20210327-28(28) 式根島・伊豆諸島スキンダイビングツアー行/中の浦強制終了と紙テープ の事
<アオウミガメ@神引浦>
2021年3月27日〜28日
伊豆諸島の式根島へスキンダイビングをしに行ってきました。
2020年10月に続き通算6度目です。
最終日の中の浦と帰りの船旅の様子等をアップします。
二日目も島北西部にある中の浦海水浴場と西隣の神引浦で泳ぎました。
レンズを換算50mm F1.4に替え、マクロとポートレート的な撮影スタイルです。
朝イチということもあって、寝ぼけたアオウミガメやイシガキフグに接近できました。前日は寄れなかったウスバハギやデバスズメダイの群れも撮れましたが…
ここで、ハウジングのトラブル発生。軽く浸水して強制終了となったのでした。カメラはぎりぎり無事でした。
帰りの船の時間まで、猫と遊んだり港の様子を撮影したり。
ちょうど3月末ということもあり、島の学校の先生の離任式に立ち会うこともできました。
桟橋と船を無数の紙テープが結び、学生さんたちが手を振りながら船を走って追いかける…映画のような瞬間でした。
場 所:式根島・中の浦海水浴場
日 時:20210328 8:00〜9:30
天 候:曇り
気 温:18.0〜18.4℃
水 温:18℃
波 高:なし
風 :南東5.2〜南東4.8
透明度:20m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
Canon EF-M32mm F1.4 STM
Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
Seafrogs 6" Dry Dome Port
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
<式根島地磯マップ>
式根島全体についての雑感を再掲しておきます。
2018/10/06-08
伊豆諸島の式根島へシュノーケリングと観光に行ってきました。
結論から言いますと、最高でした!式根島はシュノーケリング・アイランドと言って過言ではないと思います。
今回は10/5の夜に東京の竹芝桟橋から東海汽船の大型船で式根島へ。寝ている間に移動して翌朝到着するというシステムです。早割やインターネット予約割引やなど割引サービスがいくつかあって、往復でだいたい1万円〜1万2千円です。
個人的には伊豆諸島といえば、ドルフィンスイムやスクーバダイビング。実際にこれまでに訪れた、利島や大島はダイナミックすぎて、ボートかタンクを背負わないとなぁという感じだったのですが。今回初めて式根島を訪れて、その印象がガラッと変わりました。
式根島の大きさは一周12km。リアス式の海岸線で穏やかな入江がたくさんあります。メジャーな海水浴場だけでも、中ノ浦、泊、大浦、石白川(いしじろがわ)の4つ。隠しビーチ的な穴場の入江も各所にあります。
海中は伊豆の海のゴージャス版といった感じで、黒潮の本流が当たる離島ならではの透明度、サンゴや魚種の豊富さはさすがです。上述の4つの海水浴場でも十分楽しめるのですが、地元の方に教えていただいた、ちょっと不便な場所にある隠しビーチは本当に素晴らしかったです。
潜るポイントは島の南北に分布しており、外洋への開口部も色々です。つまり、風向きや潮加減次第で、その日のベストなポイントが選べます。
島が小さいので移動するのも簡単です。とくにレンタルの電動自転車がオススメ。いちいち着替えず、ウェットスーツを着たまま各ポイントを巡るのは、想像以上に楽しいものでした。
風向きと波具合を見て、初日は島北西部にある中ノ浦海水浴場、北にある泊海水浴場。二日目は島南東部にある隠しポイントの丸根ヶ浜。三日目は島南東部にある石白川海岸とその沖にあるモウヤ岩礁を選びました。
各ポイント別に別記事でまとめますが、どこも本当に素晴らしかったです。
ちなみに、私の本業は印刷物のデザインなのですが、社で手がけている商工会議所の月報誌に簡単な旅行記事の寄稿もしています。
去年の11月号で今回の式根島について扱いましたので、シュノーケリング行に入る前にこちらも掲載しておきます。ご参考ください。
以下テキスト抜粋です
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<川崎商工会議所月報かいぎしょ2018年11月号P44>
東京都の楽園 海と温泉と人情の式根島へ
東京都新島村 式根島
真っ青な海と空。白く輝くビーチにはまばらな人影。透明度が高いので、水底の様子が手に取るようにわかります。まるで南国のような景色ですが、式根島は行政区的には東京都!都内から直線距離で約160㎞、高速ジェット船なら約2時間。日帰りでも行ける身近な楽園なのです。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の式根島を訪れました。式根島は新島と神津島にはさまれた、直径約12kmの小さな島です。美しく穏やかな海岸と、無料で入れる露天風呂、独特の島グルメなどが大きな魅力となっています。今なら、東京都が補助する「しまぽ通貨」を利用して、お得に旅することができます。※
島内には、水着で入る海際の野天風呂が3か所。「地鉈温泉」、「足付温泉」は、岩場に源泉が直接湧く野湯。どちらも潮の干満で海水と混じり、適温となった潮溜まりを探す必要がある、大変ワイルドな温泉です。中でも地鉈温泉は「内科の湯」と呼ばれ、全国露天風呂番付で東の張出横綱に番付される、知る人ぞ知る名湯。足付港近くの「松が下雅湯」にも引かれており、気軽に楽しむこともできます。
島の周囲はリアス式の入り組んだ海岸線が続きます。穏やかな入り江は海水浴場としても好適。泊、石白川、大浦、中の浦の4か所が開放されています。美しい砂浜と澄んだ岩礁、高い透明度が自慢です。筆者は地元の方に教えていただいた、秘密の入り江でシュノーケリングを行いました。ごく浅瀬から、見事なサンゴの群生とカラフルな熱帯魚の群れが…素晴らしい光景でした。11月でも水温は20度以上。ウェットスーツをレンタルすれば、ダイビングなどでもまだまだ十分楽しめます。
小さな島は、レンタルの電動アシスト付自転車で回るのにぴったり。点在する商店で、島素材満載の「島のり弁当」や「たたき丸」(地魚のすり身を巻いたおにぎり)、「明日葉あげパン」を買って、ぐるりとサイクリング。新東京百景にも選ばれた神引展望台の絶景を見ながら、ランチタイムはいかがでしょう。
●アクセス 竹芝桟橋→東海汽船・大型船(前日22:00発)→式根島(9:05着)又は竹芝桟橋→東海汽船・ジェット船(当日7:35発)→式根島(11:05着)
●キャプション ①:泊海水浴場 ②:松が下雅湯 ③:丸根ヶ浜のサンゴ礁(式根島観光協会:☎04992-7-0170) ④:島のり弁、たたき丸(あしたば)(ファミリーストアみやとら:☎04992-7-0304)、あげぱん(明日葉)(池村商店:☎04992-7-0016) 文末:「くさや」にも挑戦! ◦げんべいレンタルサイクル:☎090-4533-3437 ◦湯ったり宿・肥田文:☎04992-7-0072 ◦東海汽船:☎03-5472-99999
※しまぽ通貨は現在は停止中。2019年夏より再開予定です。船便等についてはHPをご確認下さい
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20210327-28 Skindiving Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
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<@島宿わたなべ>
ゴージャス島Breakfastで朝がスタートです。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場>
朝8:00から中の浦で入水スタート。
今日はハウジングをマクロポートに替えて、EF-M32mm F1.4 STMでいってみます。
フルサイズ換算で51.2mmの単焦点標準レンズ,F1.4にしてハーフマクロ並みに寄れます。隠れLレンズと呼ばれる、やはり優れたレンズです。
<キリンミノ@中の浦海水浴場>
今日もキリンミノがいてくれました。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
ツノダシのペアとチョウチョウウオの群れ。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
三尾になりました。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場>
大人のヤリカタギも頑張っています。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
今日は寄ってくるハリセンボン。
<ハリセンボン@中の浦海水浴場>
こっち見んな。
<キンギョハナダイ群れ他@中の浦海水浴場>
キンギョハナダイの群れとヤマブキベラ。
<キンギョハナダイ群れ他@中の浦海水浴場>
みんなでこっち見んな。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
今日もサザナミヤッコがいます。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場>
ツノダシとイシガキダイも一緒です。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
ツノダシとミギマキ。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場>
ツノダシ×4に。岩の下にサザナミヤッコとイシガキダイ。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
神引浦に続く岬、大島のドロップオフに、超巨大なアオウミガメが。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
こっちに浮上してきました。しかし大きい。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場>
甲羅の黒さとヒレの白さからすると、昨日中のウノネでしばらく併泳した巨ガメさんかもしれません。
<アオウミガメ@神引浦>
神引浦に入りました。
岩の下に頭を突っ込んで寝ているアオウミガメがいます。
<アオウミガメ@神引浦>
そっと寄ってみると。
<アオウミガメ@神引浦>
お目覚めのご様子。
<アオウミガメ@神引浦>
しばらくぼんやりした後。
<アオウミガメ@神引浦>
沖の方へ去ってゆきました。
<イシガキフグ@神引浦>
こちらの岩ではイシガキフグが寝ています。
<イシガキフグ@神引浦>
寝てます。
<イシガキフグ@神引浦>
まだ寝てます。
<アオウミガメ@神引浦>
こちらのアオウミガメは寝起きかな。
<アオウミガメ@神引浦>
寄ろうとしたら泳ぎだしました。
<ツノダシ他@神引浦>
ツノダシ×4が通過。
<ツノダシ他@神引浦>
食事中のアオウミガメ。亀多すぎ問題です。
<ウスバハギ他@神引浦>
昨日は駄目でしたウスバハギに寄れました。
<ウスバハギ他@神引浦>
大きなソウシハギも。
仲がいいのでしょうか。
<ウスバハギ他@神引浦>
大きいけどペラッペラです。
<ウスバハギ他@神引浦>
最大で70cmを超えるとか。
<カワハギ他@神引浦>
それを見ていたノーマル・カワハギ。
彼も十分大型でした。
<トラウツボ@神引浦>
その下にはトラウツボ。
<イシガキフグ@神引浦>
また寝ているイシガキフグが。
<イシガキフグ@神引浦>
やはりまだ寝ています。
<イシガキフグ@神引浦>
無粋な侵入者にご立腹して去ってゆきました。ごめんなさい。
<ゴマハギyg他@神引浦>
キンギョハナダイの群れとゴマハギの幼魚。
<ゴマハギyg他@神引浦>
ヤリカタギの幼魚も出てきました。
<ソラスズメダイ群れ他@神引浦>
<ソラスズメダイ群れ他@神引浦>
青に濃淡があります。
<デバスズメダイ群れ他@神引浦>
このサンゴはデバスズメダイのほうが多いです。
<デバスズメダイ群れ他@神引浦>
大人サイズも混じっていますね。
<デバスズメダイ群れ他@神引浦>
彼は完全に越冬している感じがします。
<デバスズメダイ群れ他@神引浦>
こっち見んな。
<ウミウサギガイ@神引浦>
昨日と同じところにいたウミウサギガイを撮っている間に、ハウジングからピーピーと警告音と赤いランプの点滅が…
冒頭にも書いた、パッキンの挟み込みによる浸水が原因です。頭の上にカメラを置いて、あわてて浜へリターン。
カメラはなんとか無事でした。いやー肝を冷やしました。
<島宿わたなべ@式根島>
スキンダイビングが9時半で強制終了してしまったので、船の時間まで余裕ができました。
宿のわたなべさんの島猫様の撮影会などを。
<島宿わたなべ@式根島>
もふもふ。
<島宿わたなべ@式根島>
お世話になりました。
<島宿わたなべ@式根島>
素敵なオブジェ。
<島宿わたなべ@式根島>
ガラス玉いいですね。
<野伏港@式根島>
11時の野伏港。
<野伏港@式根島>
太公望の皆さん。
<野伏港@式根島>
赤灯台。
<野伏港@式根島>
新島と式根島をつなぐ、村営船にしき出港。
<野伏港@式根島>
かもめと赤灯台。
<野伏港@式根島>
さようなら式根島。
<野伏港@式根島>
神津島からさるびあ丸がやってきました。
<野伏港@式根島>
そして安定の着岸技術です。
<野伏港@式根島>
いつもより見送りの方が多いですが…
<新さるびあ丸@式根島>
そういえばこの日は3月の最終日曜日。
学校の先生の離任のお別れなのですね。
<新さるびあ丸@式根島>
全く無関係なのですが、ちょっと胸に来るものがあります。
<新さるびあ丸@式根島>
ダッシュする学生の皆さん。
<新さるびあ丸@式根島>
これは先生冥利に尽きますね。
<新さるびあ丸@新島>
新島でもセレモニー。
大きな島だけあって盛大です。
<新さるびあ丸@利島>
利島の皆さんも熱いです。
<新さるびあ丸@利島>
良い光景でした。
その後は船室で仮眠して、さくっと横浜へ。
正直3月の海はどうかな?と思いましたが、期待以上の素晴らしい式根島でした。
11月になったらすぐに再訪したいです。
次回は2019年12月の北鎌倉行の予定です。
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20210327-28 Skindiving Tour @ SHIKINE-JIMA Island / NAKANOURA Beach
d3_plusのYouTube
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ブログ:シュノーケリング@伊豆諸島・式根島
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