20180630-0701-01 ヒリゾ浜・南伊豆中木シュノーケリング行 第1次通算1日/オープン最高宣言 の事
<ヒリゾ浜MAP/南伊豆>
とりあえず、2018シーズンのヒリゾ浜のまとめを再掲しています。
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2018/06/30-07/01
シーズンオープンの静岡県伊豆半島の南伊豆にあるヒリゾ浜に行ってまいりました。
なんと今年は初日から最高宣言(透明度20m)が出ました。
10年以上通っておりますが、オープニングからこれほど良好なコンディションは初めてです。
魚影も魚種も大変なことに。
クマノミは初日から、去年生まれのyg、越冬ペア、性転換前の若♂などが計6尾。ミツボシクロスズメダイygもペアで。
タカベが沖ハヤマから小通りまでいたるところに大群で偏在しています。イワシの大群を追って、カンパチやソウダガツオの群れも入ってきていました。
小通りにはオジサン(ホウライヒメジ)やニザダイがまた大群で行列しています。ハタンポ穴にはいつものミナミハタンポ、メジナの群れの他に、カゴカキダイの群れも現れていました。
9ヶ月の空白期間で忘れていましたが、ヒリゾ浜はほんとに魚影が半端ないです。
群れ以外では、イシガキフグが数尾、丘ハヤマや小通りをうろうろ。ミナミハコフグygもいたるところに現れています。人嫌いの巨大アオブダイやブダイもこの時期はまだ近寄れます。ビビッドなイトヒキベラも繁殖期真っ最中のようで、各所で見られました。 小通りのテヅルモヅルは例の場所に健在…どころかあの穴からはみ出るサイズに成長していました。その近くにはパンダホヤもついています。
逆にあいあい岬下はまだまだこれからのようです。熱帯魚(死滅回遊魚)が本格的に現れるこれからのお楽しみということですね。
とはいえ、あいあい下の入り江の流れ藻や漂流物には面白い浮遊系の幼魚などが隠れています。船着き場のすぐ裏手の浅瀬では、カエルアンコウの仲間のハナオコゼがホンダワラにくっついて浮いていました。正直連れて帰りたいくらい可愛らしいです。
この時期は伊豆はまだ水温が低めで、表層は22〜24度ありますが、10m以深では18度前後とひんやりしています。 こういう底潮の日は、ヒリゾ浜でも低水温を好む冬の大物が見られるのですが…なんとネコザメ、カスザメ、オオセ、それぞれ余裕でメーター超えのサメ三種に会うことができました。
その他、大きめのイズヒメエイ2尾、小さめのヒラタエイ(繁殖期?)は無数。一日でこれだけ板鰓類に出会えたのも初めてです。超ラッキーでした。
そんな感じで、オープニングとしては100点満点中120点。さいっこうのヒリゾ浜に巡り会えてしまったのでした…
ちなみに、7/7、8の土日は両日とも小通りにウミガメが現れたそうです。今年はもうどうなってしまうのでしょうか?w
その他詳細は公式HPなどをご確認ください。
中木へ行こうよ!HP http://www.nakagi.jp/
ちなみに帰り道の晩御飯は、稲取のソウルフード、「肉チャーハン」です。
これがもう癖になる美味しさで…個人的に暫定1位の居酒屋末広さんに寄っておりますが、もうなんというか香りからして普通のチャーハンとは別物です。と申しますか今すぐ食べたいですw
営業時間がAM1:00までと、伊豆のお店としては例外的に宵っ張りなのも超助かります。もちろん居酒屋さんなので、ご飯物以外も超ナイスです。おすすめです!!
稲取・居酒屋末広 https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220503/22012977/
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:180630-0701 08:05〜16:30
天 候:晴れ
気 温:30℃
水 温:18~22℃
波 高:ややうねり
風 :南西微風 透明度:15〜20m
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
+INON UWL-H100 28M67 type2、INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
ヒリゾ浜の記事はこちらです。
180630-0701 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 01-01
180630-0701 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 01-02
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
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南伊豆のヒリゾ浜、沖ハヤマ岩礁の魚群です。 イワシ、タカベ、スズメダイ、ソラスズメダイ、キンギョハナダイなどなど。 途中からカンパチが乱入してきます。
深い方のイソギン畑。
この時期はまだ独りですね。
こちらは浅い方のイソギン畑。
越冬ペアが健在でした。
イソギン畑から浮上中、ニザダイの行列がありました。
寝ぼけたイシガキフグ。 今年はだいたい毎回会えました。
大根島の方に去ってゆく姿…
タカベの群れなどなど。 それにしても、7月は本当に水質が最高でした。
7月のオジサンパラダイスの先駆け。
小通りの激流の下り潮から避難中のイシガキフグ。 先程の個体とは別で、60cmを遥かに超える超大物でした。
丸岩のイソギン畑にもスタートからクマノミygが登場。
まだ可愛い盛りです。
ygに限ります。
今年は小さなサメジマオトメウミウシが多かったです。
小通りの神ことテヅルモヅルも健在。 それどころかこの岩に二株、ちょっと上流に一株。着実に勢力を伸ばしています。
そういえば7月ではなくてまだ6月30日だったのでした。 このときはまさかの8,9月が台風ラッシュになるとは想像もしていませんでした…
エグレ岩の魚群もなかなか。 アオブダイも増えました。
オジサン(ホウライヒメジ)の多さも特徴でした。
大きなアカハタと…ミナミハコフグygもいますね。 ミナミygはアカハタの目ぐらいしかないです。
ミナミハコフグもハコフグygもどちらも多かったです。 ちなみに黒点が目の大きさと等しいか大きいと、ミナミハコフグyg。 黒点が目より小さいとハコフグyg。 ハコフグygは少し大きくなると、背中に水色の小さな点が増えてきます。
今季一の緑。
オジサンの赤とソラスズメの青。
初日から水が無いです。
中くらいのイシガキさん。
ちょいおこですね。
大型のコロダイが常駐している穴が二つあります。
ハタンポ穴にハタンポがいないパターン。
イワシ…身体にメタリックなラインが入っているのでキビナゴですかね。
沖ハヤマの方のコロ穴。
コロ穴の上はこんな感じです。
こちらはニザダイなどが良くシルエットになるニザ穴。
最高宣言の日は水深10mでも余裕で日光が届きます。
変に画像補正をしなくても、ちゃんとオレンジが出るのが超嬉しいです。
一尾だけこっちを見ているちょっと大きいのがオス。ほかは全部メスですね。 キンギョハナダイなどは生まれつきは全部メスで、メスの群れの中で一番大きくて強いメスがオスに性転換してボスになります。
超見られてます。
Haremってやつですね。
おっと、楽しすぎて浮上するのを忘れていました。
水面付近にはスズメダイの大群。
丘ハヤマのドロップオフ。 水深は12mぐらいですが、岩の出っ張りの日陰になるのでこんな感じになります。
船着場の前にある大きな岩山、平五郎岩の突端にある、小さなドロップオフ。 ここの群れも浅いのになかなかです。 ぐるっと一周したので、一旦浜に戻ってあいあい岬下へ移動します。
なんかいる!
オコゼとついていますが、手のひら大のカエルアンコウの仲間です。 生活の殆どをホンダワラなどの流れ藻について過しているそうです。
空飛ぶカエルアンコウ。
でも泳ぎは苦手です。
綺麗でつぶらな瞳。
これ以降、必ず流れ藻を調査するようになったことは言うまでもありません。
でも紛れ込むとさっぱりわからないんですよね…
今年もエイの裏側が見られました。 立派なクラスパーがあるのでオスですね。 地元の漁師さんにお聞きすると、ヒラタエイは冬のイセエビ漁の外道で入ってくることがあるのですが、みなメスなのだそうです。オスは少ないのかもしれません。 また、7月は繁殖期でいたるところで見られますが、8月に入ると全く見られなくなるのも面白いところです。
Christmas Tree Wormことイバラカンザシ。 カラフルな三角形はゴカイの仲間の虫のエラです。
ミナミちゃんに…
手前に普通のハコフグygも来ました。
スマホサイズのアカエソ。
色白なキタマクラyg。
お昼になったので港に戻ってきました。 双葉さんの元祖イカバタ最高です!
去年もあったかな?の鴨南蕎麦。これが超本格派で抜群の美味しさ! 機会があったら是非試してみてください!
午後の海は…透明度さらに上昇!
婚姻色前回のイトヒキベラ・オス。
沖ハヤマも明るいです。
今年の前半はタカベの大群が印象的でした。
銀に輝く魚体に、鮮やかなイエローのライン。 見て美しく、食べても美味。最高ですね。
翌日7/1の第1次通算2日目に続きます。
ヒリゾ浜の記事はこちらです。
180630-0701 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 01-01
180630-0701 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 01-02
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ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。
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