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Hello Hello Hello Hello How low?

20190825-26(25) トガイ浜・中木浜・南伊豆中木シュノーケリング行/トガイ最高宣言 の事

 


<アカヒメジ群れ他@中木浜>

みんカラでほそぼそとやっていたのですが、写真サイズ他の問題ではてなブログに移ってきてみました。よろしくお願いいたします。
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2019/08/26
2019シーズンのヒリゾ浜シュノーケリング行の第5次通算7日目と、その前日のトガイ浜シュノーケリングをまとめます。


8/25(日)は台風の影響でヒリゾ浜は欠航に。せっかくなので中木浜とトガイ浜で潜りました。

欠航となるほどの海況ですから、いくら南風に強いトガイ浜と言えど…とあまり期待していなかったのですが、豈図らんや、これが素晴らしい海だったのでした。
水質も魚影も、ヒリゾ浜に勝るとも劣らないほど。魚種などは逆に、砂地混じりで穏やかなトガイ浜ならではの面白いものが見られました。

トガイ名物の一番沖のブイのムレハタタテダイは7〜8尾ほど。防波堤周りをメインにツノダシも同じくらいいました。
防波堤突端あたりは特に水質、魚影とも良好で、カスミアジ、ギンガメアジ、タカベ、アカヒメジ、カマスなどの魚群が見られました。
中木浜側の防波堤際の水底のブロックの間にヒレナガハギygが出ていたのには驚きました。ヒリゾ浜でも数年に一尾見られるかどうか、というちょっとしたレアなお魚です。

翌日の26日(月)も南方の台風の影響が思ったよりも強烈で、ヒリゾ浜は午前中のみの営業となりました。せっかくの北東のナライの風だったのですが…orz
水面はうねりでばたばた。とくに波打ち際は砂が舞って何も見えない状況だったのですが。少し潜れば、透明度は最高クラス。魚影はむしろ濃さを増して、さすがはヒリゾ浜だなぁ、という海になりました。
 

場 所:南伊豆・トガイ浜
日 時:190828 08:00〜12:30
天 候:晴れ
気 温:31℃
水 温:20〜27℃
波 高:うねり
 風 :北東弱風
透明度:5〜20m
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 + WP-N3
       + INON UCL-165M67、+ INON UWL-H100 28M67 type2
    陸上:NIKON D700


この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:190825 Snorkeling @ Beach TOGAI / South IZU

 

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ヒリゾ浜系2019シーズンの前回の記事はこちらです

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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前

 


ムレハタタテダイ小群@トガイ浜>

トガイ浜最高宣言の日。沖の白ブイ下、古いブイの基底部のムレハタタテダイの群れ。
この日は8尾ほどでしたが、多い時は100尾近く群れます。
動画後半に逃げていくオレンジ色の影はロープ溜まりに隠れていたオキゴンベです。

 


<爽亭@熱海駅

いつもの駅そばで朝ごはん。

  


<メガネモチノウオ@伊豆急下田駅

10時前に下田に到着。ナポレオン駅長おはようございます。

 


<サスケハナ号@伊豆急下田駅

ペリー提督の乗艦、サスケハナ号。

 

 


<開国の湯@伊豆急下田駅

を、足湯にお湯が張ってあります。

 


下流東海バス

10時発の石廊崎オーシャンパーク経由中木行のバスに乗りました。

 


石廊崎オーシャンパーク@東海バス

オーシャンパークで乗り換え無し精算有りでそのまま中木まで乗り継げる便があります。

 


<@中木浜>

11時前に中木に到着。
パッと見はそんなでもないようですが…やはり大根島に大きな白波がたっています。欠航致し方なしです。

 


<ミツボシクロスズメダイyg@中木浜>

せっかくなので、中木浜から泳いでトガイ浜に向かうことにしました。(この時期は落石事故で遊歩道が閉鎖中でした)。
中木浜の遊歩道沿いのごく浅いイソギンチャク畑にミツボシクロスズメダイの幼魚が付いています。遊歩道から見える場所です。

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

トガイ浜に到着。
一番外側のブイの下にムレハタタテダイの幼魚の小さな群れが付いていました。

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

多い時は50尾以上集まります。

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

と申しますか、トガイ浜としては最高宣言クラスの素晴らしい水質です。

 


トゲチョウチョウウオyg他@トガイ浜>

トゲチョウチョウウオの幼魚もいました。

 


<カスミアジ群れ他@トガイ浜>

綺麗なカスミアジの群れが入ってきています。

 


<カスミアジ群れ他@トガイ浜>

ギンガメアジも混じっています。
カスミアジ:胸ビレ黄色、それ以外のヒレが鮮やかな青。
ギンガメアジ:こめかみに黒点、幼魚はヒレが黄色く、尾ビレの後端に黒い縁取り。
そんな違いがあります。

 


<カスミアジ群れ他@トガイ浜>

下から。

 


<ミギマキ@トガイ浜>

ミギマキが通過しました。

 


アカヤガラ@トガイ浜>

大きなアカヤガラ

 


オヤビッチャ群れ他@トガイ浜>

トガイ浜の反対側の崖沿いに来ました。
こちらも水質良好です。

 


メジナ群れ他@トガイ浜>

メジナニザダイ、アイゴのレギュラー組もいます。

 


<タカベ群れ他@トガイ浜>

タカベの群れも入ってきました。

 


<タカベ群れ他@トガイ浜>


<タカベ群れ他@トガイ浜>


<タカベ群れ他@トガイ浜>

見て綺麗で食べて美味しい。最高ですね。

 


ウツボ他@トガイ浜>

岩の穴に大きなウツボケヤリムシ

 


<ストロベリーサンゴ@トガイ浜>

大きなコブハマサンゴにイバラカンザシが寄生しています。

 


<コブハマサンゴ他@トガイ浜>

ストロベリーサンゴ(サンゴモドキ)も少しあります。

 


<ミツボシクロスズメダイyg@トガイ浜>

大きめのミツボシクロスズメダイ
越冬個体かもしれません。

 


ソラスズメダイ他群れ@トガイ浜>

ちょっと深いところにある大きな岩の上。
静かに座っているとソラスズメダイ、チョウチョウウオ、オジサン、ハマフエフキ、キタマクラなどが集まってきます。

 


ソラスズメダイ他群れ@トガイ浜>

良い水色。

 


ソラスズメダイ他群れ@トガイ浜>

キタマクラ

 


ソラスズメダイ他群れ@トガイ浜>

チョウチョウウオもグイグイ来ます。
左の方にはヒメフエダイもいます。

 


ソラスズメダイ他群れ@トガイ浜>

カメや大きな魚のクリーニングステーションなのかもしれません。

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

沖のブイに戻ってきました。

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

水深10m無いくらいです。

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

下に回りたいのですが…

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

砂を巻き上げないように気を使っています。

 


ムレハタタテダイyg群れ@トガイ浜>

たまにミノカサゴも出てきます。

 


ギンガメアジ群れ@トガイ浜>

防波堤の付け根まで戻ってきました。
水質ますます良好です。

 


<ツノダシ・トリオ他@トガイ浜>

防波堤沿いのテトラ周りも魚影が濃いです。

 


<ツノダシ・トリオ他@トガイ浜>

ツノダシのトリオ。

 


<ツノダシ・トリオ他@トガイ浜>

釣りの方がいないときが狙い目です。

 


<ニセカンランハギ他@中木浜>

防波堤の先端に出てきました。
普段は船が通るので危ないのですが、この日は欠航のため船の出入りもありませんでした。

 


<ニセカンランハギ他@中木浜>

ニセカンランハギの中に大きめのモンツキハギygが混じっています。
幼魚の頃は真っ黄色ですが、越冬したのかこの個体は名称の由来のこめかみの紋模様が出始めています。

 


<ニセカンランハギ他@中木浜>

チョウチョウウオ、アイゴ、メジナも混じってきました。

 


<@中木港>

お昼休み。欠航記念。

 


<@中木港>

予約制のいずねこ食堂さんの素敵ライスボウルランチをいただきます。
最高に美味しいです!今年もやっていただけると嬉しいのですが…

 


<@中木港>

そう言えば、Divewaysさんのアイアイマスクの初陣でした。
私も使っていた隣に写っている大定番・マンティスシリーズを手掛けていた方が独立して起業されたメーカーさんです。有名なのはBBCなどプロフェッショナル用途の超高級フルフェイスマスクでしょうか。20万円以上するアレです。
この民生用マスクもサイズが細かく選べ、使用感もとても良いです。なにかと色々工夫されていますので、詳細はHPへ!
DIVEWAYS|製品案内/マスク

 


ヒレナガハギyg他@中木浜>

午後も中木浜から泳いでトガイ浜へ。
港内の防波堤沿いを泳いでいると…壁際のブロックの隙間に黄色と黒のストライプがちらりと!
なんとこんなところに大きめのヒレナガハギの幼魚が出ました。
フウライチョウチョウウオの幼魚もいます。

 


ヒレナガハギyg他@中木浜>

ヒリゾ浜でも数年に一尾見かけるか…ぐらいの頻度です。

 


ヒレナガハギyg他@中木浜>

嬉しい誤算でした。

 


<アカカマス群れ@中木浜>

再び防波堤の突端を通過。
いいサイズのアカカマスの群れが入ってきています。

 


<アカカマス群れ@中木浜>

奥にもたくさんいます。

 


<アカカマス群れ@中木浜>

塩焼きにすると美味しいんですよね。

 


<アカカマス群れ他@中木浜>

スズメダイの群れもいます。

 


<エンタクミドリイシ@中木浜>

港内にもサンゴが増えてきています。

 


<アカヒメジ群れ@中木浜>

アカヒメジの群れも入ってきました。
手前にはクロホシフエダイの群れ、奥には大きなフエダイもいます。

 


<アカヒメジ群れ@中木浜>

大好きな魚なのですが、ヒリゾ浜ではあまり見かけません。
砂混じりのフラットな地形で見かけることが多い気がします。

 


<タカベ群れ@中木浜>

タカベの大きな群れも入ってきました。

 


<タカベ群れ@中木浜>

タカベも大好きです。

 


<ツノダシ他@トガイ浜>

トガイ浜まで戻ってきました。
防波堤の付け根の崖にツノダシがいます。

 


<ツノダシ他@トガイ浜>

水質はますます良好です。

 


ムレハタタテダイ群れ@トガイ浜>

水面からムレハタタテダイも見えます。

 


ムレハタタテダイ群れ他@トガイ浜>

6尾になっていました。

 


ムレハタタテダイ群れ他@トガイ浜>

下から見たい派です。

 


ムレハタタテダイ群れ他@トガイ浜>

輪になりました。

 


ムレハタタテダイ群れ他@トガイ浜>

また会いに行きたいです。

 


アオリイカ@トガイ浜>

構えるアオリイカ

 


メジナ群れ他@トガイ浜>

メジナの群れにオヤビッチャが混じっています。

 


<ハタタテダイ他@トガイ浜>

アイゴとイスズミ、オヤビッチャメジナの混群に大きなハタタテダイが混じっていました。

 


<ハタタテダイ他@トガイ浜>

ハタタテダイ:単独行動していて、旗が立っていて、口が突き出していて、鳩胸でなく、尻ビレの白黒の境界が曖昧
ムレハタタテダイ:基本的に群れていて、旗が寝ていて、おちょぼ口で、鳩胸で、尻ビレの先端まで白黒の境界がはっきりしている
そんな違いがあるそうです。

 


<ハタタテダイ他@トガイ浜>

ハタタテダイのほうが大柄で堂々としている気もします。

 


<ツノダシ他@トガイ浜>

そろそろ時間なので、防波堤を回って中木浜に戻ります。
テトラ周りにツノダシ、チョウチョウウオアオブダイメジナニザダイ…etc。

 


<ツノダシ他@トガイ浜>

ツノダシは10尾ぐらい点在していました。

 


<アカヒメジ群れ他@中木浜>

防波堤の先端でアカヒメジとアカカマスの群れが合流しています。

 


<アカヒメジ群れ他@中木浜>

カンパチも何尾か入ってきています。

 


<アカヒメジ群れ他@中木浜>

輝くアカカマス

 


<アカヒメジ群れ他@中木浜>

小柄なカンパチなので、カマスもアカヒメジもたぶん襲われないと思います。

 


<タカベ群れ他@中木浜>

狙いはこちらですね。

 


<オオモンハタ@中木浜>

水面からオオモンハタと目が合いました。
防波堤の内側も水質良好です。

 


<ヨスジフエダイ@中木浜>

ヨスジフエダイもいます。

 


<ヨスジフエダイ@中木浜>

こちらもヒリゾ浜ではあまり見かけません。

 


<ツノダシ他@中木浜>

せっかくなので大駐車場のすぐ下まで来てみました。
こちらにもツノダシやチョウチョウウオがいます。

 


<ツノダシ他@中木浜>

ツノダシ、ニザダイ、ブダイ。

 


<キクメイシ他@中木浜>

緑色と赤色のキクメイシ、紫色のハマサンゴ。
こんな港内のごく浅瀬なのに、テトラや岩にサンゴが沢山発達しています。

 


<キクメイシ他@中木浜>

直径1mはあるキクメイシ。

 


<キクメイシ他@中木浜>

テトラだけでなく、波打ち際の石の上にもサンゴがあります。

 


<ハタタテダイ他@中木浜>

ハタタテダイもいました。

 


<ソメンヤドカリ@中木浜>

イソギンチャクを背負ったソメンヤドカリ。

 


<イセエビ@中木浜>

イセエビも沢山いました。

 

終了です。

まさに最高宣言のトガイ浜と中木浜でした。
ヒリゾ浜とはまた違った魚種で、実に楽しいシュノーケリングとなりました。

次回は翌26日のヒリゾ浜に続きます。

 

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flickrアルバム:190825 Snorkeling @ Beach TOGAI / South IZU

 

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動画:youtube DIRU1974

 

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