やかな入り江。水底に目を向ければ、綺麗な砂地から、荒々しい岩礁地帯まで。鬱蒼と茂る海藻の畑があれば、カラフルなソフトコーラル、緑に輝くサンゴの群生も…伊豆の海の魅力が、ここにギュッと詰まっています。
泳ぐポイントは大きく分けて以下の6つです。お気に入りの場所を探しに行きましょう。
小通り ―水質も潮流も一番、ザ・ヒリゾ浜
大根島と浜に挟まれた水道です。常に速い潮流が通っていて、水質が良好に保たれています。砂地に大きな岩礁が点在し、ソフトコーラルやサンゴが繁茂しています。魚影も濃く、多くの魚の群れが集います。おとなしい大型のエイやサメ、ウミガメが姿を見せることも。イソギンチャクをよーく探せば、クマノミの赤ちゃんが隠れているかも…近年は浅瀬のテーブルサンゴに、ナンヨウハギなどの珍しい熱帯魚が姿を見せてくれています。
ハタンポ穴 ―いつでも大群、穴覗き
沖ハヤマと丘ハヤマの間にある、水面に少し顔を出した岩礁です。下が大きくえぐれていて、ミナミハタンポの大群が集まっています。穴の奥にはアカハタやテングダイなどの、大物が隠れていることも。周囲には、イソギンチャクやサンゴが点在しています。
ヘイゴロウ ―洞窟探検と幼魚探索
船着き場のすぐ前にある、大きな岩がヘイゴロウ(平五郎)岩です。内側は大きな洞窟になっています。渡し船の航路側の壁面には、鮮やかなソフトコーラルがびっしり。よく見ると、ミナミハコフグやチョウチョウウオなどの幼魚が潜んでいます。
あいあい岬下 ―いつでも穏やかな穴場
船着き場の対岸の崖があいあい岬です。水深が浅く潮流も穏やかなポイントです。大きなイソギンチャクの群生があって、クマノミやミツボシクロスズメダイなど、多くの熱帯魚が集まります。手前側の入り江では、ツバメウオやイトヒキアジなどが現れることがあります。
沖ハヤマ ―ヒリゾ浜最深、魚影も濃厚
ヒリゾ浜の一番外側の岩礁です。沖に向かって棚状の岩礁がなだらかに伸び、ヒリゾ浜でもっとも深い、水深20mまで落ち込みます。ダイナミックな地形と魚影は、ヒリゾ浜でも一番。メジナやキビナゴ、キンギョハナダイなど、多様な魚種の大群が見られます。これらを狙って、外洋からカンパチなどの大型魚が入り込んでくることも。大きなイソギンチャクの群生が各所にあり、クマノミが毎年越冬しています。アオウミガメが良く見られるのもこちらです。運が良ければ一緒に泳げるかも…
丘ハヤマ ―ドロップオフと緑のサンゴ群
ヒリゾ浜で一番大きな岩礁です。航路側は一気に15m落ち込む、水中の崖「ドロップオフ」になっています。ソラスズメダイやキンギョハナダイなどの魚群が常に見られます。ドロップオフの外洋側は、大きな岩が入り組む複雑な岩礁帯で、テングダイやアオブダイなど大型魚が潜んでいます。浜側の斜面と小通り側の浅い岩礁は、サンゴの群生になっていて、様々な熱帯魚が集まってきます。
多様な生物が住む環境を守りましょう
ヒリゾ浜に来る多くのお客様は、多様な海の生物を見ることを楽しみにしています。今後もご覧いただけるよう、採取はもちろん、生物を傷つけることはおやめください。また、ゴミ等を残さないようご協力をお願いします。
ヒリゾ浜生き物図鑑
<Creatures Encyclopedia-1 / HIRIZO Guidebook 2022>
ヒリゾ浜で見られる生き物図鑑です。どれも私がヒリゾ浜の海中で撮影したものです。
今年は2ページ増量され、掲載種も114種から246種まで増えました。それでも、載せていない種はまだまだいます。ヒリゾ浜の海の豊かさは凄いです。
ヒリゾ浜の仲間たち
ヒリゾ浜には、もともと住んでいる生き物の他にも、遠い南の海から黒潮に乗って、毎年多種多様な生き物がやって来ます。この図鑑では、よく見られる種から、なかなか会えない種まで、順番にご紹介しています。今日はどんな仲間たちに出会えるでしょうか?
写真の●マークは主に見られるポイント。マークなしはどこでも会える生き物です。名前の後ろの「yg」は「幼魚」を意味しています。身を守るために、鋭いキバやトゲ、強い毒を持つ生き物もいます。観察する時はおどかしたり、手を触れたりせず、そっと見守ってあげましょう。
生物名:
クマノミyg、
ソラスズメダイ、スズメダイ、キンギョハナダイ(左♀右♂)、ニシキベラ、キュウセン、
メジナ、イスズミ、ニザダイ、アイゴ、クサフグ、
ハコフグ、タカノハダイ、イワシ、キビナゴ、ボラ、
ミナミハタンポ、ネンブツダイ、イソカサゴ、ウツボ、
メバル、オジサン(ホウライヒメジ)、ブダイダツ(オキザヨリ)、カゴカキダイ、アオウミガメ、
カエルウオ、コロダイ、オハグロベラ、セダカスズメダイ、クロダイ、
キタマクラ、ヘビギンポ、ヒメギンポ、コケギンポ、チョウチョウウオ、
イセエビ、トラウツボ、アカハタ、アジ、サバ、
イシダイyg、オヤビッチャ(上)シマハギ(下)、ホンソメワケベラ、オトヒメエビ、メイチダイ、
マダイ、アオリイカ、タカベ、シマアジ、イサキ、
ヒラタエイ、イシガキダイyg、ゴンズイ、イトフエフキ、イタチウオ、
クマノミ(左♂右♀)、ミツボシクロスズメダイyg、カンパチ、ブリ(イナダ)、ツムブリ、
ヒラメ、イズヒメエイ、オオモンハタ、マダコ、
イシガキダイ、イシダイ、フエダイ、オニカサゴ、
<Creatures Encyclopedia-2 / HIRIZO Guidebook 2022>
ミナミハコフグyg、
ツノダシ、トゲチョウチョウウオyg、フウライチョウチョウウオyg、
ミゾレチョウチョウウオyg、シラコダイyg、チョウハンyg、
アケボノチョウチョウウオyg、ゴマチョウチョウウオyg、キンチャクダイyg、キンチャクダイ、テングハギyg、
ナンヨウツバメウオyg、モンツキハギyg、ニジハギyg、ハクセンスズメダイyg、ミヤコキセンスズメダイyg、
メガネスズメダイyg、セダカスズメダイyg、ハナハゼ(上)ダテハゼ(下)テッポウエビ(中)、シマウミスズメ、アカヤガラ、
ヘラヤガラ、アオブダイ、ワモンダコ、キジハタ、イシガキフグ、
ミノカサゴ、マツカサウオ、ホウボウ、ヒメゴンベ、アカエイ、
ハナミノカサゴ、キリンミノ、タツノオトシゴ、ハリセンボン、ミナミギンポ、
サザナミヤッコ、ヨコシマクロダイyg、サザナミヤッコyg、カンムリベラyg、ツユベラyg、
アオウミウシ、ムカデミノウミウシ、コイボウミウシ、キイロイボウミウシ、サメジマオトメウミウシ、
オトメウミウシ、タテヒダイボウミウシ、フリエリイボウミウシ、ミアミラウミウシ、ムラサキウミコチョウ、
パンダホヤ、オオアカヒトデ、トビエイ、ヤッコエイ、オオセ、
カスザメ、ネコザメ、テヅルモヅル、ソウシハギ、イトヒキアジ、
ネズミフグ、テングダイ、ツバメウオ、ヒョウモンダコ、ノコギリハギyg、
ハナオコゼ、ヤリカタギ(左)フタスジリュウキュウスズメダイ(右)、ホシゴンベ、セダカギンポ、スミツキトノサマダイyg、
イロカエルアンコウ、ヒレナガハギyg、モンハナシャコ、フエヤッコ、タスキモンガラyg、
ナメラヤッコyg、アブラヤッコyg、
ソメワケヤッコyg、レンテンヤッコyg、
ナンヨウハギyg
ヒリゾ浜サンゴ図鑑
<Corals Encyclopedia / HIRIZO Guidebook 2022>
最後はサンゴ図鑑です。
サンゴはこの3年で本当に増えました。特にテーブルサンゴのエンタクミドリイシは、その形状と大きさもあって、ものすごく目立っています。
ヒリゾ浜でサンゴの美しさを楽しむ
サンゴ(造礁サンゴ)とは?
サンゴはイソギンチャクやクラゲの仲間の「動物」です。褐虫藻と言う小さな「植物」と共生していて、太陽の光などを利用して、硬い骨格を作りながら成長しています。
ヒリゾ浜で主に見られるサンゴは「造礁サンゴ」と呼ばれ、深海の宝石サンゴとは違う浅い海に住む種類です。その他、骨格を持たないサンゴ、「ソフトコーラル」の仲間も沢山見ることができます。これらサンゴは海底に彩りを添え、多くの生き物のすみかとなっています。
伊豆にはサンゴ礁はないけど、サンゴはあるの?
一般にサンゴは、南の温かい海で大きなサンゴ礁を形成して生活しています。これまでは、比較的水温の低い伊豆の海ではあまり見られることはありませんでした。しかし、ここ数年のヒリゾ浜では、エンタクミドリイシなどのサンゴの群生をよく見かけるようになっています。海水温の上昇や、黒潮の蛇行等が影響しているのかもしれません。
伊豆のサンゴを守ることは必要?
水温が32℃を超えると、サンゴは褐虫藻を失い、骨格が透けてしまい白く見るようになります。この「白化現象」が長く続くと、サンゴは死んでしまいます。地球温暖化が進むと水温が高くなり、沖縄などの温かい熱帯の海では、この現象が頻繁に起こるようになり、サンゴに被害が出ると考えられています。沖縄より水温が低い伊豆の海は、将来的にサンゴの避難場所になるのかもしれません。
とはいえ現在の伊豆の海は、サンゴにとってまだまだ厳しい環境です。以前はヒリゾ浜に、沢山のヒメエダミドリイシの群生がありましたが、台風などの影響で大きく数を減らしてしまいました。その他のサンゴも、同じようにいなくなってしまう可能性があります。今あるサンゴを大切にして、また増えてくれるよう、見守ってゆきたいものです。
ヒリゾのサンゴを守るため、どうすればいい?
サンゴはとても弱く貴重な生き物で、簡単に傷ついてしまいます。泳ぐ時に手でつかんだり、フィンで蹴ったりしないように、気をつけてあげましょう。サンゴが住める綺麗な海のために、ゴミの持ち帰り等にもご協力ください。
サンゴ名:
ヒメエダミドリイシ、エンタクミドリイシ、ニホンアワサンゴ、ルリサンゴ、ミダレノウサンゴ、トゲイボサンゴ、
ミダレカメノコキクメイシ、ベルベットサンゴ、コトゲキクメイシ、フタマタハマサンゴ、フタトゲキクメイシ、キッカサンゴ、
キクメイシ、アミメサンゴ、パリカメノコキクメイシ、サンゴに共生するイバラカンザシ(ゴカイの仲間)、
ヒオウギヤギ(ソフトコーラル)、ウミトサカ(ソフトコーラル)、イボヤギ(左) イソバナ(右)(ソフトコーラル)、サンゴイソギンチャクとイソギンチャクカクレエビ
ヒリゾ浜ガイドブックスキャン
以下に残りのページのスキャンを貼ります。
こちらも詳細はクリックしてflickrのページでご確認ください。
各ページや双葉食堂さんの広告などにも写真を使っていただいています。
過去のヒリゾ浜への旅行記事
ヒリゾ浜について、過去に副業の旅行記で扱ったことがありますので、ご参考までに以下へ転載します。
<かいぎしょ2020年9月号>
かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.101
静岡県賀茂郡南伊豆町中木
ジオが育む 奇跡の海・ヒリゾ浜
新時代の海水浴、イセエビ漁解禁
マスクを外し、水中メガネを付けて海へ。どこまでも透き通った、清浄な青の世界が広がっています…一度味わうと忘れられない、リピート確実の「最高宣言」。この日は幸運なことに、本州一の水質を誇るヒリゾ浜でも、年に何度もない最高の海に恵まれました。
今回のぶらり旅は、静岡県下賀茂郡南伊豆へ。伊豆半島の最南端、南伊豆町中木にある、TVやSNSで人気急上昇中のシュノーケリングポイント、ヒリゾ浜を訪れました。
ヒリゾ浜は夏の間(今年は7/1〜9/30)だけ、渡し船で行くことができるビーチです。新型コロナウイルスの影響で、各地の海水浴場が営業を休止・縮小する中、安定した営業を継続しています。渡し船で隔離された立地を活かして、乗船中のマスク着用・手指の消毒、駐車場の制限による入場者の管理、ソーシャルディスタンスの確保など、対策を徹底しています。「ヒリゾ浜渡し組合」として、独立運営されている点も含め、新時代の海水浴場のビジネスモデルとして注目されています。
その海の特徴は、伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。伊豆半島の突端にあり、黒潮の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた、水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
9月に入ると、気候も海況も安定し、ベストシーズンを迎えます。実は海水温が一年で一番高くなり、黒潮に乗って伊豆を訪れる熱帯魚(季節回遊魚)が最も増えるのもこの時期。夏休みの大混雑も収まり、過ごしやすくオススメの季節になります。
特産品の伊勢海老漁も解禁になります。お刺身に鬼殻焼き、お味噌汁など、海老の王様にふさわしい、豪華な逸品の数々です。
◦キャプション
①:透視度18m以上、最高宣言の海
②:渡し船で5分
③:お魚と泳げます
(ヒリゾ浜渡し組合:7/1〜9/30、8:00〜16:00、大人2,000円・小人1,000円、天候により欠航有りHP要確認) ④:伊勢海老の名産地(南伊豆町観光協会:☎0558-62-0141)
文末:クマノミの赤ちゃん
◦アクセス
【電 車】 JR川崎駅→東海道線熱海駅→伊豆急行線下田駅→東海バス・タクシー
【自動車】 東名川崎IC→東名沼津IC→伊豆中央道→修善寺→天城→下田→南伊豆町
アクセス他の情報が変更になった場合は適宜追記いたします。
ヒリゾ浜公式HP
このブログのヒリゾ浜の記事
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
動画:youtube DIRU1974
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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20221008-09(08) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/ヒリゾ浜延長戦開幕・最高宣言のボートスキン(2022年シーズン第7回通算15日目)の事
<ナンヨウハギyg×3他@小通り>
2022/10/08-09(2022年シーズン第7回通算15-16日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
初日の様子をアップします。
10/2で2022シーズンの営業が無事終了したヒリゾ浜ですが、終了後の10月中はボートシュノーケリングが開催されます。
常々9月〜10月こそがスキンダイビングのハイシーズンだと思っておりましたが、10月のヒリゾ浜は将に最高でした。
この日もゆるい東北のナライの風でコンディションは良好。海水温は高く、水質は最高宣言クラス。なにより他にお客さんがいません。少数精鋭でヒリゾ浜を独り占めです。
心なしか生き物たちものんびりしているように見えます。定住しているアオウミガメも全然逃げなくなり、岩の下で休んでいるとすぐ目の前まで近づけます。
南方系のお魚はさらに増加してきます。
ナンヨウハギygはトリオで再登場。小笠原〜ハワイにしかいない稀少なコガネヤッコygも2尾に増えました。
その他、クマノミyg、ミノカエルウオyg、タテガミカエルウオyg、フエヤッコダイ、ツノダシ等々。
魚影も濃く、ツムブリ、カンパチなどの青物の群れ、ボラの大群の他、ヘダイの群れを初めて見ることができました。
二日目にはトビエイやイズヒメエイの大物にも会えました。
夜はご参加の皆様と豪華なお疲れ様会も。
貴重な海底熟成ワイン等を頂いてしまいました。ご馳走様でした!
秋のボートスキン、オススメです。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/10/08 09:00〜13:00
天 候:曇り時々晴れ
気 温:18.6~20.3℃
潮 回:中潮
満 潮:16:48 168cm
干 潮:10:20 32cm
水 温:24℃
波 高:なし
風 :東北東4.3〜5.4m
透明度:20m以上(最高宣言)
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON ドームレンズユニットIII A
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
ヒリゾ浜ボートシュノーケリングについて
2021年から、本シーズン終了後の10月にボートシュノーケリング(スキンダイビング)が開催されています。
運行は10月中の土日。時間は朝9:00〜13:00まで。
基本料金は、中木港とヒリゾ浜を往復する1ボート(基本1往復3時間ほど)で3000円。
2ボート(2往復以上または3時間以上)は千円プラスで4000円。
シャワー等の施設を利用する場合は+500円です。
対象はヒリゾ浜でシュノーケリングをしたことのある比較的上級者の方です。
通常営業時は複数の渡船が常時往復していましたが、ボートシュノーケリングでは基本1隻。浜には上陸せず、潜水ポイント付近でアンカーして待っていてくれます。
個人的には水温がまだまだ高く、天候も安定する10月こそがスキンダイビングの本番だと思っています。実際、2022シーズンもボート開催時は全て最高宣言クラスの海でした。
今年2023年シーズンも開催予定とのことです。ヒリゾ浜のHPに詳細が載るのをお待ち下さい。
ヒリゾ浜の動画
ナンヨウハギyg×3@小通り
<ナンヨウハギyg@小通り>
小通りのフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚の群れがついていたエンタクミドリイシに、さらにナンヨウハギの幼魚が三尾現れました。
ハウジングをサンゴの横に放置してしばらく動画を撮影しています。長くなったので再生は3倍速です。後半はヒメゴンベの幼魚も出てきています。
クマノミbaby@ハタンポ穴
<クマノミbaby@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の浅瀬のクマノミの赤ちゃん。
登場から一週間たちましたが、まだまだかわいい盛りです。
ボラ群れ@小通り
<ボラクーダ@小通り>
小通りに突然現れたボラの大群。
大群で有名なバラクーダにかけて、ボラクーダと呼ばれることもあるそうです。
電車とTAXIでGO!
始発のTKD
<@川崎駅>
ボートシュノーケリングの開始に間に合わせるため、今回は始発の東海道線で出発します。
SASのダイビングバッグは丈夫でいいのですが、ガラガラ音が大きいのが玉に瑕です。
<根府川駅@東海道線>
根府川駅で日の出。
熱海からIZQ
<ハトヤ@伊豆急行線>
<片瀬白田@伊豆急行線>
海沿いを行く片瀬白田の海岸線で少しスピードを緩めて、景色についてのアナウンスがあります。
ちょっと雲が分厚いですが、水平線は抜けていて大島他が見えています。
<片瀬白田@伊豆急行線>
車窓から見える伊豆諸島の島々。
<片瀬白田@伊豆急行線>
ひときわ大きな大島。
思ったよりも大気の状態が良いようで、岡田港の建造物や大型船も見えます。
<片瀬白田@伊豆急行線>
大島から右(南)にパンして、左から利島、鵜渡根島、大型タンカー。
その奥に霞んで見える三宅島、横に広がる新島、少し飛んで神津島。
神津島の前には平らな式根島もありますが、この角度では一体化していて分かりません。
<稲取@伊豆急行線>
東洋の真珠こと稲取の岬。
実は稲取も歴史のある面白い街でオススメです。
稲取港まとめ(旧ブログ:みんカラ):https://minkara.carview.co.jp/userid/209355/blog/c1028254/
中木到着
殿羽根丸でヒリゾ浜へ
<殿羽根丸@中木浜>
下田駅からはTAXiで中木に入りました。
準備を整えて殿羽根丸さんでヒリゾ浜へ向かいます。
<殿羽根丸@中木沖>
ボートシュノーケリング時は浜には上陸せず、ポイントに直接船から降ろしていただきます。
<殿羽根丸@ヒリゾ沖>
今回は丘ハヤマの先からスタートします。
<殿羽根丸@ヒリゾ沖>
曇天ですが水質は間違いなし。
ボートシュノーケリング開始
最高宣言の丘ハヤマ
<ツノダシ他@丘ハヤマ>
エントリーすると丘ハヤマ手前の斜面にツノダシとソラスズメダイの群れが出てきてくれました。水質最高です。
<ツノダシ他@丘ハヤマ>
こっち見んな。
<ウミカラマツ他@丘ハヤマ>
丘ハヤマのドロップオフのウミカラマツ。
心なしか成長しているような気がします。
<スズメダイyg群れ他@丘ハヤマ>
スズメダイの幼魚の群れがいました。
フエヤッコダイ@沖ハヤマ
<フエヤッコダイ他@丘ハヤマ>
沖ハヤマの谷間のフエヤッコダイを見に来ました。
<フエヤッコダイ他@丘ハヤマ>
やはりいい形。
<フエヤッコダイ他@丘ハヤマ>
上から見るとペラペラです。
<フエヤッコダイ他@丘ハヤマ>
こっち見んな。
ハタンポ穴の群れ
<フエヤッコダイ他@丘ハヤマ>
ホウライヒメジとアカヒメジ他。
ハタンポ穴も水質良好です。
<カゴカキダイ群れ他@丘ハヤマ>
カゴカキダイとチョウチョウウオの群れ。
奥にヘラヤガラもいます。
<アカハタ他@丘ハヤマ>
上からチョウチョウウオ、イシガキダイ、主のアカハタ。
揃ってこっち見んな。
誰もいない小通り
<半水面@小通り>
誰もいない小通りで半水面。
小通りのボラクーダ
<ボラ群れ@小通り>
突然ボラの大群が現れました。
<ボラ群れ@小通り>
なかなかのボラクーダでした。
上の方に動画も貼ってあります。
越冬クマノミ他@小通り
<クマノミ他@小通り>
テヅルズリーフ前の越冬クマノミ。
<クマノミ他@小通り>
ミツボシクロスズメダイの幼魚と同居しています。
右下に尻尾だけ白いシコクスズメダイygもいます。
<アカハタ他@小通り>
ソラスズメダイの群れとアカハタ。
水質もグッドです。
小通りの幼魚
<アカハチハゼyg他@小通り>
小通りの浅瀬に幼魚が集まっていました。
中央はアカハチハゼ、ソラスズメダイ、奥にセダカスズメダイ。
<セダカスズメダイyg他@小通り>
大人になると灰茶の暴れん坊になるセダカスズメダイ。
幼魚はグリーンと白、青い縁取りで綺麗です。
左はキュウセンの幼魚だと思います。
クマノミbaby@ハタンポ穴
<クマノミbaby@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の赤ちゃんクマノミも成長しています。
ちなみにマクロ系の写真は全部LightroomとTOPAZ DENOISE AIのAIノイズ除去&ディテールアップを施して再現像しています。効果は覿面です。
AIノイズ除去について(弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/05/09/122454
<クマノミbaby@ハタンポ穴>
くねくね泳ぎます。
上に動画も貼ってあります。
<クマノミbaby@ハタンポ穴>
こっち見んな。
<コロダイ他@ハタンポ穴>
一方60cmオーバーの大コロダイ。
ハタンポ穴の群れ
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の谷間にはミナミハタンポの幼魚の群れ。
上の方にキンギョハナダイ、ソラスズメダイ、ミナミゴンベもいます。
<キンギョハナダイ群れ他@ハタンポ穴>
キンギョハナダイとソラスズメダイの群れ。
中央の派手なのがキンギョハナダイのオスです。
<セダカスズメダイ他@ハタンポ穴>
中央上のむっちりした灰茶の魚が大人になったセダカスズメダイです。
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
ミナミハタンポと奥にカゴカキダイ。
グイグイ来るイタチウオ@ハタンポ穴
<イタチウオ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の隣のぐいぐいくるイタチウオも健在です。
<イタチウオ@ハタンポ穴>
こんなに堂々としているの個体は初めてです。
ツノダシ・ペア@ハタンポ穴
<ツノダシ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴のハヤマ側にツノダシのペアがいました。
<ツノダシ他@ハタンポ穴>
絵になります。
<コショウダイ@ハタンポ穴>
グイグイ来るコショウダイ。
彼も去年までは結構シャイだったはずです。
ハタンポ穴の大物の群れ
<ヘダイ群れ他@ハタンポ穴>
続いてヘダイの群れが現れました。
単体では偶に見かけますが、この数は初めてです。
下左からフエダイ、ササノハベラ、アオブダイもいます。
<ヘダイ群れ他@ハタンポ穴>
いいものが見られました。
<ボラ群れ@ハタンポ穴>
ボラクーダも登場。
<ツムブリ、カンパチ群れ他@ハタンポ穴>
ツムブリとカンパチの群れも入ってきました。
奥にはオヤビッチャの群れもいます。
<ツムブリ、カンパチ群れ他@ハタンポ穴>
ツムブリはカッコいいですね。
クマノミ-10mペア@沖ハヤマ
<クマノミ・ペア@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の先端、-10mのクマノミペア。
<クマノミ・ペア@沖ハヤマ>
尻尾が黄色い手前がオス、上空にいる尻尾が透明なのがメスです。
クマノミ-15m一家他@ハヤマ間
<クマノミ一家他@ハヤマ間>
水質が良いのでハヤマ間の-15mの大イソギンチャク畑と大きなクマノミペアが水面から確認できました。
<クマノミ一家他@ハヤマ間>
大きなクマノミご夫婦。お住まいは右の赤っぽいイソギンチャク。
左の白っぽいイソギンチャクにはクマノミの幼魚とミツボシクロスズメダイの幼魚の群れが付いています。
<クマノミ一家他@ハヤマ間>
中央に小さなクマノミ幼魚、周囲にミツボシクロスズメダイの幼魚。
左の奥に大きな越冬ミツボシもいます。
<クマノミ一家他@ハヤマ間>
クマノミygはレモンイエローできれいな個体です。
ミツボシクロスズメダイygの顔が白っぽくなっているのは婚姻色だそうです。
<クマノミ一家他@ハヤマ間>
こっち見んな。
クリアクリーナーシュリンプとトラウツボ@あいあい岬下
<トラウツボ他@あいあい岬下>
あいあい岬下の船着き場裏の壁際にトラウツボがいました。
よく見ると…
<クリアクリーナーシュリンプ他@あいあい岬下>
クリアクリーナーシュリンプがいました。
最初はトラウツボの頭の上に乗っていたのですが、透明すぎてよく見えずにウツボを逃してしまい残念です。
<クリアクリーナーシュリンプ他@あいあい岬下>
こっち見んな。
ちょいレア・カエルウオyg@ハタンポ穴
<ミノカエルウオyg@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の浅瀬のサンゴの群生地帯にちょっと珍しいカエルウオが現れています。
こちらはミノカエルウオの幼魚。大人になると濃い緑の地味な姿になりますが、小さい間は明るい灰色にオレンジの模様、目の下の白いラインが鮮やかです。
<ミノカエルウオyg@ハタンポ穴>
外に出てきてくれました。
お腹の白黒のラインも特徴です。
<ミノカエルウオyg@ハタンポ穴>
こっち見んな。
<タテガミカエルウオyg@ハタンポ穴>
こちらはタテガミカエルウオの幼魚。
どちらも本来はもうちょっと南のお魚です。
こう見えて致死量のスベスベマンジュウガニ@ハタンポ穴
<スベスベマンジュウガニ@ハタンポ穴>
朝のエビ網で見たスベスベマンジュウガニもいました。
水中で見ると丸くて鮮やかでより可愛いです。
が、致死量の毒を持っています。
激レア・コガネヤッコyg二種@ハタンポ穴
<コガネヤッコyg@ハタンポ穴>
沖縄にもいない小笠原〜ハワイ出身のコガネヤッコの幼魚。よく見かけるヘラルドコガネヤッコとは違う種類です。
こちらは本シーズン中からいる眼状斑ありタイプの方。
<コガネヤッコyg@ハタンポ穴>
さらに近くに眼状斑のないタイプの幼魚も出ました。ちょっと驚きです。
眼状斑ありさんより少し小柄で、ますますシャイです。
ナンヨウハギyg再登場さらに×3@小通り
<ナンヨウハギyg×3他@小通り>
シーズンラストにフタスジリュウキュウスズメダイygの群れが現れた小通りのエンタクミドリイシに、ナンヨウハギの幼魚が再び現れました。しかも今回は3尾です。
<ナンヨウハギyg×3他@小通り>
どちらも可愛いです。
<ナンヨウハギyg×3他@小通り>
ストロボを当てると金属質のライトブルーになります。
<ナンヨウハギyg×3他@小通り>
自然光だと濃いブルー。
鱗が構造色なのでしょうか。
<ナンヨウハギyg×3他@小通り>
近づくと、しゅっとサンゴの間に避難。
<ナンヨウハギyg×3他@小通り>
お騒がせしました。
上に動画も貼ってあります。
中木NIGHT!
お疲れ様会@中木港
<@中木港>
終了後はご参加の皆様とお疲れ様会。
<ワモンダコ@中木港>
ワモンダコも素敵なバター焼きに。
<@中木港>
ワインや日本酒いっぱい。
海底熟成ワインSUBRINA登場
<海底熟成ワインSUBRINA 2020 ACT4@中木港>
この存在感ある箱は…
<海底熟成ワインSUBRINA 2020 ACT4@中木港>
噂の海底熟成ワイン、サブリナ!
南ア産のシラー種の赤ワインを中木沖の海底で一年間熟成した逸品です。
海底熟成ワイン・サブリナ:https://subrina.jp/
<海底熟成ワインSUBRINA 2020 ACT4@中木港>
石灰藻などが付着した映えるボトル。しかも中木の海由来ということで、眺めているだけで幸せになります。
お味もまろやかかつ骨太で大変美味。お値段はちょっと張りますが、買って損はない一本です。
個人的には四回目のテイスティングとなりました。ご馳走様です!
ということで、延長戦でも最高のヒリゾ浜でした。
次回は翌日のボートシュノーケリングに続きます。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20221008-09(08) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-07-15
flickrアルバム:20221008-09(09) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-07-16
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2011
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2010
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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20220929-1002(02) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/最後まで真☆最高宣言!恒例のサンセットクルージングも(2022年シーズン第6回通算14日目)の事
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
2022/09/29-10/02(2022年シーズン第6回通算11-14日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
3日目の様子をアップします。
ついに2022年シーズンのヒリゾ浜通常営業の最終週となりました。
この前の週が台風で欠航だったため、有給を取って9/29木曜日から最終の10/2日曜日まで中木入りすることに。
本シーズン最終日も快晴で透明度は20mオーバーの真☆最高宣言。 魚影も変わらず最高です。
幼魚祭りも継続していて、前日にはいなかったフタスジリュウキュウスズメダイygの群れも現れました。行方不明だったフエヤッコダイも戻ってきています。定住しているアオウミガメも見られました。
終了後は毎年恒例のサンセットクルージングへ。グリーンフラッシュが出たような気がするほどの素晴らしい日没を見ることができました。
最後の最後まで素晴らしいヒリゾ浜と中木の皆さんに感謝です。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/10/02 08:00〜16:00
天 候:快晴
気 温:23.2~25.5℃
潮 回:小潮
満 潮:10:34 136cm
干 潮:14:44 119cm
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東2.8〜東8.8m
透明度:20m以上(最高宣言)
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON ドームレンズユニットIII A
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
- ヒリゾ浜について
- 朝の中木港
- 午前中のヒリゾ浜
- 朝カメ達成@赤ブイ
- 最高宣言の沖ハヤマ
- オレンジ・イロカエルアンコウ@小通り
- タテガミカエルウオyg@ハタンポ穴
- イワサキスズメダイyg@ハタンポ穴
- フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ@小通り
- ツユベラyg@小通り
- イロカエルアンコウ@小通り
- サザナミフグ@小通り
- タイワンカマス群れ@小通り
- ホウライヒメジ他群れ@小通り
- 小通りの地形
- 南方系のヒメシャコガイ?@小通り
- ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴
- -10mのクマノミ・ペア@沖ハヤマ
- 沖ハヤマの群れ
- 赤ブイのサンゴ
- ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ
- ヘイゴロウの群れ
- 半水面の殿羽根丸
- 船着き場裏のサザナミヤッコyg@あいあい岬下
- 殿羽根丸で港へ
- 午後のヒリゾ浜
- 最終日恒例のサンセットクルージング
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
朝の中木港
朝焼けの中木浜
<@中木浜>
AM6時の中木浜。
素晴らしい朝焼けです。
中木川のカワセミ
<カワセミ@中木川>
ピィーっという鋭い鳴き声が聞こえたので、望遠を持って中木川へ。
やはりカワセミがいました。
<カワセミ@中木川>
この後も何度か見かけました。
最高の伊豆朝ごはん
<@中木港>
今日も最高の朝ごはんを頂いてしまいました。
ご馳走様です!
<@中木浜>
最終日も大快晴です。
渡船開始
<浜の家丸@中木港>
最後の一番船は浜の家丸さんです。
<浜の家丸@中木港>
お知り合いばかりです。
<浜の家丸@中木沖>
良い引波。
<浜の家丸@中木沖>
快晴すぎます。
<浜の家丸@ヒリゾ沖>
ヒリゾ浜に到着。ベタ凪です。
午前中のヒリゾ浜
朝カメ達成@赤ブイ
<アオウミガメ@赤ブイ>
朝一番の赤ブイの航路際でアオウミガメに会えました。
<アオウミガメ@赤ブイ>
甲羅の模様からすると、金曜日に会えたカメと同じ個体のようです。
最高宣言の沖ハヤマ
<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマに到着。
ホウライヒメジの群れ、チョウチョウウオ、ソラスズメダイの群れがいます。
<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>
浮いているように見える魚と遠くを泳ぐダイバーさん。
ほぼ最高宣言ですね。
オレンジ・イロカエルアンコウ@小通り
<イロカエルアンコウ@小通り>
昨日の終了間際に教えていただいたイロカエルアンコウを見に来ました。
<イロカエルアンコウ@小通り>
つっぱった手(胸ビレ)がいい感じ。
<イロカエルアンコウ@小通り>
あくび。
タテガミカエルウオyg@ハタンポ穴
<タテガミカエルウオyg@ハタンポ穴>
ハタンポ穴と小通りの間の浅瀬にタテガミカエルウオygがいました。
<タテガミカエルウオyg@ハタンポ穴>
首の後ろにあるヒレが和名の由来のたてがみ。
英名「Eyelash Blenny」の由来のまつ毛もあります。
<タテガミカエルウオyg@ハタンポ穴>
こっち見んな。
イワサキスズメダイyg@ハタンポ穴
<イワサキスズメダイyg@ハタンポ穴>
近くに猫目のイワサキスズメダイの幼魚がいました。
<イワサキスズメダイyg@ハタンポ穴>
こっち見んな。
ちなみに猫目に見えるのは、縦縞の黒帯が入っているためです。
フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ@小通り
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
水質最高の小通り。
大きめのエンタクミドリイシにフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚の小群がついていました。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
昨日まではいなかったはずです。夜の間にご到着されたのでしょうか。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
可愛いです。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
10尾くらいいました。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
緊急避難。
<オニカサゴ@小通り>
サンゴの下にはオニカサゴ。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
撮影中の先生方。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg群れ他@小通り>
見守る皆さん。
ツユベラyg@小通り
<ツユベラyg@小通り>
綺麗なツユベラの幼魚もいました。
イロカエルアンコウ@小通り
<イロカエルアンコウyg@小通り>
オレンジ・イロカエルアンコウは同じ所にずっといます。
サザナミフグ@小通り
<サザナミフグ@小通り>
砂地にサザナミフグの影。
<サザナミフグ他@小通り>
小通りの風景。
タイワンカマス群れ@小通り
<タイワンカマス群れ@小通り>
かつて無いグッドコンディションのタイワンカマスの群れ。
<タイワンカマス群れ@小通り>
ゆっくり接近。
<タイワンカマス群れ@小通り>
まあまあ寄れました。
<@小通り>
監視船が出動していました。
ホウライヒメジ他群れ@小通り
<ホウライヒメジ他群れ@小通り>
<ニセカンランハギ他群れ@小通り>
航路際の砂地。
何尾か南方系のニセカンランハギの大人が混じっています。
<ニセカンランハギ他群れ@小通り>
イシダイもいます。
<ニセカンランハギ他群れ@小通り>
こっち見んな。
<ニセカンランハギ他群れ@小通り>
黄色と青のヒレが鮮やか。
幼魚はたまに見かけますが、大人が複数いるのは黒潮大蛇行のおかげでしょう。
小通りの地形
<フタマタハマサンゴ他@小通り>
水面から見る小通り。
<フタマタハマサンゴ他@小通り>
良いサンゴ。
<フタマタハマサンゴ他@小通り>
小通りとハタンポ穴の境目付近、上の小さなエンタクミドリイシにスミツキトノサマダイの幼魚がいて、その右上の方にイロカエルアンコウ、中央下の壁面にコガネヤッコyg、右上角の岩の裏にオオセがいたりします。
南方系のヒメシャコガイ?@小通り
<ヒメシャコガイ@小通り>
サンゴの隙間に青く輝く貝。
ヒメシャコガイのような気がしますが、検索すると沖縄以南とありました。違う貝かもしれません。
ヒメシャコガイ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑):https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%92%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%82%AC%E3%82%A4
ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴も水質最高。
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
キンギョハナダイもいます。
<イセエビ@ハタンポ穴>
谷間には大人のミナミハタンポの群れ。
アカヒメジ、ホウライヒメジ、アカハタ、ホンソメワケベラ、チョウチョウウオ等も。
<イセエビ@ハタンポ穴>
穴の底にはイセエビががしゃがしゃ。
<イシガキダイ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の隣の三角穴にはイシガキダイとチョウチョウウオ。
<イシガキダイ他@ハタンポ穴>
こっち見んな。
-10mのクマノミ・ペア@沖ハヤマ
<クマノミ・ペア@沖ハヤマ>
-10mのクマノミ・ペアのポイントも快晴&最高宣言で明るいです。
沖ハヤマの群れ
<ウミトサカ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の上のエイ穴のある岩。
下にはチョウチョウウオの群れ、上にはソラスズメダイ、ホウライヒメジなどが群れています。
<ウミトサカ他@沖ハヤマ>
ウミトサカこんなにきれいだったかな…
<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>
赤ブイのサンゴ
<ルリサンゴ他@赤ブイ>
丘ハヤマの赤ブイ側の斜面にあるルリサンゴの群生。
いま一番大きいかも知れません。
ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
最高の水質と赤ブイとミカヅキツバメウオの幼魚。
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
陽射しのカーテン。
ヘイゴロウの群れ
<ミナミハタンポ他群れ@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの水中洞窟のミナミハタンポの幼魚の群れ。クロホシイシモチもちょっと混じっています。
<ミナミハタンポ他群れ@ヘイゴロウ>
ずいぶん大きくなりました。
半水面の殿羽根丸
<殿羽根丸@船着き場>
船着き場まで戻ってくると殿羽根丸さんが停まっていました。
<殿羽根丸@船着き場>
スクリューのキャビテーションがいい感じ。
<殿羽根丸@船着き場>
お昼が近いので満船です。
船着き場裏のサザナミヤッコyg@あいあい岬下
<サザナミヤッコ@船着き場裏>
ご飯の前にあいあい岬下の船着き場裏のサザナミヤッコの幼魚を見に来ました。
<サザナミヤッコ他@船着き場裏>
オオスジイシモチと。
<サザナミヤッコ他@船着き場裏>
こっち見んな。
<ロクセンフエダイyg他@船着き場裏>
ロクセンフエダイの穴。
奥にウツボとオオスジイシモチ、サラサエビがいます。
殿羽根丸で港へ
<殿羽根丸@船着き場>
少し遅くなりましたがお昼休憩で港に戻ります。
渡船は殿羽根丸さんです。
<殿羽根丸@船着き場>
ちなみにハウジングにドームレンズで撮影しています。
以前は隅が蹴られて黒くなりましたが新型は大丈夫。しかも画質、特に周辺画質がかなり向上しています。INONの技術力は驚異的です。
ただ流石に撮りっぱなしでは樽型に大きく歪みますので、Lightroomで糸巻き型に大きく補正はしています。それにしても見事な絵がとれます。もっと積極的に陸でも使おうかなーと思っています。
<殿羽根丸@船着き場>
船長さんは屋根に座られているので、運転席に座らせていただきました。
<殿羽根丸@船着き場>
キャプテンの視界。
<殿羽根丸@船着き場>
ブロアー持ってきて水滴吹いておけばよかったです。
<殿羽根丸@ヒリゾ浜>
お昼も青い海。
<殿羽根丸@ヒリゾ沖>
SUZUKI DF350A。V6、4,390cc、350馬力。
<殿羽根丸@中木沖>
中木の港が見えてきました。
<殿羽根丸@中木港>
お世話様です!
<海王号@中木港>
殿羽根丸さんは休憩で、海王号さんにバトンタッチ。
<@中木浜>
最高の海を見ながら軽くお昼を食します。
<@中木浜>
良いゲート。
<@中木浜>
映える双葉食堂さん。
<ふじや丸@中木港>
戻りの船はふじや丸さん。
<ふじや丸@中木港>
午後も最高です。
<ふじや丸@中木沖>
海王号とすれ違い。
<ふじや丸@ヒリゾ浜>
ヒリゾ浜に戻ってきました。
もう2時半なので今シーズンも残り1時間半です。
午後のヒリゾ浜
ヘイゴロウの水中洞窟
<ミナミハタンポyg群れ他@ヘイゴロウ>
最後に各ポイントをぐるっと回ります。
<ゾウリエビ@ヘイゴロウ>
ゾウリエビもいました。
赤ブイのミカヅキツバメウオyg
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
ご家族連れとミカヅキツバメウオの幼魚。
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
逆光は勝利。
沖ハヤマの魚群
<ツムブリ、カンパチ群れ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマにはツムブリとカンパチの群れとキビナゴの大群。
<ツムブリ、カンパチ群れ他@沖ハヤマ>
綺麗です。
<クマノミ他@沖ハヤマ>
-10mのクマノミ・ペア。
<ホウライヒメジ他@沖ハヤマ>
コロ穴の魚たち。
左からナミマツカサ、イシガキダイ、ホウライヒメジ、タカノハダイ、ニザダイ、ミナミハタンポ等。
<ソラスズメダイ群れ他@沖ハヤマ>
コロ穴から顔を出すとソラスズメダイが群れていました。
戻ってきたフエヤッコダイ@沖ハヤマ
<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマの小通り側の谷間に行くと、しばらく行方不明だったフエヤッコダイに再会できました。
<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>
いい色、いい形です。
<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>
こっち見んな。
<ヨゴレヘビギンポ@沖ハヤマ>
近くにいたヨゴレヘビギンポ。
<ヨゴレヘビギンポ@沖ハヤマ>
こっち見んな。
ハタンポ穴の群れ
<ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴のミナミハタンポの群れ。
チョウチョウウオ、アカヒメジ、フエダイ等もいます。
グイグイ来るイタチウオ@ハタンポ穴
<イタチウオ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の隣の岩の穴の奥に大きなイタチウオがいました。
元来シャイな感じなのですが、この個体はちょっと様子が違って…
<イタチウオ@ハタンポ穴>
入り口で見ているとどんどん出てきます。
<イタチウオ@ハタンポ穴>
齧られるのかな?というぐらいグイグイきました。
<イタチウオ@ハタンポ穴>
穴の奥に戻りましたが
<イタチウオ@ハタンポ穴>
こっち見んな。
最高宣言の幼魚の群れで終了
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
16時前になり、2022シーズンのオールラストが近づきました。
最後の最後はめちゃくちゃ良好な水質のハタンポ穴の谷間にて、ミナミハタンポの幼魚の群れを見て終了です。
<ミナミハタンポyg群れ他@ハタンポ穴>
また来年!
ではあったのですが、この後10月いっぱいまで、試験的にボートシュノーケリングが開催されるのでした。詳細は後ほど。
最終日恒例のサンセットクルージング
中木港に集合
<中木港@サンセットクルージング>
最終日の営業後は、例年船長さん方のご厚意でサンセットクルージングが開催されます。
もちろん良い夕陽が望める日だけなのですが、9月の末は気候も安定していてほぼ毎年出港できています。
なお、最終日以外でも突発的に開催されることもあります。船長さんのSNS等を要チェックです。
<中木港@サンセットクルージング>
くじ引きで乗船を割り振ります。
私は殿羽根丸組でした。
<中木港@サンセットクルージング>
海王号組の皆さん。
<中木港@サンセットクルージング>
17:30出港。
中木沖
<中木沖@サンセットクルージング>
トウナイ浜越しの夕陽。
<中木沖@サンセットクルージング>
塔島に日が落ちます。
左は白根、手前はトガイ浜沖のナガサキです。
<中木沖@サンセットクルージング>
白根の日没とサンロードと引波。
ヒリゾ沖
<ヒリゾ沖@サンセットクルージング>
落ちそうで落ちない権力岩。
<ヒリゾ浜@サンセットクルージング>
誰もいないヒリゾ浜。
大根島
<大根島@サンセットクルージング>
大根島の海蝕洞群。
小通り中辺りにある古い桟橋から頂上まで登ることができます。
2011年に調査に入った際にご一緒させていただいたことがありますが、何のセイフティもない標高64mの崖なので超怖かったです。
20111008 大根島登頂行まとめ@南伊豆中木(再掲) の事 (弊ブログ):https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/07/14/104642
<大根島@サンセットクルージング>
小通りの水質良好です。
<大根島@サンセットクルージング>
小通りから大通りを抜け石廊崎側に出ました。
<大根島@サンセットクルージング>
前方にカツオ島。
<大根島@サンセットクルージング>
沖牛根に日が沈む。
<大根島@サンセットクルージング>
大根島を回って外洋へ。
大根沖
<大根沖@サンセットクルージング>
外洋から見る大根島。
<大根沖@サンセットクルージング>
西日を受ける海王号。
<大根沖@サンセットクルージング>
飛行機雲と日没。
<大根沖@サンセットクルージング>
大根島も赤く染まっています。
例の祠があるのは、左の方に2つ並んだ三角の岩の少し右、小さく黒く見えるのがあの怖い階段があるくぼみで、その左側の出っ張りがそうです。
赤い矢印を付けておきました。
庵曽原沖
<庵曽原沖@サンセットクルージング>
大根島沖を通過して、中木港の西にある庵曽原岬の沖に来ました。
右側からあいあい岬、奥に見える南伊豆の風力発電の風車、その下にちらりと中木港。
三角に小高いトガイ浜とトウナイ浜の境界の岬、その手前にアンゾの地磯、左に洞窟の穴が見えるトウナイ浜手前の大きめの岩礁、奥の崖がトウナイ浜、その左の大きな岬が庵曽原。
庵曽原の手前に小さくいくつかある地磯が右からケサカ、平床、イガミです。
<庵曽原沖@サンセットクルージング>
左から入間の先の三ッ石岬、隠れて見えない入間港、庵曽原の手前に左に小さめの三角の島が白根、右に大きめの塔島、その奥に月の子浜。
庵曽原沖の日没
<庵曽原沖@サンセットクルージング>
17:45、日没時間になりました。
<庵曽原沖@サンセットクルージング>
ちょっとグリーンフラッシュぽいのが見えたような…
グリーンフラッシュ(Wikipedia):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
<庵曽原沖@サンセットクルージング>
最高の景色でした。
<庵曽原沖@サンセットクルージング>
海王号と日没。
夕暮れの中木沖
<トウナイ沖@サンセットクルージング>
トウナイ浜前の水道を通って港に帰ります。
右の岩礁にアーチ状の洞窟があります。昔は泳げたのですが、今は遊泳禁止になっています。
<トウナイ沖@サンセットクルージング>
水道はかなり狭く水中も根が入り組んでいます。
さすがの操船技術です。
<中木沖@サンセットクルージング>
ラストは恒例の全力ダッシュ。
最高すぎます!
<中木沖@サンセットクルージング>
上空には夕月と先生のドローン。
先生のドローン撮影
<中木沖上空@サンセットクルージング>
先生に頂戴したドローン撮影の写真も何枚か。
夕陽のサンロードに先行する殿羽根丸と海王号。
右から三ッ石岬、先端に千畳敷、大きな住吉島、三角の地磯イガミ、手前に塔島、左に白根です。
<中木沖上空@サンセットクルージング>
奥中央左の三ッ石岬の先端の離れた地磯は加賀根。
住吉島の左に尖った下加賀根、少し手前に低いサバ根。
住吉島の右の尖った大きめのツリキリ、右に少し小さい丘のツリキリ。
右の庵曽原の下に弓形の月の子浜。その手前の縦に三つ連なった少し大きめの根が、上からイガミ、平床、ケサカです。
帰港
<中木港@サンセットクルージング>
18時、無事帰港です。
<中木港@サンセットクルージング>
殿羽根丸が定位置に戻る頃、海王号も帰ってきました。
<中木港@サンセットクルージング>
お疲れ様でした!
<中木港@サンセットクルージング>
マジックアワーの中木浜。
<中木港@サンセットクルージング>
双葉さんで一杯やりたいところですが、後ろ髪引かれつつも撤収しました。
2022シーズンも大変お世話になりました!
皆様本当に感謝感謝です。
帰路の伊豆っ子ラーメン
<伊豆っ子ラーメン@伊東>
晩御飯は伊東の伊豆っ子ラーメンさん。
<伊豆っ子ラーメン@伊東>
たまに無性に食したくなる納豆チャーハンがスペシャリテです。
パワーつく美味しさでオススメです。
と言う事で、2022年のヒリゾ浜の本シーズンは無事終了したのでした。
写真をご覧になられると分かるのですが、9月のヒリゾ浜は本当に素晴らしいです。この最終週もずっと最高宣言続きでした。
9〜10月は台風以外は天気も風も落ち着いてきます。また、海水温は陸の気温から1〜2ヶ月遅れで変化するので、むしろ一年で一番高くなります。黒潮に乗って熱帯魚の幼魚が一番回遊してくるのもこの時期です。
混雑も落ち着きますし、陸での防寒にさえ気をつければ本当にオススメなSeptemberです。
ボートシュノーケリングもあるよ
次回は2022/10/08-09のヒリゾ浜に…
そうなのです、実は二年前から本シーズン終了後の10月に、ボートシュノーケリングが開催されるようになっています。
運行は10月の土日、朝9:00〜13:00。昨シーズンの基本料金は中木港とヒリゾ浜を往復する1ボート3500円。2ボートまたは3時間以上遊泳する場合は4500円です(500円は施設利用料)。
対象はヒリゾ浜でシュノーケリングをしたことのある比較的上級者の方。
通常営業時は複数の渡船が常時往復していましたが、ボートシュノーケリングでは基本1隻。浜には上陸せず、潜水ポイント付近でアンカーして待っていてくれます。
個人的には水温がまだまだ高く、天候も安定する10月こそがスキンダイビングの本番だと思っています。実際、2022シーズンもボート開催時は全て最高宣言クラスの海でした。
今年2023年シーズンも開催予定とのことです。ヒリゾ浜のHPに詳細が載るのをお待ち下さい。
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flickrアルバム:20220929-1002(29) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-11
flickrアルバム:20220929-1002(30) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-12
flickrアルバム:20220929-1002(01) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-13
flickrアルバム:20220929-1002(02) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-14
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20111008 大根島登頂行まとめ@南伊豆中木(再掲) の事
2011/10/08
2011年度第11次中木行での大根島登頂をまとめて再アップします。
大根島(おおねじま)は、伊豆半島の先端の南伊豆、石廊崎の先にある島です。
北西から南東に伸びる細長い形で、南北に540m、東西に160m、一周約1kmの大きさ。標高は最高地点で64m。あいあい岬とユウスゲ公園の沖合150mほどに位置し、その間の水域がヒリゾ浜になります。
この大根島が外洋の波浪から守っているので、ヒリゾ浜は穏やかかつ水質良好、稀有なシュノーケリングポイントとなっています。
ヒリゾ浜側は比較的なだらかで、古い桟橋から島の頂上まで階段が続いています。外洋側は波に削られて垂直な断崖絶壁になっています。
頂上まで登ると約100m四方の平らなスペースがあり散策することができます。崖際には真水のたまる小さな水場もあり、かつてはタイワンザルの群れが持ち込まれ生息していました。
外洋側の壁面には、断崖絶壁に突き出すように作られた小さな祠も残っています。
普段はもちろん立入禁止なのですが、この際は特別に許可を頂いて登ることができました。
総じて高所恐怖症には非常に恐ろしい立地なのですが、64mの断崖絶壁から見渡す360度の大パノラマは大迫力で、実に忘れがたいものとなりました。
古いブログ(みんカラ)に分割して掲載していたのですが、問い合わせが多かったためこちらにまとめて転載いたします。
◆目次
大根島GoogleMap
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
大根島ノボレ
殿羽根丸さんで出港
<殿羽根丸>
大根島登頂へGo!
疾走する殿羽根丸(動画)
<大根島行渡船往路殿羽根丸(動画)>
日没の時間に合わせて、黄昏の海を殿羽根丸さんで疾走。最高です。
大根島登頂開始(動画)
船着場から急峻な階段を登ってゆきます。
戦時中に出来た階段は、至る所が風化、場所によっては地衣類と低木が塞いでおり相当に危険です。
なんとか頂上に到達すると、ちょうど見事な西日が始まっていました。
大根島登頂
<カイダン怖い>
古い船着き場から続く階段。
大正時代に作られたそうですが相当ガタが来ています。
<松かな?>
ここが一番怖い所です。
低い松が密生していて安全そうに見えますが、下の階段は崩れてしまっていて中空になっています。鎖もさびていてあてになりません。
大根島頂上到着
<絶壁>
なんとか頂上に到達。
100m四方ほどの広場があります。
大根島頂上からのパノラマ
小通りの青い水、そして崖の上の白い建物が、いつものあいあい岬。その向こうにちらりと見えるのが南伊豆町の風車群。
<遠き落日>
いよいよ日没です。
<もいちどヒリゾ浜>
島頂上陸側からの風景。
<足元>
5倍ズームで足元の小通りと大根島の船着場。
ヒリゾ浜のビーチ部分。
<あいあい岬>
あいあい岬の旧ジオパークセンター。
今年はカフェになるそうです。
ヒリゾ浜の船着場付近。
丘ハヤマ(右)と沖ハヤマ(左)。
大根島頂上からのパノラマ(動画)
大根島陸側頂上からのパノラマ。小さな岩の上に立ってぐるりと回ってます。
上から眺めるヒリゾ浜は、夕暮れというのに素晴らしい透明度です。
ヒリゾ裏の湾にはカヤックが来ていました。
陸側から海側へ移動。海からの波浪の直撃を受けるこちら側は、掛け値なしの断崖絶壁。
しかし素晴らしい夕日です。
大根島の夕陽
沖側。日没がスタートしています。
対岸の皆さん。
<死ぬ>
外洋側は波風で削られ抉れた断崖絶壁になっています。
恐ろしいのですが素晴らしい景色です。
<祠-01>
岩越しの西日。
大根島の夕陽(動画)
大根島海側突端よりのパノラマ。64mの高さは半端無いです。
島中央部より海側突端を望む。
<突端-02>
突端の皆さん。
頂上の水場
<ライフライン>
崖の縁にある雨水がたまる水場。
断崖絶壁の謎の階段
<死ぬ-02>
海側の断崖ギリギリに謎の階段がありました。
一歩踏み外すと64m垂直落下です。
断崖絶壁に突き出す謎の祠
頑張って降りてみると、断崖に張り付くように作られた祠がありました。
昔は祭事が執り行われたそうです。インスマウスかな?
<祠-03>
祠の奥を覗くと、ちょうど西日が差し込んでいました。
<祠-04>
祠の上の岩の隙間から日没が望めます。
エジプトのアブシンベル神殿のように特定の日に日光が差し込む効果を狙って作られたのでしょうか。謎です。
<Catch the Sun!>
よくある構図。
<小鬼がおる>
祠から戻ります
例の階段から下を覗いてみました。
高所恐怖症には辛すぎるロケーションです。
大根島の日没
<日没-02>
平らなスペースに戻り日没を眺めます。
<日没-03>
じゅー。
大根島の植物
風の影響で地面を這う松。巨大な盆栽のようです。3mはあります。
<肉厚>
頂上の植物。多肉質な感じです。
帰路の階段降下(動画)
日没を見届けて帰路。 やはり階段は帰りのほうが数倍怖いです。
帰路の階段降下
<降下>
帰りのメイン階段。
登るのも怖かったですが、下りは視覚的な恐怖が加算されます。
<Help!>
殿羽根丸さんが迎えに来てくださいました。
帰路の殿羽根丸クルージング(動画)
黄昏、紅に染まる海を港へ快走する殿羽根丸。爽やかです。
三坂漁港へといたる最後の大きな左カーブは動画で見ても大迫力。
閑話休題
<My Love Was Gone.>
中木からの帰路、吉佐美の長い下りで当時のビートが寿命を全うしたり…
ビート履歴:1112 仮面の告白、並びに新旗艦配備完了 の事
生業:1201 筆者紹介に代えて… の事
金谷旅館の千人風呂(下田)
<突端-01>
日本最大級の檜風呂、千人風呂のある金谷旅館へ。
混浴の千人風呂は、長さ15m、幅5m、深さも1m以上。総檜では日本最大の広さです。
総檜ならではのやわらかな雰囲気、香りが最高です。
千人風呂・かなや旅館HP
金谷旅館の花火(動画)
<下田金谷旅館千人風呂&花火(動画)>
僥倖なことに、旅館の向かいの小学校で花火大会が始まりました。
休憩所からちらりと見える秋の花火。
男性用露天風呂からはもっと良いアングルで見られました。が、流石に動画は撮れません(笑
大根島登頂行はこれにて終了です。
貴重な体験をありがとうございました!
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111008 Snorkeling @ Togai beach South Izu
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20220929-1002(01) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/今日も真☆最高宣言!オレンジカエルも出たよ(2022年シーズン第6回通算13日目)の事
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
2022/09/29-10/02(2022年シーズン第6回通算11-14日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
3日目の様子をアップします。
ついに2022年シーズンのヒリゾ浜通常営業の最終週となりました。
この前の週が台風で欠航だったため、有給を取って9/29木曜日から最終の10/2日曜日まで四日間中木入りすることに。
三日目も快晴で爽やかなナライの風。海も凪ぎ、連続で透明度20mオーバーの真☆最高宣言です。 魚影も最高クラスで、南方系幼魚続出にツムブリ・カンパチの大群等盛りだくさん。
クマノミの赤ちゃんも出始め、美しいレンテンヤッコの幼魚、ちょっと珍しい深海生物のオビクラゲ、さらに黒い幼魚に続いてオレンジの綺麗なイロカエルアンコウも出ました。
最終日前日の夜ということで、晩御飯は弓ヶ浜のレストランへ。
その後はお別れ会もあって、ちょっと寂しくなりつつもやはり最高の一日となりました。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/10/01 08:00〜16:00
天 候:快晴
気 温:23.9~25.7℃
潮 回:中潮
満 潮:09:08 146cm
干 潮:14:08 104cm
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東1.4〜東8.8m
透明度:20m以上(最高宣言)
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON ドームレンズユニットIII A
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
今日の動画
クマノミbaby×2
<クマノミbaby@小通り>
小通りの一番岩礁の角にクマノミの赤ちゃんが出ました。
同居しているミツボシクロスズメダイygとのサイズ差がすごいです。
まだ細長くくねくねとしたbaby特有の動きが可愛すぎます。
ちなみに2023/06/24にお邪魔した際も同じ場所に少し大きくなったygがいました。
無事越冬してくれたようです。
<クマノミbaby@ハタンポ穴>
ハタンポ穴にもクマノミの赤ちゃん。
こちらはさらに浅瀬で見やすかったです。
こちらも2023/06/24にすぐ近くのさらに浅瀬のイソギンチャクにygがいました。
ホンソメクリーニング中の大クチグロ@小通り
<イシダイ他@小通り>
小通りの一番岩礁でホンソメワケベラのクリーニングを受ける大きなクチグロ(クロダイ老成魚)。
クリーニングが気持ち良いのか全然逃げません。しかし本当に大きく、体色も真っ黒で迫力あります。
泳ぐミカドウミウシ@ハタンポ穴
<ミカドウミウシ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の小通り側の岩場にいた大きなミカドウミウシ。20cm以上あります。
英名はSpanish Dancer。その名の通り真っ赤なドレスのような豪華な姿でひらひら泳ぎます。
初めて見た時は地球外生物かと思いました。
朝の中木港
今日も快晴
<@中木浜>
今日も快晴、ナライの薫風。良い海間違いなしです。
<@中木浜>
海老網をメンテする漁師の皆さん。
最高の伊豆Breakfast
<@中木浜>
朝ごはんも頂いてしまいました。
全て中木産のムロアジの干物とカメノテとフジツボのお味噌汁です。
これがどんな高級料亭の和食よりも上品で滋味深いのです。
<@中木浜>
カメノテとフジツボのお味噌汁。
知る人ぞ知る高級食材で、個人的には和の出汁界最強の一角だと思います。
どちらも実は甲殻類です。貝とカニのいいとこ取りのような複雑で甘く深ーい旨味がたまりません。
渡船スタート
<@中木港>
8時になりました。渡船スタートです。
<浜の家丸@中木港>
一番船は浜の家丸さん。
<浜の家丸@中木港>
行ってきます。
<浜の家丸@中木沖>
Rainbow!
<浜の家丸@ヒリゾ沖>
ヒリゾ浜到着。
午前中のヒリゾ浜
最高宣言前の沖ハヤマ
<クマノミ@沖ハヤマ>
まずは沖ハヤマへ。
-10mのクマノミペア。
<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>
水質は上々ですが、ちょうど干潮の潮止まりのため棚の上はちょっと浮遊物があります。
<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>
<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>
オジサンいっぱい。
最高宣言の小通り
<@小通り>
小通りに到達。潮が少し動き始め、最高宣言(透明度15m以上)になりました。
<アオブダイ@小通り>
第一岩礁前の水面から。
水底をゆくアオブダイがはっきり見えます。
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
第一岩礁全景。
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
フィンにカッティングシートを貼る時は、縁をぐるりと一周アロンルファで固めると剥がれません。
<エンタクミドリイシ他@小通り>
小通り中央付近のブイ際、小通りで一番大きなエンタクミドリイシがあります。
<ヤリカタギyg他@小通り>
白地に黄色い頭と尻尾のヤリカタギ、明るい茶色に白い尻尾のイシガキスズメダイの幼魚がいます。
<タイワンカマス群れ他@小通り>
振り返るとタイワンカマスの群れ。
<テヅルズリーフ@小通り>
小通り終点付近のテヅルズリーフ。
<テヅルズリーフ@小通り>
中尉殿が立っていらっしゃる左側にテヅルモヅル様が鎮座まします。
<タイワンカマス群れ@小通り>
振り返るとまたタイワンカマスの群れ。
<タイワンカマス群れ@小通り>
追いかけてきたのかな。
クマノミbaby他@一番岩礁
<クマノミbaby他@小通り>
<クマノミbaby他@小通り>
まだ2〜3cmぐらいです。
<クマノミbaby他@小通り>
baby特有のくねくねした泳ぎ方。
<クマノミbaby他@小通り>
同居するミツボシクロスズメダイygとの大きさの差がすごいです。
上に動画も貼ってあります。
<フタスジリュウキュウスズメダイbaby@小通り>
近くにフタスジリュウキュウスズメダイの赤ちゃんもいました。
こちらも2cmぐらいです。
<ダテハゼ他@小通り>
水底にはダテハゼとニシキテッポウエビの共生風景。
大クチグロ@一番岩礁
<イシダイ@小通り>
大きなイシダイの老成魚、通称クチグロが登場。
口元が黒くなり、体の白黒の帯が黒方向に統一されるのでこの名前で呼ばれます。
イシガキダイは口が白くなるため、クチジロと呼ばれます。
<イシダイ@小通り>
あまり人を気にせず近くを回っています。
<イシダイ他@小通り>
ホンソメワケベラのクリーニングを受け始めました。
上に動画も貼ってあります。
ハタンポ穴にもクマノミbaby他
<クマノミbaby他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の浅瀬にもクマノミの赤ちゃんが出ました。
さらに小さく2cmぐらいです。
<クマノミbaby他@ハタンポ穴>
小さすぎて可愛すぎます。
こちらも動画が上に貼ってあります。
<クマノミbaby他@ハタンポ穴>
ダイバーさんのカメラの先にいます。
<ソラスズメダイ群れ他@ハタンポ穴>
餌をもらえると勘違いして集まってきたソラスズメダイの群れ。
一尾だけ大きなイスズミ、茶色っぽいセダカスズメダイ、オヤビッチャ、ササノハベラ他もいます。
イロカエルアンコウyg他@ヘイゴロウ
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの黒イロカエルアンコウの幼魚を見に来ました。
小さいのに相変わらずの存在感です。
<クロホシイシモチyg群れ@ヘイゴロウ>
ミニドロップオフにクロホシイシモチの幼魚の群れ。
<クロホシイシモチyg群れ@ヘイゴロウ>
逆光。
ミカドウミウシ@ハタンポ穴
<ミカドウミウシ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の小通り側の出口に大きなミカドウミウシがいました。
<ミカドウミウシ@ハタンポ穴>
20cm以上あってものすごく目立ちます。
<ミカドウミウシ@ハタンポ穴>
ミカドウミウシはひらひらと優雅に泳ぐウミウシです。
上に動画も貼ってあります。
いいサンゴの根@小通り
<フタマタハマサンゴ他@小通り>
小通り方向に少し出るといいサンゴのある根があります。
<フタマタハマサンゴ他@小通り>
<エンタクミドリイシ他@小通り>
少し沖ハヤマ方向に戻るといい感じのエンタクミドリイシがあります。
<エンタクミドリイシ他@小通り>
ヤリカタギygが隠れています。
ツノダシペア他@ハタンポ穴
<コロダイ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴を通過。
紫色のカイメンがある穴の奥にコロダイ、アカハタ、チョウチョウウオ等。
<ツノダシ@ハタンポ穴>
沖ハヤマ側の出口にツノダシのペアがいました。
<ツノダシ@ハタンポ穴>
数年前は10連以上になったのですが最近は少なめです。
ツムブリ、カンパチ群れ他@沖ハヤマ
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマまで来るとツムブリ、カンパチの群れがいました。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
かなり大型の個体も混じっています。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
良い角度。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
棚の先端を通過。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
航路の方へ去ってゆきました。
<タイワンカマス群れ@沖ハヤマ>
続いてタイワンカマスの大きな群れも入ってきました。
<タイワンカマス群れ@沖ハヤマ>
まあまあ寄らせてくれました。
ドロップオフのレンテンヤッコyg@丘ハヤマ
<レンテンヤッコyg他@丘ハヤマ>
丘ハヤマのドロップオフの途中に、レンテンヤッコのかなり小さな幼魚がいました。
英名はJapanese Angelfish。日本を代表するヤッコ類です。
<レンテンヤッコyg他@丘ハヤマ>
こっち見んな。
2023/06/24にお邪魔した際も、同じ場所にもう少し大きくなったレンテンヤッコygがいました。この個体が越冬してくれたのでしたら嬉しいです。
最高宣言の赤ブイ
<ミカヅキツバメウオyg他@赤ブイ>
赤ブイも相当水質が良くなってきました。
<ミカヅキツバメウオyg他@赤ブイ>
水底からでもブイについた幼魚の群れが見えます。
<ニジハギyg他群れ@赤ブイ>
ほとんどがニジギンポの幼魚でした。
<ミカヅキツバメウオyg他@赤ブイ>
逆光は勝利。
<ソラスズメダイ他群れ@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウのミニドロップオフに群れるソラスズメダイとオヤビッチャ。
<アカハタ他@ヘイゴロウ>
その下にはアカハタがいました。
あいあい岬下も最高
<Me@あいあい岬下>
続いてあいあい岬下に来ました。
船着き場横の砂地がギラギラです。
<イバラカンザシ@あいあい岬下>
イバラカンザシをマクロで。
<イバラカンザシ@あいあい岬下>
凄い青。
<イバラカンザシ@あいあい岬下>
黄色、黄緑、オレンジ。
<イバラカンザシ@あいあい岬下>
ビビッドな見た目から、英名はChristmas Tree Worm。
実はゴカイの仲間です。本体はサンゴの奥に隠れていて、見えている部分は鰓(エラ)なのです。
海のクリスマスツリー:イバラカンザシ(沖縄カニあるき)
https://blog.canpan.info/kani/archive/1365
あいあい岬の幼魚達
<ミヤコキセンスズメダイyg@あいあい岬下>
小さく綺麗なミヤコキセンスズメダイの幼魚。
<フリエリイボウミウシ@あいあい岬下>
大きなフリエリイボウミウシ。
<アオリイカyg@あいあい岬下>
綺麗な水面に紛れるアオリイカの幼体。
<アオリイカyg@あいあい岬下>
分身!
<シラコダイyg@あいあい岬下>
シックなシラコダイの幼魚。
<イソカサゴyg@あいあい岬下>
イソカサゴの幼魚。 瞳にフラッシュが当たって花火のようです。
不思議なオビクラゲ@あいあい岬下
<オビクラゲ@あいあい岬下>
水面を泳いでいると、前方になんとなく違和感が。
よく見ると50cmぐらいの細くて透明ななにかがひらひら漂っています。
<オビクラゲ@あいあい岬下>
深海の有櫛動物(クラゲの仲間)、オビクラゲでした。
中央の黄色く染まっている部分が内臓(胃)、その上にある小さな穴が口、下にある切れ目が感覚器(目のようなもの)。
帯状の身体の上側の縁全体がメインの触手で、そこから縦に細かく入る白い線が二次触手。
身体の中央部に横に伸びる細い線は栄養を運ぶ水管、下側の二重になった縁は櫛列板。櫛状の器官が密集していて蠕動して移動できます。
また、帯状の体全体をくねらせて移動することもできます。
オビクラゲの体(えのすい)
https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=05109
<オビクラゲ@あいあい岬下>
英名はVenus Girdle(ヴィーナスの飾り帯)です。
<オビクラゲ@あいあい岬下>
縦から見るとこんな感じ。
近縁のカブトクラゲのように、櫛列板等が発光しています。
<オビクラゲ@あいあい岬下>
リュウグウノツカイygを連れきた湧昇流に乗って深海から現れたのだと思います。
中々珍しいものが見られました。
午後のヒリゾ浜
少し遅い昼休み
<令洋号@中木港>
少し遅いお昼を食して再び浜に戻ります。
船は新造船の令洋号さんです。
<令洋号@中木港>
南伊豆のチンクエテッレ。
チンクエ・テッレ(阪急交通社)
https://www.hankyu-travel.com/heritage/italy/cinque_terre.php
<令洋号@中木港>
中木浜と夏の雲。
<令洋号@中木沖>
港に戻る浜の家丸さん。
<令洋号@中木沖>
防波堤の外に出ると一気に海が青くなります。
<令洋号@ヒリゾ沖>
<令洋号@ヒリゾ浜>
丘ハヤマの深い青。
<令洋号@ヒリゾ浜>
赤ブイとヘイゴロウ。
<令洋号@船着き場>
お世話様でした!
丘ハヤマのツムブリ、カンパチ大群
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
早速午後の海へ。
丘ハヤマのドロップオフまで出ると、ものすごい数のツムブリとカンパチがキビナゴの大群を襲っていました。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
なかなかの光景です。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
ツムブリメイン。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
カンパチメイン。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
キビナゴカーテン。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
群れで前が見えません。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
カンパチがキビナゴに突入。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
目の前を通過。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
カンパチは横目で必ず睨んできます。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
ツムブリはそうでもないかも。
<ツムブリ、カンパチ大群他@丘ハヤマ>
こんな光景が数分続きました。
小通り色々
<コショウダイ@小通り>
あまり逃げない大きなコショウダイ。
かつてはものすごく警戒心が強かったのですが、最近は数が増えてきたためかあまり気にしなくなってきました。
<コショウダイ@小通り>
しつこすぎると嫌われますが。
<セダカギンポyg@小通り>
こちらはシャイなセダカギンポの幼魚。
<@小通り>
水質グッド。
<スミツキトノサマダイyg@小通り>
10円玉大のスミツキトノサマダイの幼魚も出ました。
まだトリクチス幼生です。
<サザナミフグ@小通り>
こっち見んな。
オレンジ色のイロカエルアンコウ@小通り
<イロカエルアンコウ@小通り>
最後にオレンジ色の大人のイロカエルアンコウの場所を教えていただいました。
ありがとうございました!
<イロカエルアンコウ@小通り>
10cmほどの凄く綺麗な個体です。
<イロカエルアンコウ@小通り>
いい顔。
<キヌカジカ@小通り>
波打ち際のキヌカジカで本日終了です。
<キヌカジカ@小通り>
良い目。
終了後の中木港
夕方のドローン撮影
<ヒリゾ浜全景>
終了後に先生がちょこっとだけドローン撮影をされました。
<カツオ島全景>
大根島の沖にあるカツオ島。
手前の根とか面白そうですね。
レストラン・タイム@弓ヶ浜
<レストラン・タイム@弓ヶ浜>
晩御飯は皆さんと弓ヶ浜のレストラン・タイムさんへ。
<レストラン・タイム@弓ヶ浜>
ヒリゾ浜に!
<レストラン タイム@弓ヶ浜>
素敵な洋食がいただけます。
チキンのマスタードソテーも大変美味しかったのですが、サラダ各種がとても素晴らしかったです。
皆さんもどんどん追加で発注されていらっしゃいました。おすすめです。
<@殿羽根>
明日が渡船最終日ということで、食後に殿羽根さん他でちょこっとお別れ会を。
<ナナフシ@中木港>
可愛いゲストも登場しました。
次回は4日目、2022/10/02のヒリゾ浜に続きます。
ついに2022シーズンの通常営業も最終日に。
陸も海も最後の最後まで最高のコンディションです。
ウミガメや幼魚ももりだくさん。行方不明だったフエヤッコダイも帰ってきました。
終了後には毎年恒例のサンセットクルージングも。2022年も最高すぎるヒリゾ浜でした。(ただ、もちっとだけ続くんじゃ)
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20220929-1002(29) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-11
flickrアルバム:20220929-1002(30) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-12
flickrアルバム:20220929-1002(01) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-13
flickrアルバム:20220929-1002(02) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-14
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2011
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2010
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
D
20220929-1002(30) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/真☆最高宣言で大幼魚祭り開催中(ドローンでポイント解説もあるよ)(2022年シーズン第6回通算12日目)の事
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
2022/09/29-10/02(2022年シーズン第6回通算11-14日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
二日目の様子をアップします。
ついに2022年シーズンのヒリゾ浜通常営業の最終週となりました。
この前の週が台風で欠航だったため、有給を取って9/29木曜日から最終の10/2日曜日まで中木入りすることに。
小雨交じりだった初日から一転、二日目は快晴。風は引き続き北東のナライの風。海況はますます素晴らしく、透明度は20mを軽くオーバーする真☆最高宣言でした。
魚影も最高クラス。リュウグウノツカイygには会えませんでしたが、南方系の幼魚がさらに大量出現です。朝ウミガメにも会えました。
幼魚はイロカエルアンコウyg、フエヤッコダイ、クマノミyg、レンテンヤッコyg、ソメワケヤッコyg、ヒレナガハギyg、アブラヤッコyg、ナメラヤッコyg、サザナミヤッコyg、トノサマダイyg、ハクテンハタyg、ニジハギyg、メガネスズメダイyg、ロクセンフエダイyg、ヨコシマクロダイyg、アカハチハゼyg、モンツキハギyg、オジサンyg、ホウライヒメジyg、等々。至る所で見られます。
夜は最高の中木の海の幸と満天の星空。天の川の撮影もできました。
やはりヒリゾ浜は半端なく、中木の港は最高です。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/09/30 08:30〜16:00
天 候:快晴
気 温:22.3~25.1℃
潮 回:中潮
満 潮:08:09 157cm
干 潮:13:37 87cm
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東6.0〜9.3m
透明度:20m以上(最高宣言)
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON ドームレンズユニットIII A
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
朝の中木港
ドローン撮影でポイント解説
<ヒリゾ浜〜中木全景>
渡船運行前に先生がヒリゾ浜のドローン(DJI MAVIC AIR2)撮影をされました。
お写真を頂いたので上空から見たヒリゾ浜のポイントを解説してみます。
しかしこんなに綺麗に写るのか!と毎度驚嘆します。100m上空からでも人間が識別できるレベルで写ります。カメや大きな魚がいたらすぐに分かりますね。
一番上が中木港と中木浜(1)。防波堤の左(西)側がトガイ浜(2)、小さな岬を超えるとトウナイ浜(3)。トウナイの外側の岩礁帯はアミダ(4)(以下地磯名)。
中木港を右(東)に出て最初にある岬が新宿(5)その向こう側はボウムキ(6)。その手前の岬が大棚(7)、手前の小さな突端が小棚(8)。大棚の向こうに隠れている小さな岬はトビ根(9)。
これらの崖の上に見えているのがあいあい岬(10)のジオパークセンター。トビ根から右側の崖沿いのスペースからヒリゾ浜のポイントが始まります。
あいあい岬の崖際のスペースがあいあい岬下(11)、その手前の水路は渡船の航路(12)で、その手前右側に小さく白っぽく見えているのが渡船の船着き場(13)と木橋。その右下の石海岸がヒリゾ浜のビーチ(14)。監視台(15)の青い屋根も見えます。
船着場の前にある大きな岩礁がヘイゴロウ(16)、その左の海域の中央にぽつんと見えているのが体験ダイビング用の赤ブイ(17)。
さらに左の大きな岩礁が丘ハヤマ(18)。その左にある小さめの岩礁が沖ハヤマ(19)。両ハヤマの間にさらに小さく顔を出している岩礁がハタンポ穴(20)。
沖ハヤマの左側に点々と遊泳範囲のブイ(21)が見えていて右下まで続いています。その内側が小通り(22)。左下の崖は大根島(23)です。
あいあい岬下の右側は卜字型の入り江になっていて、手前に伸びる小さな入り江にはナンヨウツバメウオygの群れが毎年出ることから、ナンヨウツバメの入り江(24)。右側の入り江の奥には小さな秘密のビーチ(25)(何が秘密かは秘密です(笑))。先日ビーチクリーンをしました。
船着き場の裏からこれらの入り江に向かう角(26)から、各入り江の崖際の壁面には幼魚が多くいます。
船着き場からまっすぐあいあい岬を見ると、コンクリで四角く固められた古い船着き場(27)があり、その上には2つのプールのような潮溜まりがあります。ここにハクテンハタygがいたことがあります。
ここからあいあい岬までは古い階段(28)が残っていて、通常は危険なため立ち入り禁止ですが、有事の際にはあいあい岬まで登る避難路になっています。
ここから左に航路際を進むと小さな湾(29)になっていて、湾の開口部にある大きめ岩(30)の上にはサンゴイソギンチャクが群生しており、クマノミやミツボシクロスズメダイygがいます。一番航路側の大きなイソギンチャク畑は2020年の土砂崩れで残念ながら壊滅しました。この崖際の壁面も土砂崩れ前は海藻が多くウミウシ(31)やタツノオトシゴ(32)がいました。どちらもいずれ復活すると思います。
船着き場からあいあい岬方面はフラットな水底(33)が続いていて、去年は航路ギリギリの岩の下にアオウミガメが定住していました。
<ヒリゾ浜全景>
右上が船着き場(1)とヒリゾ浜のビーチ(2)。
その前にある岩礁がヘイゴロウ(3)。赤ブイ(4)を挟んで大きな丘ハヤマ(5)、ハタンポ穴(6)、沖ハヤマ(7)。画面上に見切れているのがあいあい岬下(8)。
ヘイゴロウの船着き場側の壁面(9)にはミナミハコフグygやサザナミヤッコyg等幼魚が多いです。あいあい岬側には裂け目が3つ(10)あって、奥でつながる水中洞窟(11)になっています。時期になるとイシモチやハタンポの幼魚が群れます。浜側にも大きな裂け目(12)があり繋がっていますが、こちらからは立ち入り禁止です。
赤ブイ側の先端は小さなドロップオフ(26)になっていて、近くの航路側(27)と赤ブイ側の壁面(28)はソフトコーラルが多く生き物も多いです。ミナミハコフグygをよく見かけます。少し離れた壁面(29)ではイロカエルアンコウygも出ました。
浜前の小島(30)との間には丸い大きな岩(31)があって、この周辺(32)でもオオセがいることが多いです。小ドロップオフと赤ブイの間のゴロタ場(33)にもミノカサゴの仲間がよくいます。
沖ハヤマからブイ沿い(13)に小通りが続きます。右(東)方向はしばらく砂地と小石の水底(14)が続き、最初に現れる大きめの岩が第一岩礁(15)。大きな細長い岩とその周りに丸い岩が固まっていて生き物が多いです。細長い岩の角(16)にクマノミygがいます。
第一岩礁から浜方向にある大きな四角い岩はえぐれ岩(17)。両サイドが大きくえぐれていて生物の隠れ場所になっています。
さらに右に進むと画面から見切れる直前に水面から顔を出している岩、テヅルズリーフ(18)があります。岩の沖ハヤマ側の水面近く、茶色いサンゴの間に大きなテヅルモヅルが鎮座されています。周辺の岩を含めてソフトコーラル(ウミトサカ)が多く綺麗です。
さらに進むと監視船がいて遊泳範囲外になります。
丘ハヤマの赤ブイ側の斜面(19)はサンゴが多く、特に小通り寄りの裂け目(20)にはニホンアワサンゴの大きな群生があります。ヘイゴロウとの間の水底(21)は砂地が多く穏やかなのでハナミノカサゴ等がいることがあります。手前の角の小石の水底(22)には毎年ソメワケヤッコygが出ます。さらに手前の浅い岩礁帯(23)を含めて、周辺の浅瀬には餌をもらったソラスズメダイ等がたくさん群れています。
小通りと浜の間の広いゴロタ場には、稀にハナミノカサゴyg(24)やウミガメ(25)が出ることがあります。
<ヒリゾ浜全景>
右の大きな岩礁が丘ハヤマ(1)、写真上(東)方向に水中に伸びている根の先端がドロップオフ(2)。一気に水深20mまで落ち込む崖になっています。途中に大きなソフトコーラル(ウミカラマツ)があり、レンテンヤッコygが越冬していました。
左の小さな岩礁が沖ハヤマ(3)。上に長く伸びている根の上に岩がいくつかあり、その下が洞窟状になっています。特に大きなものがエイ穴(4)、コロ穴(5)です。根の先端の右側-10m(6)と、丘ハヤマ方向に少し進んだ-15mの岩(7)に大きめのイソギンチャクの群生があり、それぞれ越冬クマノミのペアがいます。
丘ハヤマの右側にある大きめのブイがダイビング用の赤ブイ(8)。
丘ハヤマと沖ハヤマの間、白波が立っているあたりに大きな岩、ハタンポ穴(9)があります。岩の下は大きくえぐれて洞窟になっています。周囲も入り組んだ岩礁帯で穴が多く、多くの生き物がいます。
ハタンポ穴から右下方向は岩がずっと連なっていて(10)、このあたりはサンゴやイソギンチャクが多く、ナンヨウハギygやクマノミyg等の南方系の幼魚が出ます(11)。岩の下にはオオセ(12)他が。リュウグウノツカイygが出たのもこの辺りです(13)。
さらに右下に進むと、少し沖にちょこっと頭を出している縦に細長い岩礁(14)があります。小通り側の壁面(15)にコガネヤッコyg、その前にあるフラットな水底(16)にヒレナガハギyg、その少し左上の尖った岩の上にイロカエルアンコウ(17)が出ました。その少し下にある丸い岩の上(18)に綺麗なサンゴがあります。
左下が大根島(19)。大根島の手前は遊覧船等の航路(20)。航路沿いに点々と見えるのが遊泳範囲のブイ(21)で、その内側が小通り(22)です。
沖ハヤマの大根島側の少し離れたところに水中の岩が2つ(23)見えていて、その間が谷間になっています。フエヤッコダイが出たのはこの谷の小通り側の出口(24)です。
アオウミガメは朝一番の沖ハヤマ周辺(25)と両ハヤマ間(26)に出ることが多いです。
と申しますか、遊覧船の航路に白っぽい丸いものがいるのですが。これは息継ぎしているウミガメのような気もします(27)。気になる方は画像をクリックしてflickrに飛んで拡大してみてください。
この解説はヒリゾ浜のまとめにも転載します。
<DJI MAVIC AIR2@中木浜>
ドローン様の勇姿。
<DJI MAVIC AIR2@中木浜>
かっこよいです。
<イソヒヨドリ♂@中木浜>
ドローンを見守るイソヒヨドリ。
<ワモンダコ@中木港>
漁師さんが捕えてきたワモンダコ。
生前は臨機応変に色を変えるカラフルなタコですが、亡くなると真っ青に。
英名「Big Blue Octopus」通りです。
午前中のヒリゾ浜
朝イチのアオウミガメ@赤ブイ
<アオウミガメ@赤ブイ>
早速朝の海へ。
赤ブイの航路近くを悠々と泳ぐアオウミガメに会えました。
<アオウミガメ@赤ブイ>
甲羅の模様から判断すると、定住カメとは別の個体かもしれません。
沖ハヤマから小通り、ハタンポ穴へ
<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマの水質良好。
<アオブダイ他@小通り>
小通りも良好。
<アオブダイ他@小通り>
大きなアオブダイがいました。
<イトフエフキ他@小通り>
イトフエフキが喧嘩中。
<チョウチョウウオ群れ他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の隣の三角穴にチョウチョウウオの群れ。
<イシガキフグ他@ハタンポ穴>
こっち見んな。
<カサゴ@ハタンポ穴>
こっち見んな。
赤ブイの幼魚達
<ニジハギyg@赤ブイ>
丘ハヤマの赤ブイ側の斜面にニジハギの幼魚がいました。
<ニジハギyg@赤ブイ>
ちょっと透けています。
<ソメワケヤッコyg他@赤ブイ>
ソメワケヤッコygの他に、尾ビレの前が黒白黒のオジサンyg、白い縦縞のホウライヒメジyg、右の岩陰にアカハタygもいます。
<ソメワケヤッコyg他@赤ブイ>
ソメワケヤッコygが出てきてくれました。
<ソメワケヤッコyg他@赤ブイ>
こっち見んな。
<メガネスズメダイyg他@赤ブイ>
オレンジ色のメガネスズメダイの幼魚もいます。
右下はホンベラの幼魚だと思います。
<ナメラヤッコyg他@赤ブイ>
ナメラヤッコとチョウチョウウオの幼魚。
間にものすごく小さなソラスズメダイの幼魚もいます。
<ナメラヤッコyg他@赤ブイ>
神経質で中々撮らせてくれません。
<ナメラヤッコyg他@赤ブイ>
こっち見んな。
<ナメラヤッコyg他@赤ブイ>
ナメラヤッコygとメガネスズメダイyg。
<サビハゼyg他@赤ブイ>
サビハゼかな?の幼魚。
<オヤビッチャyg他群れ@赤ブイ>
赤ブイにはオヤビッチャの幼魚がたくさん。
細長いニジギンポと流線型のブリ系の幼魚もいます。
<ミカヅキツバメウオyg他@赤ブイ>
ブイの下にはミカヅキツバメウオの幼魚がずっといます。
チョウチョウウオやニザダイと比べるとかなり大きいですがまだ幼魚です。
ヘイゴロウの幼魚達
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウのイロカエルアンコウの幼魚を見に来ました。
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
エスカ(疑似餌)ふりふり。
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
なんて顔だ!
<ワカウツボyg@ヘイゴロウ>
やや南方系のワカウツボの幼魚。
相当映えるお家です。
<ワカウツボyg@ヘイゴロウ>
青いカイメンて珍しいですね。
<サザナミヤッコyg@ヘイゴロウ>
青いと言えばサザナミヤッコyg。
<サザナミヤッコyg@ヘイゴロウ>
体の左右で模様が違います。
気がつくと最高宣言@赤ブイ
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
マクロに目がいっていたので、水質が急速に上昇しているのに気がついていませんでした。
赤ブイ下がもう最高宣言です。
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
良い光芒。
<チョウチョウウオ他@丘ハヤマ>
丘ハヤマのドロップオフも抜けています。
沖ハヤマも最高宣言
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の上もご覧の通りです。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
赤いホウライヒメジ、黄色いチョウチョウウオ、銀色のタイワンカマス。
その他メジナ、イスズミ、イサキ、イシガキダイ等々で大盛況。
ギラギラ小通り
<@小通り>
小通りもギラギラ。
<@小通り>
砂地も綺麗。
<アオブダイ群れ他@小通り>
<アオブダイ群れ他@小通り>
この角度で撮ることはあまりないです。
<アオブダイ群れ他@小通り>
<ホウライヒメジ群れ他@小通り>
<ホウライヒメジ群れ他@小通り>
横から。
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
小通り中央付近。
最高テヅルズリーフ@小通り
<テヅルズリーフ@小通り>
小通り終端付近のテヅルズリーフ。
<テヅルズリーフ@小通り>
水が無い様に見えます。
<テヅルモヅル@小通り>
小通りの邪しn…守り神のテヅルモヅル様。
<テヅルモヅル@小通り>
確実に大きくなられています。
<ヨコシマクロダイ他@小通り>
テヅルズリーフの基部にはちょっとした穴があります。
この日はヨコシマクロダイとオオスジイシモチの幼魚がいました。
半水面の練習
<半水面@小通り>
ドームレンズも来たので半水面の練習を。
<半水面@小通り>
良い感じの岩。
<半水面@ヘイゴロウ>
浜前からヘイゴロウ。
<半水面@ヘイゴロウ>
水面だけ。
<殿羽根丸@船着き場>
船着き場に殿羽根丸さんが到着。
<殿羽根丸@船着き場>
運行中はこれくらいの距離感です。
<殿羽根丸@船着き場>
Uターン。
<殿羽根丸@船着き場>
こんな感じかな…
<殿羽根丸@船着き場>
やはり水面の方が雰囲気ある感じです。
昼休み@中木港
双葉食堂さんで最高ランチ
<@殿羽根>
お昼になったので港に一旦戻ってきました。
電池交換前に機材を真水に漬けます。
ちなみにNIKON 1 J4とCANON EOS M6 MarkIIはガンガン使うと一日持ちませんが、OLYMPUS E-PL7はセーブすれば一日持つ感じです。
<@双葉食堂>
お昼は久しぶりに双葉食堂さんへ。
ご覧の通りの最高のロケーションです。
<@双葉食堂>
今日はあんかけ焼きそば。
<@双葉食堂>
ブルーハワイならぬブルーヒリゾ!
ごちそうさまでした!
お昼のドローン撮影
<@ヒリゾ浜上空>
お昼も先生のドローン撮影。
拡大すると泳いでいる人だけでなく潜っている人も見られます。
<@ヒリゾ浜上空>
最高ですね。
海王号でヒリゾ浜へ
<海王号@中木港>
浜に戻る渡船は海王号さんでした。
<海王号@中木港>
トンジャネーヨ。
<海王号@中木港>
お天気最高。
<海王号@中木沖>
行ってきます。
<海王号@中木沖>
大根島が見えてきました。
<海王号@ヒリゾ浜>
船着き場に到着。あいあい岬下真っ青です。
<海王号@ヒリゾ浜>
お世話様です!
<海王号@ヒリゾ浜>
Uターン。
<海王号@ヒリゾ浜>
しかし青い海です。
午後のヒリゾ浜
最高宣言のあいあい岬下
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
船から見たあいあい岬下が綺麗だったのでまずは来てみました。
水中から見てもキラキラです。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
下から見ると青を通り過ぎて透明。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
ナンヨウツバメウオの幼魚は6連。
<ニセカンランハギ他@あいあい岬下>
ニザダイだけでなくちょっと南方系の大人のニセカンランハギがいます。
<アカハチハゼyg他@あいあい岬下>
黄色いけどアカハチハゼygのペアと、左にホウライヒメジyg、真ん中はオジサンyg。
<アカハチハゼyg他@あいあい岬下>
広げると背ビレが繊細。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
船着き場裏の入り江にもナンヨウツバメウオの幼魚がいました。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
こちらは9連。
<ロクセンフエダイyg@あいあい岬下>
ロクセンフエダイの幼魚が大きくなってきました。
<ハクテンハタyg@あいあい岬下>
古い船着き場のプールにいたハクテンハタの幼魚。
超可愛かったのですが、ハウジングが大きすぎてプールに収まらず、ちゃんと撮れなかったのが残念です。
<モンツキハギyg他@あいあい岬下>
船着き場のすぐ裏手の浅瀬にモンツキハギとオヤビッチャ、ニザダイ、カゴカキダイの幼魚の小群がいました。
<モンツキハギyg他@あいあい岬下>
間違い探し LV.0。
最高宣言の魚群
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウのミニドロップオフも最高宣言。
ミナミハタンポ、クロホシイシモチ、オヤビッチャの幼魚、ソラスズメダイが群れています。
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
ミナミハタンポメイン。
まだ半透明な幼魚もいます。
<クロホシイシモチyg他群れ@ヘイゴロウ>
クロホシイシモチメイン。
やはり半透明な幼魚がいます。ちょこっとキンギョハナダイも。
<キリンミノ群れ@ヘイゴロウ>
ミニドロップオフの壁面にいたキリンミノ。
<キリンミノ群れ@ヘイゴロウ>
ストロベリーサンゴがい感じです。
<キビナゴ群れ@丘ハヤマ>
丘ハヤマの角に群れていたキビナゴ。
<キビナゴ群れ他@丘ハヤマ>
ドロップオフの先にカンパチの群れも見えています。
<カンパチ群れ他@丘ハヤマ>
ハヤマ間からUターン。
<カンパチ群れ他@丘ハヤマ>
ドロップオフに戻ってきました。
<カンパチ群れ他@丘ハヤマ>
青物って感じです。
<タイワンカマス群れ他@丘ハヤマ>
タイワンカマスの群れで本日終了です。
夕暮れの中木港
夕日のドローン
<@中木浜>
道具を片付けて、中木浜でドローン撮影開始。
<中木沖〜ヒリゾ浜>
黄昏のヒリゾ浜。中木から東向きにヒリゾ浜を見ています。
手前の岬のこちら側が「ボウムキ」、先端が「新宿」、次の小さな岬が「トビ根」、次の岬が「大棚」、「小棚」。
左の崖の上にある白い建物があいあい岬の「ジオパークセンター」。一番むこう側の小高い岬が「ユウスゲ公園」。「あいあい岬」はこの一帯を示すようです。
一番右の大きな島が「大根島」、そのこちら側の先端にある岩礁が落ちそうで落ちないで有名な「権力」。 大根島の向こうに見えている小島は超一級磯の「カツオ島」。
カツオ島の左の小高く尖った岩礁が「ヒカゲ」、その左隣はヒリゾ浜の西端の洞窟のある岩。手前に監視船がいます。
手前に戻り、大根島側から「沖ハヤマ」「丘ハヤマ」「ヘイゴロウ」「船着き場」です。
<ヒリゾ浜>
誰もいないヒリゾ浜。
手前右側から「大根島」、「沖ハヤマ」、「丘ハヤマ」、「ヘイゴロウ」、「ヒリゾ浜」、「船着き場」。
奥の右側から、「大根島」、「ヒカゲ」、「ヒリゾの西の洞窟」、「ミツアシ」です。
<中木全景>
大根島の先から振り返り、大根島からヒリゾ浜、中木の港を見ています。
一番上の左から、入間の千畳敷がある「三ッ石岬」。その手前の大きめの島が「住吉島」、その右手の小さめの三角の岩礁が「ツリキリ」、その右のさらに小さな岩が「陸のツリキリ」、その右の岬は「庵曽原(あんぞばら)」。
住吉島の手前の細長い三角の岩礁が「白根」、その右、ツリキリの手前の島が「塔島」。庵曽原の弓形の浜が「月の子浜」、浜の入り口にある細長い岩礁が「イガミ」、その右にある小さな岩が「平床」、さらに右に離れた岩が「ケサカ」。
ケサカの奥の白っぽい崖が「トウナイ浜」、その手前の岩礁帯が「アミダ」。その右に「トガイ浜」、「中木港」。
中木港の右を手前に順に、「ボウムキ」、「新宿」、「トビ根」、「大棚」、「小棚」、「あいあい岬」。
中央の大根島には磯釣りのポイントがいくつかあって、奥側の先端に「権力」、その左にある小さな岩が「ロクロ」、ロクロの手前の小さな出っ張りが「銀座」、銀座の向こうに隠れている「前棚」、その手前の四角い大きな出っ張りのさらに手前、小さく白波が立っているあたりが「平島」、その手前が「二八」。飛んで一番こちら側に飛び出した小さな岩が「沖牛根」、その対岸が「牛根」です。
牛根の右側の海域は小通りの出口の「大通し」、その先の大きめの岩礁がこちら側から見た「ヒカゲ」、右に小さな弓形の浜があって、その右ギリギリに見えているのが「ミツアシ」です。
<中木沖>
大根島上空から駿河湾に沈む夕日。
手前から大根島、白根、塔島、ツリキリ、住吉島、千畳敷、三ッ石岬。
<中木沖>
一番上から、入間の千畳敷がある三ッ石岬、大きな島が住吉島、その右手の尖った岩礁がツリキリ、さらにその右が陸のツリキリ、その先の大きな岬が庵曽原、左の島が塔島、その右にイガミ、平床、ケサカ、アンゾ、トウナイ浜。
最高N's Kitchen night!
<アカハタ@殿羽根>
夜になると素晴らしいアカハタが…一番上は堂々たるキロオーバーですね。
<パクチーピータン豆腐@殿羽根>
最高のおつまみ、パクチーピータン豆腐をいただきながらしばし待ちます。
<アカハタ清蒸鮮魚@殿羽根>
清蒸鮮魚キター!
<アカハタ清蒸鮮魚@殿羽根>
追いパクチーでもう最高OF最高です。
<稲とアガベ@殿羽根>
秋田の「稲とアガベ醸造所」さんのクラフトサケ、DOBUROKUが最高に合います!
ごちそうさまでした!
中木の天の川とおじさん
<天の川@中木港>
食後は港で星景撮影。
雲もなく月もなく天の川の位置もよくなかなかのコンディションです。
<夜釣オートキャンプも禁止@中木港>
思わずNIGHT FEVER。
という事で、昼も夜も最高宣言のヒリゾ浜でした。
次回は3日目、2022/10/01のヒリゾ浜に続きます。
この日も更に快晴の真☆最高宣言の海でした。最後の最後に来てヒリゾ浜の凄さがとどまるところを知りません。
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flickrアルバム:20220929-1002(29) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-11
flickrアルバム:20220929-1002(30) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-12
flickrアルバム:20220929-1002(01) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-13
flickrアルバム:20220929-1002(02) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-14
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ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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20220929-1002(29) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/まさかのリュウグウノツカイyg×3登場!更にコガネヤッコygにイロカエルアンコウygまで(2022年シーズン第6回通算11日目)の事
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
2022/09/29-10/02(2022年シーズン第6回通算11-14日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
初日の様子をアップします。
ついに2022年シーズンのヒリゾ浜通常営業の最終週となりました。
この前の週が台風で欠航だったため、有給を取って9/29木曜日から最終の10/2日曜日まで中木入りすることに。
そして出発する2日前に入ったのが「リュウグウノツカイyg現る!」の一報。更にその翌日も現れたそうです。
流石にさらに有給を取るのは無理だったので、じりじりしつつ水曜の夜に出発。
29日の朝から期待しつつもまあ無理だよな…と思いながら泳ぎ始めたのですが、無事リュウグウノツカイygを見ることができました。しかもラッキーなことに同時に3尾に会えました。ヒリゾ浜全体では3日連続合計5尾登場ということに。ちょっと凄すぎますね。
個人的にも運を使い果たしてしまったのでは?と少し怖いくらいです。嬉しかったので動画も撮ってしまいました。
更に小笠原からハワイにかけての太平洋にしかいないはずのコガネヤッコの幼魚も出ました。こちらもちょっと驚きです。
その他、ツムブリやカンパチ、キビナゴ、クロホシイシモチyg等の大群が普通に登場。
イロカエルアンコウは二体、フエヤッコダイも復活。クマノミyg、レンテンヤッコyg、ソメワケヤッコyg、ヒレナガハギyg、アブラヤッコyg、ナメラヤッコyg、サザナミヤッコyg、トノサマダイyg、ロクセンフエダイyg、ヨコシマクロダイyg、モンツキハギyg等、貴重な幼魚も大量に出現しました。
二日目からはあいあい岬下の定住ウミガメにも会えました。
海は四日間とも最高宣言クラス。伊勢海老の刺し網漁も始まり、夜には最高の中木産の海鮮と空には満点の星空。
ヒリゾ浜半端ない!!中木の港最高!!と常々思ってはいましたが、それにしてもちょっと凄すぎる渡船最終週となりました。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/09/29 08:30〜16:00
天 候:曇のち小雨
気 温:19.7~22.0℃
潮 回:中潮
満 潮:07:21 166cm
干 潮:13:06 71cm
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東2.2〜8.4m
透明度:20m以上(最高宣言)
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON ドームレンズユニットIII A
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
リュウグウノツカイyg動画
リュウグウノツカイyg一尾目@ハタンポ穴
<リュウグウノツカイyg一尾目@ハタンポ穴>
まさかのリュウグウノツカイの幼魚に遭遇。
小雨交じりの曇天で暗いのですが、それが逆にリュウグウノツカイの銀色のボディを際立たせています。
リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
一尾目のリュウグウノツカイygが潮流に乗って石廊崎側に流れてゆくのを見送り、なんてラッキーだったんだ!と感慨に浸っているところに、更に追加でリュウグウノツカイが登場。しかも今回はペアです。
正直運を使い果たしたと思います。
朝の中木港
野鳥撮影
<アオサギ他@中木浜>
早朝の中木浜にいたアオサギとトビとカラス。
今回は車に乗せていただけたので、Canon EOS M6 Mark IIとSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryも持ってきました。
<イソヒヨドリ♀@中木浜>
夏の中木と言えばイソヒヨドリ。
朝きれいな声でさえずっています。
<トビ@中木浜>
トビが喧嘩しています。
<トビ@中木浜>
割とありふれた猛禽ですが翼長は1.6mに達します。
日本のタカの中では大型で立派な鳥です。
<イソヒヨドリ♂@中木港>
港の街灯の上にオスのイソヒヨドリがいました。
伊勢海老刺し網漁
<エビアミ漁@中木沖>
イセエビ漁の網を回収される漁師さん。
前日の夕方に刺し網を仕掛け、翌早朝に引き上げます。
<@中木沖>
南伊豆町の風力発電機。
換算840mmで上に乗っかっているアンテナ?が見えました。
<エビアミ漁@中木港>
水揚げされた海老網からご近所さん総出でイセエビを取り外します。
<エビアミ漁@中木港>
先の曲がった千枚通しのような器具でささっと網を外してエビを抜き取ります。
ベテランの方はほんの数秒でするする外されるのですが、トゲの多いエビは網に強く絡んでいて、実はそう簡単に外せるものではありません。
無理に外して足やヒゲが抜けると価値は半減してしまいます。素人にはとても真似できない熟練のテクニックなのです。
<エビアミ漁@中木港>
順調に取り外され箱に移されたイセエビさん達。
<スベスベマンジュウガニ@中木港>
エビ網には様々な外道もかかります。
こちらは小さなスベスベマンジュウガニ。
きれいな見た目で可愛い名前ですが、フグ毒(テトロドトキシン)等を持っています。
一匹で人間の致死量に達するのでお気をつけください。
<スベスベマンジュウガニ@中木港>
海に戻してあげました。
<ノコギリガニとモクズショイ@中木港>
赤いノコギリガニと擬態名人のモクズショイ。
<ノコギリガニとモクズショイ@中木港>
こんな大きなモクズショイは初めて見ました。
<アカハタyg@中木港>
綺麗なアカハタのyg。
アカハタは丈夫なので水揚げ後でも元気なことが多いそうです。この子も海に返してあげました。
<ホウライヒメジ他@中木港>
通称オジサンことホウライヒメジとチョウチョウウオ。
どちらも実は美味しいお魚ですが、網にかかっていた時間が長いと臭みがあることがあるので、今回はウツボ漁の餌になっていただきました。
チョウチョウウオ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%A6%E3%82%AA
ホウライヒメジ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%9B%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%92%E3%83%A1%E3%82%B8
<ボウシュウボラ@中木港>
かなり大きなボウシュウボラ。ホラ貝の仲間です。
こちらも美味しいのですが、内臓(唾液腺、ワタ)に毒がある場合があるのでそこは取り除いてください。(昔知らずに内臓を食してまぶたがピリピリしたことがあります)。
ボウシュウボラ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%A9
<ウツボ@中木港>
最近中木の港の一部で流行しているのがこのウツボです。
怖い見た目と小骨が多い身のためあまり流通していませんが、旨味の強いとても美味しい魚です。筋肉質のしっかりした美しい白身とゼラチン質の皮目の身の食感も素晴らしいです。
魚食上級者様の間では「魚の中で一番うまい!」という方も多いそうです。
実際、この後頂いた蒲焼きや「たたき」は超絶品でした。
ウツボ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%9C
港に定住しているアオウミガメ
<アオウミガメ@中木港>
港を見ていると、防波堤の手前で息継ぎをしているアオウミガメがいました。何度かタイミングを測っているとちょうど顔を出している瞬間が撮れました。
このシーズン(2022年)から2〜3頭が住み着き始め、つい先日(2023年6月)にも確認されています。私も隣りのトガイ浜で一頭見つけました(2023年6月24日)。
午前中のヒリゾ浜
とりあえず沖ハヤマへ
<メジナ他群れ@沖ハヤマ>
早速海へ。
小雨交じりの曇天のためちょっと暗いですが水質は良好です。
<ツノダシ@沖ハヤマ>
ツノダシ登場。
<クマノミ他@沖ハヤマ>
-10mのクマノミペア。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
ホウライヒメジの群れ。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
チョウチョウウオは少なめ。
<ホウライヒメジ他群れ@沖ハヤマ>
メジナはいっぱい。
<フエダイ他群れ@沖ハヤマ>
フエダイもますます増えてきました。
<フエダイ他群れ@沖ハヤマ>
下からオジサンの群れ。
ハタンポ穴へ
<イセエビ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の奥にはイセエビ達。
<イセエビ@ハタンポ穴>
王様クラスもいました。
<ゴマヒレキントキ他@ハタンポ穴>
ゴマヒレキントキはまだ浅瀬にいます。
奥にちらりと見えているのはシャイなナミマツカサです。
<ゴマヒレキントキ他@ハタンポ穴>
こっち見んな。
小通りで色々見ていると…
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@小通り>
小通りのエンタクミドリイシ。
白黒のフタスジリュウキュウスズメダイとミツボシクロスズメダイの幼魚、下にはちらりとカスリフサカサゴの幼魚も見えています。
<ソラスズメダイ群れ@小通り>
ソラスズメダイの群れ。
<オニカサゴ@小通り>
います。
<オニカサゴ@小通り>
いました。
<クマノミ他@小通り>
テヅルズリーフの越冬クマノミを見ていると「それどころじゃないよ!出たよ!!」と教えていただいたのでした。
リュウグウノツカイyg登場
まずは単体のリュウグウノツカイyg
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
慌ててハタンポ穴の出口まで戻ると…
リュウグウノツカイの幼魚がいました。
上に動画も貼ってあります。
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
本体は20cm、角と尻尾を含めると30cmほどです。
本来は水深200〜1000mに住む深海魚です。成魚になると体長5mを超え、記録では11m以上というものもあったそうです。
静岡県自然史博物館(pdf)
http://www.spmnh.jp/news/news75/75p1.pdf
リュウグウノツカイ(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A6%E3%83%8E%E3%83%84%E3%82%AB%E3%82%A4
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
角のように見えるのは、背ビレの前半部分。背ビレは頭頂から尻尾まで体全体に繋がっています。
胸ビレも二本長く伸びています。尻尾のようなものは分離した尾ビレで、これは幼魚だけの特徴だそうです。
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
遠目には銀一色ですが、近くで見ると体側に青い斑点があるのがわかります。
ヒレや顔周りには赤い部分が。
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
御大のスーパー機材と。
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
波にまかせてぼーっと浮いているだけのように見えますが…
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
危険を察するとくねくねとわりと機敏に泳ぎだします。
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
興奮が収まり余裕が出てきたので下から。
<リュウグウノツカイyg@ハタンポ穴>
最高すぎます。
まさかのリュウグウノツカイygがペアで
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
一尾目のリュウグウノツカイygが潮の流れに乗って石廊崎側から出ていったのを見送りました。
前日も現れたとは聞いていたけど、まさか本当に見られるとは!有給取って来て良かった…雨でも泳いでよかった…と感動を噛み締めていると、なんと先程のポイントにまさかのペアが登場。溺れるかと思いました。
ペアも上に動画が貼ってあります。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
小雨交じりの曇天で水面でも暗いのですが、逆にそれが銀色のボディを際立たせています。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
御大の機材と。
この二尾は最初の個体より少し小さく、本体は15cmぐらいです。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
上の個体は角が体と同じくらい長く、下の個体は尻尾が長いです。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
尻尾長くん。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
角長くん。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
全ヒレ全開。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
マクロで見ると目が真ん丸。
体側の青い斑点、角の模様も見て取れます。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
光の角度かそれとも怒っているのか、身体が赤くなるときがあります。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
お腹だけ赤くなったり。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
背中だけ赤くなったり。
基本的に口は開きっぱなしです。
<リュウグウノツカイygペア@ハタンポ穴>
この二尾も流れに乗って東へと消えてゆきました。
それにしてもホントにラッキーでした。
リュウグウノツカイの幼魚と言えば、日本のダイビングの一大メッカ、沼津の大瀬崎で冬季に現れることで有名です。私も数年前に訪れ、素潜りで珍魚ユキフリソデウオygや多数のクラゲ、サルパ等を見たことがあります。
d3-plus.hatenablog.com
大瀬崎のすぐ沖は数百メートルの深さの駿河湾です。
黒潮の流れと冬場の南西の季節風の影響で、北東に開いた大瀬崎には湧昇流が発生し、駿河湾の深海の海水が浅瀬に上がってきます。リュウグウノツカイやクラゲなどの深海生物はこの流れに乗って現れるようです。
伊豆半島のジオパークマップを見ると、ヒリゾ浜の西の駿河湾にもすぐ近くまで海溝が伸びているのがわかります。
伊豆の海ジオ
https://www.izugeo-marine.com/area
この年、小笠原近辺に弱い台風が連続して発生していて、南伊豆ではこの台風に向かって長期間強い北東風が吹き続けていました。
南西向きのヒリゾ浜では、このこの北東の風はオンショア(陸から沖)になり、特別に「ナライの風」と呼ばれています。
このナライの風の効果には、波を押さえつけて海面が凪になること、表層の海水を沖に押し流して水質が良くなること、等があげられます。
南から上ってくる黒潮の分流を北東の風が押し留め、浜近くの表層から失われた海水のかわりに、暖かく透明度の高い海水が黒潮から補充されることにより、ヒリゾ浜全体の水質が向上する、というシステムです。
今回のリュウグウノツカイフィーバーは、ナライの強風が通常より長く続くことによって、より一層浜の表層から海水が押し流され、補充される海水が黒潮だけではまかないきれなくなり、さらに駿河湾の深海から補充された。
つまり「湧昇流」が発生し、それに乗ってリュウグウノツカイyg等の深海生物がヒリゾ浜の浅瀬に現れたのではないかと思われます。
湧昇流とは(標津町)
https://www.shibetsutown.jp/dic/contents/04/040101/yuusyouryu.html
いずれにせよ、非常に珍しい現象であったことは間違いないと思います。
個人的には10年に一度どころか100年に一度ぐらいの大ラッキーでした。
ただ黒潮の大蛇行は今年も続いています。また北東のナライの風が続けば、あるいはまた…次は大人のリュウグウノツカイをお願いします!(笑
気象庁:黒潮大蛇行
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/shindan/b_2/kuroshio_stream/kuroshio_stream.html
ちなみに、先日モナコの国営Encyclopediaさんから連絡を頂いて、リュウグウノツカイygの写真を提供することになりました。世界的に見ても結構レアだったようです。
http://www.monaconatureencyclopedia.com/primates/?lang=en
午後のヒリゾ浜
あいあい岬下へ
<イラ@あいあい岬下>
リュウグウノツカイygを全てお見送りした後、あいあい岬下にカメを探しに来ました。
ヒリゾではちょっと珍しいイラがいました。
<メジナ群れ@あいあい岬下>
浅瀬に浮いてきたメジナの群れ。
リュウグウノツカイを連れてきた潮に乗ってきたのか、プランクトンが多いようです。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
大きめのツバメウオの幼魚。
はじめは赤ブイのミカヅキツバメウオygかと思いましたが、尾ビレの先端が透明なこと、尾ビレの前に細黒線がなく胸ビレの模様が違うことなどから、別の個体だと判断しました。少し成長したナンヨウツバメウオの幼魚だと思います。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
木の葉型の個体はまだ群れでいます。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
下から。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
水底から。
<イバラカンザシ他@あいあい岬下>
ドームレンズユニットが届いたのでワイドが楽しいです。
開放だと隅が流れるのでF8ぐらいに絞り、LRでちょこっと糸巻き型に補正したほうが良いです。
<イバラカンザシ他@あいあい岬下>
0cmまで寄れるのでワイドマクロもいけます。
が、サンゴなどにこすると傷つくのでご注意ください。
(後日放置動画を撮影中に傷をつけ修理しました…orz)
<ヤシの実@あいあい岬下>
浮遊物の中にヤシの実もありました。
<トラウツボ@船着き場裏>
船着き場の裏のトラウツボ。
<ロクセンフエダイyg群れ@船着き場裏>
ロクセンフエダイの幼魚の群れも元気でした。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@船着き場裏>
船着き場裏の奥の「ナンヨウツバメの入り江」にもナンヨウツバメウオ幼魚が群れています。
あいあい岬下の群れと合わせると15尾以上いることになります。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@船着き場裏>
並んでくれました。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@船着き場裏>
ミツボシアパート。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@船着き場裏>
サラサエビのクリーニング部隊もいます。
XDマウントシステムでマクロ撮影
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@船着き場裏>
ドームレンズからクローズアップレンズに切り替えました。
XDマウントシステムはこういう時に超便利です。
INONのXDマウントシステムについてはこちらをご参照ください。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@船着き場裏>
ミツボシクロスズメダイをちゃんとマクロで撮ったのは久しぶりです。
なお、マクロ系はノイズが目立ちやすくトリミングもするので、Lightroom Classicに先日実装されたAIノイズ除去と、TOPAZ DENOISE AIのディテールアップ処理で新たに現像し直しています。
水中撮影では野鳥撮影ほど高感度は使用しないので、ノイズ的にはそれほど厳しくないとはいえ、ちゃんと効果はあります。特にTOPAZによるディテールアップを施すと、鱗やヒレ、瞳がパリッと仕上がり良い感じになります。
鳥の羽毛に強いLow Lightだと魚の鱗には効果がありすぎてのっぺりしてしまうので、近距離で背景がボケていたらStandardかClear、全体に処理がかかるRAWを使っています。
AIノイズ処理についてはこちらをご参照ください。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@船着き場裏>
こっち見んな。
<サラサエビ群れ他@船着き場裏>
サラサエビもマクロ。
<サラサエビ群れ他@船着き場裏>
目が四角で面白いです。
<サラサエビ群れ他@船着き場裏>
こっち見んな。
<ヨゴレヘビギンポ@船着き場裏>
婚姻色のヨゴレヘビギンポのオスもいました。
<ヨゴレヘビギンポ@船着き場裏>
こっち見んな。
<ヤハズハゼ@船着き場裏>
白黒で小さなヤハズハゼ。
<ヤハズハゼ@船着き場裏>
こっち見んな。
黒カエルアンコウyg登場@ヘイゴロウ
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの壁面にイロカエルアンコウの幼魚が出たのを教えていただきました。
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
写真だとものすごい存在感ですが、実寸は5cmもない幼魚です。
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
鼻の上にあるエスカ(疑似餌)を振り出しました。
これを使って小魚やエビなどをおびき寄せてバクンといきます。
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
食いつく速度は1/6000秒。動物界最速だそうです。
<イロカエルアンコウyg@ヘイゴロウ>
エスカ全開。
<ベンケイハゼ@ヘイゴロウ>
近くにいたベンケイハゼ。いつも逆さまです。
小笠原からコガネヤッコyg到来@小通り
<コガネヤッコyg@小通り>
こちらも教えていただいたコガネヤッコの幼魚。
実は小笠原からハワイにかけての西・中太平洋が生息地です。沖縄にもいません。
私もこのときが初見だったのですが、相当珍しいと思います。
コガネヤッコ(WEB魚図鑑)
https://zukan.com/fish/internal2887
<コガネヤッコyg@小通り>
サラサエビとコガネヤッコyg。
登場時は3cmぐらいの小ささでした。
<コガネヤッコyg@小通り>
かなりシャイで壁の穴から中々出てきてくれません。
尾ビレの上の方が欠けているので、どこかで怖い思いをしたのかも知れません。
<コガネヤッコyg@小通り>
お腹の眼状斑がない個体もいるそうです。
と申しますか、この後もう一体出現してそちらは眼状斑無しでした。
<コガネヤッコyg@小通り>
こっち見んな。
<ツムブリ、カンパチ群れ@小通り>
と、なかなか出てきてくれないコガネヤッコを待って壁に張り付いていると、背後にただならぬ気配が。小通りの浅瀬にツムブリとカンパチの大群が入ってきていました。
クローズアップレンズのままだったので画角が狭いのが残念です。
沖ハヤマの魚群
<ナンヨウカイワリ他@沖ハヤマ>
丘ハヤマにナンヨウカイワリがいました。
クロホシイシモチの幼魚の群れを狙っています。
<ナンヨウカイワリ他@沖ハヤマ>
ケンシロウの胸の北斗七星のような模様が特徴です。
当然アジ科なので美味です。
ナンヨウカイワリ(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑)
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%AA
<クロホシイシモチyg群れ@沖ハヤマ>
ギュッとかたまって玉になってくれました。
<クロホシイシモチyg群れ@沖ハヤマ>
いつもはヘイゴロウの洞窟などにいます。
明るい所に出てきているのは結構珍しいです。
<クロホシイシモチyg群れ@沖ハヤマ>
絵になります。
<キビナゴ群れ@沖ハヤマ>
キビナゴの群れも現れました。
ソメワケヤッコygさらに登場@赤ブイ
<ソメワケヤッコyg@赤ブイ>
赤ブイの小通り側の小石が転がる場所に今年もソメワケヤッコの幼魚が出ました。
先週はあいあい岬下でも見られました。
<ソメワケヤッコyg他@赤ブイ>
トゲアシガニygと。
<ソメワケヤッコyg他@赤ブイ>
こっち見んな。
キリンミノで終了@ヘイゴロウ
<キリンミノ@ヘイゴロウ>
浜に戻る途中のヘイゴロウの小ドロップオフできれいなキリンミノを見つけました。
<キリンミノ@ヘイゴロウ>
と言う事で本日のスキンダイビング終了です。
夜の中木港
機材お片付け
<@中木港>
港に戻って機材のお手入れ。
左が先生のNIKON 1 J4と純正ハウジングのウォータープルーフケース WP-N3、INONの旧型のワイコン+ドームレンズ。
INONのアームシステムにつけられた、FISHEYEの強力ライト2灯とINONのストロボ、巨大フロートが強烈です。
右は私の白いOLYMPUS PEN Lite E-PL7とM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ、純正ハウジングの防水プロテクター PT-EP12。
INONのXDマウントシステムで右肩のワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD+ドームレンズユニットIII A、OLYMPUS 水中クローズアップレンズ PCU-03を切り替えて使用します。
NAUTICAMのマルチトレーにINONのアーム&クランプでINON D2000の2灯。ライトはEPOQUE WorldのEL-1000 A105です。プチプチで作ったフロートが実に貧乏くさいです(笑
真ん中にいる黒いのは陸用のCanon EOS M6 Mark IIとCanon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMです。
こうして客観視しますと、完全に素潜りの装備ではありません。
海老網の恩恵
<イタチウオ@中木港>
夜のおつまみは、海老網の恩恵に大いに与りました。
こちらはあのイタチウオのフリット。やわらかくて旨味が濃くて最高です。
<ウツボ@中木港>
噂のウツボの蒲焼き。
これがぷりっとした白身と皮目のゼラチンのプルプル感が甘辛いタレに合い、実に素晴らしかったです。強い旨味はうなぎ以上かもしれません。
<イセエビ@中木港>
更にイセエビまで頂いてしまいました…贅沢すぎて申し訳なさすぎます。
当然新鮮極まるお造りは最強です。プリプリで甘すぎます。
<イセエビ@中木港>
さらにお味噌汁まで…
結局個人的にはイセエビはこの殻と海老ミソの出汁を活かした味噌汁こそがベストだと思っています。足の先から頭まで海老の旨味に浸ってしまいました。
<若乃井 特別純米 秘宝 雪室貯蔵 低温貯蔵酒@中木港>
ドリンクは先生がお持ちしてくださった山形の若乃井さんの特別純米 秘宝 雪室貯蔵 低温貯蔵酒。もう当然海鮮に合いまくります。
本当にごちそうさまでした!
次回は二日目、2022/09/30のヒリゾ浜に続きます。
リュウグウノツカイygにはもう会えませんでしたが、海はさらに最高宣言の素晴らしさ。定住アオウミガメにも無事会えました。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20220929-1002(29) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-11
flickrアルバム:20220929-1002(30) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-12
flickrアルバム:20220929-1002(01) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-13
flickrアルバム:20220929-1002(02) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-06-14
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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20220909-11(11) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/続・真☆最高宣言でナンヨウハギyg他幼魚祭り開催中(2022年シーズン第5回通算10日目)の事
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
2022/09/10-11(2022年シーズン第5回通算9-10日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
二日目の様子をアップします。
二週間ぶりの海です。
公共交通機関を利用して到着したヒリゾ浜は、陸から見ただけで分かる最高宣言の素晴らしい海況。二日目も透明度18m以上の見事な最高宣言の海になりました。
噂のナンヨウハギygを代表に、ソメワケヤッコyg、サザナミヤッコyg、レンテンヤッコyg(見ただけ)、オニハタタテダイyg、ミカヅキツバメウオyg、ハナオコゼyg、ヤリカタギyg、フタスジリュウキュウスズメダイyg、セダカギンポyg、ツノダシyg、ロクセンフエダイyg、モンツキハギyg、ヌノサラシyg等、南方系の幼魚が大挙登場です。
ツムブリとカンパチの大群はもはやいつも通りですが、これらの幼魚の群れも見られました。個人的には初めてです。
と、二日目も新機材(E-PL7+PT-EP12、INONのXDマウントシステム)は好調で、2日続けて最高のスキンダイビングとなりました。
機材のお話はこちらをご参照ください。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/06/23/141026
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/09/11 08:00〜16:00
天 候:晴れ
気 温:25.5~27.3℃
潮 回:大潮
満 潮:17:53 172cm
干 潮:11:15 16cm
水 温:27〜28℃
波 高:なし
風 :東北東5.4〜東11.9m
透明度:20m以上(最高宣言)
撮 影:OLYMPUS PEN Lite E-PL7
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
OLYMPUS 防水プロテクター PT-EP12
INON XDマウント
INON ワイドコンバ-ジョンレンズ UWL-95S XD
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
朝の中木港
最高の朝
<@中木浜>
翌朝になりました。もう見るからに最高宣言です。
ちなみにこの写真はハウジングとワイコンで撮っています。
<@中木浜>
素敵なホットサンドをいただきました!
ご馳走様です!!
<@中木浜>
陸用のM6 MarkIIを持ってしばし散策。
しかし海が青いです。
<@中木浜>
良い抜け。
<@中木港>
とても良い海況です。
一番船でGO!
<浜の家丸@中木港>
8時になり渡船がスタート。
一番船は浜の家丸さんです。
<浜の家丸@中木港>
行ってきます。
<浜の家丸@中木沖>
港を出ると輝くばかりの青い海。
間違いなく最高宣言です。
<浜の家丸@ヒリゾ沖>
ヒリゾ浜も最高。
<浜の家丸@ヒリゾ浜>
Rainbow!
<@ヒリゾ浜>
ベッタ凪ですね。
午前中のヒリゾ浜
朝あいあい岬下
<イシガキフグ他@あいあい岬下>
定住カメを探しにあいあい岬下に出ると、大きなイシガキフグがホンソメワケベラに歯磨きしてもらっていました。
避難ロープのハナオコゼ@あいあい岬下
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
昨日見そびれた避難ロープについているハナオコゼを見に来ました。
ロープの結び目に乗っかっているのを左後ろ斜めから見ていますが、この距離でもよく分かりません。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
横顔。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
右下から。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
下から。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
水鏡で横から。
これは全体像がわかりやすいかも知れません。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
両足(胸ビレ)を突っ張っています。
カエルアンコウの仲間ですが、浮草に捕まって浮遊生活するのに適しています。
ふよふよ泳いで移動するのも結構得意です。
<アオリイカyg@あいあい岬下>
近くにアオリイカの幼魚がいましたが、ハナオコゼには気がついていないようです。
ヘイゴロウの水中洞窟
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
定住ウミガメはお留守だったのでヘイゴロウの水中洞窟へ。
今日もミナミハタンポとクロホシイシモチの幼魚の群れが集っています。
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
降ってくるyg。
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
あ、よく見ると色が赤っぽく、背ビレと胸ビレの先端に黒点がある、ツマグロハタンポの幼魚も混じっています。
<ミナミハタンポyg他群れ@ヘイゴロウ>
ちょっとした青の洞窟です。
<トラウツボ他@ヘイゴロウ>
トラウツボが近づいてきました。
<トラウツボ他@ヘイゴロウ>
ピント抜け!
<トラウツボ他@ヘイゴロウ>
何事もなく去ってゆきました。
<光芒@ヘイゴロウ>
頭上から謎の光が…
<光芒@ヘイゴロウ>
9月頭の朝だとここに陽が入るようです。
今回初めて気が付きました。
赤ブイのミカヅキツバメウオyg
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
赤ブイのロープにミカヅキツバメウオの幼魚がついています。
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
面白い形です。
<ミカヅキツバメウオyg@赤ブイ>
こっち見んな。
<アカハタ他@丘ハヤマ>
丘ハヤマのドロップオフ。
ちらっとレンテンヤッコygを見かけたのですが、写真は撮れませんでした。
先週末(2023/06/24-25)にチェックした際、同じ場所でレンテンヤッコygが見られました。同じ個体が無事越冬したようです。
沖ハヤマの魚群
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマは今日もにぎやかです。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
チョウチョウウオが玉になりかけています。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
ホウライヒメジも参加。
<タイワンカマス他群れ@沖ハヤマ>
キビナゴの大群とタイワンカマスの群れ。
ツムブリ、カンパチ大群@沖ハヤマ
<キビナゴ他群れ@沖ハヤマ>
キビナゴの大群が沖ハヤマに入ってきました。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
それを追ってツムブリとカンパチの大群も。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
なかなか大物揃いです。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
ツムブリばかりの群れもいます
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
ツムブリは綺麗。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
キビナゴバックのツムブリ。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
一尾ほど群れから離れてこっちを見に来ました。
<ツムブリ、カンパチ他群れ@沖ハヤマ>
水質も最高です。
エイ穴の群れ@沖ハヤマ
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の上、エイ穴にあるニザ窓にチョウチョウウオやイシガキダイ、タカノハダイが集まっています。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
イシガキダイこっち見んな。
<チョウチョウウオ他群れ@沖ハヤマ>
タカノハダイもこっち見んな。
<キビナゴ他群れ@沖ハヤマ>
頭上にはキビナゴの大群。
越冬クマノミ@沖ハヤマ
<クマノミ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマの大根島側の根の上-7mの越冬クマノミ。
小さなミツボシクロスズメダイの幼魚もいます。
ツムブリyg、カンパチygの群れ@小通り
<ツムブリyg、カンパチyg他群れ@小通り>
小通りの遊泳範囲ブイにツムブリとカンパチの幼魚の群れが付いていました
大人は大群で見られていますが、幼魚の群れを見たのは初めてです。
<ツムブリyg、カンパチyg他群れ@小通り>
ツムブリは見るからにツムブリですが、カンパチはブリの幼魚と見分けがちょっとつきづらいです。
<ツムブリyg、カンパチyg他群れ@小通り>
よく見ると頭に斜め線があるのでカンパチでいいと思います。
<ツムブリyg、カンパチyg他群れ@小通り>
オヤビッチャの幼魚もいます。
最高宣言の小通り
<シマウミスズメ@小通り>
小通りの浅瀬にシマウミスズメがいました。
<シマウミスズメ@小通り>
こっち見んな
<エンタクミドリイシ他@小通り>
小通りの良いサンゴの根。
<エンタクミドリイシ他@小通り>
ふわふわのサンゴ(フタマタハマサンゴ?)もいい感じです。
<エンタクミドリイシ他@小通り>
ここは潮通しも良いんですよね。
<ミカドウミウシ卵塊@小通り>
赤いシュシュのようなものはミカドウミウシの卵塊です。
<ソラスズメダイ群れ@小通り>
岩越しのソラスズメダイ。
オニハタタテダイyg@ハタンポ穴
<オニハタタテダイyg@ハタンポ穴>
南方系のオニハタタテダイの幼魚がいました。
<オニハタタテダイyg@ハタンポ穴>
幼魚はこんなにキュートですが、成魚になるとゴツゴツして「オニ」っぽくなります。
ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴の出口にいるナンヨウハギygの小さなエンタクミドリイシを見に来ました。
ソラスズメダイと一緒に中央あたりにいます。
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
ソラスズメダイと比べると小さいですね。
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
近くで見ると結構凛々しいです。
半透明のツノダシyg他@ハタンポ穴
<ツノダシyg@ハタンポ穴>
近くにツノダシがいました。
よく見ると体がまだ半透明の幼魚です。
<ツノダシyg@ハタンポ穴>
こっち見んな。
小通りのソフトコーラル他
<ウミトサカ他@小通り>
テヅルズリーフのウミトサカが絶好調です。
ほとんどがトゲトゲトサカで、色が濃くて密度が濃いのがオオトゲトサカのような気がします。
オレンジ色の小さいのはイボヤギ、壁に張り付いているオレンジや黄色はカイメンです。
<ウミトサカ他@小通り>
キンギョハナダイとミツボシクロスズメダイyg。
金魚は両サイドがオスで中央がメスです。
<ウミトサカ他@小通り>
ふわふわしてそうですけど、触れるとかぶれます。
<アイゴ群れ@小通り>
金色のアイゴの群れが通過。
<クマノミ@小通り>
越冬クマノミさん。
<サザナミフグ他@小通り>
ウミトサカの陰でサザナミフグがホンソメワケベラygにクリーニングを受けていました。
<サザナミフグ他@小通り>
奥のアカハタもこっち見んな、からの
<サザナミフグ他@小通り>
あ、流された。
<サザナミフグ他@小通り>
たしかに激流でしたが、こんなにあからさまに流される魚を見たのは初めてです。
<サザナミフグ他@小通り>
なんとか立て直して泳いでいきました。
サザナミヤッコyg登場@ヘイゴロウ
<サザナミヤッコyg@ヘイゴロウ>
船着き場前のヘイゴロウの浅瀬の壁面にサザナミヤッコの幼魚が出ました。
<サザナミヤッコyg@ヘイゴロウ>
こっち見んな。
<イバラカンザシ@ヘイゴロウ>
同じ穴のイバラカンザシ。
サンゴではなく石灰藻についていました。
<モンツキハギyg他@ヘイゴロウ>
近くにいたモンツキハギの幼魚。
下はコガシラベラかキュウセンの幼魚だと思います。
ナンヨウツバメウオygの群れ@あいあい岬下
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
あいあい岬下のナンヨウツバメウオの幼魚の群れ。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
やっぱり下から。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
鏡面仕上げ。
ソメワケヤッコyg他幼魚祭り@あいあい岬下
<ソメワケヤッコyg@あいあい岬下>
あいあい岬下一帯は穏やかなので幼魚もいっぱい出ます。
「ヤッコ界のベストジーニスト」事ちょっと珍しいソメワケヤッコの幼魚も出ました。
<ソメワケヤッコyg@あいあい岬下>
こっち見んな。
<トゲチョウチョウウオyg@あいあい岬下>
トゲチョウチョウウオの幼魚もいました。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ@あいあい岬下>
ミツボシアパート。
<ロクセンフエダイyg群れ@あいあい岬下>
ここにはロクセンフエダイの幼魚が集まっています。
<ヌノサラシyg群れ@あいあい岬下>
ハタの仲間のヌノサラシの幼魚。
<ヌノサラシyg群れ@あいあい岬下>
体表から粘液状の毒を出します。
それが泡立つので英語だとSoapfishと呼ばれます。
<ヌノサラシyg群れ@あいあい岬下>
こっち見んな。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
ハナオコゼがロープから離れて泳いでいました。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
慌ててロープに戻る様子。
午後のヒリゾ浜
ヘイゴロウにもサザナミヤッコyg
<サザナミヤッコyg@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの壁面にもサザナミヤッコの幼魚が出ました。
背後のイソギンチャクがお洒落。
この時期はどんどん流れ着いてきてくれて楽しいです。
<サザナミヤッコyg@ヘイゴロウ>
こっち見んな。
ドロップオフのハナミノカサゴ@丘ハヤマ
<ハナミノカサゴ他@丘ハヤマ>
丘ハヤマのドロップオフにハナミノカサゴが出ました。
乗っかっているソフトコーラルは大きめのウミカラマツです。
<ハナミノカサゴ他@丘ハヤマ>
映えます。
<ハナミノカサゴ他@丘ハヤマ>
イボヤギと。
タイワンカマス群れ@沖ハヤマ
<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマに出るとキビナゴの大群とそれを狙うタイワンカマスの群れがいました。
<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>
先週の事前調査に出た時も群れていて、各個体が倍くらいに成長していて驚きました。
<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>
食べても美味しいらしいです。
<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>
下から。
ニザ窓のチョウチョウウオ群れ@沖ハヤマ
<チョウチョウウオ群れ他@沖ハヤマ>
棚の上のエイ穴のニザ窓に集うチョウチョウウオの群れ。
<チョウチョウウオ群れ他@沖ハヤマ>
こっち見んな。
<チョウチョウウオ群れ他@沖ハヤマ>
ニザ窓の内側からの景色。
ストロベリーサンゴやウミトサカ、イボヤギ、カイメンで鮮やかです。
<チョウチョウウオ群れ他@沖ハヤマ>
「ニザ窓」の名前の由来のニザダイも来ました。
<チョウチョウウオ群れ他@沖ハヤマ>
好奇心が強いのか、ここから覗いていると大抵こっち見んな。
大人ツバメウオ@沖ハヤマ
<ツバメウオ@沖ハヤマ>
大人のツバメウオもいもいました。
<ツバメウオ他@沖ハヤマ>
奥にワモンダコと戦う中尉殿。
<ツバメウオ他@沖ハヤマ>
体高があるので凄く目立ちます。
<ツバメウオ@沖ハヤマ>
沖ハヤマの根回りに3〜4尾いました。
海王号@船着き場
<海王号@船着き場>
お客さん満載で海王号が港に戻ります。
<海王号@船着き場>
半水面。
ちょっと青の洞窟@ヘイゴロウ
<クロホシイシモチyg他群れ@ヘイゴロウ>
ヘイゴロウの水中洞窟もさらに青くなってきました。
<クロホシイシモチyg他群れ@ヘイゴロウ>
洞窟の外のダイバーさんがいい感じ。
<クロホシイシモチyg他群れ@ヘイゴロウ>
銀色で体高があるのがミナミハタンポyg、赤っぽくて尾ビレの付け根に黒点があるのがクロホシイシモチygです。
ドロップオフのツムブリ@丘ハヤマ
<ツムブリ群れ@丘ハヤマ>
丘ハヤマのドロップオフでツムブリがホンソメワケベラのクリーニングを受けています。
<ツムブリ群れ@丘ハヤマ>
沖ハヤマ方面へ泳いでいきました。
沖ハヤマの魚群
<ナミマツカサ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマの棚の上にあるコロ穴にナミマツカサが何尾かいました。
<ナミマツカサ他@沖ハヤマ>
こっち見んな。
<イシガキダイ他@沖ハヤマ>
イシガキダイとチョウチョウウオも。
<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>
穴の上にはホウライヒメジがよくいます。
ハタンポ穴の魚群
<ミナミハタンポyg他群れ@ハタンポ穴>
ハタンポ穴のミナミハタンポ、クロホシイシモチの幼魚の群れが谷間にいたので下から。
<ミナミハタンポyg他群れ@ハタンポ穴>
やはり下からはいいですね。
<キンギョハナダイ他群れ@ハタンポ穴>
キンギョハナダイもいました。
背ビレに糸状の軟条があるのがオスです。
<キンギョハナダイ他群れ@ハタンポ穴>
オヤビッチャも一尾来ました。
<フリエリイボウミウシ@ハタンポ穴>
綺麗なフリエリイボウミウシもいます。
ナンヨウハギyg他テーブルサンゴの住人@ハタンポ穴
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
ハタンポ穴出口のナンヨウハギygをまた見に来ました。
<ナンヨウハギyg他@ハタンポ穴>
こっち見んな。
<ヤリカタギyg他@ハタンポ穴>
ヤリカタギygのエンタクミドリイシも再訪。
<ヤリカタギyg他@ハタンポ穴>
上からヤリカタギbaby、ヤリカタギyg、ミツボシクロスズメダイyg、フタスジリュウキュウスズメダイyg。
奥にキモガニも隠れています。
<セダカギンポyg@小通り>
シャイなセダカギンポygがまあまあ出てきてくれました。
<セダカギンポyg@小通り>
口辺と目の上のギザギザがチャームポイントです。
ダテハゼ、ニシキテッポウエビ共生@小通り
<ダテハゼ、ニシキテッポウエビ@小通り>
小通りの砂地にダテハゼとニシキテッポウエビが共生する穴がありました。
通常はここにハナハゼも参加します。
<ダテハゼ、ニシキテッポウエビ@小通り>
どちらも二尾ずついます。
遊泳力のあるハナハゼがホバリングしながら遠距離偵察、ダテハゼが近距離偵察とニシキテッポウエビへの避難指示、テッポウエビは巣穴設営。三者それぞれに利がある相利共生です。
<ダテハゼ、ニシキテッポウエビ@小通り>
ちょっとホワイトバランスが黄色すぎたかも知れません。
えぐれ岩のソラスズメダイ群れ他@小通り
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
小通りの中央付近にある大きな丸い岩礁「えぐれ岩」の上にソラスズメダイが群れています。
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
伊豆の海と言えばこの光景です。
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
逆光は勝利。
ハナオコゼで終了@あいあい岬下
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
ロープ際のハナオコゼを見て本日終了です。
ていうかカッコいいですね。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
撮る方も撮られる方も慣れてきて良いアングルを見せてくれるようになりました。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
こっち見んな。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
足がいい。
<ハナオコゼ@あいあい岬下>
渡船のお時間になりました。
撤収のお時間
ちょっと船長さん会議
<@殿羽根>
道具を片付けていつもは帰宅のお時間になりましたが、ちょっとだけ船長さん会議にお呼ばれしました。
<カンパチ@殿羽根>
中木沖産のカンパチのお造り!
<初亀@殿羽根>
藤枝の初亀の限定純米大吟醸!!
<アカハタ@殿羽根>
そして今や恒例となったパクチー増し増しのアカハタの清蒸鮮魚!
<@殿羽根>
餃子まで美味しく頂いてしまいました。
ごちそうさまでした!!
という事で、二日間とも最高宣言の素晴らしいヒリゾ浜となったのでした。
ちなみに、先週末(2023/06/24-25)は、7/1のヒリゾ浜オープン前の施設設置&ビーチクリーンのお手伝いに行ってきました。
大学のボランティアサークルさんの団体さんもいらっしゃって、万事準備オッケーとなりました。
ただ7/1からの海開きの週末は南西の突風予報のため延期になってしまったのですが…
作業の合間や終了後にちょっと海中も確認することができたのですが、オープン前からほぼ最高宣言の海で魚影も素晴らしかったです。
越冬クマノミも全て健在で、6月なのにクマノミygが最低三尾。レンテンヤッコygも越冬を確認。
沖ハヤマには大人のツバメウオの小群が来ていて、小通りでは逃げない若いアオウミガメとしばらく一緒に泳げました。
今シーズンのヒリゾ浜もかなり期待できると思います。
速報的なものはInstagramにアップしてあります。
2023/06/24のヒリゾ浜
2023/06/24のトガイ浜
2023/06/25のヒリゾ浜
2023/06/25の小通りの若アオウミガメ動画
次回は2022/09/29-10/02のヒリゾ浜に続きます。
まさかのリュウグウノツカイyg登場。しかも三尾も!の回になります。
ちょっと衝撃的な事件でした。十年に一度…いえ、百年の一度の珍事です。
あとカエルアンコウもいっぱい出てきたりと、やはりヒリゾ浜はちょっと半端ないです。
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flickrアルバム:20220910-11(10) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-05-09
flickrアルバム:20220910-11(11) Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-05-10
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