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20210911-12(12) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/ニコワン終了とシブダイ試食(2021シーズン第5回通算9日目)の事


<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>

2021/09/11-12(2021年シーズン第5回通算8-9日目)
静岡県伊豆半島南伊豆町中木にあるヒリゾ浜スキンダイビングに行ってきました。
最終日の9/12(日)の海の様子をアップします。

天気は曇のち雨。若干暗いものの、弱い西風で今日もまずまず穏やか。白濁りは少し良くなり、海中もまずまず。
だがしかし、8年間ノントラブルで活躍してくれたNIKON1 J4の純正ハウジングWP-N3の再生ボタンが陥没し、浸水してしまいました。とっさに引き上げたのでカメラ本体は無事でしたが、ハウジングは終了です。
十分以上元はとっていますので、寿命として仕方がないかな、とは思いますが。Seafrogs製ハウジングに続く浸水禍…厄年でしょうか。

ということで、写真はお昼までのものです。
キビナゴの大群と、それを狙うツムブリとカンパチの大群。大きなサザナミフグやネズミフグ。ツノダシも増えてきました。サザナミヤッコ、ツユベラ、アカヤガラクマノミオヤビッチャ、ブリ等の幼魚も現れました。サザナミヤッコは、より小さな赤ちゃんも登場です。

入水後には、ここ最近勢力を増している、南方の超高級魚フエダイ(シブダイ)を頂く機会も。超美味でした。ごちそうさまです!
環境変化としては微妙なところもありますが、新しい生き物と出会えるのは素敵ではありますね。

ということで、若干傷心なものの、やはり楽しいヒリゾ浜でした。


ヒリゾ浜は夏の間(7月~9月)だけ、渡し船で渡れる海水浴専門のビーチです。
ちなみに、今年2022年のヒリゾ浜渡船の予定、は7/1(金)〜9/30(金)までとなっています。

ヒリゾ浜の特徴は、伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。 その理由には、伊豆半島の先端の南伊豆のさらにその突端にあり、黒潮の支流の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた狭い水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。

場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2021/09/12 10:30〜15:00
天 候:曇のち雨
気 温:25.6~23.3℃
水 温:26~27℃
波 高:なし
 風 :西2.7m〜南1.1m
透明度:10m以上
撮 影:NIKON 1 J4
    NIKON 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
    NIKON ウォータープルーフケース WP-N3
    INON 水中ストロボ D-2000 Type4
    EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
    INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 type2
 

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flickrアルバム:20210911-12(11)-05-08 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU
flickrアルバム:20210911-12(12)-05-09 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU

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ヒリゾ浜について、過去に副業の旅行記で扱ったことがありますので、ご参考までに以下へ転載します。


<かいぎしょ2020年9月号>

かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.101
静岡県賀茂郡南伊豆町中木
ジオが育む 奇跡の海ヒリゾ浜
新時代の海水浴、イセエビ漁解禁

マスクを外し、水中メガネを付けて海へ。どこまでも透き通った、清浄な青の世界が広がっています…一度味わうと忘れられない、リピート確実の「最高宣言」。この日は幸運なことに、本州一の水質を誇るヒリゾ浜でも、年に何度もない最高の海に恵まれました。

今回のぶらり旅は、静岡県賀茂郡南伊豆へ。伊豆半島の最南端、南伊豆町中木にある、TVやSNSで人気急上昇中のシュノーケリングポイント、ヒリゾ浜を訪れました。
ヒリゾ浜は夏の間(今年は7/1〜9/30)だけ、渡し船で行くことができるビーチです。新型コロナウイルスの影響で、各地の海水浴場が営業を休止・縮小する中、安定した営業を継続しています。渡し船で隔離された立地を活かして、乗船中のマスク着用・手指の消毒、駐車場の制限による入場者の管理、ソーシャルディスタンスの確保など、対策を徹底しています。「ヒリゾ浜渡し組合」として、独立運営されている点も含め、新時代の海水浴場のビジネスモデルとして注目されています。

その海の特徴は、伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。伊豆半島の突端にあり、黒潮の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた、水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
9月に入ると、気候も海況も安定し、ベストシーズンを迎えます。実は海水温が一年で一番高くなり、黒潮に乗って伊豆を訪れる熱帯魚(季節回遊魚)が最も増えるのもこの時期。夏休みの大混雑も収まり、過ごしやすくオススメの季節になります。

特産品の伊勢海老漁も解禁になります。お刺身に鬼殻焼き、お味噌汁など、海老の王様にふさわしい、豪華な逸品の数々です。

◦キャプション
①:透視度18m以上、最高宣言の海
②:渡し船で5分
③:お魚と泳げます
ヒリゾ浜渡し組合:7/1〜9/30、8:00〜16:00、大人2,000円・小人1,000円、天候により欠航有りHP要確認) ④:伊勢海老の名産地(南伊豆町観光協会:☎0558-62-0141)
文末:クマノミの赤ちゃん

◦アクセス
【電 車】 JR川崎駅→東海道線熱海駅伊豆急行線下田駅東海バス・タクシー
【自動車】 東名川崎IC→東名沼津IC→伊豆中央道修善寺→天城→下田→南伊豆町

 


イソヒヨドリ@民宿 弥七>

綺麗な鳴き声で目が覚めました。
ヒタキの仲間のイソヒヨドリです。

 


オヤビッチャyg、カミナリベラ群れ他@船着き場前>

準備をして早速海へ。まずまずの水質です。
波打ち際から、オヤビッチャカミナリベラソラスズメダイが群れています。奥を通過するのはヘダイです。

 


トラウツボ@ヘイゴロウ>

綺麗なトラウツボ

 


<ツムブリ、カンパチ群れ@沖ハヤマ>

沖ハヤマまで出ると、今日もツムブリとカンパチの群れがいました。

 


<ツムブリ、カンパチ群れ@沖ハヤマ>

大きいのは60cm以上ありそうです。

 


チョウチョウウオ@沖ハヤマ>

棚上のエイ穴にはチョウチョウウオ

 


チョウチョウウオ他@沖ハヤマ>

脇のニザ窓から覗くと、カンパチの群れがちらりと見えています。

 


<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>

先程の混群とは違う、カンパチだけの群れです。

 


<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>

横目でこっち見んな。

 


<ナミマツカサ、ゴンズイ玉他@沖ハヤマ>

エイ穴の隣の浅めの穴には、赤いナミマツカサとゴンズイ玉、イタチウオにホンソメワケベラygもいます。

 


<イシガキフグ、ミナミハタンポ群れ他@沖ハヤマ>

さらに棚の上のコロ穴。
大きなイシガキフグとミナミハタンポの群れ、チョウチョウウオなど。

 


<イシダイ、ソラスズメダイ群れ他@沖ハヤマ>

大きなクチグロ(イシダイ老成魚〕とソラスズメダイの群れ。

 


<ネズミフグ@沖ハヤマ>

大きなネズミフグもいました。

 


<ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>

ハタンポ穴大盛況。

 


<ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>

手前は若い個体。奥は幼魚の群れです。

 


<ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>

幼魚の群れは透明度高いです。

 


<イシガキダイ@ハタンポ穴>

綺麗なイシガキダイ。

 


<サザナミフグ他@ハタンポ穴>

穴の奥で大きなサザナミフグがホンソメワケベラのクリーニングを受けています。

 


<サザナミフグ他@ハタンポ穴>

かなり近づけました。

 


<サザナミフグ他@ハタンポ穴>

去ってゆく様子。

 


<キビナゴ群れ@ハタンポ穴>

ハタンポ穴の狭い隙間をキビナゴの大群が通過していきます。

 


<ワモンダコ他@ハタンポ穴>

ソフトコーラルイボヤギ、ストロベリーサンゴ)の間からこちらを覗くワモンダコが。

 


<ワモンダコ他@ハタンポ穴>

ちょっと目を話した隙きに見失ってしまいました。

 


<アカハタ@ハタンポ穴>

ハタンポ穴の主。

 


<アカハタ@ハタンポ穴>

何者かにかじられた背ビレの末端もすっかり綺麗に治りました。

 


<アカハタ@ハタンポ穴>

上がかじられた直後の2019年。
下が治りつつある2020年のものです。

 


アカヤガラyg@小通り>

小通りのブイに、なにやら竹串のような…

 


アカヤガラyg@小通り>

アカヤガラの幼魚でした。

 


<ツユベラyg他@小通り>

今日もツユベラの幼魚がソラスズメダイの群れの中にいます。

 


<ツユベラyg他@小通り>

鮮やかです。
左上に見えているのはカミナリベラのメスと、その後ろにニシキベラ

 


<キンギョハナダイ他@小通り>

近くにいた綺麗なキンギョハナダイのオス。

 


<イセエビ@小通り>

立派なイセエビもいました。

 


<イセエビ@小通り>

ヒゲがレンズにあたってます。

 


クマノミ@赤ブイ>

赤ブイ下に現れた、まだ鮮やかなオレンジの若クマノミ

 


クマノミ@赤ブイ>

こっち見んな。

 


<ツノダシ@ヘイゴロウ>

ツノダシ三連。

 


<ツノダシ@ヘイゴロウ>

絵になります。

 


<アカエソ@ヘイゴロウ>

最近多いアカエソ。

 


<アカエソ@ヘイゴロウ>

口より大きな魚を咥えてもぐもぐしている光景をよく見かけます。

 


<サザナミヤッコyg他@船着き場前>

船着き場前のサザナミヤッコの幼魚。

 


<サザナミヤッコyg他@船着き場前>

ノコギリヨウジもいます。

 


<サザナミヤッコyg他@船着き場前>

オオスジイシモチとこっち見んな。

 


<シマウミスズメ@船着き場裏>

船着き場の裏を通って、あいあい岬下に移動します。

 


オヤビッチャyg他@あいあい岬下>

人より大きな流木がありました。
オヤビッチャやブリの幼魚がついています。

 


オヤビッチャyg他@あいあい岬下>

オヤビッチャの幼魚と、

 


オヤビッチャyg他@あいあい岬下>

細い緑色のブリの幼魚です。

 


<サザナミヤッコyg他@あいあい岬下>

船着場の裏を通り抜けたあいあい岬の対岸の岩場の岩の裏に、サザナミヤッコの小さな幼魚がついています。

 


<サザナミヤッコyg他@あいあい岬下>

まだ赤ちゃんなので、船着き場前の幼魚と比較すると縞模様も極々シンプル。「くくく」に見えます。

 


<チョウハンyg他@あいあい岬下>

チョウハンの赤ちゃんと、

 


ゴンズイyg他@あいあい岬下>

ゴンズイ玉の幼魚を撮っていたところで、NIKON1のハウジングの再生ボタンが陥没。そして浸水。
すぐに水面に持ち上げたので、カメラ本体にダメージはありませんでした。前日ぐらいからボタンの反応が悪く、強めに押していたのが良くなかったようです。
8年使い倒したので、十分元は撮れましたが、ショックはショックです…orz

 


フエダイ@民宿 殿羽根>

カメラ無しで時間いっぱいまで遊泳して終了。
殿羽根さんでバスの時間を待ちながらのんびりしていると、釣りにゆかれた船長さんがフエダイを釣ってきてくださいました。
さすがのお手並みであっという間に捌かれて…

 


フエダイ@民宿 殿羽根>

見事な焼き霜造りに!
ここ数年増えてきた、伊豆ではまだ馴染みのないフエダイですが、九州や沖縄では「シブダイ」と呼ばれ珍重される超高級魚です。
しっとりとした透明感のある、血合いの赤も美しい身で、脂がのりほんのりと甘みがあります。焼き霜になると、あぶられた皮目の脂がとろけだしてまさに最高です。
尊敬するぼうずコンニャクさんの魚介類図鑑では、最高の「究極の美味」にランクされています。
フエダイ | 魚類 | 市場魚貝類図鑑

食後は東海バスから伊豆急東海道でサクッと帰宅しました。
トラブルはあったものの、やはり楽しい伊豆半島、そしてヒリゾ浜です。

 

次回は2021年9月25日〜26日のヒリゾ浜スキンダイビング行に続きます。
ニコワンも失ったので、ストロボの壊れたM6 MarkIIと、Oリングを交換したり素人なりに色々とチェックしたものの、浸水の不安のあるSeafrogs製ハウジングで出撃しました。


ちなみに、先日2022年7月2日〜3日にもヒリゾ浜に行ってきました。2022年シーズン開幕です。
今年は去年ほど水温はなく、春濁りもちゃんとある感じです。土曜はまずまずでしたが、日曜は午後から台風のうねりが入ってきてしまいました。

それでも、魚影が異常なほど濃厚で、非常に楽しめました。メジナやホウライヒメジ、タカベなどのレギュラー組だけでなく、フエダイヘラヤガラが群れでひしめいています。
7月の人気者、底生のサメのオオセも4〜5頭ウロウロしていて大迫力。クマノミは越冬組で4ヶ所5尾。ウミガメにも両日会えました。やはりヒリゾ浜は半端ないです。

Seafrogs製ハウジングがまだ修理から戻らないので、レンタルでTG-6と純正ハウジングを借りて行きましたが、十分使えますね。コスパは最高級です。

 

この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20210911-12(11)-05-08 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU
flickrアルバム:20210911-12(12)-05-09 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU

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