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Hello Hello Hello Hello How low?

20210703-04(04) 井田海岸・西伊豆スキンダイビング行/パステル井田ブルー&さわやか三昧 の事


<タカベ群れ@井田海岸・西伊豆

2021/07/03-04
静岡県伊豆半島の東伊豆にある川奈港と西伊豆の井田海岸へスキンダイビングに行ってきました。
二日目の西伊豆、井田海岸のスキンダイビング行と黄金崎公園、静岡のソウルフード、ハンバーグハウス「さわやか」他をアップします。

待望の南伊豆のヒリゾ浜のシーズンが7月頭にスタートし、本来はそちらで泳ぐ予定でした。
しかし残念なことに関東から東海にかけて記録的な豪雨。南伊豆は南西風が強く暴風雨になってしまいました。
初回からヒリゾ浜渡船は欠航となってしまったのでした。

予約していた宿の方からはキャンセルでも良いですよ、とのご連絡も頂いたのですが、せっかくなのでお邪魔することに。
初日は雨は降っていたものの、風は比較的弱かった東伊豆の川奈港へ。
夜は南伊豆の中木港の民宿甚四さんで最高の伊豆ディナーを。
翌日は雨も上がり風も収まったので、西伊豆の井田海岸で泳ぎました。

ちなみに、熱海の土石流被害の日でもあったのでした。
その数時間前に現場を通過したのですが、山の斜面から真っ茶色の水が吹き出し、道路が数十センチ冠水していました。
通過時にも、これは危険だ。早々に通行止めにすべきだ、と話し合っていたのですが、その予想を遥かに上回る危険さであったと言えます。
今後はもう少し慎重に予定を立てようと思います。

初日の川奈港は、ちょうど豪雨と暴風のポケットに入った状態で、断続的に雨は降っているものの、凪の状態。
場所によって赤潮プランクトンが水面に出ていましたが、水質は上々で透明度10m以上。
いつものアオウミガメ、ミノカサゴ、ハナミノカサゴに会えました。
先週から続き、トライアングル漁礁にはクロホシイシモチの大群が。
カエルアンコウは見つけられませんでしたが、ちょっと珍しいレンテンヤッコやシラコダイの群れ、大きなクエ、育卵中のクマノミペアなども見られました。


黄金崎公園については副業の旅行記でも扱いましたので、下に転載します。


<川崎商工会議所月報かいぎしょ2021年6月号P54>


かわさき発 日帰り ぶらり旅 vol.109

新名所・馬ロック 富士と祈岩の旅へ
黄金崎公園、夕陽、温泉、活イカ
静岡県伊豆半島 西伊豆町

青い海を喰む長い鼻筋、緑の松のたてがみ。あの裂け目は、優しく閉じた目でしょうか。たしかに「馬」です。駿河湾に突き出した断崖は、激しい凹凸を成し、波と風の侵食の激しさをしのばせます。結果生まれた奇跡の造形。入り江の向こう側には、富士山も顔を出しました。まさに自然が生み出した、偉大な芸術作品です。

今回のぶらり旅は、初夏の伊豆半島へ。西伊豆の仁科漁港、黄金崎公園、堂ヶ島などを訪れました。西方に駿河湾、切り立つ断崖と数々の奇岩が生み出すロケーションは、日本一とも言われる夕陽の名所です。

黄金崎公園の先端にあるのが、この「馬ロック」。2014年に認定された、伊豆半島が誇る新たなジオサイト※です。もともと似ていると、地元の方々の間では知られていましたが、風化作用の結果、よりそっくりに。ダイナミックかつ神秘的なその景観から、願いを叶える祈りの岩…「祈岩」とも呼ばれ、奉納する絵馬等も用意されています。
黄金崎公園には、西伊豆有数のキャンプ、ダイビングの施設が完備されています。穏やかな入り江は海遊びにもぴったり。素潜りでもクマノミなどを見ることができます。取材時には、黄金崎の主、巨大なマダイの「ダイちゃん」と一緒に泳ぐことができました。

西伊豆には、数多くのジオサイトが設定されています。中でも、堂ヶ島の夕景は、元祖西伊豆の素晴らしさです。温泉も数多く、豪華な温泉ホテルから、穴場の海際の露天風呂まで。よりどりみどりに楽しむことができます。

お食事は仁科漁港へ。港の「沖あがり食堂」では、イカの王様「赤イカ(大型のケンサキイカ)」が揚がっています。数量限定の赤イカ丼には、活イカの証し、半透明の身が山盛りに。伊豆特産の生わさびをたっぷりおろしていただけば…もう言葉もありません。

※「ジオサイト」:ユネスコが定める、地質学的に見て国際的な価値がある地質遺産「ジオパーク」の見どころ。


◦アクセス
 【電 車】 JR川崎駅→JR東海道線三島駅伊豆箱根鉄道修善寺駅東海バス松崎行
 【自動車】 東名川崎IC→東名沼津IC→伊豆中央道修善寺国道136号線西伊豆

◦キャプション
①:馬ロックと富士山
②:堂ヶ島の夕陽(西伊豆ビジターセンター:☎0558-55-0580、9時〜17時、火曜定休)
③:夕陽の見える海際露天(沢田公園露天風呂:☎0558-52-2400、9時〜20時、火曜休、大人600円 小人200円)
④:限定赤イカ丼(沖あがり食堂:☎0558-52-0018、11時〜15時、火曜休)
文末:体長1m、黄金崎の主 ダイちゃん
新型コロナウイルス感染症の状況によって、各所の営業形態が変更される可能性があります。


場 所:東伊豆・川奈港
日 時:20210704 13:00〜15:00
天 候:曇り
気 温:22.4~22.5℃
水 温:21~23℃
波 高:ややうねり
 風 :北北東0.9m〜東南東0.8m
透明度:10m前後
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
    Canon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
    Canon EF-M32mm F1.4 STM
    Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
    Seafrogs 6" Dry Dome Port
    INON 水中ストロボ D-2000 Type4
    EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
 

この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20210703-04(03) Skindiving @ KAWANA Port / East IZU
flickrアルバム:20210703-04(04) Skindiving Tour @ ITA Beach / West IZU


みんカラのカテゴリー別リンクはこちらです。
ブログ:シュノーケリング@西伊豆


井田海岸のはてなブログのカテゴリー別リンクはこちらです。

 


<民宿 甚四@南伊豆中木>

雨も上がり爽やかな朝です。
そしてモーニングも素敵な甚四さんです。

 


<民宿 甚四@南伊豆中木>

定番大正義の鯵の干物とウスバハギのみりん干し。
鯵はどこでも食せますが、甚四さんの鯵は焼き具合も最適で頭から骨、しっぽまでバリバリ食せます。
そしてウスバハギ!伊勢海老の網にかかったものだそうです。
噛みしめるごとに溢れる旨味が最高。日本酒が欲しくなる逸品でした。
と申しますか昨夜の残りの開運さんを朝から一杯やってしまいました(笑

 


<民宿 甚四@南伊豆中木>

機材の準備も完了。
手前が私のCANON M6MarkIIとSea Frogsのハウジング。ポートは6インチのドームポート。
フラッシュはINON D2000×2、ライトはEpoqueWorldのEL-1000 A105、アームベースのトレーはNauticam。アームやクランプ類はINONです。
反対側は御大のNOKON 1 J4と純正ハウジング。私も以前使用していました。

 


<コブカラッパ@民宿 甚四>

甚四さんの水槽にいたコブカラッパ。
ご主人は元々下田水族館で板鰓類(サメ、エイ)やイルカの飼育を担当されていた方で、その縁で漁で上がった珍しい生物を水族館に送られています。
このコブカラッパも後に水族館デビューしたそうです。

 


<コブカラッパ@民宿 甚四>

またね。

 


<中木港@南伊豆>

雲は分厚いですが、雨は上がりました。

 


<中木港@南伊豆>

井田海岸へ向けて出発します。

 


<中木港@南伊豆>

中木の首脳陣のお歴々にご挨拶。
今年もお世話になります!

 


<夕陽ヶ丘展望広場@西伊豆・伊浜>

南伊豆から西伊豆の海岸線を北上します。
途中、伊浜の展望台に寄りました。

 


<夕陽ヶ丘展望広場@西伊豆・伊浜>

野生のニホンザルの群れで有名な波勝崎の近くでもあります。
道路沿いでもたまに見かけますね。

 


<馬ロック@黄金崎・西伊豆

黄金崎の馬ロックにも寄りました。
天気が良いと、馬の首の上辺りに富士山が見えます。

 


<馬ロック@黄金崎・西伊豆

黄金崎の解説。
馬ロックの東側の入り江も良いダイビングポイントです。

 


<@井田海岸・西伊豆

13時頃に井田海岸に到着。
少し降っていますが海はまあまあ穏やかです。
今日も防波堤に釣りの方がいらっしゃいますが、人数が少ないので決行します。

 


<@井田海岸・西伊豆

稲には嬉しい雨です。

 


<タカベ群れ@井田海岸・西伊豆

沖に出るとすぐタカベの群れに会えました。

 


<タカベ群れ@井田海岸・西伊豆

井田名物ですね。

 


<アイゴ群れ他@井田海岸・西伊豆

防波堤から南方へ、海岸と平行に下ってゆきます。
浅瀬は大雨で流れた泥が浮いていてすこしミルキィです。

 


<クロホシイシモチ群れ他@井田海岸・西伊豆

初夏の名物ホンダワラの森があります。

 


<クロホシイシモチ群れ他@井田海岸・西伊豆

クロホシイシモチやソラスズメダイが群れています。

 


<オオモンハタ他@井田海岸・西伊豆

彼らを狙うオオモンハタなども。

 


ニザダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

ホンダワラの森を抜けて沖に出ると、ゴロタの斜面になって一気に水深が増します。

 


<マアジ群れ他@井田海岸・西伊豆

マアジの群れが通過していきます。

 


<マアジ群れ他@井田海岸・西伊豆

中々の規模です。

 


ソラスズメダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

ホンダワラソラスズメも井田名物です。

 


ソラスズメダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

もうちょっと日照があると良いのですが。

 


<クロホシイシモチ群れ他@井田海岸・西伊豆

ホンダワラの上にはクロホシイシモチ。

 


<クロホシイシモチ群れ他@井田海岸・西伊豆

下から見るのもいいものです。

 


アオリイカ卵嚢@井田海岸・西伊豆

アオリイカの卵嚢がついています。

 


<アイゴ群れ@井田海岸・西伊豆

沖からアイゴの群れが入ってきました。

 


<タカベ群れ@井田海岸・西伊豆

タカベの群れとスクーバの方々。

 


<ハナミノカサゴ他@井田海岸・西伊豆

沖に出るとハナミノカサゴのペアがいました。
どちらも黒色変異体でかっこよいです。

 


<ハナミノカサゴ他@井田海岸・西伊豆

かなり大きいです。

 


<クロホシイシモチ群れ他@井田海岸・西伊豆

やはりクロホシイシモチを狙っているのでしょう。

 


オニカサゴ@井田海岸・西伊豆

います。

 


オニカサゴ@井田海岸・西伊豆

オレンジ色のオニカサゴでした。
チョビ髭的な模様があります。

 


<マアジ群れ@井田海岸・西伊豆

その上をマアジが通過してゆきます。

 


トラウツボ@井田海岸・西伊豆

珍しくトラウツボが全身露出しています。

 


<アカオビハナダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

少し深いところに、アカオビハナダイやイトヒキベラの群れがいます。

 


<アカオビハナダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

アカオビハナダイをちゃんと撮ったのは初めてです。

 


<アカオビハナダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

オスはその名の通りの赤帯をつけています。

 


<アカオビハナダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

こっち見んな。

 


<イトヒキベラ群れ他@井田海岸・西伊豆

イトヒキベラも好きな魚です。

 


<イトヒキベラ群れ他@井田海岸・西伊豆

婚姻色バリバリのオスがストロボを反射して輝いています。

 


<イトヒキベラ群れ他@井田海岸・西伊豆

こっち見んな。

 


<ニセカンランハギ@井田海岸・西伊豆

大人のニセカンランハギがいました。
幼魚はもともとよく見かけますが、大人が最近ちょくちょく見られるのは、高水温傾向のおかげでしょう。
ちなみに、今年の冬は久しぶり…5年ぶりぐらいに黒潮が関東から離れ、水温が例年並みに低下しました。
今シーズンの海はまた違った様相になっているかもしれません。

 


ソラスズメダイ群れ他@井田海岸・西伊豆

防波堤の北側の浅瀬に来ました。
ソラスズメダイがいい感じです。

 


<クロホシイシモチ群れ他@井田海岸・西伊豆

サンゴの増加も高水温のおかげですね。

 


ガンガゼ他@井田海岸・西伊豆

大きなガンガゼサラサエビ
人が触れると大怪我ですが、エビは平気です。

 


<ナミマツカサ他@井田海岸・西伊豆

沖の豆腐石まわりにクロホシイシモチの群れ。
赤いナミマツカサやアカハタもいます。

中央のイシモチは卵咥えていますね。
イシモチ類の一部には、オスがメスから卵塊を受け取って、口中で孵化するまで育てる習性があります。
口をパクパクと動かして卵に新鮮な空気を送る様子が、念仏を唱えているように見え、同種のネンブツダイ(念仏鯛)の名の元になっています。

 


<ナミマツカサ他@井田海岸・西伊豆

こっち見んな。

 


<ハナミノカサゴyg他@井田海岸・西伊豆

まだ若いハナミノカサゴがいました。

 


<ハナミノカサゴyg他@井田海岸・西伊豆

この個体はもう幼魚というほど小さくはありませんが、成魚と比べて胸鰭が細く、根本に蛇の目のような丸いマークが残る、幼魚の特徴が残っています。

 


<ハナミノカサゴyg他@井田海岸・西伊豆

綺麗だし寄らせてくれるしで、いつ会っても嬉しいです。

 


トラウツボ@井田海岸・西伊豆

こちらもいつも嬉しいトラウツボ
伊豆等では常連さんですが、海外の水族館などでは大枚をはたいてでもお迎えしたい人気魚だそうです。ネットで販売情報を検索すると、国内でも1〜4万円とか…
英名のDragon Morayもかっこいいですね。

 


<ウミウサギガイ他@井田海岸・西伊豆

漁港側の浅瀬のソフトコーラル(ユビノウトサカ?)に、大型の宝貝の仲間、ウミウサギガイがついています。

 


<ウミウサギガイ他@井田海岸・西伊豆

調子が良いとマットブラックに星が散る外套膜が全身を覆っていてとても美しいのですが。
他の魚にちょっかいを出されたのか少し中身が出てしまっています。

 


<ウミウサギガイ@井田海岸・西伊豆

少し協力していただきました。
危機管理で外套膜を貝殻内に収納することができます。

 


<ウミウサギガイ@井田海岸・西伊豆

純白の貝殻もとても美しいです。

 


<開運生酒@井田海岸・西伊豆

15時過ぎに終了しました。

 


<アマガエル@井田海岸・西伊豆

洗面所にイケメンさんがいました。

 


<アマガエル@井田海岸・西伊豆

つやつやです。

 


<@さわやか沼津学園通り店>

晩御飯は沼津のさわやかさんへ。
大雨のおかげ?か並ばずに入れました。

 


<@さわやか沼津学園通り店>

ハンバーーーグ!!

 


<@さわやか沼津学園通り店>

最高です。
コスパを鑑みれば、我が国随一の逸品と言えるでしょう。

 

 
 
 
 
 
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<@さわやか沼津学園通り店>

動画も撮ってしまいました。
あーまた食べに行きたいです。

 

ということで終了です。
次回は2020年3月の城山かたくりの里(神奈川県相模原市)のマクロ撮影行の予定です。

この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20210703-04(03) Skindiving @ KAWANA Port / East IZU
flickrアルバム:20210703-04(04) Skindiving Tour @ ITA Beach / West IZU


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