20210327-28(27) 式根島・伊豆諸島スキンダイビングツアー行/厳冬なのに中の浦、M6 MarkII・Seafrogsテスト他 の事
<アオウミガメ@神引浦>
2021年3月27日〜28日
伊豆諸島の式根島へスキンダイビングをしに行ってきました。
2020年10月に続き通算6度目です。
行きの船旅と初日の中の浦の様子等をアップします。
海水温は陸の気温より1〜2ヶ月遅れで推移します。つまり3月末というのは、海が一年で一番冷たい時期と言えます。
とはいえ、そこは黒潮の真っ直中にある伊豆諸島の式根島。近年の高水温傾向も相まって、海の厳冬期に有りながら、水温は18度以上、透明度は20mを遥かに突破。天気も晴れ風も穏やか、気温も20度近くまで上がり、時間帯によっては暑いほどです。
素晴らしい式根島を堪能できました。
今回泳いだのは、前回と同じく島北西部にある中の浦海水浴場と西隣の神引浦です。
さすがに南方系の生物はいないかな?と思いましたが、デバスズメダイやフタスジリュウキュウスズメダイyg、ミツボシクロスズメダイygの群れ。ヤリカタギygなどチョウチョウウオ系、ゴマハギygなど。大人のサザナミヤッコやキリンミノ、ヒレナガハギなども見られ、全部越冬しているのかと、逆に驚く結果となりました。
アオウミガメは安定して10頭以上、何頭かとはしばらく一緒に泳ぐことができました。
ツノダシや冬のウスバハギの他、ドロップオフの底には、10尾以上のツバメウオの群れがいたり。帰り際には大きなドチザメ?にも遭遇しました。
ちょっと珍しいスイジガイやウミウサギガイも発見しました。これらも南方系の貝です。動かない彼らが3月にいるということも、なかなかすごいことだと思います。やはり式根島は面白いです。
いくら暖かめとはいえ冬の海ということで、式根島自慢の温泉のありがたさを再確認することもできました。
特にウェットスーツ来たままサクッと入れる、松が下雅湯は最高です。
実は、2020年末にカメラを更新しました。 水中用のNIKON1 J4と陸上用のD700を、CANONのミラーレス、EOS M6 MarkIIに統合した形です。
水中用のレンズはCanon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMとCanon EF-M32mm F1.4 STM。
陸用には純正アダプターを介して、CANON EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM。社外アダプターも購入したので、MFオンリーですがタム9他既存のNIKONレンズも一応使えます。
ハウジングは香港のSeafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housingに、ドームポート(11-22mm用)のSeafrogs 6" Dry Dome Port、マクロポート(32mm用)にSeafrogs 28mm Macro Portを追加。
ライトとストロボはニコワン時代から踏襲して、EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105とINON 水中ストロボ D-2000 Type4(のちに×2に)となっています。
今回、3月の島行きを決行したのは、4月の阿嘉島行に備えた、新しいカメラとハウジング他のテスト的な側面もあります。
結果はまずまず良好。さすがはAPSCセンサー。センサーの面積にして6倍。1インチだったニコワンとは画質が格段に違います。
香港製のSeafrogsのハウジングもコストパフォーマンスは最高です。国産各社と比較して、およそ1/5から1/10で諸々一揃いします。
慣れない機材のため、設定の詰めの甘さ、機材の不備による漏水騒ぎ等もありましたが…何かと過信せず、丁寧かつ慎重に対応すれば今後も使っていけそうです。
メーカーHPもよくできています。
一応現時点でわかっているM6 MarkII用のSeafrogsハウジングの問題点を列挙しておきます。
・製品同梱のパッキンのフィッティングが甘く、使用時に角から外れ蓋に噛んでしまい、漏水した。
(その後パッキンのみを再発注したところ、対策品と思しき一回り以上太い物が届きました。こちらは問題ないです。ただ、太くなった分、特に本体側の溝に収まりづらくなりました。本体側はグリスを塗らず、ドライな状態で少しずつ押し込んでゆくのが本則なのだそうです。Seafrogsさんのyoutubeで解説されています。)
・ポートのパッキンがシングルなので、漏水しやすい。
(グリス塗布の際に要注意。)
・激安のバキュームリークセンサー(ハウジングのバルブから真空ポンプで空気を抜き、事前に漏水チェックができる。1万円ほど。)があまり信用できません。
(上記のパッキン不備の際も、事前にバキュームセンサーでチェックしていたのですが、反応せず結局漏水しました。)
・パーツの取付が甘い部分がある。
(レンズのズームを操作するダイヤルを止めるネジが最初からがたついていて、水中で作業中にズームギアから外れてズームが効かないことが何度か有り、その後陸上で整備中、ネジが外れてダイヤルがポロッと落ちました。ネジを取り付け直したところ、ギア外れもなくなりましたが、そもそもこれが水中での出来事でしたら即死です。
また、ハウジングのボタンのカメラ本体に当たる部分にゴムの緩衝材がついていますが、これがしょっちゅう外れます。気がつけばすぐに付け直せますが、気が付かずに紛失すると大変です。)
・やり取りは英語メール、対応は早い。商品の発送も1週間以内、中3日のときもあるなど早いが、送料は最低4,000円かかる。
以上です。
私の個体だけの問題かもしれませんし、そもそもSeafrogsさんの本命はSONYです。SONY用でしたら対策されている可能性もあります。
コストを考えれば十分に良くできていますが、やはり高級ハウジングとは比べるべくもないかもしれません。
ちなみに、なぜSONYのα系(6000シリーズと7シリーズ両方)に行かなかったかというと、ただ一点、内蔵ストロボをポップアップすると、電子的にストロボオフにできない仕様のためです。
つまり、ハウジングに収納されると、ストロボのオンオフができないということになります。水中撮影の場合、内蔵ストロボを外部ストロボのトリガーとして使用しますので、これができないと大変です。
と、つい先ごろ、α7系用の激安光コンバーターも出ましたので、この機種の場合は、その問題が解決されたとも言えます。TTLが使えなかったりますが、内蔵ストロボ使用による電池の消費、連写の問題もあるので、プロの方はマニュアル一択という方もいらっしゃいますし…長くなりますのでこの辺で。
長らく愛用していたNIKON系に行かなかったのは、そもそもSeafrogs他の激安ハウジングに設定がなかったためです。本来ならZ50あたりで行きたかったのですが…無い袖は振れません。がんばれナイコン様!
場 所:式根島・中の浦海水浴場
日 時:20210327 11:00〜15:00
天 候:晴れ
気 温:16.7〜17.1℃
水 温:18℃
波 高:なし
風 :東3.1〜東南東5.3
透明度:20m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
Canon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
Seafrogs 6" Dry Dome Port
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
<式根島地磯マップ>
式根島全体についての雑感を再掲しておきます。
2018/10/06-08
伊豆諸島の式根島へシュノーケリングと観光に行ってきました。
結論から言いますと、最高でした!式根島はシュノーケリング・アイランドと言って過言ではないと思います。
今回は10/5の夜に東京の竹芝桟橋から東海汽船の大型船で式根島へ。寝ている間に移動して翌朝到着するというシステムです。早割やインターネット予約割引やなど割引サービスがいくつかあって、往復でだいたい1万円〜1万2千円です。
個人的には伊豆諸島といえば、ドルフィンスイムやスクーバダイビング。実際にこれまでに訪れた、利島や大島はダイナミックすぎて、ボートかタンクを背負わないとなぁという感じだったのですが。今回初めて式根島を訪れて、その印象がガラッと変わりました。
式根島の大きさは一周12km。リアス式の海岸線で穏やかな入江がたくさんあります。メジャーな海水浴場だけでも、中ノ浦、泊、大浦、石白川(いしじろがわ)の4つ。隠しビーチ的な穴場の入江も各所にあります。
海中は伊豆の海のゴージャス版といった感じで、黒潮の本流が当たる離島ならではの透明度、サンゴや魚種の豊富さはさすがです。上述の4つの海水浴場でも十分楽しめるのですが、地元の方に教えていただいた、ちょっと不便な場所にある隠しビーチは本当に素晴らしかったです。
潜るポイントは島の南北に分布しており、外洋への開口部も色々です。つまり、風向きや潮加減次第で、その日のベストなポイントが選べます。
島が小さいので移動するのも簡単です。とくにレンタルの電動自転車がオススメ。いちいち着替えず、ウェットスーツを着たまま各ポイントを巡るのは、想像以上に楽しいものでした。
風向きと波具合を見て、初日は島北西部にある中ノ浦海水浴場、北にある泊海水浴場。二日目は島南東部にある隠しポイントの丸根ヶ浜。三日目は島南東部にある石白川海岸とその沖にあるモウヤ岩礁を選びました。
各ポイント別に別記事でまとめますが、どこも本当に素晴らしかったです。
ちなみに、私の本業は印刷物のデザインなのですが、社で手がけている商工会議所の月報誌に簡単な旅行記事の寄稿もしています。
去年の11月号で今回の式根島について扱いましたので、シュノーケリング行に入る前にこちらも掲載しておきます。ご参考ください。
以下テキスト抜粋です
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<川崎商工会議所月報かいぎしょ2018年11月号P44>
東京都の楽園 海と温泉と人情の式根島へ
東京都新島村 式根島
真っ青な海と空。白く輝くビーチにはまばらな人影。透明度が高いので、水底の様子が手に取るようにわかります。まるで南国のような景色ですが、式根島は行政区的には東京都!都内から直線距離で約160㎞、高速ジェット船なら約2時間。日帰りでも行ける身近な楽園なのです。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の式根島を訪れました。式根島は新島と神津島にはさまれた、直径約12kmの小さな島です。美しく穏やかな海岸と、無料で入れる露天風呂、独特の島グルメなどが大きな魅力となっています。今なら、東京都が補助する「しまぽ通貨」を利用して、お得に旅することができます。※
島内には、水着で入る海際の野天風呂が3か所。「地鉈温泉」、「足付温泉」は、岩場に源泉が直接湧く野湯。どちらも潮の干満で海水と混じり、適温となった潮溜まりを探す必要がある、大変ワイルドな温泉です。中でも地鉈温泉は「内科の湯」と呼ばれ、全国露天風呂番付で東の張出横綱に番付される、知る人ぞ知る名湯。足付港近くの「松が下雅湯」にも引かれており、気軽に楽しむこともできます。
島の周囲はリアス式の入り組んだ海岸線が続きます。穏やかな入り江は海水浴場としても好適。泊、石白川、大浦、中の浦の4か所が開放されています。美しい砂浜と澄んだ岩礁、高い透明度が自慢です。筆者は地元の方に教えていただいた、秘密の入り江でシュノーケリングを行いました。ごく浅瀬から、見事なサンゴの群生とカラフルな熱帯魚の群れが…素晴らしい光景でした。11月でも水温は20度以上。ウェットスーツをレンタルすれば、ダイビングなどでもまだまだ十分楽しめます。
小さな島は、レンタルの電動アシスト付自転車で回るのにぴったり。点在する商店で、島素材満載の「島のり弁当」や「たたき丸」(地魚のすり身を巻いたおにぎり)、「明日葉あげパン」を買って、ぐるりとサイクリング。新東京百景にも選ばれた神引展望台の絶景を見ながら、ランチタイムはいかがでしょう。
●アクセス 竹芝桟橋→東海汽船・大型船(前日22:00発)→式根島(9:05着)又は竹芝桟橋→東海汽船・ジェット船(当日7:35発)→式根島(11:05着)
●キャプション ①:泊海水浴場 ②:松が下雅湯 ③:丸根ヶ浜のサンゴ礁(式根島観光協会:☎04992-7-0170) ④:島のり弁、たたき丸(あしたば)(ファミリーストアみやとら:☎04992-7-0304)、あげぱん(明日葉)(池村商店:☎04992-7-0016) 文末:「くさや」にも挑戦! ◦げんべいレンタルサイクル:☎090-4533-3437 ◦湯ったり宿・肥田文:☎04992-7-0072 ◦東海汽船:☎03-5472-99999
※しまぽ通貨は現在は停止中。2019年夏より再開予定です。船便等についてはHPをご確認下さい
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この記事のFlickrアルバム他はこちらです。
20210327-28 Skindiving Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
d3_plusのYouTube
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ブログ:シュノーケリング@伊豆諸島・式根島
<大さん橋@横浜>
横浜寄港の日だったので、大さん橋から乗ってみました。
<大さん橋@横浜>
大さん橋からみなとみらい。
<大さん橋@横浜>
久しぶりの大さん橋はキレイになっていました。
<大さん橋@横浜>
コロナ禍で人がぜんぜんいませんでした。
<大さん橋@横浜>
大さん橋先端より。
赤レンガ倉庫も良く見えます。
<大さん橋@横浜>
ようこそ、横浜へ。
<大さん橋@横浜>
新さるびあ丸到着。奥にベイブリッジが見えています。
横浜から乗ると、竹芝発より130円安く、1時間半航海が短くなります。
神奈川県在住の方は、往路でも時間的にかなり余裕ができます。
なにより、東京湾クルーズがある時期、復路は絶対に横浜で降りたほうが良いです。
横浜〜竹芝間のクルーズのお客さんが大量に乗ってくるので、それはもう大変な混雑になります。
時間もかかりますし、伊豆諸島帰りで荷物が多いと、乗り降りの大変さが段違いです。
<新さるびあ丸@東京湾>
23:30横浜出港。
ではおやすみなさい。
<新さるびあ丸@新島港>
8:30。目が覚めると新島でした。
<新さるびあ丸@新島港>
ようこそ新島へ。
<新さるびあ丸@新島沖>
新島出港。
<新さるびあ丸@新島沖>
新島港沖の地内島(じないじま)を通過。
<新さるびあ丸@新島沖>
新島の南半分が見えています。
<新さるびあ丸@新島沖>
だれもいないデッキ。
左から、地内島、利島、鵜渡根島、新島です。
<新さるびあ丸@式根島沖>
式根島が見えています。
奥に見えているのは神津島の天上山(標高571.8m)。
式根島はフラットで、最高でも109m。神引浦奥にちらっと見える丘がピークです。
<新さるびあ丸@式根島沖>
新島を過ぎるとこの青さ。
<新さるびあ丸@式根島沖>
振り返ると新島の全景。
最高峰は奥に見える宮塚山(432m)。手前は向山(むかいやま)(301m)。2つのピークがあります。
<新さるびあ丸@式根島沖>
新島の南の沖500mに見える小島は無人島の早島(はんしま)です。
<新さるびあ丸@野伏港>
新島=式根島間は8km、20分。あっという間です。
<新さるびあ丸@野伏港>
野伏港(のぶしこう)の赤灯台。
<新さるびあ丸@野伏港>
9:15、見事な操船で無事着岸です
ちなみに2017年度の式根島の就航率は大型船88.4%、ジェット船92.7%。
個人的には、台風の影響で帰路一度欠航にあったことがあります。トータル1/12でほぼ統計通りですね。
他島は(前大型船・後ろジェット船)、大島98.9・95.2、利島81.7・75.7、新島89.7・92.9、神津島95.6・93.8。
以下大型船のみで、三宅島92.3、御蔵島65.1、八丈島88.7、青ヶ島66.2、小笠原父島98.8、母島95.8となります。
断崖絶壁に桟橋一本の御蔵島、青ヶ島の厳しさが如実です。
<新さるびあ丸@野伏港>
お世話になりました。
今回の宿、島中央部にある島宿わたなべさんに迎えに来ていただきました。
<千代屋レンタサイクル@式根島>
わたなべさん前のサイクル大臣こと、千代屋さんで電動アシスト付き自転車をお借りします。
<ファミリーストアみやとら@式根島>
いつものみやとらさんでお弁当をゲット。
<ファミリーストアみやとら@式根島>
アマビエ様にお願い。
<池村商店@式根島>
映えポイントを通過して、島北岸を目指します。
<泊海水浴場@式根島>
島北端の泊海水浴場に到着。
PLフィルターで水面の反射を抑えています。
<泊海水浴場@式根島>
逆回転させて反射を強調してもいい感じです。
<泊海水浴場@式根島>
東の弱風で湾外までべったべた凪です。
<神引展望台@式根島>
続いて島北西端の神引展望台へ。
神引浦を見下ろす100mの断崖絶壁の上にあります。
真下が神引浦でそのやや右(東)先の岬が大島、さらにその先が中の浦。
次の細い岬が中のウノネ、沖のウノネ。
その先ちらりと見えるのが大浦、さらに奥が吹の江です。
右(東)の沖には新島と地内島、鵜渡根島、利島が見えています。
最高に澄明な日は、左手(西)正面50km先に伊豆半島、さらにその先の富士山も見えます。
<神引展望台@式根島>
神引浦スケスケですね。
中央の砂地より北側はほとんどサンゴの群生です。
<神引展望台@式根島>
神引展望台のプレート。
<神引展望台@式根島>
東方向に式根の森と新島、早島。
<神引展望台@式根島>
北方向。
<神引展望台@式根島>
西は唐人津城のピーク。
<神引展望台@式根島>
南は神引のがれ場と神津島。
<神引展望台@式根島>
南東には登ってきた階段と、テレビ取材で長州力さんと武藤敬司さんが座ってお昼を食されたベンチ。
<神引展望台@式根島>
階段を降りて東隣りの中の浦へ向かいます。
<神引展望台@式根島>
駐車スペースに今日の相棒のヤマハPASが見えます。
<神引展望台@式根島>
林の中の道をゆきます。
<中の浦海水浴場@式根島>
すぐに中の浦海水浴場の入口に到着。
ビーチまで徒歩で降りてゆきます。
<中の浦海水浴場@式根島>
ビーチ到着。水質問題なしですね。
<中の浦海水浴場@式根島>
いつもの席で、みやとらさんのお弁当でちょっと遅めの朝ごはん。
たたき丸(おにぎりのトビウオのすり身揚げ包み)、たたきバーガー最高です。
チキン南蛮はお昼に回します。
<キクメイシ他@中の浦海水浴場>
いざ入水。水温18度と若干冷たいですが、水質はもう最高です。
今日はハウジングをドームポートにして、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMでいってみます。
フルサイズ換算17.6-35.2mmの超広角ズームレンズです。コンパクトですが、開放からシャープで、ハーフマクロ並みに寄れるなかなかの優れモノです。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@中の浦海水浴場>
浅瀬のエンタクミドリイシへ。
ミツボシクロスズメダイygの群れも無事越冬して頑張っています。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@中の浦海水浴場>
シコロサンゴも丸いです。
<キリンミノ群れ他@中の浦海水浴場>
派手なカイメンのところにキリンミノがいました。
こちらも10月から頑張っているのかもしれません。
<キリンミノ群れ他@中の浦海水浴場>
新カメラもいい感じです。さすがAPSC。
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場>
浅瀬のサンゴ群生へ。
こちらのサンゴも健在です。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
サンゴの白化はかなり回復しています。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
ツノダシはペアでした。
<ウスバハギ他@中の浦海水浴場>
冬なので大きなウスバハギを良く見かけました。
<スイジガイ他@中の浦海水浴場>
入り江の出口中央付近の岩礁に到達。
式根島でも最大級のエンタクミドリイシの上になにか乗っています。
<スイジガイ他@中の浦海水浴場>
スイジガイ(水字貝)でした。
沖縄で魔除けとして珍重されている貝です。
<スイジガイ他@中の浦海水浴場>
内側はこんな感じです。その名の通り「水」の漢字の形ですね。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
サザナミヤッコも無事越冬しています。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
神引浦に向かう岬、大島の神々しいハリセンボン。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<キンギョハナダイ群れ他@中の浦海水浴場>
キンギョハナダイのオスのばかりの群れですね。
彼らを追いかけてると…
<アオウミガメ他@中の浦海水浴場>
巨大アオウミガメが寝ていました。
頭の先にキリンミノも写っていますが、亀の存在感がすごすぎて泳いでいる時は気が付きませんでした。
<アオウミガメ他@中の浦海水浴場>
起こしてしまいました。すいません。
<アオウミガメ他@中の浦海水浴場>
穴を塞いでしまっていたので、ヒレでベチンと押しのけられました。
嬉しいです。
<アオウミガメ他@中の浦海水浴場>
中の浦方面へゆっくり泳いでゆきました。
<アオウミガメ他@中の浦海水浴場>
浮上すると、ドロップオフの沖を通る小さめのアオウミガメ。
<ツバメウオ群れ他@中の浦海水浴場>
水底には10尾以上のツバメウオの群れ。
<アオウミガメ他@神引浦>
大島を回り込んで神引浦に入ってきました。
岩の上で休憩中のアオウミガメがいます。
<アオウミガメ他@神引浦>
ゆっくり泳ぎだしました。
あ、水面にももう一頭アオウミガメがいます。
<アオウミガメ他@神引浦>
近くまで来てくれました。
<アオウミガメ他@神引浦>
神引浦中央の砂地にも、また別のアオウミガメ泳いでいます。
<アオウミガメ他@神引浦>
この個体も近くまで来てくれ、しばらく一緒に泳いでくれました。
<アオウミガメ他@神引浦>
動画でも撮ってみました。
なんともゆったりとしていて、実に癒やされます。
<ツノダシ他@神引浦>
神引浦中央やや北のサンゴ群生まで来ました。
チョウチョウウオやキホシスズメダイの群れ、ツノダシも数尾います。
<フタスジリュウキュウスズメダイ他@神引浦>
テーブルサンゴに群れるソラスズメダイの中に、フタスジリュウキュウスズメダイyg、ヤリカタギygも混じって頑張っています。
<フタスジリュウキュウスズメダイ他@神引浦>
三連テーブル。
<キンギョハナダイ群れ他@神引浦>
砂地との境界。
<キンギョハナダイ群れ他@神引浦>
中央に大きなトラウツボ、その上に大人のヒレナガハギがいます。
<@神引浦>
崖の上に、先程登ってきた神引展望台が見えます。
写真中央やや右です。
<@神引浦>
出口方向。
<ウスバハギ@神引浦>
波打ち際に倒れていた大きなウスバハギ。
お腹に傷があるのですが、死因はなんでしょう…
<オトヒメエビペア@神引浦>
オトヒメエビのペアがいました。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
このエンタクミドリイシもいい感じです。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
良い群生です。
<イシガキフグ他@神引浦>
大きなイシガキフグ。
奥にキンセンイシモチの群れが見えます。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
神引浦で一番大規模なエンタクミドリイシです。
ソラスズメダイの群れの他に、サンゴの間にヤリカタギyg、ゴマハギyg、イシガキスズメダイyg、ヒメスズメダイなどもいます。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
皆上段まで出てきました。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
一番左にゴマハギyg、中央にイシガキスズメダイyg、右のサンゴの影にヤリカタギygが数尾です。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
下から見てもいい感じです。
<@神引浦>
磯に出てみました。海苔がついています。
<サヨリ群れ@神引浦>
ごく浅瀬にサヨリの大群がいました。
<サヨリ群れ@神引浦>
半水面でも一枚。
<@神引浦>
神引浦の一番奥まで来ました。
上陸してみようかと思いましたが、この崩れ具合からするとやめておいたほうが良さそうです。
<ハマフエフキ@神引浦>
神引浦の反対側の西岸はこんな感じの岩場です。
<アオウミガメ他@神引浦>
湾中央の砂地にまたアオウミガメがいました
20m以上先ですがよく見えます。
<アオウミガメ他@神引浦>
砂紋と亀。
<アオウミガメ他@神引浦>
湾の奥へ泳いでゆきます。
<イバラカンザシ他@神引浦>
キクメイシにイバラカンザシがいっぱいです。
<シマウミスズメ@神引浦>
砂地のシマウミスズメは色白です。
<アオウミガメ他@神引浦>
サンゴの間で休むアオウミガメもいます。
<デバスズメダイ他@神引浦>
ソラスズメダイの群れの中に南方系の代表格、デバスズメダイがまぎれています。
<デバスズメダイ他@神引浦>
こちらのサンゴにはデバスズメダイが群れでいます。
3月でこうだということは、完全に越冬していますね。
<フタスジタマガシラ他@神引浦>
大人のフタスジタマガシラがいます。
<ウミウサギガイ@神引浦>
大型のタカラガイの仲間、ウミウサギガイがいました。手のひら大です。
マットブラックに金の星を散らしたような、美しいこの姿は外套膜をかぶった状態で、中身はツルンとした真っ白な姿です。貝殻になっても綺麗な良い貝です。
<ツノダシ他@神引浦>
サンゴを見ながら中の浦へ戻ってゆきます。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
ドロップオフの上にまたまたハリセンボン。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
中の浦の入り江の出口を横断して、大浦との境の岩礁帯、中のウノネまで来ました。
ここもアオウミガメが多いです。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
水面近くを行くアオウミガメ。過去最大クラスです。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
しばらく併泳できました。
あ、反対側からもう一頭きています。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
すごい雰囲気です。
<ドチザメ他@中の浦海水浴場>
ウミガメと泳いでいると、水底に大きなサメが見えました。
<ドチザメ他@中の浦海水浴場>
ドチザメだと思うのですが、こんなに大きな個体は初めて見ました。私より大きいような…
鼻先にシマアジの幼魚を引き連れて、堂々と泳いでいました。
<ドチザメ他@中の浦海水浴場>
しばらく一緒に泳いでみました。
<ドチザメ他@中の浦海水浴場>
もっと近くで見ようと寄ってみましたが、さすがに逃げられてしまいました。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
浅瀬のサンゴ群生まで帰ってきました。
ツノダシのペアとサンゴ、海藻がいい感じです。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@中の浦海水浴場>
シコロサンゴと青い海。
<イワシ群れ他@中の浦海水浴場>
波打ち際にイワシの群れがいます。
<イワシ群れ他@中の浦海水浴場>
半水面で終了です。
<@中の浦海水浴場>
当時はまだ一灯でした。
<@中の浦海水浴場>
15時の中の浦。穏やかです。
<@松が下雅湯>
島を縦断して、島南部の松が下雅湯へ。
冬の温泉最高すぎます。
<@松が下雅湯>
台風で受けた被害もすっかり回復していて、ケロリンも復活していました。
<@松が下雅湯>
雅湯の隣りの釜の下海岸。
波打ち際の小岩と松の木がなんとも良い風情です。
<@式根島港>
完全復活した式根島港。
立入禁止も解除されています。
<@式根島港>
釜の下海岸越しに見える新島の白ママ断崖。
<@石白川海水浴場>
島北東岸の石白川海水浴場にも寄りました。
<@石白川海水浴場>
良い流木。
<@石白川海水浴場>
そんな感じで独りビーチで撮影していると、地元のおねえさんが「あなたの自転車カラスにいたずらされていよ!」と。
慌てて戻ってみると、お土産用に買っていた化粧箱がひどいことに…中身は大丈夫ですが、これではお土産にできません。しかたないので飲むしかないです。
と申しますか、式根のカラスは力が強いですね。
<@島宿わたなべ>
島宿わたなべさんの素敵な島ディナーで初日終了です。
最終日、中の浦でのスキンダイビングと帰路の船旅に続きます。
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20210327-28 Skindiving Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
d3_plusのYouTube
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中の浦海水浴場のGoogleMapはこちらです。
D
20191201 梶の浜ビーチ・城ヶ島スキンダイビング行/ビーチクリーンと入水と肝醤油 の事
<ミミイカ@梶の浜ビーチ>
2019年12月1日
三浦半島の城ヶ島・梶の浜ビーチへスキンダイビングに行ってきました。
12月に入りましたが、お天気も良く、水温もまだ18度以上。透明度も10m以上で魚影も良好。冬の三浦半島の良さが味わえました。
三浦半島の先端にある城ヶ島は、交通の便も潮の巡りもよく、ダイビングスポットとしても賑わっています。
ビーチポイントの梶の浜は、京急バスの城ヶ島バス停のすぐ目の前。防波堤と楫の三郎山に囲まれ、北西よりの強風以外なら穏やかです。水深も最深で10mほどで、エントリーも簡単。スキンダイビングにも好適なポイントです。
水底の地形は綺麗な砂地と岩場が半々。サンゴはないものの、イソギンチャクの群生も多くバリエーションに富んでいます。
見られる生物は、冬の名物のダンゴウオ、ウミウシの他、クマノミ、タツノオトシゴ、カエルアンコウなども通年見られます。三浦半島の他のポイントと比べても、魚影と多様性は優れていると思います。
当日はタツノオトシゴ、クマノミyg、ミツボシクロスズメダイyg、チョウチョウウオ類のygなどが見られました。ちょっと珍しいメジロダコや可愛いミミイカなども。
スキンダイビングの前には、かながわ海岸美化財団さんのビーチクリーンに参加させていただきました。
清掃活動で海辺を歩くだけでもう楽しいですし、城ヶ島の地形や歴史にまつわるお話も実に興味深かかったです。もちろん海も綺麗になりますし、良い事尽くしのオススメの活動です。
城ヶ島グルメはいつもの生しらす丼に活カワハギの活造りまで追加してしまいました。
肝醤油で味わう新鮮なカワハギは、冬の三浦でも一番の美味だと思います。最高です。
場 所:三浦半島・城ヶ島・梶の浜ビーチ
日 時:191201 11:00〜13:30
天 候: 晴れ
気 温:8.9〜15.8℃
水 温:18℃
波 高:無し
風 :東南東1.5〜南南西3.7
透明度:10m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4
NIKON 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
NIKON ウォータープルーフケース WP-N3
INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 type2
INON クローズアップレンズ UCL-165M67
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
陸上:NIKON D700
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:191201 Snorkeling @ Beach KAJINOHAMA, JOGASHIMA Island / MIURA
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<@かいぎしょ2020年3月号より>
城ヶ島について副業の旅行記事で扱ったのでこちらにも転載しておきます。ご参考下さい。
ミシュラン二つ星
まぐろきっぷで城ヶ島
シラス漁解禁、富士山と夕日 他
神奈川県三浦市 城ヶ島
夕暮れを迎えた長津呂(ながとろ)の崎に、浮かび上がるたくさんのシルエット。思い思いに夕日を楽しんでいます。雲の隙間にはちらりと富士山。首都圏から電車で一本、ミシュラン2つ星を獲得した城ヶ島の魅力には、まずこの景色が挙げられるでしょう。
今回のぶらり旅は、神奈川県の三浦半島へ。最南端にある城ヶ島を訪れました。城ヶ島は周囲約4km、面積約1km2、東西に細長い小さな島です。島の西端に城ヶ島灯台、東端に安房崎灯台のふたつの灯台が立つ、海運の要衝でもあります。
城ヶ島へのアクセスは、京浜急行の「みさきまぐろきっぷ」を利用しました。首都圏から三崎口駅への京急線往復乗車券と三浦半島各地区の京急バスのフリー乗車券。さらに「まぐろまんぷく券(三崎マグロ主体の特別メニューが食せるお食事券)」、「三浦・三崎おもひで券(日帰り入浴、お土産等の体験チケット)」、合計三枚がセットになった乗車券です。京急川崎駅からの販売価格は3,570円。城ヶ島への交通費のみで2,000円ほど。今回は素敵なマグロのランチと城ヶ島京急ホテルの日帰り入浴を利用しました。差額を計算するまでもなく、大変にお得な乗車券です。
城ヶ島は人気のダイビングスポットでもあります。今月は一年で最も海水温が下がる季節ですが、多くのダイバーが訪れています。皆さんのお目当ては、可愛いダンゴウオ。大人になっても2cm以下、小さくころっとした愛らしい姿は一見の価値ありです。筆者は運良くシュノーケリングで見ることができました。
城ヶ島のグルメと言えば、もちろん三崎港のマグロ。そして、3/10に解禁日を迎える相模湾のシラスです。シラス漁の船を持つ食事処も多く、獲りたてでなければ味わえない生シラスをいただくこともできます。まぐろきっぷに対応しているお店もあります。ぜひ旬の味をお試しください。
◦アクセス
【電 車】 京急川崎駅→京浜急行線→三崎口駅→ 京急バス→城ヶ島バス停
【自動車】 首都高速→横浜横須賀道路→衣笠I.C→三浦縦貫道路→国道134号線→城ヶ島
◦キャプション
①:長津呂崎の夕日
②:ウェットスーツと富士山
③:城ヶ島灯台(城ヶ島観光協会:☎046-881-6414)
④:生しらす・まぐろ丼(磯料理かねあ:☎090-6019-2822、10:00〜18:00、不定休)
文末:ぶどう色のダンゴウオ
◦城ヶ島京急ホテル:☎046-881-5151、日帰り温泉:大人1,000円、小人500円、11:00〜18:00
◦城ヶ島ダイビングセンター:☎046-882-0700、8:00〜17:00
<梶の浜ビーチ@城ヶ島>
朝8時過ぎの城ヶ島、梶の浜ビーチ。
<梶の浜ビーチ@城ヶ島>
スクーバダイバーさん準備中。
<@城ヶ島>
梶の浜の南隣、京急ホテルの前からビーチクリーニングを開始します。
<@城ヶ島>
このアタリはアオリイカの好釣り場なのでエギが多かったです。
<@城ヶ島>
島猫様。
<@城ヶ島>
沖を大きな帆船が通過していきました。
<小桜姫神社@城ヶ島>
縁結びのスポット、小桜姫神社の周りも綺麗にします。
三浦半島には戦国時代の三浦氏にまつわる伝承(相当辛い)が多いのですが、この小桜姫神社もその一つです。
荒井浜のある荒井城落城のおり、城主三浦道寸の嫡男、荒次郎の妻小桜姫が城ヶ島のこの洞窟に身を隠したとされています。
<長津呂崎@城ヶ島>
京急ホテル前からさらに南下し、長津呂崎(ながつろさき)まで来ました。
<長津呂崎@城ヶ島>
シーグラスになりかけグラス。
<長津呂崎@城ヶ島>
城ヶ島の海岸線は、三崎層と呼ばれる1200万年前〜400万年前の地層が露出しています。
こちらは有名な火炎構造。
固まる前の堆積物の上に、より重い堆積物が重なり、下の堆積物に沈み込んでこのような形状になるそうです。
<長津呂崎@城ヶ島>
こちらはコンボリュートラミナ(葉理)と呼ばれる褶曲地層。
<長津呂崎@城ヶ島>
水分を含んだ地層から水分が上部に抜け、波のように激しく入り組んだ地層になるそうです。
<長津呂崎@城ヶ島>
入り組みすぎて円になっています。
<長津呂崎@城ヶ島>
リーダ様。
<長津呂の入り江@城ヶ島>
長津呂の入り江までで今回のビーチクリーニングは終了です。
いいお天気になってきました。
<かねあ@城ヶ島>
おねむの島猫様。
<メジロザメ@風致亭>
お土産屋さんのメジロザメ。
ちょっと前までは普通の剥製だったのですが、お孫さんが怖がって泣かれるので、可愛く?色を塗ったそうです。
<城ヶ島ダイビングセンター@城ヶ島>
今日は一人ではないので、城ヶ島ダイビングセンターさんを利用させていただきます。
素潜りにも優しい、綺麗で素敵なショップさんでした。
ウェットを着たまま入れるジャグジーまであります。
<梶の浜ビーチ@城ヶ島>
10時過ぎからスタート。
コンディション良好です。
<ボラ群れ@梶の浜ビーチ>
エントリー直後にボラの大群が。
水質も最高です。
<ボラ群れ@梶の浜ビーチ>
ちょっとびっくりしました。
<キビナゴ群れ@梶の浜ビーチ>
キビナゴの群れも入ってきています。
<ミノカサゴ@梶の浜ビーチ>
梶の浜ビーチはざっくり沖を見て左(南)が岩場で、右(北)が砂地になっています。
<ミノカサゴ@梶の浜ビーチ>
こっち見んな。
<マハタyg@梶の浜ビーチ>
手のひら大のマハタの幼魚がいました。
成長すると2m近くまで大きくなります。
<アミメハギyg@梶の浜ビーチ>
梶の浜中央あたりは、砂地の道が交差点のようにクロスしています。
何箇所かリングや魚礁が設置されています。
そこに隠れていた可愛いアミメハギの幼魚。
<アミメハギyg@梶の浜ビーチ>
こっち見んな。
<クマノミyg他@梶の浜ビーチ>
交差点からややエントリー方向にあるイソギンチャク畑。
ここ数年クマノミが越冬しています。
<クマノミyg他@梶の浜ビーチ>
3年生ぐらいでしょうか。
<メバル@梶の浜ビーチ>
メバルも多いです。
<ヒメテングハギyg@梶の浜ビーチ>
500円玉大のヒメテングハギの幼魚。
<@梶の浜ビーチ>
ビーチ最奥のブイ周辺まで出てきました。
水底に点在するツボは、鉄腕DASHの企画で設置されたタコ壺の残骸です。
<ウミトサカ他@梶の浜ビーチ>
なにかの残骸にウミトサカなどのソフトコーラルがついています。
<キンギョハナダイ群れ他@梶の浜ビーチ>
ここまでくるとキンギョハナダイやソラスズメダイの群れもいます。
トゲチョウチョウウオの幼魚も見えます。
深度は10m弱です。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@梶の浜ビーチ>
ブイの少し沖には、かなり大規模なサンゴイソギンチャクの群生もあります。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@梶の浜ビーチ>
ミツボシクロスズメダイなどの幼魚の群れもついています。
<オキゴンベ@梶の浜ビーチ>
眼力強いオキゴンベがいました。
<オキゴンベ@梶の浜ビーチ>
こっち見んな。
<オキゴンベ@梶の浜ビーチ>
おしゃれな背びれがチャームポイントですね。
<オキゴンベ@梶の浜ビーチ>
こっち見んなって。
<オキゴンベ@梶の浜ビーチ>
イソギンチャク畑の縁に何尾かいました。
<キンギョハナダイ群れ他@梶の浜ビーチ>
キンギョハナダイ他の群れのポイントに戻ってきました。
フウライチョウチョウウオの幼魚もいます。
<トゲチョウチョウウオyg他@梶の浜ビーチ>
トゲチョウチョウウオyg、フウライチョウチョウウオygが一緒にいます。
<トゲチョウチョウウオyg他@梶の浜ビーチ>
海中はまだ夏ですね。
<アイゴ群れ他@梶の浜ビーチ>
アイゴとメバルの群れ。
<メジロダコ@梶の浜ビーチ>
砂地に戻ってくると、パイプに隠れる小さめのタコが…
<メジロダコ@梶の浜ビーチ>
最初は若いマダコかと思っていたのですが、目の下の白い模様からしますと、ちょっと珍しいメジロダコなのかもしれません。
<メジロダコ@梶の浜ビーチ>
吸盤が白いのも特徴の一つだそうです。
賢いタコで、ココナッツや二枚貝などを道具として用い身を隠す様子から、英名はCoconut Octopusと呼ばれます。
<コウイカ@梶の浜ビーチ>
近くに大きめのコウイカもいました。
<コウイカ@梶の浜ビーチ>
ややご立腹です。
<クロイシモチyg@梶の浜ビーチ>
ビーチ中央の魚礁付近に小さなシーラカンスのようなクロイシモチ。
<クロイシモチyg@梶の浜ビーチ>
こちらもクロイシモチのようですが、随分色が違います。
<タツノオトシゴ@梶の浜ビーチ>
完璧な擬態のタツノオトシゴ。
ショップさんにいることは伺っていたのですが、これはなかなか見つけられないはずです。
<タツノオトシゴ@梶の浜ビーチ>
一度見失うともうわかりません。
<メジロダコ?@梶の浜ビーチ>
ここにもタコ。
サイズ感的にはメジロダコっぽいのですが…擬態中で難しいです。
<トゲチョウチョウウオyg他@梶の浜ビーチ>
浅瀬にトゲチョウチョウウオygが4、フウライチョウチョウウオyg。
奥にもトゲチョウチョウウオyg、オヤビッチャやシマハギ、ニセカンランハギなどもいます。
<トゲチョウチョウウオyg他@梶の浜ビーチ>
南伊豆でもこんなにたくさん見ないんですよね。
<ジボガウミウシ@梶の浜ビーチ>
ちょっと珍しいジボガウミウシがいました。
2〜3cmくらいです。
<ジボガウミウシ@梶の浜ビーチ>
和菓子のようでちょっと美味しそうです。
<アオウミウシ@梶の浜ビーチ>
冬の城ヶ島といえばウミウシです。
もう少し寒くなってくると、素潜りでも一日で20種類以上見られます。
<@梶の浜ビーチ>
エントリーポイント付近の砂地に戻ってきました。
<アガパンサス@梶の浜ビーチ>
水面にいいものが。
<ミミイカ@梶の浜ビーチ>
砂地でカラッパ(カニ)を探していたところ、潜っていたミミイカに会えました。
死ぬほど可愛いので、マスクに入れて皆さんにも見ていただくことにしました。
<ミミイカ@梶の浜ビーチ>
動画でも撮ってみました。
砂に潜る様子も凄いので、気になる方は検索してみてください。
<ウ@梶の浜ビーチ>
物欲しげなウ。
実は水中に潜っているところも見たのですが、とっさに撮れませんでした。
<富士山@梶の浜ビーチ>
13時半で終了です。
綺麗な富士山が見えます。
<富士山@梶の浜ビーチ>
人が多いのが懐かしいです。
<富士山@梶の浜ビーチ>
楫の三郎山神社の防波堤と富士山。
<富士山@梶の浜ビーチ>
観光橋と富士山。
<地魚料理 潮風@城ヶ島>
少し遅くなりましたが、長津呂の入り江にある地魚料理の潮風さんでランチを。
<地魚料理 潮風@城ヶ島>
冬のお楽しみ、活カワハギの活造り。
もちろん肝付きです。
<地魚料理 潮風@城ヶ島>
この美しさ。
肝醤油で食せばもう最高。活魚でなければ味わえません。
<地魚料理 潮風@城ヶ島>
そして生しらす丼。
城ヶ島の一番いいところを頂いてしまいました。
そろそろダンゴウオとウミウシの季節になります。
厚着してまたお邪魔したいです。
ということで終了です。
次回は2021年3月27日-28日の伊豆諸島の式根島スキンダイビングツアーの予定です。
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D
20201003-04(04) 式根島・伊豆諸島スキンダイビングツアー行/色々群々中の浦他 の事
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
2020年10月3日〜4日
伊豆諸島の式根島へスキンダイビングをしに行ってきました。
2019年12月に続き通算5度目です。
二日目の中の浦と帰路の船旅等の様子をアップします。
最終日は、11時過ぎの帰りの大型客船の時間まで、島北西部にある中の浦海水浴場でお潜りました。
時間がないので神引浦には入らず、前日には行かなかった、大浦側の中のウノネと沖のウノネへ。
大島のドロップオフでは、テングダイ三尾にタカベの大群が絡むすごい光景が見られました。
中のウノネ周辺では、ツノダシの群れを中心に、チョウチョウウオ、ホウライヒメジ他の大群が集まってきます。サザナミヤッコやヒレグロコショウダイ、アオノメハタなども見られ、大フィーバー状態です。
もちろんアオウミガメもたくさんいて、テーブルサンゴに群れる南方系の幼魚の群れもさらに濃く、本当に帰るのがもったいない素晴らしい海になりました。
式根島、すぐまた再訪したいです。
場 所:式根島・中の浦海水浴場
日 時:20201003 10:30〜15:30
天 候:晴れ
気 温:20〜26℃
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東2.9〜3.9
透明度:20m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4
NIKON 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
NIKON ウォータープルーフケース WP-N3
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 type2
INON クローズアップレンズ UCL-165M67
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
陸上:NIKON D700
<式根島地磯マップ>
式根島全体についての雑感を再掲しておきます。
2018/10/06-08
伊豆諸島の式根島へシュノーケリングと観光に行ってきました。
結論から言いますと、最高でした!式根島はシュノーケリング・アイランドと言って過言ではないと思います。
今回は10/5の夜に東京の竹芝桟橋から東海汽船の大型船で式根島へ。寝ている間に移動して翌朝到着するというシステムです。早割やインターネット予約割引やなど割引サービスがいくつかあって、往復でだいたい1万円〜1万2千円です。
個人的には伊豆諸島といえば、ドルフィンスイムやスクーバダイビング。実際にこれまでに訪れた、利島や大島はダイナミックすぎて、ボートかタンクを背負わないとなぁという感じだったのですが。今回初めて式根島を訪れて、その印象がガラッと変わりました。
式根島の大きさは一周12km。リアス式の海岸線で穏やかな入江がたくさんあります。メジャーな海水浴場だけでも、中ノ浦、泊、大浦、石白川(いしじろがわ)の4つ。隠しビーチ的な穴場の入江も各所にあります。
海中は伊豆の海のゴージャス版といった感じで、黒潮の本流が当たる離島ならではの透明度、サンゴや魚種の豊富さはさすがです。上述の4つの海水浴場でも十分楽しめるのですが、地元の方に教えていただいた、ちょっと不便な場所にある隠しビーチは本当に素晴らしかったです。
潜るポイントは島の南北に分布しており、外洋への開口部も色々です。つまり、風向きや潮加減次第で、その日のベストなポイントが選べます。
島が小さいので移動するのも簡単です。とくにレンタルの電動自転車がオススメ。いちいち着替えず、ウェットスーツを着たまま各ポイントを巡るのは、想像以上に楽しいものでした。
風向きと波具合を見て、初日は島北西部にある中ノ浦海水浴場、北にある泊海水浴場。二日目は島南東部にある隠しポイントの丸根ヶ浜。三日目は島南東部にある石白川海岸とその沖にあるモウヤ岩礁を選びました。
各ポイント別に別記事でまとめますが、どこも本当に素晴らしかったです。
ちなみに、私の本業は印刷物のデザインなのですが、社で手がけている商工会議所の月報誌に簡単な旅行記事の寄稿もしています。
去年の11月号で今回の式根島について扱いましたので、シュノーケリング行に入る前にこちらも掲載しておきます。ご参考ください。
以下テキスト抜粋です
--
<川崎商工会議所月報かいぎしょ2018年11月号P44>
東京都の楽園 海と温泉と人情の式根島へ
東京都新島村 式根島
真っ青な海と空。白く輝くビーチにはまばらな人影。透明度が高いので、水底の様子が手に取るようにわかります。まるで南国のような景色ですが、式根島は行政区的には東京都!都内から直線距離で約160㎞、高速ジェット船なら約2時間。日帰りでも行ける身近な楽園なのです。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の式根島を訪れました。式根島は新島と神津島にはさまれた、直径約12kmの小さな島です。美しく穏やかな海岸と、無料で入れる露天風呂、独特の島グルメなどが大きな魅力となっています。今なら、東京都が補助する「しまぽ通貨」を利用して、お得に旅することができます。※
島内には、水着で入る海際の野天風呂が3か所。「地鉈温泉」、「足付温泉」は、岩場に源泉が直接湧く野湯。どちらも潮の干満で海水と混じり、適温となった潮溜まりを探す必要がある、大変ワイルドな温泉です。中でも地鉈温泉は「内科の湯」と呼ばれ、全国露天風呂番付で東の張出横綱に番付される、知る人ぞ知る名湯。足付港近くの「松が下雅湯」にも引かれており、気軽に楽しむこともできます。
島の周囲はリアス式の入り組んだ海岸線が続きます。穏やかな入り江は海水浴場としても好適。泊、石白川、大浦、中の浦の4か所が開放されています。美しい砂浜と澄んだ岩礁、高い透明度が自慢です。筆者は地元の方に教えていただいた、秘密の入り江でシュノーケリングを行いました。ごく浅瀬から、見事なサンゴの群生とカラフルな熱帯魚の群れが…素晴らしい光景でした。11月でも水温は20度以上。ウェットスーツをレンタルすれば、ダイビングなどでもまだまだ十分楽しめます。
小さな島は、レンタルの電動アシスト付自転車で回るのにぴったり。点在する商店で、島素材満載の「島のり弁当」や「たたき丸」(地魚のすり身を巻いたおにぎり)、「明日葉あげパン」を買って、ぐるりとサイクリング。新東京百景にも選ばれた神引展望台の絶景を見ながら、ランチタイムはいかがでしょう。
●アクセス 竹芝桟橋→東海汽船・大型船(前日22:00発)→式根島(9:05着)又は竹芝桟橋→東海汽船・ジェット船(当日7:35発)→式根島(11:05着)
●キャプション ①:泊海水浴場 ②:松が下雅湯 ③:丸根ヶ浜のサンゴ礁(式根島観光協会:☎04992-7-0170) ④:島のり弁、たたき丸(あしたば)(ファミリーストアみやとら:☎04992-7-0304)、あげぱん(明日葉)(池村商店:☎04992-7-0016) 文末:「くさや」にも挑戦! ◦げんべいレンタルサイクル:☎090-4533-3437 ◦湯ったり宿・肥田文:☎04992-7-0072 ◦東海汽船:☎03-5472-99999
※しまぽ通貨は現在は停止中。2019年夏より再開予定です。船便等についてはHPをご確認下さい
--
この記事のFlickrアルバム他はこちらです。
201003-04(03) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
201003-04(04) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
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ブログ:シュノーケリング@伊豆諸島・式根島
<ウミウチワ@漁師宿 肥田文>
最終日の二日目は早起きして朝焼けと子ガメチャレンジに行きます。
結論から申しますと、子ガメの孵化は見られませんでした。
<@石白川海水浴場>
AM5:30の石白川海水浴場。
アカウミガメ産卵床にはダイビングショップの方などが既にいらっしゃっていました。
皆さんもこの日はご覧になられなかったそうです。
<@石白川海水浴場>
良い朝焼けです。
<@石白川海水浴場>
日の出。今日も良いお天気になりそうです。
<@石白川海水浴場>
石白川はその名の通り、美しい白砂が自慢です。
<@石白川海水浴場>
6時過ぎまで粘りましたが、子ガメには会えませんでした。残念。
<@中の浦海水浴場>
6時半の中の浦海水浴場。
帰りの大型船は11時過ぎなので、早朝からスキンダイビングをします。
<@中の浦海水浴場>
水中で二度目の日の出が見られました。
<ハマフエフキ他@中の浦海水浴場>
本日も最高です。
<アオブダイ他@中の浦海水浴場>
水面からでも10m以上先のアオブダイ、ツノダシ、アカヒメジの群れが見えます。
<キリンミノ@中の浦海水浴場>
昨日と同じカイメンにキリンミノがついていました。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場>
シコロサンゴのある浅瀬の岩礁にて。
トゲイボサンゴ?にソラスズメダイなどが群れています。
<イッテンチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
イッテンチョウチョウウオの幼魚もいました。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
シコロサンゴの手前のエンタクミドリイシに、フタスジリュウキュウスズメダイyg、ミツボシクロスズメダイyg、ゴマハギyg、ヤリカタギyg、ソラスズメダイなどが群れています。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
真ん中にいる三角形で口の尖ったのがゴマハギygです。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
ヤリカタギygも隠れています。
動画でも撮ってみました。
<ミツボシクロスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
入り江の出口付近のエンタクミドリイシにも、幼魚がいっぱいついています。
<ミツボシクロスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
サンゴの下に隠れている、越冬ミツボシクロスズメダイの大きさがすごいです。
<ミツボシクロスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
<ミツボシクロスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
下からも。
<イシガキフグ他@中の浦海水浴場>
西側の岬「大島」手前。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
大きなアオブダイ、サザナミヤッコ、ミギマキ、タカノハダイなどもいます。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<ハリセンボン他@中の浦海水浴場>
壁面のソラスズメダイ、ヒメスズメダイの群れの中にハリセンボンがいます。
<ハリセンボン他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場>
入り江中央付近のサンゴ群生に来ました。
こうやって見ると、白化現象が少し気になりますが、今年の3月にお邪魔した際はかなり回復していました。
<アブラヤッコ@中の浦海水浴場>
今日はアブラヤッコに近づけました。
<アブラヤッコ@中の浦海水浴場>
アブラヤッコを見ていると、ツノダシ、キンギョハナダイ、ミゾレチョウチョウウオなども集まってきました。
<ハリセンボン他@中の浦海水浴場>
上を見ると、ホンソメワケベラのクリーニング施術中のハリセンボン。
<ハリセンボン他@中の浦海水浴場>
やはり、こっち見んな。
<コイボウミウシ@中の浦海水浴場>
大きなコイボウミウシ。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
大きなサザナミヤッコも出てきました。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
ツノダシこっち見んな。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
揃ってこっち見んな。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
大きいですが、ちょっと縞模様が残る、人間で言えば高校生ぐらいの個体でしょうか。
実に綺麗です。
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
テーブルサンゴの上の小さめのアカハタの向こうに…
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
アオノメハタですね。
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
英名はPeacock Grouper(孔雀ハタ)。たしかに艶やかです。
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
すごく睨んできます。
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
ぐわっと寄ってきました。
<アブラヤッコ@中の浦海水浴場>
アブラヤッコも撮らせてくれます。
<ミゾレチョウチョウウオ@中の浦海水浴場>
ミゾレチョウチョウウオも。
<ハマフエフキ他@中の浦海水浴場>
60cmオーバーのハマフエフキも団体で見に来ます。
<ハナグロチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
豪華なエンタクミドリイシがありました。
ハナグロチョウチョウウオyg、ミスジチョウチョウウオyg、ツノハタタテダイ、フタスジリュウキュウスズメダイyg、ヤリカタギyg、ヤマブキベラ、ソラスズメダイなどがついています。
<ハナグロチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
中央にツノハタタテダイ。右にハナグロチョウチョウウオyg、中央奥にミスジチョウチョウウオyg、左に見えるのはイシガキスズメダイygです。
<ハナグロチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
右奥にヤマブキベラ。
<ハナグロチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
手前をフタスジリュウキュウスズメダイygが通過していきます。
<クログチニザyg他@中の浦海水浴場>
このサンゴにはソラスズメダイの群れと黄色いクログチニザの幼魚がいます。
<ホシゴンベ@中の浦海水浴場>
大人のホシゴンベも南方系ですね。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
大島のドロップオフの水質がまた凄くなっていました。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
浮遊する「オジサン」ことホウライヒメジの群れ。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
離島ならではの透明度です。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
チョウチョウウオの群れもいます。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
大きなフエダイも混じってきました。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
チョウチョウウオも飛んでいます。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
ドロップオフの先端も凄い群れです。
ホウライヒメジの他に、アカヒメジ、メジナ、ニザダイ、イサキ、キホシスズメダイなどがわさっといます。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
上を見るとこんな感じです。
<ホウライヒメジ他@中の浦海水浴場>
ツノダシがいる辺りで水深20mを超えます。
中央やや左下あたりに白黒の何かがいますね。
<アジアコショウダイ他@中の浦海水浴場>
大人になりかけのアジアコショウダイのようです。
<アジアコショウダイ他@中の浦海水浴場>
フエダイやテングハギ、イロブダイもこっちを見に来ます。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
頑張って水底まで行ってみると、今日もテングダイがいてくれました。
しかも一尾増えて三尾です。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
さらに沖からタカベの大群が入ってきました。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
島のタカベは一尾一尾が大きいです。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
タカベが通過すると…
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
奥になにか巨大なものが…
<アオウミガメ他@中の浦海水浴場>
アオウミガメでした。
<アオウミガメ他@中の浦海水浴場>
なかなか立派なサイズです。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
今日は帰りの船まで時間がないので、神引浦にはゆかず、反対側の大浦との境界にある岩礁帯、中のウノネに来てみました。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
今回で一番幼魚がついているエンタクミドリイシがありました。
フタスジリュウキュウスズメダイyg、ミツボシクロスズメダイyg、ソラスズメダイygなどがいい感じに群れています。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
よく見ると、黄色い顔に白黒の身体のシャープなスタイルのチョウチョウウオ、ヤリカタギyg、しっぽだけ白いツートンのシコクスズメダイygも何尾かいます。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
中のウノネの岩場には、ツノダシが群れていることが多いです。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
少し目立つ大きな岩の上に座っていると、ツノダシ、チョウチョウウオ、ホウライヒメジ、キホシスズメダイなどが集まってきます。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
騒ぎを聞きつけて、ヘラヤガラも寄ってきました。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
大きさ的にツノダシは食べられないと思うのですが…
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
その後もどんどん集まってきます。
<チョウチョウウオ他@中の浦海水浴場>
あの岩に座っていました。
この一角が、ウミガメや大きな魚がじっとして他の魚に清掃をしてもらう、いわゆるクリーニングステーションなのではないかと思っています。
<チョウチョウウオ他@中の浦海水浴場>
サザナミヤッコやイシガキダイ、アカヒメジの群れも来ました。
<チョウチョウウオ他@中の浦海水浴場>
凄い密度になりました。
左からヒレグロコショウダイの成魚も入ってきました。
<ヒレグロコショウダイ他@中の浦海水浴場>
幼魚はよく見かけますが、成魚は南方系ですね。
<ヒレグロコショウダイ他@中の浦海水浴場>
そして魚群に紛れます。
<ヒレグロコショウダイ他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<チョウチョウウオ他@中の浦海水浴場>
ヘラヤガラもうろうろしています。
<タテジマキンチャクダイ他@中の浦海水浴場>
大人のタテジマキンチャクダイに。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
若めのサザナミヤッコも。
<@中の浦海水浴場>
入り江の出口中央の岩礁に戻ってきました。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場>
ソラスズメダイ、ヒメスズメダイ、クギベラyg、キホシスズメダイなどの群れの中に、よく見ると南方系のタテガミカエルウオやアオノメハタもいます。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場>
大きなヤマブキベラも通過。
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
やはり見てくるアオノメハタ。
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
ヤリカタギの後ろの二尾。朝見たペアですね。
<アオノメハタ他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<ヤマブキベラ他@中の浦海水浴場>
鮮やかなヤマブキベラと青いコガシラベラ。
遠くからハマフエフキもやってきました。
<ハマフエフキ他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<ハマフエフキ他@中の浦海水浴場>
60cmオーバーですが、気にせず近づいてくることが多いです。
<ワカウツボ@中の浦海水浴場>
サンゴの間のワカウツボ。
<ハマフエフキ他@中の浦海水浴場>
浅瀬のサンゴ群生まで戻ってきました。
チョウチョウウオやハマフエフキが群れています。
<キリンミノ@中の浦海水浴場>
赤いパリカメノコキクメイシ?にキリンミノがついています。
やはり擬態なのでしょうか。
<キリンミノ@中の浦海水浴場>
ヒレ全開です。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
ツノダシのペアが通過。
<イッテンチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
大きなキッカサンゴ?にイッテンチョウチョウウオyg他。
頭上にメジナの群れがいます。
<イッテンチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
キクメイシの影にヤリカタギも見えます。
<イッテンチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
ソラスズメダイの群れがいい感じです。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
最後に浅瀬の幼稚園へ。
ヤリカタギygも下から見ています。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
シコロサンゴで終了です。
<@中の浦海水浴場>
水質もお天気も最高なので、帰るのが本当にもったいないです。
<@中の浦海水浴場>
ピカピカの中の浦を後にして帰路につきます。
<島猫様@式根島>
島猫様にも退去のご挨拶。
<@松が下雅湯>
松が下雅湯でパパッと入浴を。
<@松が下雅湯>
思わずまったりしてしまいますが、船の時間が迫ってきました。
<新さるびあ丸@野伏港>
肥田文さんに送っていただいて野伏港へ。
新さるびあ丸無事接岸です。
<新さるびあ丸@野伏港>
さるびあ丸に乗船しました。
<新さるびあ丸@野伏港>
次の寄港先の新島はほんの8km先です。
そしてこのお天気。
<新さるびあ丸@野伏港>
海もベタ凪で真っ青です。
よくある、帰る日が一番コンディションがよく見えるパターンですね。
<新さるびあ丸@野伏港>
出港してもこの青さ。深いはずの港の水底がバッチリ見えています。
本当に帰るのがもったいない素晴らしい海でした。
<新さるびあ丸@式根島沖>
遠ざかる式根島。
<新さるびあ丸@新島沖>
ありがとうございました。
またすぐお邪魔します。
ということで終了です。
次回は2019年12月1日の城ヶ島のスキンダイビング行の予定です。
この記事のFlickrアルバム他はこちらです。
201003-04(03) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
201003-04(04) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
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ブログ:シュノーケリング@伊豆諸島・式根島
中の浦海水浴場のGoogleMapはこちらです。
D
20201003-04(03) 式根島・伊豆諸島スキンダイビングツアー行/中の浦南国化と月夜の地鉈温泉他 の事
<ミツボシクロスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
2020年10月3日〜4日
伊豆諸島の式根島へスキンダイビングをしに行ってきました。
2019年12月に続き通算5度目です。
行きの船旅と初日の中の浦の様子等をアップします。
10月といえば、海遊びには最高のシーズンです。
今回泳いだのは、島北西部にある中の浦海水浴場と西隣の神引浦です。
二日とも快晴で風も穏やか。透明度は20mを遥かにオーバー。魚影も濃くとても楽しいスキンダイビングになりました。
海中はここ数年の高水温の影響でサンゴの群生がかなり発達していました。
伊豆諸島の式根島は、東京から160km、よく潜る三浦半島から100km、南伊豆から50km南にあります。黒潮の流路の真っ只中ということもあり、この距離感よりも、元来さらに暖かめではあるのですが。
地元の漁師さんもおっしゃっておられましたが、ここ最近の南国化ぶりは顕著です。
いわゆる南方系のヤッコ類やチョウチョウウオ類、スズメダイ類等がとても増えています。
幼魚は群れで。越冬したと思しき大きな成魚もゴロゴロしていました。
テーブルサンゴにつくデバスズメダイなどの群れを見た時は、沖縄かな?と思ってしまうほどです。
ちなみに、今年の南伊豆のヒリゾ浜でも同じような傾向が見られました。日本沖縄化計画ですね。素潜り人的には嬉しいことが多いのですが、もちろん弊害もあるのが難しいところですね。
その他、大きなテングダイやツバメウオにも会えました。もちろんアオウミガメも複数頭。しばらく一緒に泳ぐこともできました。
石白川海水浴場では、アカウミガメの産卵があり、私が訪れた前日の朝に孵化して海に巣立ってゆく子ガメが見られたそうです。
そして今回のハイライトは、月夜の地鉈(じなた)温泉入湯です。
地鉈温泉は70mの断崖絶壁を下り、入り江に注ぐ熱湯の小川と潮溜まりの海水が適温に混ざるポイントを探して入るという、野湯中の野湯です。
ただでさえ野趣極まるのに、今回はそれが素晴らしい満月の夜であるという…
本当の最高の体験になりました。
10月中はヒリゾ浜でボートスキンダイビングが開催されますので、11月の頭ぐらいに再訪しようと思っています。
GoTo&「島ぽ」が再開していると嬉しいです。
場 所:式根島・中の浦海水浴場
日 時:20201003 10:30〜15:30
天 候:晴れ
気 温:20〜26℃
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東2.9〜3.9
透明度:20m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4
NIKON 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
NIKON ウォータープルーフケース WP-N3
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 type2
INON クローズアップレンズ UCL-165M67
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
陸上:NIKON D700
<式根島地磯マップ>
式根島全体についての雑感を再掲しておきます。
2018/10/06-08
伊豆諸島の式根島へシュノーケリングと観光に行ってきました。
結論から言いますと、最高でした!式根島はシュノーケリング・アイランドと言って過言ではないと思います。
今回は10/5の夜に東京の竹芝桟橋から東海汽船の大型船で式根島へ。寝ている間に移動して翌朝到着するというシステムです。早割やインターネット予約割引やなど割引サービスがいくつかあって、往復でだいたい1万円〜1万2千円です。
個人的には伊豆諸島といえば、ドルフィンスイムやスクーバダイビング。実際にこれまでに訪れた、利島や大島はダイナミックすぎて、ボートかタンクを背負わないとなぁという感じだったのですが。今回初めて式根島を訪れて、その印象がガラッと変わりました。
式根島の大きさは一周12km。リアス式の海岸線で穏やかな入江がたくさんあります。メジャーな海水浴場だけでも、中ノ浦、泊、大浦、石白川(いしじろがわ)の4つ。隠しビーチ的な穴場の入江も各所にあります。
海中は伊豆の海のゴージャス版といった感じで、黒潮の本流が当たる離島ならではの透明度、サンゴや魚種の豊富さはさすがです。上述の4つの海水浴場でも十分楽しめるのですが、地元の方に教えていただいた、ちょっと不便な場所にある隠しビーチは本当に素晴らしかったです。
潜るポイントは島の南北に分布しており、外洋への開口部も色々です。つまり、風向きや潮加減次第で、その日のベストなポイントが選べます。
島が小さいので移動するのも簡単です。とくにレンタルの電動自転車がオススメ。いちいち着替えず、ウェットスーツを着たまま各ポイントを巡るのは、想像以上に楽しいものでした。
風向きと波具合を見て、初日は島北西部にある中ノ浦海水浴場、北にある泊海水浴場。二日目は島南東部にある隠しポイントの丸根ヶ浜。三日目は島南東部にある石白川海岸とその沖にあるモウヤ岩礁を選びました。
各ポイント別に別記事でまとめますが、どこも本当に素晴らしかったです。
ちなみに、私の本業は印刷物のデザインなのですが、社で手がけている商工会議所の月報誌に簡単な旅行記事の寄稿もしています。
去年の11月号で今回の式根島について扱いましたので、シュノーケリング行に入る前にこちらも掲載しておきます。ご参考ください。
以下テキスト抜粋です
--
<川崎商工会議所月報かいぎしょ2018年11月号P44>
東京都の楽園 海と温泉と人情の式根島へ
東京都新島村 式根島
真っ青な海と空。白く輝くビーチにはまばらな人影。透明度が高いので、水底の様子が手に取るようにわかります。まるで南国のような景色ですが、式根島は行政区的には東京都!都内から直線距離で約160㎞、高速ジェット船なら約2時間。日帰りでも行ける身近な楽園なのです。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の式根島を訪れました。式根島は新島と神津島にはさまれた、直径約12kmの小さな島です。美しく穏やかな海岸と、無料で入れる露天風呂、独特の島グルメなどが大きな魅力となっています。今なら、東京都が補助する「しまぽ通貨」を利用して、お得に旅することができます。※
島内には、水着で入る海際の野天風呂が3か所。「地鉈温泉」、「足付温泉」は、岩場に源泉が直接湧く野湯。どちらも潮の干満で海水と混じり、適温となった潮溜まりを探す必要がある、大変ワイルドな温泉です。中でも地鉈温泉は「内科の湯」と呼ばれ、全国露天風呂番付で東の張出横綱に番付される、知る人ぞ知る名湯。足付港近くの「松が下雅湯」にも引かれており、気軽に楽しむこともできます。
島の周囲はリアス式の入り組んだ海岸線が続きます。穏やかな入り江は海水浴場としても好適。泊、石白川、大浦、中の浦の4か所が開放されています。美しい砂浜と澄んだ岩礁、高い透明度が自慢です。筆者は地元の方に教えていただいた、秘密の入り江でシュノーケリングを行いました。ごく浅瀬から、見事なサンゴの群生とカラフルな熱帯魚の群れが…素晴らしい光景でした。11月でも水温は20度以上。ウェットスーツをレンタルすれば、ダイビングなどでもまだまだ十分楽しめます。
小さな島は、レンタルの電動アシスト付自転車で回るのにぴったり。点在する商店で、島素材満載の「島のり弁当」や「たたき丸」(地魚のすり身を巻いたおにぎり)、「明日葉あげパン」を買って、ぐるりとサイクリング。新東京百景にも選ばれた神引展望台の絶景を見ながら、ランチタイムはいかがでしょう。
●アクセス 竹芝桟橋→東海汽船・大型船(前日22:00発)→式根島(9:05着)又は竹芝桟橋→東海汽船・ジェット船(当日7:35発)→式根島(11:05着)
●キャプション ①:泊海水浴場 ②:松が下雅湯 ③:丸根ヶ浜のサンゴ礁(式根島観光協会:☎04992-7-0170) ④:島のり弁、たたき丸(あしたば)(ファミリーストアみやとら:☎04992-7-0304)、あげぱん(明日葉)(池村商店:☎04992-7-0016) 文末:「くさや」にも挑戦! ◦げんべいレンタルサイクル:☎090-4533-3437 ◦湯ったり宿・肥田文:☎04992-7-0072 ◦東海汽船:☎03-5472-99999
※しまぽ通貨は現在は停止中。2019年夏より再開予定です。船便等についてはHPをご確認下さい
--
この記事のFlickrアルバム他はこちらです。
201003-04(03) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
201003-04(04) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
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東海汽船往路
<@竹芝桟橋>
そういえば、この時期はGoToトラベルの施行中でした。
思えば遠くへ……
<@竹芝桟橋>
新さるびあ丸で出港します。
<新さるびあ丸@竹芝桟橋>
旧さるびあ丸も十分綺麗な船だったのですが、新型は流石にピッカピカです。
<新さるびあ丸@竹芝桟橋>
2等船室でもこの白さです。
<新さるびあ丸@竹芝桟橋>
6Fデッキの照明も真新しいです。
<新さるびあ丸@竹芝桟橋>
トップデッキ。
<新さるびあ丸@竹芝桟橋>
これは映えますね。
<新さるびあ丸@竹芝桟橋>
避難ヨットの表示も。
<新さるびあ丸@竹芝桟橋>
いざ出港。
<新さるびあ丸@東京湾>
レインボーブリッジ通過。
<新さるびあ丸@東京湾>
映えブリッジ。
<新さるびあ丸@東京湾>
ちょい密。
<新さるびあ丸@東京湾>
さようならTOKIO。
<新さるびあ丸@東京湾>
おやすみなさい。
<新さるびあ丸@新島>
寝ている間に新島到着。
お天気最高になりました。
<新さるびあ丸@新島>
新島港の前にある地内島の向こうに見える平らな島が式根島。
その奥に神津島の最高峰、天上山です。
<新さるびあ丸@新島>
振り返ると鵜渡根島、利島、大島。
<新さるびあ丸@新島>
映えスポットも島の空でこそです。
<新さるびあ丸@新島>
新島港(黒根港)着岸。
<新さるびあ丸@新島>
新島も楽しいんですよね。
個人的には房総半島(新島)と伊豆半島(式根島)的な感じがします。
<新さるびあ丸@新島>
ボートが入ってきました。
<新さるびあ丸@新島>
新島港を出港。
30m以上あるはずの港の水底がスケスケです。
<新さるびあ丸@新島>
地内島あたりから、格段に海の青さが濃くなる気がします。
<新さるびあ丸@新島>
式根島まであと数分。
<新さるびあ丸@新島>
切り立った早島(はんしま)と遠くに見える三宅島と御蔵島。
<新さるびあ丸@新島>
<新さるびあ丸@式根島>
新島を中心に左右に小さく鵜渡根島と早島。
式根島到着
<新さるびあ丸@式根島>
9:00過ぎ、無事式根島の野伏港に到着です。
そしてこの青さです。
<野伏港@式根島>
下船しました。
<野伏港@式根島>
ようこそ式根島。
<野伏港@式根島>
新さるびあ丸も東京で見るより鮮やかに見えます。
<野伏港@式根島>
神津島へと出港してゆきました。
<@式根島>
宿の肥田文さんに迎えに来ていただいて移動します。
島の小学校で運動会が開催中でした。
伊豆諸島は東京都なので、校庭は総芝生です。うらやましい。
<@式根島>
目抜き通り。
<@式根島>
<石白川海水浴場@式根島>
南西側の石白川も穏やかです。
<@式根島>
第一島猫様。
<みやとら商店@式根島>
島中央部のみやとら商店さんでお買い物を。
<みやとら商店@式根島>
アマビエ様。
<みやとら商店@式根島>
みやとらさんのお弁当はどれも最高です。
個人的には島のり弁、あしたばご飯が好きです。
<みやとら商店@式根島>
みやとらさんのハイビスカスも楽しみです。
<泊海水浴場@式根島>
島北部の泊海水浴場で記念撮影。
この一枚は東京観光財団さんと東京カメラ部さん主催の東京で見つけた「多摩」「島」フォトコンテスト2020に選んでいただきました。
<泊海水浴場@式根島>
漁船がいい感じに来てくれました。
9時過ぎに来るとさるびあ丸も通過します。
<神引展望台@式根島>
目的地の中の浦海水浴場を通過して、島北西端の神引展望台にも寄りました。
高さ98.8mの断崖絶壁。視界も最高です。
東(右)には新島、地内島。奥に鵜渡根島、利島が。
さらに正面45km先には伊豆半島と富士山も見えています。
<神引展望台@式根島>
見下ろす神引浦、その一つ奥が中の浦。
水質も完璧です。
<神引展望台@式根島>
中の浦の奥に大浦、吹の江。
海だけでなく緑も濃いです。
<神引展望台@式根島>
振り返ると神引山の荒野。
<神引展望台@式根島>
左のピークが式根島の最高地点109m。
あそこを超えると、式根島の真の北西端、唐人津城(とうじんづしろ)に至ります。
中の浦スキンダイビング開始
<中の浦海水浴場@式根島>
神引から少し戻って、中の浦海水浴場の入り口に自転車を停めました。
<中の浦海水浴場@式根島>
林の中の坂道を下ると、中の浦海水浴場が見えてきます。
<中の浦海水浴場@式根島>
コンディション最高ぽいです。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
早速入水、とおもったらハリセンボンに遭遇しました。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
朝から縁起が良いです。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
頭上にツノダシ。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場>
入り江の中央手前辺りにある独立した丸い岩礁の大きなテーブルサンゴ。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場>
ゴマハギ、ヤリカタギ、フタスジリュウキュウスズメダイ、ミツボシスズメダイ、ソラスズメダイ、キンセンイシモチ等の幼魚がいっぱいです。
<ゴマハギyg他@中の浦海水浴場>
中央にゴマハギyg、くさび形のヤリカタギyg、白黒のミツボシクロスズメダイyg、ソラスズメダイyg等々。
<ゴマハギyg他@中の浦海水浴場>
ゴマハギかわいいですね。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場>
この岩礁は上の方もいい感じです。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場>
銀色の群れはキホシスズメダイの幼魚でしょうか。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
またハリセンボンがいました。
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場>
入り江の出口手前、中央付近のいいところまで出てきました。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
大人のサザナミヤッコのペアがいました。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
奥にブダイの群れもいます。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
ウツボと。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
いってしまいました。
<ミツボシクロスズメダイ他@中の浦海水浴場>
ここにもテーブルサンゴの幼稚園があります。
<コールマンウミウシ@中の浦海水浴場>
綺麗なコールマンウミウシ。
メインは沖縄の南方系です。
<ミナミハタタテダイ@中の浦海水浴場>
大人のミナミハタタテダイ。
こちらも成魚は南方系ですね。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
視線を感じて沖を見ると、アオウミガメと目が合いました。
中の浦の湾の外側はウミガメが多数います。人が少ない時期は湾内でも会えます。
<アオブダイ他@中の浦海水浴場>
沖に向かって左(西)の岬(大島)を抜けて、神引浦へと向かいます。
水深も深くなりかなりダイナミックな雰囲気です。
<アオブダイ他@中の浦海水浴場>
大きなアオブダイの群れ。
<アカヒメジ他@中の浦海水浴場>
黄色いのにアカヒメジの群れ。
<ミスジチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
このサンゴもいい感じです。
ミスジチョウチョウウオyg、フタスジリュウキュウスズメダイyg、ヒメスズメダイ、ソラスズメダイ、キホシスズメダイyg、ヤマブキベラyg等。
<ゴマハギyg他@中の浦海水浴場>
ゴマハギの幼魚もいました。
<ハナグロチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
南方系のハナグロチョウチョウウオの幼魚も。
<ハナグロチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<ハナグロチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
ヤリカタギの幼魚も隠れていました。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
神引浦に入りました。
大規模なテーブルサンゴです。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
ミスジチョウチョウウオygやキンチャクフグなど。
サンゴの間にはいろんな魚が隠れています。
<エンタクミドリイシ他@神引浦>
この時はちょっと白化していますが、今年お邪魔したときは無事復活していました。
<デバスズメダイyg他@神引浦>
ソラスズメダイの中にデバスズメダイが混ざっていました。
かなり南方系のお魚ですが、今年はさらに増えているそうです。
手前にいるのは、やはり南方系のクギベラの幼魚です。
<チョウハン他@神引浦>
大人のチョウハンが通過していきます。
<キクメイシ系他@神引浦>
水面から見てもいい感じです。
<エンタクミドリイシ系他@神引浦>
デバスズメダイがいるサンゴ。
<@神引浦>
神引浦の中央はきれいな白砂です。
<ハマフエフキ群れ他@神引浦>
対岸の神引展望台のある崖の下まで来ました。
<ハマフエフキ群れ他@神引浦>
こちらは砂地から、がけ崩れでできた大きな岩が転がるゴロタ場になっています。
大きなハマフエフキ、オヤビッチャ、ニセカンランハギ、ニザダイなどが群れています。
<ツノダシ群れ他@神引浦>
ツノダシもいました。
そして水質が凄いです。
<ツノダシ群れ他@神引浦>
離島って感じがします。
<ツノダシ群れ他@神引浦>
謎の輪っかとオヤビッチャ、ツノダシの群れ。
<@神引浦>
神引展望台が100m上にちらっと見えています。
<フタマタハマサンゴ他@神引浦>
すごい色になったフタマタハマサンゴ。
去年は水温が30度を超えるほどの高水温で、サンゴの白化が各地で見られました。
この蛍光色は、サンゴが高温に耐えるため、熱を反射する蛍光色を獲得している、という研究があるそうです。
<フタマタハマサンゴ他@神引浦>
フラッシュを当てると凄く蛍光しています。
<アオウミガメ@神引浦>
沖をアオウミガメが通過していきます。
<イシガキダイ他@神引浦>
水底の大きめの岩の上に座っているといろいろ集まってきます。
大きな魚から、ハマフエフキ、フエダイ、イシガキダイ、ホウライヒメジ、タカノハダイ、ミギマキ、ブダイ、チョウチョウウオ、ツノダシ、オヤビッチャなどなどです。
<イシガキダイ他@神引浦>
水質が更にいい感じです。
<ホウライヒメジ群れ他@神引浦>
ホウライヒメジ(オジサン)通過中。
<オヤビッチャ群れ他@神引浦>
撮りきれませんでしたがオヤビッチャいっぱいいました。
<アカヒメジ群れ他@神引浦>
黄色いのにアカヒメジの群れが現れました。
<アカヒメジ群れ他@神引浦>
好きな魚です。
水中では黄色ですが、興奮したり釣られたりすると、真っ赤に変わるのでこの名前になりました。
<@神引浦>
神引浦の一番奥に来ました。
<@神引浦>
謎の遺構があります。
<@神引浦>
人間ぐらいの大きさで、金属製に見えます。
大きめの漁網の巻き上げ機とかでしょうか。
<@神引浦>
数年ではこうはならないと思います。
<イシガキフグ@神引浦>
寝ぼけているイシガキフグがいました。
<イシガキフグ@神引浦>
近寄ってもぼんやりしています。
<チョウハン他@神引浦>
浅瀬のサンゴ群生に戻ってきました。
<ホシゴンベ他@神引浦>
こっち見んな。
のホシゴンベとイシガキスズメダイyg。
<ホシゴンベ他@神引浦>
サンゴの下にミナミゴンベかヒメゴンベもいますね。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@神引浦>
凛々しいフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚。
左下はヤリカタギの幼魚です。
<アケボノチョウチョウウオ他@神引浦>
アケボノチョウチョウウオの成魚などなど。
チョウチョウウオ系でも一番格好良い気がします。
<アケボノチョウチョウウオ他@神引浦>
そして気になる後ろのハマフエフキ、テングハギ、ホウライヒメジ、ニザダイなど。
<アケボノチョウチョウウオ他@神引浦>
揃ってこっち見んな。
<アケボノチョウチョウウオ他@神引浦>
岩に座っているとまたどんどん集まってきました。
左から、ツノダシ、アケボノチョウチョウウオ、ニザダイ、ニセカンランハギ、タカノハダイ、ミギマキ、テングハギなどなどです。
<アケボノチョウチョウウオ他@神引浦>
一際大きなハマフエフキも。
<サザナミヤッコ他@神引浦>
大人になりかけのサザナミヤッコも出てきました。
<サザナミヤッコ他@神引浦>
ナイスな縞模様です。
<アオノメハタ他@神引浦>
これまた綺麗なアオノメハタ。
英名はPeacock Grouper(孔雀ハタ)です。
<アオノメハタ他@神引浦>
こっち見んな。
<フタスジタマガシラ他@神引浦>
ストップ&ゴーで撮りやすいフタスジタマガシラの成魚。
<アカヒメジ他@神引浦>
アカヒメジも来てくれました。
<ミスジチョウチョウウオ他@神引浦>
こっち見んな。
<ゴマハギ他@神引浦>
大きなテーブルサンゴの上も大賑わいです。
<ゴマハギ他@神引浦>
ソラスズメダイの群れに、ヤリカタギ、ゴマハギyg、ホシゴンベ。
右奥にはウメイロモドキの幼魚、さらに奥にはクロユリハゼygの群れもいます。
<ナミマツカサ他@神引浦>
サンゴの下ではナミマツカサがホウライヒメジygのクリーニングを受けていました。
<ゴマハギyg他@神引浦>
ゴマハギの幼魚とヒメスズメダイ。
<ウメイロモドキyg他@神引浦>
綺麗なウメイロモドキの幼魚。
<ツノダシ他@神引浦>
浅瀬のツノダシ。
<ツノダシ他@神引浦>
こっち見んな。
<ヤマブキベラyg群れ他@神引浦>
そろそろ中の浦へ戻ります。
<ヒレナガハギ他@神引浦>
大人のヒレナガハギもいました。
<コロダイ他@神引浦>
砂地のコロダイ。
<フタマタハマサンゴ他@神引浦>
中の浦へと続く岬にも、螢光サンゴがありました。
<フタマタハマサンゴ他@神引浦>
イバラカンザシもついています。
<アオウミガメ@神引浦>
岬の突端(大島)でまたまたアオウミガメに遭遇しました。
<アオウミガメ@神引浦>
脅かさないようじっとしてみます。
<アオウミガメ@神引浦>
好奇心強めの個体なのかこちらをちらちら見ながら周りを回っています。
<アオウミガメ@神引浦>
離れたかな?と思いましたが、
<アオウミガメ@神引浦>
すぐ足元まで来てくれました。
<アオウミガメ@神引浦>
ツヤツヤの見事な甲羅です。
式根島は美亀さんが多い気がします。
<アオウミガメ@神引浦>
さようなら。
<アオウミガメ@神引浦>
青い海へ去ってゆきました。
<アオウミガメ@神引浦>
振り返ったらまた戻ってきていました。
<メジナ群れ他@神引浦>
岬の突端のドロップオフはいつでも魚が群れています。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
ドロップオフの水底には、巨大なアオブダイとツバメウオのペアも。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
こちらを睨むツバメウオ。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
水底でじっとしているとぐいぐい近づいてきます。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
大きいのでちょっと怖いです。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
そしてこの海の青さ。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
もう一尾も寄ってきました。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
手前のほうが大人ですね。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
更に深いところにはテングダイのペアもいました。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
彼らも寄ってきます。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
(閑話)
伊豆諸島は東京都に所属するため、条例で禁止されている神奈川県や静岡県、千葉県などと違い、アマチュアによる素潜り漁が認められています。
そのため、大島や新島、八丈島などスピアフィッシングが盛んな島では、魚影は濃いものの魚が人を避けがちだったりします。
通常時でもこの傾向がありますが、スピアの方が同じ海域にいると本当に覿面です。ちょっとショックを受けるレベルです。
その中で、式根島は島のルールが少し厳しく、中の浦の東隣の大浦海水浴場だけがスピアフィッシングに開放されています。
魚もわかっているのか、大浦では逃げますが、他のポイントではこのように警戒心がない事が多いのです。
伊豆諸島の中で素潜りの方に式根島をおすすめする理由の一つでもあります。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
ツバメウオも混ざってきました。
<テングダイ他@中の浦海水浴場>
大きなイシガキダイと、右奥に大人のテングハギもいます。
<島のり弁@中の浦海水浴場>
お昼になったので、みやとら商店の島のり弁でランチ。
安くて美味しくて最高です。毎日これでいいです。
午後の中の浦スキン
<島のり弁@中の浦海水浴場>
お昼の中の浦。
<キリンミノ@中の浦海水浴場>
午後一は綺麗なキリンミノでした。
<キリンミノ@中の浦海水浴場>
大きなカイメンについています。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
近くにツノダシ、イシガキダイ、ハタンポなども。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
ブダイが笑っています。
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
ツバメウオにまた会いに行くと…
<ツバメウオ他@中の浦海水浴場>
三尾に増えていました。
<クマノミ他@中の浦海水浴場>
中の浦の入り江の出口付近にクマノミのペアとミツボシクロスズメダイの小群。
<クマノミ他@中の浦海水浴場>
卵を守っているようです。
ちなみに、式根島など伊豆諸島では、ここ数年以上高水温が続いています。
サンゴ群生や南方系魚類の増殖など良い面もありますが、逆にイソギンチャクや海藻の減少も見られています。
それにともない、クマノミもかなり減っているそうです。そんな彼らは貴重な式根のクマノミになりますね。
この傾向は今年のヒリゾ浜でも見られました。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
その南方系の代表格、大人のサザナミヤッコ。
30cmオーバーです。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
イシガキダイの群れと一緒にいました。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<アブラヤッコ他@中の浦海水浴場>
ソラスズメダイの中に大きめのアブラヤッコがいます。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
目が合うハリセンボン。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<キリンミノ@中の浦海水浴場>
ここにもキリンミノ。
<ニセカンランハギ他@中の浦海水浴場>
大きなニセカンランハギにイサキ、ニザダイ、スズメダイの群れ。
手前にいるのはナガサキスズメダイの成魚だと思います。
<ミツボシクロスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
浅瀬に一際目立つ大きなシコロサンゴ。
ミツボシクロスズメダイやフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚がついています。
<イッテンチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場>
シコロサンゴのある岩礁に、イッテンチョウチョウウオの幼魚やツノダシ、ヤマブキベラがいました。
<@中の浦海水浴場>
ちょっと半水面。
<ホシゴンベ@中の浦海水浴場>
大人のホシゴンベ。
<カガミチョウチョウウオ他@中の浦海水浴場>
<ヒレグロコショウダイyg他@中の浦海水浴場>
松が下雅湯へ
<@松が下雅湯>
島北西の中の浦から島南部の松が下雅湯へ自転車で横断してきました。
整備されている無料の海際露天風呂です。
<@松が下雅湯>
水着のまま入れる、このロケーションがまず最高です。
お湯も露天風呂ランキングで東の張出横綱とされた伝説の秘湯、地鉈温泉と同じ「内科の湯」の湯質です。
雅湯から続く階段をさらに進むと、今度は無色透明「外科の湯」と呼ばれる足付温泉があります。
地鉈ほどワイルドではありませんが、やはりちょうどよい温度の潮溜まりを探して入るスタイルです。最近所さんの番組で出ていました。
通常のスタイルの温泉施設、憩の家もあります。こちらは有料(大人200円)になります。
<@石白川海水浴場>
入浴後は少し東にある石白川海水浴場へ。
<アカウミガメ産卵床@石白川海水浴場>
アカウミガメの産卵床があったのでした。
しかもこの前日の明け方に、私が泊まった肥田文の皆さんが孵化して海に巣立ってゆく子ガメをご覧になっていたという…
<アカウミガメ産卵床@石白川海水浴場>
私もしばらく粘ってみましたが、見ることはできませんでした。
<@式根島港>
偶然居合わせたお知り合いの方が釣りをされるというので、雅湯のある式根島港に戻ってきました。
<ソウシハギyg@式根島港>
ロープに完璧に擬態するソウシハギの幼魚。
<イズヒメエイ@式根島港>
巨大なイズヒメエイも登場。
<イシガキダイ他@式根島港>
釣りの方はまさに入れ喰い。
雑魚から高級魚まで、釣れ過ぎちゃって困るレベルとお見受けしました。
防波堤でこのレベル。式根島の海は豊かです。
お宿は肥田文さん
<@漁師宿 肥田文>
宿の肥田文さんに戻ってきました。
2018年の巨大台風の被害を受け、この時はまだ工事途上でした。
現在は全面改装が完了されて、さらに素敵なお宿になっています。
<@漁師宿 肥田文>
今宵の夕食は、タカベの塩焼きとカツオのたたき、明日葉やたたき(トビウオの練り物)の天ぷらなど。最高です!
<@漁師宿 肥田文>
そしてついに!式根島の材料100%の島焼酎、「地鉈」が生まれたのでした!
新島産の「しきね」も十分最高だったのですが…やはり格別ですね。
月夜の地鉈温泉へ
<@地鉈温泉>
食後は宿の方と一緒に地鉈温泉へ。
満月の夜の海際野湯は、地元の方のお楽しみなのだそうです。
<@地鉈温泉>
地鉈温泉(じなた)は、落差70mの谷底にある、水着着用推奨の海際野天温泉です。
別名「内科の湯」と呼ばれる効能があり、全国露天風呂番付で東の張出横綱にもランクされる、由緒ある名湯です。
名湯ではあるのですが、断崖絶壁に掘られた階段を降りてゆき、入り江に注ぐ小川が熱湯の源泉というワイルド極まる秘湯でもあります。
実はまだ台風の被害から修復中で、通常はいくつかある足元ライトも全部流されたまま。懐中電灯と月明かりだけが頼りのかなり厳しい道程でした。
谷底では約80度の源泉が小川となり、ダイレクトに磯場に注ぎ込んでいます。海水と混じり合って適温になった潮だまりを探して入浴するというスタイルです。
岩場で水着になり、湯の花と海藻でつるっつるに滑る、真っ暗な岩場をはいつくばって、手探りで適温ポイントを探していると…
そうこうしているうちに、谷間に月明かりが差し込んできました。この日はちょうど中秋の名月で、闇に慣れてきた目にはまるで昼間のように明瞭に。海の様子も、地鉈の岩肌もよく見えます。
波に揺れるやや温めの潮だまりに浸かって、ぼんやり月と海を眺めていると、聞こえてくるのは波の音と虫の声だけ…結局7時過ぎから3時間も入ってしまいました。最高に贅沢な時間でした。
正直、一人では夜に来るという選択肢は考えにもつかないほどの野湯です。宿の方と式根島のガイドの先生にご一緒させていただけたのは超僥倖でした。
お足元のご安全を確保した上で、機会があればぜひ!
翌朝からの中の浦でのスキンダイビングと帰路の船旅に続きます。
この記事のFlickrアルバム他はこちらです。
201003-04(03) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
201003-04(04) Snorkeling Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
d3_plusのYouTube
みんカラのカテゴリー別リンクはこちらです。
ブログ:シュノーケリング@伊豆諸島・式根島
中の浦海水浴場のGoogleMapはこちらです。
D
20191116 浜諸磯・三浦半島スキンダイビング行/ビーチクリーンと沖の小島とリバイバルカフェ の事
<@浜諸磯海岸>
2019年11月16日
三浦半島の浜諸磯へスキンダイビングに行ってきました。
朝一に到着した後は、かながわ海岸美化財団の主催するビーチクリーニングに参加しました。
ぱっと見はきれいに見える海岸ですが、茂みの奥などには明らかに人為的なゴミが多数…特にBBQのゴミが目立ちました。マナーについて考えさせられます。
浜諸磯は三浦半島の西海岸、三崎港にほど近い場所にあります。
エントリーポイントは2つほど。
メインのポイントは浜諸磯のバス停から小桜姫神社のある小山を超えた反対側にある諸磯崎灯台周りです。
こちらは西面していて、綺麗な小砂利浜と巨大な磯場で構成されています。
もう一箇所は、バス停から近い、諸磯青少年センター前の南面する小さな浜です。
浅くて穏やかで、綺麗な芝生もあってBBQなどご家族連れにも良さそうですが、2020年9月現在、新型コロナの影響で封鎖されています。
この日は一日快晴の素晴らしいお天気。風も弱く水温も21度以上。透明度も上々で、ベストに近いコンディションでした。
シンボルとなる諸磯埼灯台の南側に、浜の中心となる小砂利のビーチがあります。 浜の南北には岩礁帯。沖に出ると、南側の岩礁帯の先端に、昔の水産加工場の基礎が四角いプール状に残っています。
さらに南に向かうと、遠浅の岩礁が広がります。
地層がミルフィーユ的な板状に、斜めに露出していて、その隙間が生物の良い隠れ場所になっています。
特にソフトコーラルのイソバナが見事で、伊豆も含めて関東近郊では屈指の密度だと思います。一見の価値ありです。
北側の岩礁帯には、かなり浅い場所にイソギンチャクが繁茂しています。
夏から秋にはミツボシクロスズメダイygなどが集まります。
浜の沖には小さな島が見えています。
そこへと至る水道は水深10m以上、潮流もかなりあります。
海況が相当良い時は渡れます。島の沖側では回遊魚やツノダシなどが見られます。
島の南側の壁面にもイソバナ畑があります。
島の途中に大きめのイソギンチャク畑があって、クマノミがいることもあります。
帰路は134号線沿い、初声にあるリバイバル カフェさんへ。
ぱっと見はまるでクラシックカーショップのようなエンスージアスティックなお店です。
古民家の蔵を改装した素敵な店内で、三浦半島の食材を生かした美味しいカフェご飯をいただけます。
場 所:三浦半島・浜諸磯
日 時:20191116 10:00〜15:00
天 候:曇り
気 温:17.0~18.7℃
水 温:21℃
波 高:ややうねり
風 :東1.6〜南西2.5
透明度:10m前後
撮影機材:NIKON 1 J4
NIKON 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8
NIKON ウォータープルーフケース WP-N3
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 type2
INON クローズアップレンズ UCL-165M67
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:191116 Snorkeling & Beach Cleaning @ HAMAMOROISO Beach / MIURA Peninsula
過去の三浦半島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。
<@浜諸磯海岸>
この日のお魚位置の概略です。
浜から沖の小島(岩礁)まで350mほどです。
<@浜諸磯海岸>
最高のお天気のもとビーチクリーニング。
<@浜諸磯海岸>
イソギクとススキ。
<@浜諸磯海岸>
美しい諸磯埼灯台。
海の向こうには富士山も見えています。
<@浜諸磯海岸>
こんなに綺麗なのにゴミを捨てていくなんて…
<@浜諸磯海岸>
ビーチの端っこに、タカラガイなどが溜まったポイントがありました。
<@浜諸磯海岸>
泳ぐのは灯台の北側の海域です。
左奥に見えているのは、昔の水産加工場の生簀の遺構です。
コンクリで覆われた小さなプールのようになっています。
<キビナゴ群れ@浜諸磯海岸>
10時過ぎから入水開始。
浅瀬にキビナゴの群れが入っていました。
<ホンドオニヤドカリ@浜諸磯海岸>
大きなヤドカリ。
<ホンドオニヤドカリ@浜諸磯海岸>
目。
<ソラスズメダイ他@浜諸磯海岸>
<テングハギyg他@浜諸磯海岸>
テングハギの幼魚とアイゴの群れ。
<トゲチョウチョウウオyg他@浜諸磯海岸>
トゲチョウチョウウオの幼魚のペアもいました。
<フウライチョウチョウウオyg他@浜諸磯海岸>
こちらはフウライチョウチョウウオの幼魚。
灯台の下の壁面には大きめのイソギンチャクの群生もあります。
<トゲチョウチョウウオyg他@浜諸磯海岸>
小さなbabyもいます。
<ノコギリヨウジ他@浜諸磯海岸>
ガンガゼの中にノコギリヨウジ。
<ノコギリヨウジ他@浜諸磯海岸>
刺さらずにうまく泳いでいます。
<ノコギリヨウジ他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<トゲチョウチョウウオyg他@浜諸磯海岸>
<キビナゴ群れ@浜諸磯海岸>
キビナゴの群れがまた回ってきました。
<モンツキハギyg他@浜諸磯海岸>
ベラの群れの中に一際目立つモンツキハギの幼魚。
<キヌバリ@浜諸磯海岸>
綺麗なキヌバリ。
<@浜諸磯海岸>
入り江の出口まで来ました。
見事な富士山と、小舟に乗っているのはなまこ獲りの漁師さんでしょうか。
<ソラスズメダイ群れ他@浜諸磯海岸>
ソラスズメダイの群れがいました。
<ソラスズメダイ群れ他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<キビナゴ群れ@浜諸磯海岸>
またまたキビナゴの群れ。
<イソバナ他@浜諸磯海岸>
浜諸磯はイソバナの群生が多いです。
素潜りで行けるポイントでは、伊豆を含めても屈指のクラスだと思います。
<クロホシイシモチ群れ他@浜諸磯海岸>
カイメンの間にクロホシイシモチの群れがいました。
<アナハゼ他@浜諸磯海岸>
大きなアナハゼが狙っているようです。
<クロホシイシモチ群れ@浜諸磯海岸>
頭上にクロホシイシモチの群れ。
<クロホシイシモチ群れ@浜諸磯海岸>
今年はさらに豊作でした。
<アオリイカ@浜諸磯海岸>
大きめのアオリイカが通過。
<アカヤギ@浜諸磯海岸>
大きなソフトコーラルも点在しています。
<キタマクラyg他@浜諸磯海岸>
<ニジハギyg@浜諸磯海岸>
綺麗なニジハギの幼魚もいました。
<アカハチハゼ@浜諸磯海岸>
ホバリングするアカハチハゼ。
<アカハチハゼ@浜諸磯海岸>
良い表情です。
<ホシキヌタ@浜諸磯海岸>
岩の間にタカラガイがたくさんいます。
<イセエビ@浜諸磯海岸>
イセエビも。
<ミツボシクロスズメダイyg他@浜諸磯海岸>
サンゴイソギンチャクにミツボシクロスズメダイの幼魚がついています。
下の方にはイソギンチャクカクレエビのしっぽがちらりと写り込んでいました。
<ミツボシクロスズメダイyg他@浜諸磯海岸>
まだ小さいです。
<ミツボシクロスズメダイyg他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<アオウミウシ@浜諸磯海岸>
ウミウシもいます。
<ハコフグyg他@浜諸磯海岸>
ハコフグの幼魚とノコギリヨウジのペア。
<ハコフグyg他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<ミサキウバウオ他@浜諸磯海岸>
ガンガゼに隠れてミサキウバウオがいます。
<ハコフグyg他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<コウイカ@浜諸磯海岸>
岩に擬態したコウイカ。
<コウイカ@浜諸磯海岸>
赤くなって去ってゆきました。
<クサフグ@浜諸磯海岸>
砂地でお休み中のクサフグがいます。
<クサフグ@浜諸磯海岸>
目が綺麗です。
<モンツキハギyg他@浜諸磯海岸>
ニセカンランハギの大きな群れの中に、大きめのモンツキハギの幼魚が混じっています。
<モンツキハギyg他@浜諸磯海岸>
モンツキハギの名の由来、目の後ろのオレンジ色の紋と下半身のツートンが出つつあります。
小さなころは黄色一色で、この個体はもう成魚に近い感じです。越冬個体かもしれません。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@浜諸磯海岸>
入り江の出口は浜から200m弱。さらに150mほど沖にある小島に向かいます。
途中イソギンチャクの大きめの群生がいくつかあって、ミツボシクロスズメダイの幼魚の群れがついていました。
<ミツボシクロスズメダイyg群れ他@浜諸磯海岸>
大中小三世代いました。
越冬しているようです。
<カゴカキダイ群れ他@浜諸磯海岸>
小島への道のりの途中のゴロタ場にカゴカキダイなどの魚群が集まっています。
<カゴカキダイ群れ他@浜諸磯海岸>
こう見えて綺麗な白身の美味しいお魚です。
<アカカマス群れ他@浜諸磯海岸>
<イスズミ群れ他@浜諸磯海岸>
ちょっと大きめのイスズミやメジナの群れも。
<アカヤギ@浜諸磯海岸>
立派なアカヤギの群生。
<キビナゴ群れ@浜諸磯海岸>
キビナゴの群れが通過。
<@浜諸磯海岸>
沖の小島に到着しました。
対岸に富士山が見えています。
<@浜諸磯海岸>
振り返ると灯台が小さく見えます。
<ワモンダコ@浜諸磯海岸>
小島の斜面に岩と見紛う大きさのワモンダコがいました。
よく見ると、岩の裂け目にもう一尾。手前の大きな個体がオスで、奥にいるのがメス。
ちょうど交接中だったようです。
<ワモンダコ@浜諸磯海岸>
怒ったオスが紫色になっています。
体長1mを超える大きなタコで、本来は沖縄や伊豆諸島など南方系なのですが最近は伊豆半島やここ三浦半島でも見られています。
<ワモンダコ@浜諸磯海岸>
穴の奥のメス。
足が蛍光色です。
<ワモンダコ@浜諸磯海岸>
オスを追いかけていくとさらに物凄い色に。
頭の付け根の丸い目のような模様が、ワモンダコ(輪紋蛸)の名前の由来です。
<ワモンダコ@浜諸磯海岸>
伸びると確かに1m超えていそうです。
<ゴンズイ玉@浜諸磯海岸>
大人のゴンズイ玉もいました。
<スズメダイ群れ他@浜諸磯海岸>
小島の周りはスズメダイやソラスズメダイの大きな群れがいました。
<スズメダイ群れ他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<ソラスズメダイ群れ他@浜諸磯海岸>
<ソラスズメダイ群れ他@浜諸磯海岸>
大きなタカノハダイも登場。
<アカヤギ他@浜諸磯海岸>
小島の沖側に出ました。
<フトヤギ他@浜諸磯海岸>
アカヤギやフトヤギ、イソバナ、イボヤギなどのソフトコーラルがたくさんあります。
<アカヤギ他@浜諸磯海岸>
岩の裏に張り付いています。
<アカヤギ他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<ウツボ@浜諸磯海岸>
立派なウツボ。
<ツノダシ他@浜諸磯海岸>
ミナミハタンポの群れの中にツノダシもいました。
<ラッパウニ@浜諸磯海岸>
大きなラッパウニ。
<ラッパウニ@浜諸磯海岸>
カサゴのペア。
<ヒメギンポ@浜諸磯海岸>
岩の裏にヒメギンポのメスがいました。
<ヒメギンポ@浜諸磯海岸>
婚姻色のオスは頭だけ黒くなります。
<ワモンダコ@浜諸磯海岸>
また別のワモンダコ。
この個体も大きいです。
<ミサキウバウオ@浜諸磯海岸>
ファニーフェイスのミサキウバウオ。
<サザナミヤッコyg他@浜諸磯海岸>
小さめのサザナミヤッコの幼魚がいました。
<サザナミヤッコyg他@浜諸磯海岸>
良い色、良い模様です。
<サザナミヤッコyg他@浜諸磯海岸>
こっち見んな。
<クサフグyg@浜諸磯海岸>
波打ち際のクサフグ幼魚で終了です。
<クサフグyg@浜諸磯海岸>
目が可愛いですね。
<@浜諸磯海岸>
装備を片付けて、午後の海でのんびり。
<@浜諸磯海岸>
最高に穏やかです。
<@浜諸磯海岸>
<@浜諸磯海岸>
保健センター側も素敵な夕暮れでした。
<リバイバルカフェ@初声>
帰りは134号線沿いにある素敵なエンスージアスティックなカフェ、リバイバルカフェに寄りました。
<リバイバルカフェ@初声>
白いトライアンフのTR4、MGBなど。
お店のオブジェも駐車場のお客さんお車も、どれも一癖ある名車ばかりです。
<リバイバルカフェ@初声>
車庫にもトライアンフなどなど。
<リバイバルカフェ@初声>
50ccのミニカー登録の二台でしょうか。
<リバイバルカフェ@初声>
<リバイバルカフェ@初声>
フォードのボンネットバスは貸し切りの個室になっています。
<リバイバルカフェ@初声>
モーリス・マイナーとミニ・モーク。
<リバイバルカフェ@初声>
TAXI。
<リバイバルカフェ@初声>
母屋は古い蔵を改装した素敵な建物です。
ぱっと見は欧州車屋さんのようです。
<リバイバルカフェ@初声>
1Fは注文カウンター。
<リバイバルカフェ@初声>
エンスーです。
二階は客席で、大きなディスプレイがあってレース画像などが流れています。
<リバイバルカフェ@初声>
今回はボンネットバスの個室へ。
<リバイバルカフェ@初声>
映えるサンドイッチ。
三浦野菜たっぷりでお味も最高です。
<リバイバルカフェ@初声>
ピックまでエンスー。
<リバイバルカフェ@初声>
三浦スカッシュはこだわりのハートランド。
<リバイバルカフェ@初声>
お隣のふわふわスフレパンケーキ。
美味しいに決まってます。
<リバイバルカフェ@初声>
日が暮れてからの雰囲気もまた最高です。
<リバイバルカフェ@初声>
ストーブ付きのデッキでくつろぐ常連さん方。
ものすごく良さげです。
<リバイバルカフェ@初声>
終了です。
今月末には二回目のワクチン接種が終わりますので、もうちょっとコロナが収まったらまたお邪魔したいです。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:191116 Snorkeling & Beach Cleaning @ HAMAMOROISO Beach / MIURA Peninsula
過去の三浦半島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。
浜諸磯、諸磯埼灯台のGoogleMapはこちらです。
D
20200724-26(26) 八丈島・伊豆諸島スキンダイビングツアー行/八丈の夜明けと橘丸クルーズ の事
2020/07/24-26
伊豆諸島の八丈島へスキンダイビングのツアーに行ってきました。
7/26、最終日の船旅他の様子をアップします。
八丈島までは、東京から南へ280km。大型船で片道10時間、飛行機で1時間です。
大島航路の船と距離で言えば倍は遠いのですが、途中寄港する島が少ないので、所要時間的にはあまり変わりません。
前日夜に出港して、寝ている間に到着できるので、思ったより近い島です。
素潜り的には、黒潮直撃の離島ならではの海の良さは言うまでもありません。透明度50mの世界です。
ただ、完全な火山島で、サンゴ礁の島ではないため、海は沿岸からすぐに深くなります。潮流も大変に激しいので、一般遊泳に向いているのは、底土港や八重根港、藍ヶ江港など、防波堤で守られた水域がメインになります。
関東最強のダイビングポイントとして名高いナズマドなど、外洋に面したポイントは、条件が相当に穏やかな場合のみに入れる感じです。
今回は風の関係で、島北東にある底土海水浴場だけで潜ることになりました。
フェリーの着く底土港のすぐ隣りにあり、防波堤で500m×250mほどの海域が囲われています。そのため、いつでも穏やかに泳ぐことができるポイントです。
特徴はなんと行っても、浅瀬から広がるエンタクミドリイシの大群生です。
その規模は沖縄の離島に匹敵するほど。初見の方は間違いなく感動するレベルだと思います。
そのサンゴの海にはアオウミガメが多数生息しています。
その遭遇率は100%以上と言われるほど。2月のオフシーズンには三桁に達しました。オンシーズンの今回でも10頭以上と一緒に泳げました。
魚影も素晴らしかったです。
サンゴの間にはチョウチョウウオ類やヤッコ類などの季節回遊魚もたくさん。
遊泳ブイの外まで出ると、視界を覆い隠すほどのニザダイの大群など、離島らしい風景が見られました。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ KAMINATO-KOU Port, SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(26) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
過去の伊豆諸島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。
<八丈島観光マップ>
八丈島観光協会ホームページからお借りしたpdfマップです。
<@かいぎしょ2020年4月号より>
八丈島について副業の旅行記事で扱ったのでこちらにも転載しておきます。
ご参考下さい。
おじゃりやれ(いらっしゃい)常春の島、八丈島
八丈富士、黒潮の海、ヘゴの森 他
東京都伊豆諸島 八丈島
1,280段の階段を越え、854mの山頂に到達しました。亜熱帯の森に覆われたカルデラ、振り返ると紺碧の太平洋。絶海の孤島、八丈島に聳える、八丈富士ならではの絶景です。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の八丈島を訪れました。都心から南へ280km。黒潮の影響を強く受ける八丈島は、冬でも温暖な「常春の島」と呼ばれています。山手線の円内とほぼ同じ面積を持ち、2つの火山が合体した、ひょうたんのような姿をしています。
八丈島へのアクセスは、羽田から飛行機でたったの1時間。大型客船でも片道10時間。往路は船で寝ている間に到着。帰路は空路でサクッと帰宅。手軽に行ける、週末離島リゾートとして再注目されています。杉が格段に少ないので、辛い花粉症が楽になるメリットも…
亜熱帯の島の自然を楽しめる、各種アクティビティも充実しています。八丈富士登山の他、国の天然記念物に指定されている、貴重な大型のシダ植物、ヘゴの森トレッキングなど、ガイドツアーがおすすめです。
ダイビングやシュノーケリングも大変盛んです。黒潮が直撃するため、透明度は素晴らしく、真冬でも水温は20度前後。貴重な固有種も多数見られます。中でもアオウミガメの多さは、遭遇率200%と言われるほどです。
更にここ数年、11月から4月にかけて島周辺で多くのザトウクジラの来遊が確認されています。取材日も到着直後に数頭のクジラを岸から目撃。素潜り時には、海中に響き渡るクジラの歌声を聞きながら、沢山のウミガメと一緒に泳ぐという、貴重な体験ができました。
八丈島には七つの温泉が点在しています。絶景の露天風呂、ジャングルの中の秘境風呂など、バリエーション豊かに楽しめます。
地魚、島寿司、くさや、明日葉、パッションフルーツ…通をうならせる、島グルメも目白押しです。特に名産の島焼酎との相性は抜群。ぜひお試しください。
◦アクセス
【大型船】 竹芝客船ターミナル→東海汽船橘丸→八丈島底土港
【飛行機】 羽田空港→ANA→八丈島空港
◦キャプション
①:八丈富士お鉢巡り
②:底土海岸テーブルサンゴ大群生とアオウミガメ
③亜熱帯のジャングル、ヘゴの森トレッキング
④:島寿司と島焼酎、16年樽熟成の坂下酒造「ジョナリー」は上質なバーボンに匹敵します
文末:ザトウクジラの尾びれ
(八丈島観光協会:☎04996-2-1377)
◦東海汽船:☎03-5472-9999
◦ANA国内線:☎0570-029-222
<@大阪トンネル・八丈島>
最終日になりました。
朝4時に起きて朝日を見に行きます。
<@神湊・八丈島>
東海岸に出ましたが、ちょっと雲が多いですね。
<@神湊・八丈島>
AM4:45。
神湊港の東隣りの溶岩海岸で日の出を待ちます。
<@神湊・八丈島>
AM4:55。
太陽が顔を出しました。
<@神湊・八丈島>
AM4:57。
パックマンと太陽。
<@神湊・八丈島>
私も撮ってもらえばよかったです。
<@神湊・八丈島>
八丈オリエンタルリゾートに朝日が反射しています。
<@神湊・八丈島>
AM5:03。
思ったより良い朝焼けになりました。
<@神湊・八丈島>
オリエンタルリゾートはもはや神々しいほどに。
<@神湊・八丈島>
溶岩と脚長効果。
<@神湊・八丈島>
八丈富士は傘をかぶったまま。
いまのところ三日間顔は見えません。
<@神湊・八丈島>
AM5:07。
ジューッ。
<@奥山次男商店・八丈島>
早朝からオープンしている漁師さん御用達の売店でお土産他をゲットします。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
ガーデン荘さんに帰ってきました。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
大きなヘゴに囲まれたお宿です。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
ジャングル。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
八丈料理の名手、女将のえいこばさん(栄子おばあさん)のイラストです。
伊豆諸島の新聞、東京七島新聞にも連載をお持ちの八丈位置の有名人です。
この一年だけでも、全国放送で何度も拝見しています。
<@大阪トンネル展望台・八丈島>
9時過ぎの船に乗るため、底土港へ向かいます。
<@底土港・八丈島>
底土港から見る八丈富士。
最終日にして初めて山頂が見えそうです。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
旅客船ターミナルで時間調整。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
八丈島の魚介類。
ナメモンガラ(トミメ)を食してみたいです。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
展望台から見る底土海水浴場。
穏やかな凪です。帰る日が一番コンディション良さそうに見えるパターンですね。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
帰りの橘丸が入ってきました。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
180度ターン。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
相変わらず見事な操船です。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
9:50、出港です。
<@橘丸・八丈島>
あ!最後の最後で八丈富士の山頂が見えました。
<@橘丸・八丈島>
お世話になりました。
また来ます。
<@橘丸・八丈島>
遠くなってゆく八丈島。
左から三原山、八丈富士、八丈小島です。
<@橘丸・八丈島>
八丈富士に素敵な傘。
<@橘丸・八丈島>
を、トビウオが飛んでいます。
<@橘丸・八丈島>
無数に飛び交っていたのですが、私の装備ではこれが限界でした。
超望遠レンズがほしいです。
<@橘丸・御蔵島>
八丈を出て2時間半。御蔵島が見えてきました。
<@橘丸・御蔵島>
もの凄い雲です。
<@橘丸・御蔵島>
御蔵島の周囲は断崖絶壁から、直接海に注ぐ白滝。
<@橘丸・御蔵島>
御蔵島港停泊中に、ほぼ100%であるアオウミガメ。
イルカはまだ見たことがないのが残念です。
<@橘丸・三宅島>
13:00。 三宅島の沖にある大野原島が見えます。
<@橘丸・東京湾>
18:30。 船室で仮眠している間に東京湾戻ってきました。
<@橘丸・東京湾>
富津岬の有名な展望台が見えます。
<@橘丸・東京湾>
第二海堡と木更津のコンビナート。
<@橘丸・東京湾>
<@橘丸・東京湾>
19:00。
横浜の街の灯りが見えてきました。
<@新橋>
21:00。
東京に到着。緊急事態宣言ではなかったのですが、誰もいない新橋駅前です。
<@川崎>
島土産で終了です。
八丈島は海はもちろん、山の自然も大変に豊か。人もグルメおすすめの素敵な島です。
コロナが収まったらまたすぐにでもお邪魔したいですね。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ KAMINATO-KOU Port, SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(26) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
過去の伊豆諸島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。
20200724-26(25) 八丈島・伊豆諸島スキンダイビングツアー行/神湊港・底土海水浴場スキン、八丈一周ドライブ他 の事
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
2020/07/24-26
伊豆諸島の八丈島へスキンダイビングのツアーに行ってきました。
二日目、7/25の神湊港、底土海水浴場でのスキンダイビングと、レンタカーで回った、南原千畳岩海岸、ナズマド、長友ロード、登龍峠、末吉温泉見晴らしの湯などの様子をアップします。
八丈島までは、東京から南へ280km。大型船で片道10時間、飛行機で1時間です。
大島航路の船と距離で言えば倍は遠いのですが、途中寄港する島が少ないので、所要時間的にはあまり変わりません。
前日夜に出港して、寝ている間に到着できるので、思ったより近い島です。
素潜り的には、黒潮直撃の離島ならではの海の良さは言うまでもありません。透明度50mの世界です。
ただ、完全な火山島で、サンゴ礁の島ではないため、海は沿岸からすぐに深くなります。潮流も大変に激しいので、一般遊泳に向いているのは、底土港や八重根港、藍ヶ江港など、防波堤で守られた水域がメインになります。
関東最強のダイビングポイントとして名高いナズマドなど、外洋に面したポイントは、条件が相当に穏やかな場合のみに入れる感じです。
今回は風の関係で、島北東にある底土海水浴場だけで潜ることになりました。
フェリーの着く底土港のすぐ隣りにあり、防波堤で500m×250mほどの海域が囲われています。そのため、いつでも穏やかに泳ぐことができるポイントです。
特徴はなんと行っても、浅瀬から広がるエンタクミドリイシの大群生です。
その規模は沖縄の離島に匹敵するほど。初見の方は間違いなく感動するレベルだと思います。
そのサンゴの海にはアオウミガメが多数生息しています。
その遭遇率は100%以上と言われるほど。2月のオフシーズンには三桁に達しました。オンシーズンの今回でも10頭以上と一緒に泳げました。
魚影も素晴らしかったです。
サンゴの間にはチョウチョウウオ類やヤッコ類などの季節回遊魚もたくさん。
遊泳ブイの外まで出ると、視界を覆い隠すほどのニザダイの大群など、離島らしい風景が見られました。
場 所:八丈島・神湊港、底土海水浴場
日 時:20200725 11:00〜15:00
天 候:雨のち晴れ後雨
気 温:26〜27℃
水 温:26〜27℃
波 高:無し
風 :南南西5.1〜5.9m
透明度:神湊港 10m以上
底土 20〜50m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
INON D-2000 Type4
INON UWL-H100 28M67 type2
INON UCL-165M67
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flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ KAMINATO-KOU Port, SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(26) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
過去の伊豆諸島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。
<八丈島観光マップ>
八丈島観光協会ホームページからお借りしたpdfマップです。
<@かいぎしょ2020年4月号より>
八丈島について副業の旅行記事で扱ったのでこちらにも転載しておきます。
ご参考下さい。
おじゃりやれ(いらっしゃい)常春の島、八丈島
八丈富士、黒潮の海、ヘゴの森 他
東京都伊豆諸島 八丈島
1,280段の階段を越え、854mの山頂に到達しました。亜熱帯の森に覆われたカルデラ、振り返ると紺碧の太平洋。絶海の孤島、八丈島に聳える、八丈富士ならではの絶景です。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の八丈島を訪れました。都心から南へ280km。黒潮の影響を強く受ける八丈島は、冬でも温暖な「常春の島」と呼ばれています。山手線の円内とほぼ同じ面積を持ち、2つの火山が合体した、ひょうたんのような姿をしています。
八丈島へのアクセスは、羽田から飛行機でたったの1時間。大型客船でも片道10時間。往路は船で寝ている間に到着。帰路は空路でサクッと帰宅。手軽に行ける、週末離島リゾートとして再注目されています。杉が格段に少ないので、辛い花粉症が楽になるメリットも…
亜熱帯の島の自然を楽しめる、各種アクティビティも充実しています。八丈富士登山の他、国の天然記念物に指定されている、貴重な大型のシダ植物、ヘゴの森トレッキングなど、ガイドツアーがおすすめです。
ダイビングやシュノーケリングも大変盛んです。黒潮が直撃するため、透明度は素晴らしく、真冬でも水温は20度前後。貴重な固有種も多数見られます。中でもアオウミガメの多さは、遭遇率200%と言われるほどです。
更にここ数年、11月から4月にかけて島周辺で多くのザトウクジラの来遊が確認されています。取材日も到着直後に数頭のクジラを岸から目撃。素潜り時には、海中に響き渡るクジラの歌声を聞きながら、沢山のウミガメと一緒に泳ぐという、貴重な体験ができました。
八丈島には七つの温泉が点在しています。絶景の露天風呂、ジャングルの中の秘境風呂など、バリエーション豊かに楽しめます。
地魚、島寿司、くさや、明日葉、パッションフルーツ…通をうならせる、島グルメも目白押しです。特に名産の島焼酎との相性は抜群。ぜひお試しください。
◦アクセス
【大型船】 竹芝客船ターミナル→東海汽船橘丸→八丈島底土港
【飛行機】 羽田空港→ANA→八丈島空港
◦キャプション
①:八丈富士お鉢巡り
②:底土海岸テーブルサンゴ大群生とアオウミガメ
③亜熱帯のジャングル、ヘゴの森トレッキング
④:島寿司と島焼酎、16年樽熟成の坂下酒造「ジョナリー」は上質なバーボンに匹敵します
文末:ザトウクジラの尾びれ
(八丈島観光協会:☎04996-2-1377)
◦東海汽船:☎03-5472-9999
◦ANA国内線:☎0570-029-222
<アオウミガメ他@底土海水浴場・八丈島(動画)>
底土海岸のごく浅瀬で若いアオウミガメと一緒に泳げました。
この二日間で10尾以上のアオウミガメを見ることができました。カメと泳ぐなら八丈島ですね。
<ミカドウミウシ他@底土海水浴場・八丈島(動画)>
この日も綺麗なミカドウミウシがいました。
泳ぐウミウシとして有名で、Spanish Dancerの英名通り華麗な泳ぎを見せてくれています。
ド派手な色彩のせいか、見かけたヤマブキベラなどが集まってきますが、ウミウシであることに気がつくとすぐに諦めています。
ちゃんと食べられないのをわかっているのでしょうか。
<ヤッコエイ他@底土海水浴場・八丈島(動画)>
底土海岸の浅瀬でヤッコエイと会いました。
目の上に黒い帯状のマークが有るのがポイントです。しばらく一緒に泳げました。
<バブルリング@底土海水浴場・八丈島(動画)>
バブルリングの練習。流れが強いこともあってなかなかうまく行きません。
最後になんとか一つ作れました。
<@ガーデン荘・八丈島>
素敵な朝ごはんで二日目スタートです。
<ゴマダラカミキリ他@ガーデン荘・八丈島>
朝はちょっと雨が降っていました。
<ゴマダラカミキリ他@ガーデン荘・八丈島>
久しぶりに見たゴマダラカミキリ。
<八丈小島@大阪トンネル・八丈島>
レンタカーで島南西部にある宿から、島北部にあるナズマドを目指します。
雨は止みましたが、大阪トンネルから見る八丈小島はまだ雲をかぶっていました。
<宇喜多秀家と豪姫@南原千畳岩海岸・八丈島>
島中央西岸の南原千畳岩海岸に到着。
八丈島の流人レジェンド、宇喜多秀家と豪姫が故郷の四国方面を見つめています。
<宇喜多秀家と豪姫@南原千畳岩海岸・八丈島>
晴れていれば彼らの背後に八丈富士がどーんと鎮座しています。
1600年の関ヶ原の戦いで敗れた宇喜多秀家は、1606年八丈島へ島流しになりました。
正室の豪姫は動向を許されず、実家の金沢へ。その後一度も会うことはありませんでした。
秀家は1616年の徳川家康の死後、島流しを許されましたが、八丈島を気に入ったのか本土には戻らず、1955年84歳の長寿を全うしました。
<アマミサソリモドキ@南原千畳岩海岸・八丈島>
レンタカーから降りようと足を踏み降ろしたそのすぐ横にガサガサッと現れたアマミサソリモドキ。
正直ひっくり返りそうになるくらいびっくりしました。
サソリモドキという名前ですが、クモの仲間です。アマミとあるように、本来は奄美諸島周辺の生き物ですが、八丈島に移入されたソテツなどについてきて住み着いたそうです。
サソリのように毒針は持たないのですが、強力なハサミを持ち、肛門から強烈な酢酸を噴出。皮膚につくと炎症、目に入ると大被害だとか…むしろこっちのほうが怖いです。
<@南原千畳岩海岸・八丈島>
南原千畳敷は1605年に噴火した八丈富士の溶岩で作られた岩海岸です。
地質的にはつい最近、たった400年前の真っ黒な火山岩で、長さ500m、幅100mほどが覆われています。
<@南原千畳岩海岸・八丈島>
カモメが集まっていました。
<@南原千畳岩海岸・八丈島>
巨人が襲撃。奇行種ですね。
<@南原千畳岩海岸・八丈島>
異観です。
<@南原千畳岩海岸・八丈島>
唯一多肉植物が根付いていました。
<@南原千畳岩海岸・八丈島>
ナイスな看板。
営業時間外なのが残念でした。
<八丈小島@ナズマド・八丈島>
島北部にあるナズマドに到着。
7km先に八丈小島を臨む、関東最強と呼ばれるダイビングポイントです。
魚影も潮流も八丈島で随一。ザトウクジラ、シュモクザメ、マンタ、イソマグロなど大物も登場するそうです。
<@ナズマド・八丈島>
できれば泳ぎたかったのですが、荒れ気味なので断念しました。
外洋に面したポイントなので、特に素潜りでは相当に穏やかな日でないと厳しいようです。
<ウニ@ナズマド・八丈島>
ウニ殻発見。
<@ナズマド・八丈島>
真新しい断層面がありました。
最近崩れたのでしょうか。
<@ナズマド・八丈島>
急坂を登って八丈一周道路に戻ります。
<@大越鼻展望台・八丈島>
ナズマドから少し北、大越鼻灯台の見える大越鼻展望台に来ました。
八丈島の西北端になります。
<@大越鼻展望台・八丈島>
西には八丈小島が見えます。
<@大越鼻展望台・八丈島>
八丈殿様。
<@長友ロード・八丈島>
八丈富士の北側、八丈一周道路から八丈富士に登る長い坂道は、日本代表の長友佑都選手が自主トレをされた、長友ロードです。
<カラスアゲハ@長友ロード・八丈島>
昨晩の雨をなめているカラスアゲハ。
<カラスアゲハ@長友ロード・八丈島>
見事な羽根です。
<@リードパークリゾート・八丈島>
船からよく見える赤い屋根のホテル、リードパークリゾート。
道路を挟んだ海側の牧場にはジャージー牛たちが。その奥には東京方面へ向かう東海汽船の橘丸が見えています。
<@リードパークリゾート・八丈島>
牛も見送っています。
<@リードパークリゾート・八丈島>
生まれたばかりの仔牛もいました。
<@神湊港・八丈島>
島中央の北岸、底土海水浴場の西隣にある神湊港。
八丈特有の双胴船、サバニが停まっています。ダイビングの船のようですね。
<@神湊港・八丈島>
ムロアジかな?
<@神湊港・八丈島>
離島のターレ。
<@神湊港・八丈島>
神湊港にも遊泳ポイントがあります。
頑丈な防波堤に幾重にも守られていて、八丈島で一番穏やかなポイントです。
<@神湊港・八丈島>
頑丈な防波堤に幾重にも守られていて、八丈島で一番穏やかなポイントです。
<@神湊港・八丈島>
水底から八丈富士の湧水が吹き出す噴出口がいくつかありました。
<@神湊港・八丈島>
海水よりも相当冷たいので、温度差で煙のようになっています。
<ツノダシ群れ他@神湊港・八丈島>
沖に出るとツノダシなどが群れていました。
<ツノダシ群れ他@神湊港・八丈島>
フウライチョウチョウウオ、ミギマキ、おじさん、ヒメフエダイ、チョウチョウウオ、ナガニザ、ニセカンランハギ、イシガキダイなども見えます。
<ネズミフグ他@神湊港・八丈島>
大きなネズミフグも。
この先は航路のため出られません。
<大コモンヤドカリ他@神湊港・八丈島>
30㎝はある巨大なコモンヤドカリがいました。
<巨大タイヤ他@神湊港・八丈島>
巨大なタイヤも。
神湊港はこれくらいにして、隣りの底土海水浴場へ移動します。
<ミナミハコフグyg@底土海水浴場・八丈島>
底土に移って最初に出会ったミナミハコフグの幼魚。
可愛いですが、なんて顔でしょうか。
<ワモンダコ@底土海水浴場・八丈島>
サンゴの間にワモンダコ。
<ワモンダコ@底土海水浴場・八丈島>
記念撮影にご協力願いました。
<ワモンダコ@底土海水浴場・八丈島>
若干ご立腹。
<ワモンダコ@底土海水浴場・八丈島>
新型ダイビングコンピューター。
<ヤマブキベラ他@底土海水浴場・八丈島>
飛ぶヤマブキベラ。
<@底土海水浴場・八丈島>
堤防先のドロップオフ。
<イバラカンザシ他@底土海水浴場・八丈島>
カラフルなイバラカンザシ。
<イバラカンザシ@底土海水浴場・八丈島>
クリスマスツリーのようなカラフルな物体は、ゴカイの仲間のエラです。
呼吸の他に、このエラに引っかかったプランクトンを捕食します。
本体はサンゴに穴を開けて潜んでいます。
<イバラカンザシ@底土海水浴場・八丈島>
ルリホシスズメダイの成体。
その名の通りの美しさです。
<イバラカンザシ@底土海水浴場・八丈島>
愉快な表情のメガネゴンベもいました。
<セダカギンポ@底土海水浴場・八丈島>
こちらも愉快なセダカギンポ。
ピンク色のサンゴは、おそらく白化減少の一種で、派手な色になることで、日光を反射して高温に対処しているのだそうです。
<セダカギンポ@底土海水浴場・八丈島>
10cm以上になるかなり大きめのギンポの仲間です。
<ブチススキベラ他@底土海水浴場・八丈島>
ブチススキベラの成体もいました。
幼魚は枯れ葉のような姿ですが、やや大きくなるとになるとシックな水玉模様になります。
完全な制御になると、全身緑でヒレが鮮やかな水色の姿になります。
<アオノメハタ@底土海水浴場・八丈島>
サンゴの下から覗いているのは、アオノメハタです。
<アオノメハタ@底土海水浴場・八丈島>
キレイな模様で大好きなのですが、結構シャイです。
<アオノメハタ@底土海水浴場・八丈島>
と思ったら全身出てきてくれました。
<アオノメハタ@底土海水浴場・八丈島>
真上は比較的死角です。
<アオノメハタ@底土海水浴場・八丈島>
こっち見んな。
<ツノダシ他@底土海水浴場・八丈島>
ツノダシ通過。
<ツブツブコイボウミウシ@底土海水浴場・八丈島>
ツブツブコイボウミウシ。
八丈島といえばウミウシのメッカでもあります。
<コイボウミウシ@底土海水浴場・八丈島>
こちらはノーマルのコイボウミウシ。
ツブツブとそっくりですが、触覚が黒白のツートンになっているのがツブツブ。黒一色がノーマルで見分けられます。
<パイナップルウミウシ@底土海水浴場・八丈島>
ちょっとめずらしいパイナップルウミウシ。
<アワビ@底土海水浴場・八丈島>
ウミウシ探しの副産物、立派なアワビ。
<メガネゴンベ@底土海水浴場・八丈島>
こっち見んな。
<メガネゴンベ@底土海水浴場・八丈島>
こっち見んなって。
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
小さめのアオウミガメがいました。
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
一緒に泳いでくれます。
<アオウミガメ他@底土海水浴場・八丈島>
大きなヤマブキベラも一緒に。
<アオウミガメ他@底土海水浴場・八丈島>
ニザダイの群れも現れました。
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
一呼吸。
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
潜航。
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
一休み。
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
水着でも余裕でウミガメと泳げます。
<アオウミガメ@底土海水浴場・八丈島>
沖へ去ってゆきました。
<ソメワケベラ@底土海水浴場・八丈島>
元祖ソメワケベラ。
<サザナミヤッコyg他@底土海水浴場・八丈島>
綺麗なサザナミヤッコの幼魚がいました。
<サザナミヤッコyg他@底土海水浴場・八丈島>
オトヒメエビとケヤリと一緒。
<ヤッコエイ@底土海水浴場・八丈島>
大きめのヤッコエイもいました。
<ヤッコエイ@底土海水浴場・八丈島>
目を覆う黒い帯と青点が特徴です。
<ヤッコエイ@底土海水浴場・八丈島>
青点はもっと目立つ個体もいるそうです。
<ヤッコエイ@底土海水浴場・八丈島>
この距離だと沢山青点があるのがわかります。
<ヤッコエイ@底土海水浴場・八丈島>
ちょっと怪我がありますね。
お大事に。
<クロハコフグ@底土海水浴場・八丈島>
サンゴの下に綺麗なクロハコフグがいました。
<クロハコフグ@底土海水浴場・八丈島>
こっち見んな。
<クロハコフグ@底土海水浴場・八丈島>
見たかったので嬉しいです。
<ヤリカタギ群れ@底土海水浴場・八丈島>
帰り際にヤリカタギの群れが見られました。
<@底土海水浴場・八丈島>
15:00を過ぎ、電池も切れたので本日の入水終了です。
<@八丈オリエンタルリゾートホテル・八丈島>
日本三大廃墟、八丈オリエンタルリゾートホテルの前を通過。
<@八丈島ジャージーカフェ・八丈島>
スーパーあさぬまさんの隣りにある八丈島ジャージーカフェでおやつタイム。
コロナを遠慮してテイクアウトにしようと思ったのですが、貸し切りだったのでお席でどうぞと。ありがとうございます。
<@八丈島ジャージーカフェ・八丈島>
ジャージー牛のミルクを使ったソフトクリームは本当に濃厚です。
機会があったら是非。
<@登龍峠・八丈島>
せっかくなので八丈一周道路をコンプリートしてみることにします。
島東岸中央の底土海岸から、南東の登龍峠(のぼりょう)へ。
<@登龍峠・八丈島>
展望台から島北部が一望です。
フェリーのつく底土港、そのひとつ奥の底土海水浴場、さらに奥に神湊港。
八丈富士はまだ傘をかぶっています。
<@登龍峠・八丈島>
親切なマップ有り。
<@登龍峠・八丈島>
底土海水浴場で泳ぐ人も見えますね。
<@末吉・八丈島>
島猫様。
<@八丈島灯台・八丈島>
島の南東の端にある八丈島灯台に到達しました。
高さ16.7m、昭和26年(1951)建造だそうです。
<@末吉温泉みはらしの湯・八丈島>
灯台の隣には、末吉温泉みはらしの湯があります。
<@末吉温泉みはらしの湯・八丈島>
その名の通り、素晴らしい眺望です。
<@末吉温泉みはらしの湯・八丈島>
他のお客さんがいらっしゃったので露天風呂は撮れませんでした。
代わりに休憩スペースにある浅い池で雰囲気だけでも。
<@大坂トンネル展望台・八丈島>
ガーデン荘でテイクアウトの晩御飯をいただいて、大阪トンネルの夕日を見に来たのですが…びっくりするくらいの曇天でした。
これはこれですごいです。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
今日も素晴らしいクオリティでした。
お魚も揚げ物も最高。副菜の煮物類もとても美味しいです。
<@八重根港・八丈島>
港猫集会の方はお休みのようです。
最終日に続きます。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ KAMINATO-KOU Port, SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(26) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
過去の伊豆諸島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。