20200321 城山かたくりの里@相模原行/やっぱりフルサイズ の事
<カタクリ@城山かたくりの里>
2022/03/21
毎年恒例の相模原市にある城山かたくりの里へ行ってきました。
神奈川の花の名所100選・神奈川県相模原市緑区川尻|城山かたくりの里HP
城山かたくりの里は春(3月中旬~4月下旬)にのみ限定公開される、個人所有の山林です。
「かながわの花の名所100選」に数えられる園内は、カタクリや雪割草、福寿草、節分草、イチゲなど種々の山野草。桜や梅、ツツジ、ミツマタなどの樹木花で埋め尽くされています。
中でも貴重なのが、レッドリスト(絶滅危惧種)に指定される、山野草の日本カタクリです。
その自生地としては関東随一で、2ヘクタールの園内に30万株以上の規模を誇ります。
珍しいキバナカタクリの群生や、十万株に一株しか咲かない、特別変異種の白花カタクリも複数株見ることができます。
過去に副業の旅行記で扱ったことがありますので、ご参考までに以下へ転載します。
<かいぎしょ2015年4月号>
かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.46
神奈川県相模原市
のんびり里山散歩 春の妖精を探しに
— かながわ花の名所100選・城山かたくりの里限定公開中、厳選釜飯のお店も —
ぽかぽかとのどかな散策路。小高い丘の上は、色とりどりの花が満開。あふれる優しい色彩の海はまるで桃源郷のよう…まさに春爛漫です。そんな陽気に誘われて訪れたのは、大勢のカメラマン。立派な機材を構える彼らの視線の先には、紫の可憐な花々たち。「春の妖精」に例えられる、貴重なカタクリの花が、今を盛りと咲き誇っています。
今回のぶらり旅は、神奈川県の相模原市へ。城山かたくりの里を訪れ、春の里山散策を行いました。
城山かたくりの里はこの季節(3月14日〜4月22日)のみ限定公開される、個人所有の山林です。「かながわの花の名所100選」に数えられる園内は、カタクリや雪割草、福寿草、節分草、イチゲなど種々の山野草。桜や梅、ツツジ、ミツマタなどの樹木花で埋め尽くされています。
中でも貴重なのが、レッドリスト(絶滅危惧種)に指定される、山野草の日本カタクリ。その自生地としては関東随一、2ヘクタールの園内に30万株以上の規模を誇ります。珍しいキバナカタクリの群生や、数万株に一株しか咲かない、特別変異種の白いカタクリを複数見ることが出来るのも、かたくりの里ならでは。シーズン中は春の景色を求めて、多くの観光客、カメラマンが訪れます。
かたくりの里周辺は、高尾山・城山湖・津久井湖を結ぶハイキングコースが整備されています。行程は10km、4時間ほど。これからの季節にピッタリの人気散策コースです。
かたくりの里から城山湖方面へ、ハイキングコースを一キロほど歩くと、川沿いに見えてくる料亭「やな川」。オーダーからじっくり炊き上げる、こだわりの釜めしが売りのお店です。定番のメニューの他に、オススメは季節の釜めし。山菜、あさり、サワラ等など。春の旬の香り・味を楽しむなら今です。
キャプション
①:春の妖精 日本カタクリ
②:園内はまさに桃源郷
③:関東一円からカメラマンが集う(城山かたくりの里:☎042-782-4246、3月14日〜4月22日限定公開、8:00〜日没、入場500円)
④:春限定・焼鰆(さわら)釜めし(釜めし やな川:☎042-782-2326、月曜休(祝日の場合は翌火曜休)、平日11:30〜15:00、土曜11:30〜15:00・17:00〜21:00、日曜11:30〜21:00)
アクセス:
【電 車】 府中街道→国道246号線→国道16号線→国道413号線→県道48号線→
【電 車】JR川崎駅→JR京浜東北線→JR東神奈川駅→JR橋本駅→神奈川中央バス臨時直通バス→かたくりの里行き
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flickrアルバム:200321 SHIROYAMA Erythronium Dogtooth Violet Village
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<@城山かたくりの里>
本日のお品書き。
スプリング・エフェメラルと呼ばれる春の山野草ですが、初春から晩春まで開花には割りと時間差があります。
この年は気候がいい塩梅になり、多くの種類が同時に咲くおめでたい年となりました。
<@城山かたくりの里>
入り口にきれいな木造トイレが完成していました。
<@城山かたくりの里>
そのトイレの裏からカタクリの撮影ポイントが始まります。
<カタクリ@城山かたくりの里>
<カタクリ@城山かたくりの里>
今回のカメラはNIKON D700。
レンズは TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di LD
NIKON D700 with Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8s ED
TAMRON SP AF90mm F/2.8 MACRO 1:1
などです。
<ミツマタ@城山かたくりの里>
入り口のミツマタ。
<カタクリ@城山かたくりの里>
90mmマクロに替えました。
<ショウジョウバカマ@城山かたくりの里>
メインカメラもAPSCに替えて2年経ちますが、こうやって見返しますと、やはりフルサイズは良いですね。
鳥、海はAPSCがベターですが、自由の効く陸はフルサイズに戻したいような感じもします。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
カタクリがメインの里ではありますが、個人的には雪割草も大好きです。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
それぞれの花の大きさは100円玉ぐらいです。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
小さくてもマクロで撮り甲斐ある造形。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
色のバリエーションも豊か。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
木漏れ日は玉ボケチャンスです。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
比較的大きなカタクリとの並ぶと大きさがよくわかります。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
枯れ葉のベッド。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
マクロ。
<カタクリ@城山かたくりの里>
斜面のカタクリ。
<ウラシマソウ@城山かたくりの里>
独特の形のウラシマソウ。
<ショウジョウバカマ@城山かたくりの里>
ショウジョウバカマも玉ボケで。
<ハルトラノオ@城山かたくりの里>
可愛らしいハルトラノオ。
<キクザキイチゲ@城山かたくりの里>
雪割草に似ていますが、より大ぶりのキクザキイチゲ。
<シロバナカタクリ@城山かたくりの里>
10万本に1本と言われる、シロバナカタクリ。
<シロバナカタクリ@城山かたくりの里>
カタクリにはこの白花の他に、よく似た姿のアルビノ種も咲きます。
アルビノは遺伝子疾患によって色素が欠乏した変異種。葉緑素も欠乏しているので次世代は生まれません。
一方白花(白変種)は、正常な劣性遺伝の結果、色素が減少して白化した品種。次世代も生まれます。
カタクリの場合はアルビノと白花の違いは見た目では判別し難いですが、個人的には雄しべまで白いと白花、紫のままだとアルビノかなと思っております。
<シロバナカタクリ@城山かたくりの里>
左が白花、右がアルビノっぽい感じです。
<カタクリ@城山かたくりの里>
普通のカタクリも良いものです。
<カタクリ@城山かたくりの里>
カタクリ群生。
<カタクリ@城山かたくりの里>
三連。
<@城山かたくりの里>
雪割草の斜面を超えて、花樹の多い尾根に出ます。
レンズは広角の17-35mm F/2.8に替えます。
<コヒガンザクラ@城山かたくりの里>
見事なコヒガンザクラ。
<フジザクラ他@城山かたくりの里>
フジザクラとハナモモ。
<ミツマタ他@城山かたくりの里>
ミツマタもたくさんあります。
<ヒュウガミズキ他@城山かたくりの里>
ヒュウガミズキとミツマタ。
<ヒメコブシ他@城山かたくりの里>
ヒメコブシも咲いています。
<ヒメコブシ他@城山かたくりの里>
なかなかゴージャスな花です。
<モクレン他@城山かたくりの里>
こちらはモクレン。
<ベニバナミツマタ他@城山かたくりの里>
突然変異種の紅花ミツマタ。
<ホウキモモ他@城山かたくりの里>
ホウキモモとゲンカイツツジ。
<コヒガンザクラ@城山かたくりの里>
コヒガンザクラかな?
<フジザクラ他@城山かたくりの里>
丘の頂上。奥に見えているのは携帯の電波塔のようです。
<オオアラセイトウ@城山かたくりの里>
<オオアラセイトウ@城山かたくりの里>
食用になるので、かのパリピ…じゃなくて本物の諸葛亮が栽培を奨励したとの故事があります。
<ヒメリュウキンカ@城山かたくりの里>
黄色い小さな花には、このヒメリュウキンカ、リュウキンカ、フクジュソウ、キバナセツブンソウと似たのが多いので判別に迷います。
<茶や@城山かたくりの里>
中腹にある茶やさんで一休み。
<茶や@城山かたくりの里>
本格的なお茶をいただけます。
お茶請けは紀の国屋さんの相国最中…
と、ホームページを確認しに行った所、先月の16日で廃業されていました…残念です…
<カタクリ@城山かたくりの里>
散策を再開します。
<カタクリ@城山かたくりの里>
お昼になって日照が上からあたってまた良い感じです。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
雪割草の斜面も明るくなっています。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
ちょっと明るすぎるかも…
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
こちらはいい感じ。
<カタクリ@城山かたくりの里>
斜面のカタクリ。
<カタクリ@城山かたくりの里>
80-200mm f/2.8に替えています。
<カタクリ@城山かたくりの里>
開放だと甘々で、特に近接はぜんぜんですが、少し絞るといい感じじなります。
<カタクリ@城山かたくりの里>
甘々ですが、開放のフンワリ感はちょっと古いフルサイズならではの良さもあります。
<カタクリ@城山かたくりの里>
ゴージャスな玉ボケ。
<カタクリ@城山かたくりの里>
近接甘々の例。
<ユキワリソウ@城山かたくりの里>
木漏れ日のスポットライト効果。
<カタクリ@城山かたくりの里>
アングルを考え始めると時間が足りません。
<シロバナカタクリ@城山かたくりの里>
入り口脇のシロバナカタクリで終了です。
<@城山かたくりの里>
明るい農村。
<@城山かたくりの里>
「ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車」ft. BJC。
ちなみに今年お邪魔した際にはこの車は撤去されていました。
ということで終了です。
次回は2021年7月16日〜18日の南伊豆のヒリゾ浜スキンダイビング行の予定です。
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