20200724-26(26) 八丈島・伊豆諸島スキンダイビングツアー行/八丈の夜明けと橘丸クルーズ の事
2020/07/24-26
伊豆諸島の八丈島へスキンダイビングのツアーに行ってきました。
7/26、最終日の船旅他の様子をアップします。
八丈島までは、東京から南へ280km。大型船で片道10時間、飛行機で1時間です。
大島航路の船と距離で言えば倍は遠いのですが、途中寄港する島が少ないので、所要時間的にはあまり変わりません。
前日夜に出港して、寝ている間に到着できるので、思ったより近い島です。
素潜り的には、黒潮直撃の離島ならではの海の良さは言うまでもありません。透明度50mの世界です。
ただ、完全な火山島で、サンゴ礁の島ではないため、海は沿岸からすぐに深くなります。潮流も大変に激しいので、一般遊泳に向いているのは、底土港や八重根港、藍ヶ江港など、防波堤で守られた水域がメインになります。
関東最強のダイビングポイントとして名高いナズマドなど、外洋に面したポイントは、条件が相当に穏やかな場合のみに入れる感じです。
今回は風の関係で、島北東にある底土海水浴場だけで潜ることになりました。
フェリーの着く底土港のすぐ隣りにあり、防波堤で500m×250mほどの海域が囲われています。そのため、いつでも穏やかに泳ぐことができるポイントです。
特徴はなんと行っても、浅瀬から広がるエンタクミドリイシの大群生です。
その規模は沖縄の離島に匹敵するほど。初見の方は間違いなく感動するレベルだと思います。
そのサンゴの海にはアオウミガメが多数生息しています。
その遭遇率は100%以上と言われるほど。2月のオフシーズンには三桁に達しました。オンシーズンの今回でも10頭以上と一緒に泳げました。
魚影も素晴らしかったです。
サンゴの間にはチョウチョウウオ類やヤッコ類などの季節回遊魚もたくさん。
遊泳ブイの外まで出ると、視界を覆い隠すほどのニザダイの大群など、離島らしい風景が見られました。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ KAMINATO-KOU Port, SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(26) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
過去の伊豆諸島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。
<八丈島観光マップ>
八丈島観光協会ホームページからお借りしたpdfマップです。
<@かいぎしょ2020年4月号より>
八丈島について副業の旅行記事で扱ったのでこちらにも転載しておきます。
ご参考下さい。
おじゃりやれ(いらっしゃい)常春の島、八丈島
八丈富士、黒潮の海、ヘゴの森 他
東京都伊豆諸島 八丈島
1,280段の階段を越え、854mの山頂に到達しました。亜熱帯の森に覆われたカルデラ、振り返ると紺碧の太平洋。絶海の孤島、八丈島に聳える、八丈富士ならではの絶景です。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の八丈島を訪れました。都心から南へ280km。黒潮の影響を強く受ける八丈島は、冬でも温暖な「常春の島」と呼ばれています。山手線の円内とほぼ同じ面積を持ち、2つの火山が合体した、ひょうたんのような姿をしています。
八丈島へのアクセスは、羽田から飛行機でたったの1時間。大型客船でも片道10時間。往路は船で寝ている間に到着。帰路は空路でサクッと帰宅。手軽に行ける、週末離島リゾートとして再注目されています。杉が格段に少ないので、辛い花粉症が楽になるメリットも…
亜熱帯の島の自然を楽しめる、各種アクティビティも充実しています。八丈富士登山の他、国の天然記念物に指定されている、貴重な大型のシダ植物、ヘゴの森トレッキングなど、ガイドツアーがおすすめです。
ダイビングやシュノーケリングも大変盛んです。黒潮が直撃するため、透明度は素晴らしく、真冬でも水温は20度前後。貴重な固有種も多数見られます。中でもアオウミガメの多さは、遭遇率200%と言われるほどです。
更にここ数年、11月から4月にかけて島周辺で多くのザトウクジラの来遊が確認されています。取材日も到着直後に数頭のクジラを岸から目撃。素潜り時には、海中に響き渡るクジラの歌声を聞きながら、沢山のウミガメと一緒に泳ぐという、貴重な体験ができました。
八丈島には七つの温泉が点在しています。絶景の露天風呂、ジャングルの中の秘境風呂など、バリエーション豊かに楽しめます。
地魚、島寿司、くさや、明日葉、パッションフルーツ…通をうならせる、島グルメも目白押しです。特に名産の島焼酎との相性は抜群。ぜひお試しください。
◦アクセス
【大型船】 竹芝客船ターミナル→東海汽船橘丸→八丈島底土港
【飛行機】 羽田空港→ANA→八丈島空港
◦キャプション
①:八丈富士お鉢巡り
②:底土海岸テーブルサンゴ大群生とアオウミガメ
③亜熱帯のジャングル、ヘゴの森トレッキング
④:島寿司と島焼酎、16年樽熟成の坂下酒造「ジョナリー」は上質なバーボンに匹敵します
文末:ザトウクジラの尾びれ
(八丈島観光協会:☎04996-2-1377)
◦東海汽船:☎03-5472-9999
◦ANA国内線:☎0570-029-222
<@大阪トンネル・八丈島>
最終日になりました。
朝4時に起きて朝日を見に行きます。
<@神湊・八丈島>
東海岸に出ましたが、ちょっと雲が多いですね。
<@神湊・八丈島>
AM4:45。
神湊港の東隣りの溶岩海岸で日の出を待ちます。
<@神湊・八丈島>
AM4:55。
太陽が顔を出しました。
<@神湊・八丈島>
AM4:57。
パックマンと太陽。
<@神湊・八丈島>
私も撮ってもらえばよかったです。
<@神湊・八丈島>
八丈オリエンタルリゾートに朝日が反射しています。
<@神湊・八丈島>
AM5:03。
思ったより良い朝焼けになりました。
<@神湊・八丈島>
オリエンタルリゾートはもはや神々しいほどに。
<@神湊・八丈島>
溶岩と脚長効果。
<@神湊・八丈島>
八丈富士は傘をかぶったまま。
いまのところ三日間顔は見えません。
<@神湊・八丈島>
AM5:07。
ジューッ。
<@奥山次男商店・八丈島>
早朝からオープンしている漁師さん御用達の売店でお土産他をゲットします。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
ガーデン荘さんに帰ってきました。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
大きなヘゴに囲まれたお宿です。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
ジャングル。
<@民宿ガーデン荘・八丈島>
八丈料理の名手、女将のえいこばさん(栄子おばあさん)のイラストです。
伊豆諸島の新聞、東京七島新聞にも連載をお持ちの八丈位置の有名人です。
この一年だけでも、全国放送で何度も拝見しています。
<@大阪トンネル展望台・八丈島>
9時過ぎの船に乗るため、底土港へ向かいます。
<@底土港・八丈島>
底土港から見る八丈富士。
最終日にして初めて山頂が見えそうです。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
旅客船ターミナルで時間調整。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
八丈島の魚介類。
ナメモンガラ(トミメ)を食してみたいです。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
展望台から見る底土海水浴場。
穏やかな凪です。帰る日が一番コンディション良さそうに見えるパターンですね。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
帰りの橘丸が入ってきました。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
180度ターン。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
相変わらず見事な操船です。
<@底土港旅客船ターミナル・八丈島>
9:50、出港です。
<@橘丸・八丈島>
あ!最後の最後で八丈富士の山頂が見えました。
<@橘丸・八丈島>
お世話になりました。
また来ます。
<@橘丸・八丈島>
遠くなってゆく八丈島。
左から三原山、八丈富士、八丈小島です。
<@橘丸・八丈島>
八丈富士に素敵な傘。
<@橘丸・八丈島>
を、トビウオが飛んでいます。
<@橘丸・八丈島>
無数に飛び交っていたのですが、私の装備ではこれが限界でした。
超望遠レンズがほしいです。
<@橘丸・御蔵島>
八丈を出て2時間半。御蔵島が見えてきました。
<@橘丸・御蔵島>
もの凄い雲です。
<@橘丸・御蔵島>
御蔵島の周囲は断崖絶壁から、直接海に注ぐ白滝。
<@橘丸・御蔵島>
御蔵島港停泊中に、ほぼ100%であるアオウミガメ。
イルカはまだ見たことがないのが残念です。
<@橘丸・三宅島>
13:00。 三宅島の沖にある大野原島が見えます。
<@橘丸・東京湾>
18:30。 船室で仮眠している間に東京湾戻ってきました。
<@橘丸・東京湾>
富津岬の有名な展望台が見えます。
<@橘丸・東京湾>
第二海堡と木更津のコンビナート。
<@橘丸・東京湾>
<@橘丸・東京湾>
19:00。
横浜の街の灯りが見えてきました。
<@新橋>
21:00。
東京に到着。緊急事態宣言ではなかったのですが、誰もいない新橋駅前です。
<@川崎>
島土産で終了です。
八丈島は海はもちろん、山の自然も大変に豊か。人もグルメおすすめの素敵な島です。
コロナが収まったらまたすぐにでもお邪魔したいですね。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(24) Snorkeling Tour @ SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(25) Snorkeling Tour @ KAMINATO-KOU Port, SOKODO Beach/ HACHIJO-JIMA Island
flickrアルバム:200724-26(26) Snorkeling Tour @ HACHIJO-JIMA Island
過去の伊豆諸島のスキンダイビング行のエントリーはこちらです。