20220820-21 ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/幼魚祭りからの海蛙様急死、下田の金目亭とカジキミュージアムは最高です(2022年シーズン第4回通算8日目)の事
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
2022/08/20-21(2022年シーズン第4回通算8日目)
静岡県伊豆半島の南伊豆町中木にあるヒリゾ浜へスキンダイビングに行ってきました。
二日間の様子をアップします。
この週も公共交通機関でお邪魔しました。
下のリンクからアクセス情報がたどれます。
快晴で風もなく、海は上々のコンディション。
あいあい岬下ではミナミハコフグyg他の幼魚祭りが開催中で…というところでハウジングが浸水。午前中で強制終了となりました。
午後はカメラ無しで少し泳いで、翌日は朝から下田へ。
下田港の金目亭さんで朝食を取って、道の駅「開国下田みなと」にある「ハーバーミュージアム & JGFAかじきミュージアム」にお邪魔してきました。
金目亭さんは朝7時から最高の朝食がいただけます。
両ミュージアムもとても力の入った展示で、特にカジキミュージアムの実物大標本の数々は圧巻でした。
どちらもめちゃくちゃオススメです。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/08/20 10:30〜12:30
天 候:晴れ
気 温:27.1~29.3℃
満 潮:12:47 120cm
干 潮:15:34 118cm
水 温:25.6℃
波 高:なし
風 :南西1.8〜西南西3.0m
透明度:15m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
Canon EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM
Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
Seafrogs 6" Dry Dome Port
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
◆目次
ヒリゾ浜について
2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。
初日のヒリゾ浜
朝の船着き場
<令洋号@船着き場>
電車とバスで中木に来ました。
渡船は噂の新造船・令洋号です。
<令洋号@船着き場>
鮮やかな中木港。
<令洋号@中木沖>
ふじや丸さんとすれ違い。
<令洋号@中木沖>
お天気は完全に最高宣言です。
<令洋号@ヒリゾ浜>
大根島が見えてきました。
<令洋号@ヒリゾ浜>
丘ハヤマも青く期待が高まります。
<令洋号@ヒリゾ浜>
赤ブイ。
<令洋号@ヒリゾ浜>
浜も大盛況。
<令洋号@ヒリゾ浜>
船着き場前もGOODです。
午前中のヒリゾ浜
幼魚祭り@あいあい岬下
<トラウツボyg他@あいあい岬下>
まずはあいあい岬下へ。
イバラカンザシ群生にトラウツボの幼魚が入っていました。
<トラウツボyg他@あいあい岬下>
映えるお家です。
<アカヤガラyg@あいあい岬下>
竹串のようなアカヤガラの幼魚の小群。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
ナンヨウツバメウオの幼魚は各所に10尾以上が点在。
ウミウシの谷近くでは9尾連なっています。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
ちょっと下から。
<フウライチョウチョウウオyg@あいあい岬下>
綺麗なフウライチョウチョウウオの幼魚。
船着き場裏の幼魚の壁にも色々付いています。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
ミナミハコフグの幼魚もいました。
お腹に寄生虫付いちゃってますね。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
こっち見んな。
<ミツボシクロスズメダイyg@あいあい岬下>
大規模イソギンチャク畑は壊滅状態ですが、各所に点在する小さなイソギンチャクにミツボシクロスズメダイの幼魚が分散してついています。
<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>
ちょっと大きめのミナミハコフグ幼魚。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
船着き場裏の奥にある入江の浅瀬にもナンヨウツバメウオ幼魚の群れ。
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
10連でした。
<アオリイカyg@あいあい岬下>
アオリイカ幼体の群れ。
<ハコフグyg@あいあい岬下>
普通のハコフグの幼魚もいました。
ミナミハコフグより黒点が小さく、背中に水色点があります。
<ウツボyg他@あいあい岬下>
<イシガキダイyg@あいあい岬下>
若めのイシガキダイ。
<オトヒメエビ@あいあい岬下>
オトヒメエビはお腹に水色の卵を抱えていました。
<イシガキフグ@あいあい岬下>
大きめのイシガキフグ。
<ゴンズイ玉@あいあい岬下>
ゴンズイ玉。
<ハナビラダカラ他@あいあい岬下>
タカラガイのハナビラダカラとハナマルユキ。
どちらも中身ありです。
そして強制終了
<ミナミハタンポ群れ@ヘイゴロウ>
あいあい岬から浜に戻り沖ハヤマを目指します。
ヘイゴロウのミニドロップオフにミナミハタンポの群れ。
<ミナミハタンポ群れ@ヘイゴロウ>
ここまで水深5m前後までしか潜っていませんでした。
<アマミスズメダイyg@沖ハヤマ>
沖ハヤマでアマミスズメダイの幼魚を見つけ、10mほど潜水。
<イシガキフグ他@沖ハヤマ>
水深8mほどのエイ穴でイシガキフグ、ニザダイ、チョウチョウウオ、アカハタを見ていると…
聞きたくなかったリークセンサーのビープ音と見たくなかった赤い点滅。これまでにない勢いでハウジングに浸水してきました。
あわてて浮上。ハウジング内でカメラが濡れないように頭に乗せて、水平を保ったまま水面を泳いで急いで浜に戻りました。
このあたりの対応はもうすでに慣れていたので、カメラ本体はまあまあ無事にすみました。別に慣れたいわけでもないのですが。
渡船で港に戻り、宿でバキュームセンサーを使用してエア漏れをチェック。
過去何度かあったパッキン部からの微妙な漏れではなく、ズームダイヤルの根元辺りから音を立てて盛大に空気が漏れていました。
当然その場では対応できず、ここで今回のスキンダイビングは初日の午前中で強制終了です。
その後Seafrogs社さんへ問い合わせた所、前回と同じく無料で対応してくださるとのことでしたが、色々考えた結果、残念ですがこのハウジングは諦めることにしました。
そのあたりの詳細はこちらをご確認ください。
https://d3-plus.hatenablog.com/entry/2023/02/07/164302
二日目の帰路
下田港の金目亭で朝ごはん
<人魚橋@下田>
初日の午後はカメラ無しで泳いだのですが、翌朝は着替える気にならず一番のバスで下田駅へ。こんな時間に乗ったのは初めてです。
駅から人魚橋を通って、下田港へ向かいます。
<金目亭@下田港>
下田港にある金目亭さんに到着。
AM7:00から営業しているありがたいお店です。
http://shimoda100.com/restaurant/kinmetei/
<金目亭@下田港>
真新しい建物で大漁旗がおしゃれです。
<金目亭@下田港>
窓から港を見渡せます。
お隣には偶然同席した松本の先生方がいらっしゃいます。
<金目亭@下田港>
窓から港を見渡せます。
犬走島(いぬばしりじま)と神津島航路のフェリーあぜりあ。
<金目亭@下田港>
悲しみを癒やすために、ちょっと贅沢して極上金目煮付定食1,700円也を。
なんと700円!で海鮮丼とお味噌汁、小鉢がつく日替わり定食もあります。コスパ抜群です。
<金目亭@下田港>
てりってりのキンメの煮付け。
写真を見るだけでもあの美味しさが蘇ってきます。
<金目亭@下田港>
カンパチとメバチマグロのお造りも最高です。
<金目亭@下田港>
静岡県産米100%使用!
<金目亭@下田港>
海上保安庁と下田港内めぐり遊覧船サスケハナ号。
天気がよかったら寝姿山に登ろうと思っていたのですが、雨がやまないので断念です。
ハーバーミュージアム & JGFAかじきミュージアム
<JGFAかじきミュージアム@下田>
金目亭の向かい、道の駅「開国下田みなと」4Fにある「ハーバーミュージアム & JGFAかじきミュージアム」にお邪魔することにしました。
https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/museum
<JGFAかじきミュージアム@下田>
本来は入館料500円かかるところ、たまたま8/21が静岡県民の日だったため無料で入れていただけました。
下田港の歴史を紹介する「ハーバーミュージアム」は貴重な資料が多いため撮影禁止ですが、それだけに大変力の入った素晴らしい展示でした。
「かじきミュージアム」はありがたいことに撮影OK。
下田沖で行われるカジキ釣りトーナメントにちなんだ展示。特に各カジキの実物大標本の出来が素晴らしく、見ごたえ抜群でした。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
カジキ釣りのルアーの数々。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
躍動感あふれるクロカジキ(Blue Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
下から見るとさらに凄いです。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
ここからは実物大標本。
フウライカジキ(Spearfish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
バショウカジキ(Pacific Sailfish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
バショウカジキ(Pacific Sailfish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
マカジキ(Striped Marlin)、メカジキ(Sword Fish)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
マカジキ(Striped Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
シロカジキ(Black Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
シロカジキ(Black Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
クロカジキ(Blue Marlin)。
<JGFAかじきミュージアム@下田>
クロカジキ(Blue Marlin)。
それにしても素晴らしい標本ばかり。正直たまりません。
いつか海で出会いたいものです。
<@下田>
ということで、伊豆高原ビールを飲みながら電車でのんびり帰りました。
美味しすぎるキンメの煮付けとカッコ良すぎるカジキミュージアムで浸水ショックもかなり回復できたのでした。
どちらもオススメです。
次回は二週あいて2022年9月10-11日のヒリゾ浜に続きます。
Seafrogsさんを諦めて、その前に使っていたニコン1を復活させるか、それともレンタルで好印象だったTG-6を購入するか。
迷った末に、OLYMPUSのE-PL7と純正ハウジングPT-EP12を中古と新古品で購入することにしました。
結果として大正解となりました。3200万画素のAPSCのM6 MarkIIの画質には大満足してたので、1600万画素で4/3センサーのE-PL7はかなり落ちるかな?と心配していたのですが。
PL7は画素数を欲張らず画素ピッチに余裕があるせいでしょうか。標準ズームとの組み合わせは、むしろ素直な描写で好感が持てます。全然OKだったのでした。
ハウジングの信頼性も安心・大正義のOLYMPUS基準。7〜9年落ちのシステムですが全く不安がありません。結局国産最高です。
同時に導入したイノン様の新しいXDマウントシステムと新型ワイコンとドームレンズの組み合わせが、またとんでもなく素晴らしく…小さく軽くなったのに画質が良くなるなんて魔法です。
長くなりますので次回にします。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20220820-21 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU-04-08
はてなブログのカテゴリー別リンクはこちらです。
みんカラのカテゴリー別リンクはこちらです。
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2017
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2016
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2015
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2014
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2013
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2012
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2011
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2010
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前
ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
D