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20170504-07-2 富山帰省行/ユネスコ無形文化遺産・城端曳山祭 の事


城端曳山祭@南砺市城端

みんカラでほそぼそとやっていたのですが、写真サイズ他の問題ではてなブログに移ってきてみました。よろしくお願いいたします。
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2017/05/04-07
GWの富山県への帰省行、城端曳山祭のまとめです。

3日深夜:川崎出発→4日早朝:富山着→中新川郡立山町の親戚宅→新湊→氷見のミシュランガイド富山・石川2016掲載店「ひみ浜」ランチ→南砺市城端町の実家。
5日:石川県七尾市能登島へ→ドルフィンスイム→のとじま水族館富山県南砺市城端ユネスコ無形文化遺産城端曳山祭(ひきやま)。
6日:富山ブラックラーメン→南砺市福光駅→福光紹興友好物産館。
7日:城端町散歩→福光町コスパ最高回転寿司→高岡市・水道つつじ公園→砺波市・砺波総合運動公園→立山町→帰宅。
こんなスケジュールでした。


ミシュランガイド富山・石川も驚きでしたが、ここ最近の一番の衝撃は、2016年12月の城端曳山祭のユネスコ無形文化遺産登録です。

城端曳山祭は城端神明宮の春の例大祭として毎年5月4日・5日に行われます。祭りの成立は江戸時代の享保初期(1710年)。獅子舞や剱鉾、傘鉾に続き6つの町の庵屋台と山車の曳山(ひきやま:ぎゅう山とも呼ばれる)が練り歩きます。曳山などには井波彫刻による彫刻と城端塗(漆塗り)や金箔が施され絢爛豪華。恵比須様や三国志関羽などの神像が鎮座しています。古い神迎え行列の形式を残した300年以上続く祭礼です。

夜通し行われる庵唄(いおりうた)とお囃子の演奏も特徴です。祇園の茶屋などを模した精巧な庵屋台(いおりやたい)が山車を先導し、その中で三味線・篠笛・太鼓の囃子に合わせて、江戸端唄の流れをくむ城端独特の「庵唄」を披露します。数十曲ある庵唄は各町ごとに毎年変わります。担当の若連中は、正月の寒稽古、4月の本稽古と練習を重ね本番を迎えます。

これまでも国の重要無形民俗文化財に指定されていて、富山県でも有力なお祭りであることは知っていたのですが。まさか日本を飛び越えて国際的に認められるとは…


富山県無形文化遺産は、この城端曳山祭の他に、高岡市の高岡御車山祭(5/1)、魚津市のたてもん祭り(8月第1金土)の三件。言わずと知れたユネスコ世界遺産五箇山の合掌造り集落もあります。ミシュランガイド掲載のお店も増えましたし、元来お米とお酒、海鮮の美味しさは中々のものです。
北陸方面に遊びに行きたいな〜と思われる方はご検討下さい。

詳細はwikipediaや写真等を御覧ください。

ja.wikipedia.org


以前の記事はこちらです。

 


城端曳山祭@南砺市城端

5/4、本祭の前日の様子。
夕方から宵祭がはじまります。

 


城端曳山祭@南砺市城端

曳山に乗せられる御神像が展示されています。

 


城端曳山祭@南砺市城端

三番山西上町の竹田山の恵比須様。
寛政7年(1795年)荒木和助作。

 


城端曳山祭@南砺市城端

見事な襖絵なども見られます。

 


城端曳山祭@南砺市城端

西上町の庵屋台。 長さ高さ約3m。本番ではこの中に楽隊が入って演奏します。

 


城端曳山祭@南砺市城端

京都の料亭を模した姿。ディテールも凝りまくっています。

 


城端曳山祭@南砺市城端

西上町の曳山、竹田山。
高さは5.5m〜6.5m、重さは約7トン。期限は享保〜安永年間(1716〜1781年)です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

御神像の恵比須様に合わせてゴールドの波模様。

 


城端曳山祭@南砺市城端

車輪にも過剰な装飾。

 


城端曳山祭@南砺市城端

一番山の東上町・鶴舞山。御神像は寿老人です。

 


<@南砺市城端

5/5、本祭の朝になりました。

 


<@南砺市城端

良いお天気です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

曳山に御神像が搭載されています。
五番山の出丸町・唐子山(からこやま)、御神像は布袋様です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

本祭は朝8:30から神輿と傘鉾行列が巡行スタート。
9時過ぎに庵屋台と曳山が善徳寺前で合流し、庵唄を歌いながら町内を練り歩きます。
19時をすぎると提灯に火が灯り提灯山に。22時半の終了まで続きます。

 


城端曳山祭@南砺市城端

六番山の西下町・諫鼓山(かんこやま)、御神像は堯王(ぎょうおう)です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

夜の提灯山の雰囲気は最高です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

堯王の御神像。

 


城端曳山祭@南砺市城端

曳山の後を進む庵屋台。
二番山の大工町・千枚分銅山(せんまいぶんどうやま)、御神像は関羽周倉です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

庵山は在原業平の別荘を模したものです。

 


城端曳山祭@南砺市城端

一番山の東上町・鶴舞山に追いつきました。

 


城端曳山祭@南砺市城端

上層の神座には、紋付袴の男衆4人と小学生までの男児が乗れます。

 


城端曳山祭@南砺市城端

庵屋台は江戸吉原の料亭風。

 


城端曳山祭@南砺市城端

庵唄の「鶴の声」の歌詞をのせた提灯が素敵です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

こちらは「松声」。

 


城端曳山祭@南砺市城端

六番山の西下町・諫鼓山。
獅子に牡丹、水波に龍の彫刻が素敵です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

五番山の出丸町・唐子山(からこやま)、御神像は布袋様です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

祭り半纏も凝っています。

 


城端曳山祭@南砺市城端

六番山西下町の庵屋台。
主屋・離れ二棟の京都・祇園の料亭を模しています。

 


城端曳山祭@南砺市城端

四番山の東下町・東耀山(とうようやま)、御神像は大黒天様です。
唐子遊びの彫刻が可愛いですね。

 


城端曳山祭@南砺市城端

四番山の大黒天様。

 


城端曳山祭@南砺市城端

ユネスコ登録から半年。
昔のお祭りと比べますと、海外のお客さんがいること事態がもう驚愕です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

三番山の恵比須様。

 


城端曳山祭@南砺市城端

鯛の半纏。

 


城端曳山祭@南砺市城端

会場中央に差し掛かりました。

 


城端曳山祭@南砺市城端

三番山の庵屋台。

 


城端曳山祭@南砺市城端

庵唄所望の席。

 


城端曳山祭@南砺市城端

親戚のお宅です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

和服とヒジャブ。素敵ですね。

 


城端曳山祭@南砺市城端

WBを整えた画像もあるのですが、かぶっている方が雰囲気がある気がします。

 


城端曳山祭@南砺市城端

かぶり除去版です。

 


城端曳山祭@南砺市城端

TVの生中継も来ていました。

 


城端曳山祭@南砺市城端

お祭りの中心地、城端別院善徳寺前に到達。

 


城端曳山祭@南砺市城端

ちょっと小腹が…w

 


城端曳山祭@南砺市城端

物色中。

 


城端曳山祭@南砺市城端

善徳寺山門。

 


城端曳山祭@南砺市城端

城端麦酒!そういうのもあるのか。

 


城端曳山祭@南砺市城端

飲み比べセットでも、フルサイズのコップになみなみ。
それが富山クオリティw

 


城端曳山祭@南砺市城端

はかまエール、麦やエール、輝ウィート、曳山ブラック。
どれもおすすめです!

 


城端曳山祭@南砺市城端

20時を過ぎてお祭りはますます佳境ですが…

 


城端曳山祭@南砺市城端

晩ごはんの時間なので実家に戻ります。



2017/5/6-7の城端散歩他に続きます。

以前の記事はこちらです。



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