20191019-23(21) 式根島・新島・伊豆諸島スキンダイビング行/三日目の丸根ヶ浜 の事
<チョウチョウウオ他@丸根ヶ浜・式根島>
2019/10/19-23
2018年10月、2019年5月に続き、伊豆諸島の式根島と新島へ行ってまいりました。
3日目10/21は式根島の丸根ヶ浜と中の浦海水浴場でスキンダイビングをしました。
まず午前中の丸根ヶ浜の様子をまとめます。
場 所:式根島・丸根ヶ浜
日 時:191021 08:00〜09:30
天 候:曇のち雨
気 温:20〜23℃
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東5.0〜6.9
透明度:20m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
前回の記事はこちらです。
<式根島地磯マップ>
今回は4泊4日(内船中1泊)の予定…が5泊5日になりました。
初日10/19は中の浦海水浴場でスキンダイビング。
二日目10/20新島に渡り、島内サイクリングと本村前浜海岸でスキンダイビングをして式根島に帰島。
三日目10/21は丸根ヶ浜と中の浦海水浴場でスキンダイビング。
四日目10/22は台風接近で船が欠航。延泊となり急遽島内ドライブへ。
五日目10/23は午前中だけ中の浦海水浴場でスキンダイビングをして撤収しました。
往復とも東海汽船の大型船。お宿は漁師民宿「きろく」さんです。
台風一過の最終日以外は小雨交じりの曇天で、お天気には少々恵まれませんでしたが、海中は相変わらず最高の式根島でした。
しかし、この年は台風が多く、特に10/12に日本を襲った台風19号は、激甚災害に指定され、令和元年東日本台風と呼ばれるほどの記録的台風となりました。
東日本全体が影響を受けましたが、進路にあたった式根島、新島の被害は甚大です。特に台風から派生した、複数の竜巻の被害が凄まじく、港の防波堤がすべてひっくり返ってしまったり、天然記念物に指定されている大木が折れたりと、思わず目を疑うほどの状況となっていました。
海中にも被害は及び、台風が直撃した島南東部の被害が大きかったです。
二日目に訪れた丸根ヶ浜では、棚田状に折り重なっていたエンタクミドリイシの大群生は8割ほど、浅瀬に点在していた群生も半分ほどが破壊されてしまいました。
キクメイシやハマサンゴなどのイシサンゴは形状的に強いのか、岩礁そのものが崩れた場所以外は健在でした。
ちなみに式根島では、台風19号の被害は島南部に集中しています。島中央の市街地や北部の各海水浴場には被害はほとんど出ていません。
離島ということで、本来は台風への備えは万全です。実はこの旅行中にも台風が接近し、帰宅予定の10/22は東海汽船が欠航、延泊となりました。その翌日にも中の浦で潜ったのですが、海中は台風の影響を全く感じさせない素晴らしいものでした。
台風19号で被害が拡大してしまったのは、同時発生した竜巻の影響大かな、と愚考します。
式根島全体についての雑感を再掲しておきます。
2018/10/06-08
伊豆諸島の式根島へシュノーケリングと観光に行ってきました。
結論から言いますと、最高でした!式根島はシュノーケリング・アイランドと言って過言ではないと思います。
今回は10/5の夜に東京の竹芝桟橋から東海汽船の大型船で式根島へ。寝ている間に移動して翌朝到着するというシステムです。早割やインターネット予約割引やなど割引サービスがいくつかあって、往復でだいたい1万円〜1万2千円です。
個人的には伊豆諸島といえば、ドルフィンスイムやスクーバダイビング。実際にこれまでに訪れた、利島や大島はダイナミックすぎて、ボートかタンクを背負わないとなぁという感じだったのですが。今回初めて式根島を訪れて、その印象がガラッと変わりました。
式根島の大きさは一周12km。リアス式の海岸線で穏やかな入江がたくさんあります。メジャーな海水浴場だけでも、中ノ浦、泊、大浦、石白川(いしじろがわ)の4つ。隠しビーチ的な穴場の入江も各所にあります。
海中は伊豆の海のゴージャス版といった感じで、黒潮の本流が当たる離島ならではの透明度、サンゴや魚種の豊富さはさすがです。上述の4つの海水浴場でも十分楽しめるのですが、地元の方に教えていただいた、ちょっと不便な場所にある隠しビーチは本当に素晴らしかったです。
潜るポイントは島の南北に分布しており、外洋への開口部も色々です。つまり、風向きや潮加減次第で、その日のベストなポイントが選べます。
島が小さいので移動するのも簡単です。とくにレンタルの電動自転車がオススメ。いちいち着替えず、ウェットスーツを着たまま各ポイントを巡るのは、想像以上に楽しいものでした。
風向きと波具合を見て、初日は島北西部にある中ノ浦海水浴場、北にある泊海水浴場。二日目は島南東部にある隠しポイントの丸根ヶ浜。三日目は島南東部にある石白川海岸とその沖にあるモウヤ岩礁を選びました。
各ポイント別に別記事でまとめますが、どこも本当に素晴らしかったです。
ちなみに、私の本業は印刷物のデザインなのですが、社で手がけている商工会議所の月報誌に簡単な旅行記事の寄稿もしています。
去年の11月号で今回の式根島について扱いましたので、シュノーケリング行に入る前にこちらも掲載しておきます。ご参考ください。
以下テキスト抜粋です
--
東京都の楽園 海と温泉と人情の式根島へ
東京都新島村 式根島
真っ青な海と空。白く輝くビーチにはまばらな人影。透明度が高いので、水底の様子が手に取るようにわかります。まるで南国のような景色ですが、式根島は行政区的には東京都!都内から直線距離で約160㎞、高速ジェット船なら約2時間。日帰りでも行ける身近な楽園なのです。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の式根島を訪れました。式根島は新島と神津島にはさまれた、直径約12kmの小さな島です。美しく穏やかな海岸と、無料で入れる露天風呂、独特の島グルメなどが大きな魅力となっています。今なら、東京都が補助する「しまぽ通貨」を利用して、お得に旅することができます。※
島内には、水着で入る海際の野天風呂が3か所。「地鉈温泉」、「足付温泉」は、岩場に源泉が直接湧く野湯。どちらも潮の干満で海水と混じり、適温となった潮溜まりを探す必要がある、大変ワイルドな温泉です。中でも地鉈温泉は「内科の湯」と呼ばれ、全国露天風呂番付で東の張出横綱に番付される、知る人ぞ知る名湯。足付港近くの「松が下雅湯」にも引かれており、気軽に楽しむこともできます。
島の周囲はリアス式の入り組んだ海岸線が続きます。穏やかな入り江は海水浴場としても好適。泊、石白川、大浦、中の浦の4か所が開放されています。美しい砂浜と澄んだ岩礁、高い透明度が自慢です。筆者は地元の方に教えていただいた、秘密の入り江でシュノーケリングを行いました。ごく浅瀬から、見事なサンゴの群生とカラフルな熱帯魚の群れが…素晴らしい光景でした。11月でも水温は20度以上。ウェットスーツをレンタルすれば、ダイビングなどでもまだまだ十分楽しめます。
小さな島は、レンタルの電動アシスト付自転車で回るのにぴったり。点在する商店で、島素材満載の「島のり弁当」や「たたき丸」(地魚のすり身を巻いたおにぎり)、「明日葉あげパン」を買って、ぐるりとサイクリング。新東京百景にも選ばれた神引展望台の絶景を見ながら、ランチタイムはいかがでしょう。
●アクセス 竹芝桟橋→東海汽船・大型船(前日22:00発)→式根島(9:05着)又は竹芝桟橋→東海汽船・ジェット船(当日7:35発)→式根島(11:05着)
●キャプション ①:泊海水浴場 ②:松が下雅湯 ③:丸根ヶ浜のサンゴ礁(式根島観光協会:☎04992-7-0170) ④:島のり弁、たたき丸(あしたば)(ファミリーストアみやとら:☎04992-7-0304)、あげぱん(明日葉)(池村商店:☎04992-7-0016) 文末:「くさや」にも挑戦! ◦げんべいレンタルサイクル:☎090-4533-3437 ◦湯ったり宿・肥田文:☎04992-7-0072 ◦東海汽船:☎03-5472-99999
※しまぽ通貨は現在は停止中。2019年夏より再開予定です。船便等についてはHPをご確認下さい
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191019-23(19) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(20) Snorkeling @ MAEHAMA Beach / NIIJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ MARUNEGAHAMA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(22) Typhoon hitting @ SHIKINEJIMA Island
191019-23(23) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
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<ドロップオフのクリーニングステーション-1@丸根ヶ浜・式根島>
丸根外縁のドロップオフにて。
目立つ白い岩の上に座っていると、ツノダシやチョウチョウウオ、サザナミヤッコなどがどんどん集まってきます。
ウミガメなどのクリーニングステーションなんじゃないかな?と勝手に妄想しています。
<ドロップオフのクリーニングステーション-2@丸根ヶ浜・式根島>
こちらはワイコン装着バージョンです。
画角が0.6倍になって、35mm換算で27mm×水中の屈折率1.33倍×ワイコン0.6倍の21.5mm相当になります。
<ハマフエフキ他@丸根ヶ浜・式根島>
今日は島南東部、石白川海水浴場の北東にある、丸根ヶ浜に来てみました。
ぐんじ山展望台のある崖と小島「大根」に挟まれた細長い水域です。
外海から守られつつも、潮流がちゃんと通っている。
水質がよく、入り江内は穏やか。小さなヒリゾ浜と言った感じです。
<オキゴンベ他@丸根ヶ浜・式根島>
丸根の主、オキゴンベ。
<オキゴンベ他@丸根ヶ浜・式根島>
エントリーしてすぐ左手あたり、ここ数年ずっと同じサンゴについています。
<ワカウツボ@丸根ヶ浜・式根島>
きれいなワカウツボ。
<ハリセンボン@丸根ヶ浜・式根島>
目が合いました。
<ハリセンボン@丸根ヶ浜・式根島>
何者?
<ハリセンボン@丸根ヶ浜・式根島>
愉快なシルエット。
<ハリセンボン@丸根ヶ浜・式根島>
下から見たい派です。
<ハリセンボン@丸根ヶ浜・式根島>
イケメンですね。
<イシガキフグ@丸根ヶ浜・式根島>
大根の凹みにいつもいるイシガキフグ。
<イシガキフグ@丸根ヶ浜・式根島>
バスケットボールぐらいあります。
<イシガキフグ@丸根ヶ浜・式根島>
やはり下から。
<イシガキフグ@丸根ヶ浜・式根島>
白ブイ。
<アオリイカ@丸根ヶ浜・式根島>
アオリイカも下から。
<アオリイカ@丸根ヶ浜・式根島>
横から。
<サザナミヤッコyg他@丸根ヶ浜・式根島>
大根のくぼみにはサザナミヤッコもずっといます。
<サザナミヤッコyg他@丸根ヶ浜・式根島>
チョウチョウウオとアカハタに邪魔されました。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
入り江の出口付近の大きな根。奥にダイバーさんが写っています。
水底から水面までびっしりとサンゴ(エンタクミドリイシ)が群生していたのですが、10/12の台風で根こそぎひっくり返ってしまいました。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
こちらは同じポイントの台風前(2019/5/4)の写真です。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
平らな部分は全部サンゴでした。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
同じく台風前。
<ハマフエフキ他@丸根ヶ浜・式根島>
入り江の外側は一気に10m以上落ち込むドロップオフになっています。
<チョウチョウウオ他@丸根ヶ浜・式根島>
ドロップオフの底はチョウチョウウオなどが集まってくるクリーニングステーションぽい雰囲気があります。
<ツノダシ他@丸根ヶ浜・式根島>
ツノダシ、オジサン(ホウライヒメジ)などもいます。
<ツノダシ他@丸根ヶ浜・式根島>
大きめのサザナミヤッコの幼魚も来ました。
<@丸根ヶ浜・式根島>
上を見るとこんな感じです。
<チョウチョウウオ他@丸根ヶ浜・式根島>
チョウチョウウオ、ツノダシ、サザナミヤッコ、アカハタ、ニザダイ、タカノハダイ、ホウライヒメジ、ハマフエフキ、イシガキダイなど。
水底の目立つ岩の上に座っていると魚が集まって周りを回り始めます。
<チョウチョウウオ他@丸根ヶ浜・式根島>
カメなど大きな生き物をクリーニングするんだと思います。
<チョウチョウウオ他@丸根ヶ浜・式根島>
上の方に動画も貼ってあります。
<クマノミ他@丸根ヶ浜・式根島>
ドロップオフのさらに外側の壁面に、クマノミのいるイソギンチャク畑が二箇所ほど見つかりました。
<クマノミ他@丸根ヶ浜・式根島>
左上にミツボシクロスズメダイ、右にミナミゴンベも見えています。
<チョウチョウウオ他@丸根ヶ浜・式根島>
空飛ぶチョウチョウウオ。
<ツノダシ他@丸根ヶ浜・式根島>
外海は少し荒れていたので、穏やかな時にもうちょっと外まで出てみたいです。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
一番大きくてきれいだったサンゴの痕。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
2mを超える立派なエンタクミドリイシだったのですが。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
台風前です。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
入り江の内側は比較的被害が少なかったです。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
頑張ったエンタクミドリイシ。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
ハマサンゴやキクメイシ系のイシサンゴは台風に強いようです。
<ヤリカタギ他@丸根ヶ浜・式根島>
ヤリカタギ他、南方系の魚は台風前よりちょっと減っていました。
<ウミスズメ他@丸根ヶ浜・式根島>
こっちを見ているウミスズメ。
<ハマフエフキ@丸根ヶ浜・式根島>
ドロップオフから浅瀬までついてきた大きなハマフエフキ。
<クロユリハゼ他@丸根ヶ浜・式根島>
クロユリハゼの群れ。
<クロユリハゼ@丸根ヶ浜・式根島>
こっち見んな!
<ワカウツボ@丸根ヶ浜・式根島>
エントリー近くに戻ってきました。
<ヤリカタギ@丸根ヶ浜・式根島>
こっち見んな!
<エンタクミドリイシ@丸根ヶ浜・式根島>
エントリーのすぐ足元にあったきれいなエンタクミドリイシが根本から折れてしまっています。
<エンタクミドリイシ@丸根ヶ浜・式根島>
ひっくり返してみました。
50kgぐらいあるでしょうか。一瞬持って帰りたくなりましたが、水中ならなんとか持ち上がりますが陸まで運ぶのはちょっと難しかったです。
<エンタクミドリイシ他@丸根ヶ浜・式根島>
こちらは台風前の元気な姿です。
<オキゴンベ@丸根ヶ浜・式根島>
丸根の主にお別れして、島北西部にある中の浦へ移動します。
前回の記事はこちらです。
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191019-23(19) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(20) Snorkeling @ MAEHAMA Beach / NIIJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ MARUNEGAHAMA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(22) Typhoon hitting @ SHIKINEJIMA Island
191019-23(23) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
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D
20191019-23(20) 式根島・新島・伊豆諸島スキンダイビング行/二日目の新島サイクリング&本村前浜海岸スキンダイビング の事
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
2019/10/19-23
2018年10月、2019年5月に続き、伊豆諸島の式根島と新島へ行ってまいりました。
二日目10/20の新島の島内サイクリングと、本村前浜海岸でのスキンダイビングの様子をまとめます。
場 所:新島・本村前浜海岸
日 時:191020 12:00〜14:30
天 候:雨のち曇り
気 温:23〜24℃
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東北東4.3〜6.3
透明度:20m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
前回の記事はこちらです。
今回は4泊4日(内船中1泊)の予定…が5泊5日になりました。
初日10/19は中の浦海水浴場でスキンダイビング。
二日目10/20新島に渡り、島内サイクリングと本村前浜海岸でスキンダイビングをして式根島に帰島。
三日目10/21は丸根ヶ浜と中の浦海水浴場でスキンダイビング。
四日目10/22は台風接近で船が欠航。延泊となり急遽島内ドライブへ。
五日目10/23は午前中だけ中の浦海水浴場でスキンダイビングをして撤収しました。
往復とも東海汽船の大型船。お宿は漁師民宿「きろく」さんです。
台風一過の最終日以外は小雨交じりの曇天で、お天気には少々恵まれませんでしたが、海中は相変わらず最高の式根島でした。
しかし、この年は台風が多く、特に10/12に日本を襲った台風19号は、激甚災害に指定され、令和元年東日本台風と呼ばれるほどの記録的台風となりました。
東日本全体が影響を受けましたが、進路にあたった式根島、新島の被害は甚大です。特に台風から派生した、複数の竜巻の被害が凄まじく、港の防波堤がすべてひっくり返ってしまったり、天然記念物に指定されている大木が折れたりと、思わず目を疑うほどの状況となっていました。
海中にも被害は及び、台風が直撃した島南東部の被害が大きかったです。
二日目に訪れた丸根ヶ浜では、棚田状に折り重なっていたエンタクミドリイシの大群生は8割ほど、浅瀬に点在していた群生も半分ほどが破壊されてしまいました。
キクメイシやハマサンゴなどのイシサンゴは形状的に強いのか、岩礁そのものが崩れた場所以外は健在でした。
ちなみに式根島では、台風19号の被害は島南部に集中しています。島中央の市街地や北部の各海水浴場には被害はほとんど出ていません。
離島ということで、本来は台風への備えは万全です。実はこの旅行中にも台風が接近し、帰宅予定の10/22は東海汽船が欠航、延泊となりました。その翌日にも中の浦で潜ったのですが、海中は台風の影響を全く感じさせない素晴らしいものでした。
台風19号で被害が拡大してしまったのは、同時発生した竜巻の影響大かな、と愚考します。
新島サイクリングについて、副業の旅行記事で扱いましたので転載します。
<旅行記1905-89>
かわさき発 日帰り ぶらり旅 vol.89
東京の大自然 絶景を巡る島サイクリング
(東京都伊豆諸島新島)
レンタル自転車で小一時間。木漏れ日の林道を通り抜け、目的地に到着しました。谷間から見える美しいビーチへ長い階段を降りてゆきます。振り返ると垂直にそそり立つ白ママ断崖。高さ30〜250m、約7kmに渡って、真っ白な岩壁と白砂の海岸線が続きます。遮るものない紺碧の海とのコントラストは、見るものに圧倒的な存在感で迫ってきます。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の新島を訪れました。東京から南へ約160km、高速ジェット船で片道2時間。行政上は東京都に所属します。火山島由来の白い流紋岩が主な地質を構成し、白砂ビーチや特産の抗火石(コーガ石)を生み出しています。気候も温暖で美しい自然に恵まれた島です。
新島といえば日本屈指のサーフィンポイント。美しい白砂ビーチと孤島ならではのパワーのある長い波が自慢です。2020年の東京オリンピックのサーフィン競技の会場候補地にも挙げられました。
港からすぐ近く、海水浴にぴったりの本村前浜海岸、間々下海岸。サーフポイントのメッカ、羽伏浦海岸、白ママ断崖(シークレットポイント)。シュノーケリングにぴったりの若郷前浜海岸などなど。特色のあるビーチが島の各所に点在しています。大物の釣れるポイントも盛りだくさんです。
火山島の新島は温泉も自慢です。港から数分、ギリシア風の建築が印象的な湯の浜露天温泉は、水着着用の無料の露天風呂です。6つの湯船すべてがオーシャンビュー。中でも、パルテノン神殿のような空中温泉から眺める景色は素晴らしい絶景です。
くさやに明日葉、島とうがらし。新島グルメは数多ありますが、今回は伊豆諸島の郷土料理「島寿司」をいただきました。島で揚がる新鮮な白身魚を醤油ベースの漬けにした握り寿司で、その姿から「べっこうずし」と呼ばれます。ワサビの代わりに練りがらしを用いるのも特徴。独特の風味が癖になる逸品でした。
◦アクセス 竹芝桟橋→東海汽船・大型船(前日夜発)→新島(翌朝着)又は竹芝桟橋→東海汽船・ジェット船(当日朝発)→新島(午前着)
◦キャプション ①:白ママ断崖(シークレットポイント) ②:羽伏浦海岸メインゲート(新島観光協会:☎04992-5-0001) ③:湯の浜露天温泉(新島村役場産業観光課:☎04992-5-0284) ④:島寿司、手前から真鯛、黒ムツ、目鯛(栄寿司:☎04992-5-1539、11:30〜14:00/18:00〜22:00、不定休) 文末:島の到る所に点在する特産のコーガ石を刻んだモヤイ像 ◦東海汽船:☎03-5472-99999 ※船便等についてはHPをご確認下さい。」
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191019-23(19) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(20) Snorkeling @ MAEHAMA Beach / NIIJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ MARUNEGAHAMA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(22) Typhoon hitting @ SHIKINEJIMA Island
191019-23(23) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
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<漁師民宿きろく@式根島>
二日目の朝です。
素敵な朝食を食したら出発。
<村営船にしき@野伏港・式根島>
連絡船で新島に渡ります。
<村営船にしき@野伏港・式根島>
<村営船にしき@新島港>
10分ほどで新島に到着します。
<村営船にしき@新島港>
片道430円、往復840円です。
<村営船にしき@新島港>
ありがとうございました。
<ハナミノカサゴ@新島港>
船着き場のすぐ足元に大きなハナミノカサゴが泳いでいます。
<@本村前浜海岸・新島>
東京からさるびあ丸が来ました。
<@本村前浜海岸・新島>
初日と同様、夜は荒れましたが日中は晴れてくれそうです。
<@本村前浜海岸・新島>
新島といえばモヤイ像。
特産のコーガ石(溶岩石の抗火石)を利用した巨大石像が島内各地に置かれています。
渋谷駅前にもありますね。
<@本村前浜海岸・新島>
顔認識多発。
<@本村前浜海岸・新島>
人魚もいます。
<@本村前浜海岸・新島>
新島ピラミッドもコーガ石です。
<@湯の浜露天温泉・新島>
新島港から南へ少し。
コーガ石の謎のパルテノン神殿が見えてきます。
<@湯の浜露天温泉・新島>
海に突き出した岬の丘全体が、無料の露天風呂になっています。
<@湯の浜露天温泉・新島>
360°展望の天空露天が最高なのです。
<@間々下海岸・新島>
温泉のすぐ隣の間々下海岸。
<@間々下海岸・新島>
この島は鳥ヶ島。
南風なのでちょっと荒れていますが、穏やかな日はスキンダイビングにも好適です。
<@間々下海岸・新島>
<@間々下海岸・新島>
さるびあ丸を見送るモヤイ像。
<@新島親水公園・新島>
間々下海岸から長い坂道を登ってゆくと、コーガ石でできた親水公園が見えてきます。
<@新島親水公園・新島>
ローマの水道橋のようです。
<@大峰展望台・新島>
親水公園からさらに急な山道を登ってゆきます。
台風19号の影響が見受けられます。
<@大峰展望台・新島>
シダが凄いです。
<@大峰展望台・新島>
大峰展望台に到着。
新島中央部と飛行場、島北部の宮塚山が見えます。
<@大峰展望台・新島>
新島空港と羽伏浦海岸。
白い建造物は羽伏浦のメインゲートです。
<@大峰展望台・新島>
新島空港からドルニエ228が飛び立ちました。
<@石の恐竜・新島>
大峰山の麓、道路沿いの林に突然現れるコーガ石の恐竜たち。
<@石の恐竜・新島>
よく出来ていて、いきなり出くわすとびっくりします。
<@石の恐竜・新島>
ティラノサウルス、トリケラトプス、パラサウロロフスがいます。
<@ふれあい農園・新島>
大峰山北部の平地には農園が広がっています。
防風林の間のサイクリングコースがいい雰囲気です。
<@ふれあい農園・新島>
小雨交じりもいいものです。
<@ふれあい農園・新島>
ここにも台風の影響が。
<@新島空港・新島>
新島空港まで降りてきました。
<@羽伏浦海岸・新島>
島東岸にある羽伏浦海岸に到着。
スロープがあって、ここから砂浜まで車も降りて行けるのですが…
<@羽伏浦海岸・新島>
道が無くなってる!
<@羽伏浦海岸・新島>
高さにして20〜30mほどでしょうか。
道路が綺麗サッパリ無くなって、崖になってしまっています。
<@羽伏浦海岸・新島>
台風19号恐るべしですね。
<@羽伏浦海岸・新島>
違う角度から。
コンクリの舗装から先は砂利のスペースが続いていました。
幅10m以上、長さ1km以上に渡って台風に削り取られてしまったようです。
<@羽伏浦海岸・新島>
真新しい白い崖面が削り取られた痕跡です。
砂浜も台風前は倍以上広がっていました。
<@羽伏浦海岸・新島>
十分綺麗ですが、本来はもっとパステルな水色です。
<ヒヨドリ?@羽伏浦海岸・新島>
と、突然崖下に鳥の大群が。
<ヒヨドリ?@羽伏浦海岸・新島>
ヒヨドリでしょうか。すごい数です。
<@羽伏浦海岸・新島>
ぎりぎり助かったモヤイ像。
あと数十センチで海の中でしたね。
<@羽伏浦海岸・新島>
サーフィンのメッカ羽伏浦…だったはずなのですが。
砂浜が無くなってしまったので、波が直接コンクリートの舗装にぶつかって凄いことになっています。
<@羽伏浦海岸・新島>
台風前の2019年5月はこんな感じでした。
<@羽伏浦海岸・新島>
と申しますかあんなに近くで大丈夫なのでしょうか。
<@羽伏浦海岸・新島>
ひえっ…
<@羽伏浦海岸・新島>
ちょっと心配ですがギリギリOKのようです。
<メインゲート@羽伏浦海岸・新島>
新島の象徴、メインゲートは無事です。
<メインゲート@羽伏浦海岸・新島>
快晴だとさらに格好良いのですが。
<@羽伏浦海岸・新島>
メインゲートの先は道路が封鎖されています。
<@羽伏浦海岸・新島>
あーあれはまずいです。
<@羽伏浦海岸・新島>
道路ごと崖が200mはごっそり流されていました。
<@羽伏浦海岸・新島>
やはり台風恐るべしです。
<メインゲート@羽伏浦海岸・新島>
撮影会中。
<@羽伏浦展望台・新島>
海岸線をさらに北上して、羽伏浦展望台に到達。
<@羽伏浦展望台・新島>
先程いたメインゲート、削れた白ママ断崖、早島(はんしま)が見えます。
<@羽伏浦展望台・新島>
北には羽伏浦港。
<@羽伏浦展望台・新島>
台風が直撃した南東方向の羽伏浦より、やや北向きなので被害が少なめのようです。
海の色も新島本来の水色になっています。
<@羽伏浦展望台・新島>
背面は宮塚山。
山道が見えますが、がけ崩れ多発のため放棄されて久しいです。
現在はトンネルだけが島の南北をつないでいます。
<@新島空港・新島>
北部の若郷地区まで行きたいところですが、トンネルは自転車は通れません。
空港の横を通り、島中央部に戻ります。
<@どさん子ラーメン新島店・新島>
新島といえばどさん子だよね!
今日の相棒電動サイクルも写っています。
<@どさん子ラーメン新島店・新島>
ミソバタコーン最高!
<@本村前浜海岸・新島>
せっかくなので、本村前浜海岸で少し潜ります。
<ホシエイ@本村前浜海岸・新島>
いきなり出会った巨大なホシエイ。
胴体だけで1m以上はありそうです。尻尾の棘もエグい。
<ムシフグ群れ他@本村前浜海岸・新島>
テトラ周りにムシフグやオヤビッチャの群れがついていました。
<イスズミ群れ他@本村前浜海岸・新島>
大きなイスズミ。
伊豆諸島では特にノトイスズミをササヨと呼んで、食用として珍重されるそうです。
<@本村前浜海岸・新島>
東風で少しバタついていたので、穏やかな防波堤内に戻ってきました。
抗火石由来のきれいな白砂が続きます。
<@本村前浜海岸・新島>
透明度も上々です。
<ホシテンスyg@本村前浜海岸・新島>
すっとんで逃げてゆくホシテンスの幼魚。
東京都である伊豆諸島は、近隣他県と違い、条例がないためスピアフィッシングがウェルカムです。
特に新島や八丈島は盛んで、生き物は人を見ると逃げてゆく傾向にあるように思えます。
式根島はローカルルールで、4つある海水浴場の内、大浦だけが開放されています。
そのため、中の浦など他のポイントでは生き物が逃げずに観察できます。
<イシガキフグ@本村前浜海岸・新島>
おっとりしているイシガキフグもテトラの下へ。
<ニセカンランハギ他@本村前浜海岸・新島>
ニセカンランハギやイスズミの群れ。
<イシダイ他@本村前浜海岸・新島>
好奇心が一際強いイシダイにはなんとか。
<イシダイ他@本村前浜海岸・新島>
立派なクチグロ(老成魚)でした。
<マダラエイ@本村前浜海岸・新島>
水面から見えるのは…
<マダラエイ@本村前浜海岸・新島>
大きなエイですが、
<マダラエイ@本村前浜海岸・新島>
よく見ると斑点が目立つので、マダラエイかもしれません。
<ボロ桟橋@本村前浜海岸・新島>
飛び込みポイントのボロ桟橋。
<ボロ桟橋@本村前浜海岸・新島>
いい隙間。
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
桟橋の基礎にいろいろ潜んでいます。
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
大きめのサザナミヤッコの幼魚。
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
こっち見んな!
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
生まれたてのサザナミヤッコbabyもいま…後ろ後ろ!!
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
こっち見んな!
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
100倍は大きいウツボのクリーニングをしているようです。
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
戦艦とスパルタニアンですね。
<サザナミヤッコyg他@本村前浜海岸・新島>
ガンガゼも怖いです。
<イシガキフグ@本村前浜海岸・新島>
少し様子のおかしいイシガキフグがいました。
<イシガキフグ@本村前浜海岸・新島>
針がついたままですね。
<イシガキフグ@本村前浜海岸・新島>
外してあげました。
<イシガキフグ@本村前浜海岸・新島>
またねー
<@湯の浜露天温泉・新島>
入水後は湯の浜露天温泉へ。
<@湯の浜露天温泉・新島>
空中露天風呂最高です。
<@湯の浜露天温泉・新島>
大小6つの温泉が24時間無料で入れる素晴らしい温泉です。
<@新島>
新島的雰囲気。
<@新島>
鵜渡根島のドルフィンスイムもあるようです。
<@本村前浜海岸・新島>
式根島へ戻ります。
<@新島港・新島>
’糸各舟ハにキぷし。
<@新島港・新島>
’糸各舟ハにキぷしが来ました。
<@新島港・新島>
村営船にしきでした。
<@新島>
地内島。
<@新島>
湯の浜露天温泉が見えます。
<漁師民宿きろく@式根島>
きろくさんに戻ってきました。
<漁師民宿きろく@式根島>
にゃーん。
<漁師民宿きろく@式根島>
島猫様も最高ですね。
<漁師民宿きろく@式根島>
今宵の晩御飯も最高です。
<漁師民宿きろく@式根島>
塩焼きはタカベが一番だと思っております。
三日目の式根島の丸根ヶ浜、中の浦のスキンダイビングに移ります。
前回の記事はこちらです。
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191019-23(19) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(20) Snorkeling @ MAEHAMA Beach / NIIJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ MARUNEGAHAMA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(22) Typhoon hitting @ SHIKINEJIMA Island
191019-23(23) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
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本村前浜海岸のGoogleMapはこちらです。
D
20191019-23(19) 式根島・新島スキンダイビング行/初日の中の浦海水浴場 の事
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
2019/10/19-23
2018年10月、2019年5月に続き、伊豆諸島の式根島と新島へ行ってまいりました。
初日10/19の中の浦海水浴場でのスキンダイビングの様子をまとめます。
<式根島地磯マップ>
今回は4泊4日(内船中1泊)の予定…が5泊5日になりました。
初日10/19は中の浦海水浴場でスキンダイビング。
二日目10/20新島に渡り、島内サイクリングと本村前浜海岸でスキンダイビングをして式根島に帰島。
三日目10/21は丸根ヶ浜と中の浦海水浴場でスキンダイビング。
四日目10/22は台風接近で船が欠航。延泊となり急遽島内ドライブへ。
五日目10/23は午前中だけ中の浦海水浴場でスキンダイビングをして撤収しました。
往復とも東海汽船の大型船。お宿は漁師民宿「きろく」さんです。
台風一過の最終日以外は小雨交じりの曇天で、お天気には少々恵まれませんでしたが、海中は相変わらず最高の式根島でした。
しかし、この年は台風が多く、特に10/12に日本を襲った台風19号は、激甚災害に指定され、令和元年東日本台風と呼ばれるほどの記録的台風となりました。
東日本全体が影響を受けましたが、進路にあたった式根島、新島の被害は甚大です。特に台風から派生した、複数の竜巻の被害が凄まじく、港の防波堤がすべてひっくり返ってしまったり、天然記念物に指定されている大木が折れたりと、思わず目を疑うほどの状況となっていました。
海中にも被害は及び、台風が直撃した島南東部の被害が大きかったです。
二日目に訪れた丸根ヶ浜では、棚田状に折り重なっていたエンタクミドリイシの大群生は8割ほど、浅瀬に点在していた群生も半分ほどが破壊されてしまいました。
キクメイシやハマサンゴなどのイシサンゴは形状的に強いのか、岩礁そのものが崩れた場所以外は健在でした。
ちなみに式根島では、台風19号の被害は島南部に集中しています。島中央の市街地や北部の各海水浴場には被害はほとんど出ていません。
離島ということで、本来は台風への備えは万全です。実はこの旅行中にも台風が接近し、帰宅予定の10/22は東海汽船が欠航、延泊となりました。
その翌日にも中の浦で潜ったのですが、海中は台風の影響を全く感じさせない素晴らしいものでした。
台風19号で被害が拡大してしまったのは、同時発生した竜巻の影響大かな、と愚考します。
場 所:式根島・中の浦海水浴場
日 時:191019 10:00〜16:00
天 候:雨時々曇り
気 温:20〜25℃
水 温:26℃
波 高:なし
風 :東南東3.7〜12.2
透明度:20m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
式根島全体についての雑感を再掲しておきます。
2018/10/06-08
伊豆諸島の式根島へシュノーケリングと観光に行ってきました。
結論から言いますと、最高でした!式根島はシュノーケリング・アイランドと言って過言ではないと思います。
今回は10/5の夜に東京の竹芝桟橋から東海汽船の大型船で式根島へ。寝ている間に移動して翌朝到着するというシステムです。早割やインターネット予約割引やなど割引サービスがいくつかあって、往復でだいたい1万円〜1万2千円です。
個人的には伊豆諸島といえば、ドルフィンスイムやスクーバダイビング。実際にこれまでに訪れた、利島や大島はダイナミックすぎて、ボートかタンクを背負わないとなぁという感じだったのですが。今回初めて式根島を訪れて、その印象がガラッと変わりました。
式根島の大きさは一周12km。リアス式の海岸線で穏やかな入江がたくさんあります。メジャーな海水浴場だけでも、中ノ浦、泊、大浦、石白川(いしじろがわ)の4つ。隠しビーチ的な穴場の入江も各所にあります。
海中は伊豆の海のゴージャス版といった感じで、黒潮の本流が当たる離島ならではの透明度、サンゴや魚種の豊富さはさすがです。上述の4つの海水浴場でも十分楽しめるのですが、地元の方に教えていただいた、ちょっと不便な場所にある隠しビーチは本当に素晴らしかったです。
潜るポイントは島の南北に分布しており、外洋への開口部も色々です。つまり、風向きや潮加減次第で、その日のベストなポイントが選べます。
島が小さいので移動するのも簡単です。とくにレンタルの電動自転車がオススメ。いちいち着替えず、ウェットスーツを着たまま各ポイントを巡るのは、想像以上に楽しいものでした。
風向きと波具合を見て、初日は島北西部にある中ノ浦海水浴場、北にある泊海水浴場。二日目は島南東部にある隠しポイントの丸根ヶ浜。三日目は島南東部にある石白川海岸とその沖にあるモウヤ岩礁を選びました。
各ポイント別に別記事でまとめますが、どこも本当に素晴らしかったです。
ちなみに、私の本業は印刷物のデザインなのですが、社で手がけている商工会議所の月報誌に簡単な旅行記事の寄稿もしています。
去年の11月号で今回の式根島について扱いましたので、シュノーケリング行に入る前にこちらも掲載しておきます。ご参考ください。
以下テキスト抜粋です
--
東京都の楽園 海と温泉と人情の式根島へ
東京都新島村 式根島
真っ青な海と空。白く輝くビーチにはまばらな人影。透明度が高いので、水底の様子が手に取るようにわかります。まるで南国のような景色ですが、式根島は行政区的には東京都!都内から直線距離で約160㎞、高速ジェット船なら約2時間。日帰りでも行ける身近な楽園なのです。
今回のぶらり旅は、伊豆諸島の式根島を訪れました。式根島は新島と神津島にはさまれた、直径約12kmの小さな島です。美しく穏やかな海岸と、無料で入れる露天風呂、独特の島グルメなどが大きな魅力となっています。今なら、東京都が補助する「しまぽ通貨」を利用して、お得に旅することができます。※
島内には、水着で入る海際の野天風呂が3か所。「地鉈温泉」、「足付温泉」は、岩場に源泉が直接湧く野湯。どちらも潮の干満で海水と混じり、適温となった潮溜まりを探す必要がある、大変ワイルドな温泉です。中でも地鉈温泉は「内科の湯」と呼ばれ、全国露天風呂番付で東の張出横綱に番付される、知る人ぞ知る名湯。足付港近くの「松が下雅湯」にも引かれており、気軽に楽しむこともできます。
島の周囲はリアス式の入り組んだ海岸線が続きます。穏やかな入り江は海水浴場としても好適。泊、石白川、大浦、中の浦の4か所が開放されています。美しい砂浜と澄んだ岩礁、高い透明度が自慢です。筆者は地元の方に教えていただいた、秘密の入り江でシュノーケリングを行いました。ごく浅瀬から、見事なサンゴの群生とカラフルな熱帯魚の群れが…素晴らしい光景でした。11月でも水温は20度以上。ウェットスーツをレンタルすれば、ダイビングなどでもまだまだ十分楽しめます。
小さな島は、レンタルの電動アシスト付自転車で回るのにぴったり。点在する商店で、島素材満載の「島のり弁当」や「たたき丸」(地魚のすり身を巻いたおにぎり)、「明日葉あげパン」を買って、ぐるりとサイクリング。新東京百景にも選ばれた神引展望台の絶景を見ながら、ランチタイムはいかがでしょう。
●アクセス 竹芝桟橋→東海汽船・大型船(前日22:00発)→式根島(9:05着)又は竹芝桟橋→東海汽船・ジェット船(当日7:35発)→式根島(11:05着)
●キャプション ①:泊海水浴場 ②:松が下雅湯 ③:丸根ヶ浜のサンゴ礁(式根島観光協会:☎04992-7-0170) ④:島のり弁、たたき丸(あしたば)(ファミリーストアみやとら:☎04992-7-0304)、あげぱん(明日葉)(池村商店:☎04992-7-0016) 文末:「くさや」にも挑戦! ◦げんべいレンタルサイクル:☎090-4533-3437 ◦湯ったり宿・肥田文:☎04992-7-0072 ◦東海汽船:☎03-5472-99999
※しまぽ通貨は現在は停止中。2019年夏より再開予定です。船便等についてはHPをご確認下さい
--
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191019-23(19) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
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<さるびあ丸@野伏港・式根島>
寝て起きたら式根島に到着。
<さるびあ丸@野伏港・式根島>
道中はかなりの大荒れでしたが、雨もやんできました。
<漁師民宿きろく@式根島>
今回のお宿、「きろく」さんに到着。
広くてきれい。料理も最高!の素敵なお宿でした。
<漁師民宿きろく@式根島>
式根島情報マップ。
<東要寺@式根島>
電動自転車をレンタルして移動開始。島の南側にある東要寺さんへ。
10/12に日本を襲った台風19号の被害の爪痕が残っていました。
<東要寺@式根島>
台風により発生した竜巻の被害が事に甚大です。
何本も発生し、島中央から島南東部にかけて跡が残っています。
<東要寺@式根島>
東京都指定の天然記念物、東要寺の大イヌマキの幹も半分折れてしまいました。
<東要寺@式根島>
これほどの大木が折れるとは…
<まいまいず井戸@式根島>
近くのまいまいず井戸の大木も、引き裂かれるように折れていました。
<石白川海水浴場@式根島>
今は穏やかな石白川海水浴場。
<釜の下海岸@式根島>
釜の下海岸にはサーファーさん。
<式根島港@式根島>
島南西部にあり、竜巻と台風の直撃を受けた式根島港。
<式根島港@式根島>
150m×50mはある防波堤の表面のコンクリートが、すべてひっくり返ってしまいました。
<式根島港@式根島>
俄に信じられない光景です。
<式根島港@式根島>
鋭意復興中です。
<お弁当みやとら@式根島>
竜巻が通過しなかった他の地区にはほとんど被害がありませんでした。
離島ですので、台風そのものへの対策はしっかりしているのです。
<泊海水浴場@式根島>
島北部の野伏港、泊、大浦、中の浦の各海水浴場も被害はありません。
<中の浦海水浴場@式根島>
中の浦は風裏で、さらに穏やかでした。
<ギンガメアジ、チョウチョウウオ他@中の浦海水浴場・式根島>
早速入水。波打ち際から水質良好です。
<モンツキハギyg他@中の浦海水浴場・式根島>
黄色いモンツキハギyg、オジサンyg、ソラスズメダイなどなど。
こちらも浅瀬から魚影が濃いです。
<モンツキハギyg他@中の浦海水浴場・式根島>
サンゴに隠れるブダイygとモンツキハギyg。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
オヤビッチャの群れとツノダシ他。
<サンゴ他@中の浦海水浴場・式根島>
浅瀬のサンゴ群生。
<サンゴ他@中の浦海水浴場・式根島>
エンタクミドリイシとハマサンゴ、キクメイシ系がメインです。
<スミツキトノサマダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
大人のスミツキトノサマダイ。
<スミツキトノサマダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
こっち見んな!
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場・式根島>
ヤリカタギの成魚と幼魚、ミゾレチョウチョウウオもいます。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場・式根島>
ヤリカタギ。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場・式根島>
成魚になるとエッジが効いてシャープになりますね。
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場・式根島>
天気も良くなってきました。
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場・式根島>
ヤリカタギとソラスズメダイ、上にいるのはナガニザっぽいです。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
ツノダシも来ました。
奥にいるのはハゼ系かな。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場・式根島>
陽が入るといいですね。
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場・式根島>
水面から。
<@中の浦海水浴場・式根島>
遠くのスクーバダイバーさんと目があいました。
<@中の浦海水浴場・式根島>
体験ダイビングでしょうか。
<アケボノチョウチョウウオ@中の浦海水浴場・式根島>
アケボノチョウチョウウオの成魚。
<アケボノチョウチョウウオ@中の浦海水浴場・式根島>
かっこいいです。
<マダラタルミyg@中の浦海水浴場・式根島>
ちょっとめずらしいマダラタルミの幼魚。
成魚は口の大きなメジナのようなスタイルになります。
<ミスジチョウチョウウオyg他@中の浦海水浴場・式根島>
入り江の出口付近中央あたりの大きなエンタクミドリイシに、ミスジチョウチョウウオの幼魚と…
<ナンヨウハギyg他@中の浦海水浴場・式根島>
ナンヨウハギの幼魚が!
いわゆるドリーです。かなり珍しいです。
<ナンヨウハギyg他@中の浦海水浴場・式根島>
ちょっと地味ですが、ヒメスズメダイも可愛いです。
<ナンヨウハギyg他@中の浦海水浴場・式根島>
正面。
<ナンヨウハギyg他@中の浦海水浴場・式根島>
横。
<フタスジリュウキュウスズメダイyg他@中の浦海水浴場・式根島>
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
ちょっと沖に出るとアオウミガメによく出会います。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
こちらをチラチラ見ながら沖に出てゆきました。
<イシガキフグ他@中の浦海水浴場・式根島>
式根島はフグ類もすごく多いです。
<イシガキフグ他@中の浦海水浴場・式根島>
伊勢海老は南伊豆のほうが多い気もします。
<ハマフエフキ他@中の浦海水浴場・式根島>
人間大好きなハマフエフキ。
1m近い個体がずっとあとを追いかけてきます。
<ハリセンボン他@中の浦海水浴場・式根島>
ハリセンボンも群れでいることがあります。
<ハリセンボン他@中の浦海水浴場・式根島>
ぼーん。
<ハリセンボン他@中の浦海水浴場・式根島>
リラックス中。
<エンタクミドリイシ他@中の浦海水浴場・式根島>
<ハクセイハギ他@中の浦海水浴場・式根島>
大きなハクセイハギもよく目立ちます。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
視線を感じて振り向くと、またアオウミガメと目があいました。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
先程の個体とは違うかな?
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
やはりこちらをチラチラ見ています。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
付かず離れずで周りを回っています。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
きれいな甲羅です。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
岩の裏を回ったので…
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
先回りしてみました。
<アオウミガメ@中の浦海水浴場・式根島>
またねー。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
ソラスズメダイの群れの他に、シラコダイyg、オジサンyg、キンギョハナダイ、ヤマブキベラ、シコクスズメダイygなどなどが集まっています。
<ヤクシマダカラ@中の浦海水浴場・式根島>
巨大なタカラガイがいました。
<ヤクシマダカラ@中の浦海水浴場・式根島>
ヤクシマダカラぽいです。
<トゲチョウチョウウオ他@中の浦海水浴場・式根島>
お昼なのでビーチに戻ります。
波打ち際のトゲチョウチョウウオ成魚、ツノダシ、シマハギyg、ニセカンランハギなど。
<@中の浦海水浴場・式根島>
みやとらさんのお弁当で腹ごしらえです。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
午後の海もいい感じです。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場・式根島>
浅瀬のサンゴ群生。
<トゲチョウチョウウオ他@中の浦海水浴場・式根島>
チョウチョウウオ系の成魚がいるとぐっとトロピカルになりますね。
<ミヤコテングハギ他@中の浦海水浴場・式根島>
ちょっとめずらしいミヤコテングハギがいました。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
ツノダシやソラスズメダイ。
<トックリガンガゼモドキ他@中の浦海水浴場・式根島>
かなり大きなトックリガンガゼモドキ。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
水質さらに良好です。
<キンギョハナダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
キンギョハナダイと先生。
<キンギョハナダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
キンギョハナダイはいいですね。
<キンギョハナダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
こっち見んな!
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
ソラスズメダイとキホシスズメダイの群れ。
キンギョハナダイ、シコクスズメダイyg、ヤマブキベラygなどもいます。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
下から見てもいい感じです。
<@中の浦海水浴場・式根島>
神引展望台側の谷間。
<チョウチョウウオ他@中の浦海水浴場・式根島>
チョウチョウウオが固まっていました。
<フタスジタマガシラ@中の浦海水浴場・式根島>
ちょっとめずらしいフタスジタマガシラの成魚。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
トックリガンガゼモドキとツノダシ。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
ソラスズメダイの群れ、ヤリカタギの群れ、焦げ茶と白の縦縞はコガシラベラの幼魚でしょうか。
よく見るとヒメスズメダイ、クギベラもいます。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場・式根島>
ヤリカタギの群れ。
左にこっちを見ているホシギンポがちらり。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場・式根島>
サザナミヤッコとオトヒメエビ。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場・式根島>
こっち見んな!
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場・式根島>
大きめのサザナミヤッコのペアもいました。
<サザナミヤッコ他@中の浦海水浴場・式根島>
大人になりかけですね。
<ホンソメワケベラ他@中の浦海水浴場・式根島>
クリーニング中。
<ヤリカタギ他@中の浦海水浴場・式根島>
大きめのエンタクミドリイシ。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
湾を出て右手に出ると、ツノダシがよく群れています。
<アカヒメジ他@中の浦海水浴場・式根島>
アカヒメジの群れと奥にアオブダイ。
<ツノダシ他@中の浦海水浴場・式根島>
そしてこっちを見ているハマフエフキ。
<ソラスズメダイ他@中の浦海水浴場・式根島>
ソラスズメダイとキンギョハナダイの群れ。
シコクスズメダイ、ナガサキスズメダイ、キホシスズメダイもいっぱいいます。
<ネズミフグ@中の浦海水浴場・式根島>
大きなネズミフグ。最大で70㎝を超えます。
<コウシンウミウシ@中の浦海水浴場・式根島>
暗くなってきたのでビーチに戻ってきました。
浅瀬に大きなコウシンウミウシ。
この個体は20cmぐらいでした。最大で75㎝になるそうです。
<@中の浦海水浴場・式根島>
お天気はどんよりでしたが、海中は最高の中の浦でした。
<漁師民宿きろく@式根島>
宿に戻って晩ごはん。
島寿司にお刺身、カサゴの煮つけなどなど…最高です!!
<漁師民宿きろく@式根島>
島寿司(べっこう寿司)は真鯛。
わさびではなく辛子醤油で漬けこまれた、伊豆諸島の郷土寿司です。
美しくてそして美味しい。やっぱり最高ですね。
二日目の新島サイクリングと本村前浜海岸スキンダイビングに続きます。
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191019-23(19) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(20) Snorkeling @ MAEHAMA Beach / NIIJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ MARUNEGAHAMA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(21) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
191019-23(22) Typhoon hitting @ SHIKINEJIMA Island
191019-23(23) Snorkeling @ NAKANOURA Beach / SHIKINEJIMA Island
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ブログ:シュノーケリング@伊豆諸島・式根島
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20190407 松本サイクリング行/おらが酒呑み歩き他 の事
2019/04/04
春の松本旅行へ行ってきました。今回は一泊です。
初日は朝二の特急あずさで松本へ。
まずは日本酒新酒まつりの「信州松本2019 おらが酒呑み歩き」に参加。信州の銘酒が飲み放題の最高のお祭りです。
二日目はレンタルサイクルで市内を移動。
松本城を見たあとは、女鳥羽の泉の善哉酒造さんで試飲&お買い物。
その後はクラフトビールのHOP FROG CAFEさんの野外イベントにお邪魔しました。
そのまま山辺ワイナリーさんでさらに試飲&お買い物。
国宝に認定されたばかり旧開智学校と元祖松本城をさらっと観光して、ラストはお蕎麦を食して撤収です。
過去に副業の旅行記で扱ったことがありますので、ご参考までに転載いたします。
<かいぎしょ2019年4月号>
かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.87
長野県松本市松本城公園他
桜が彩る春の信州・松本へ
地酒祭りもあり〼
信州に春が訪れました。お堀端を埋める満開の桜が、漆黒のお城を美しく飾ります。夕暮れを迎えた庭園では、夜桜会の準備が始まりました。静かに雅楽が催される中、野点の茶席で抹茶を一杯。日中の喧騒も去り、なんとも風流な瞬間です。
今回のぶらり旅は、長野県松本市へ。松本市内を中心に、国宝松本城の「夜桜会」、弘法山古墳の「桜まつり」などをめぐりました。
信州が誇る国宝・松本城では、桜の開花宣言の3日後から8日間「夜桜会」が開催されます。通常期は夕方5時で閉園になりますが、会期中は夜9時まで開園時間が延長。夜桜のライトアップがされ、常設売店やお茶席などが設けられます。時間を気にせず、松本城と約300本の桜が描く春景を、ゆっくり楽しむことができます。
松本の郊外にある、弘法山古墳も見逃せない桜の名所です。東日本最古と言われる前方後円墳の周囲を、約4,000本もの桜が覆います。標高650mの山頂からは、松本市街と北アルプスが一望。桜まつりの期間中は出店やイベントも開かれます。さらに、少し離れた神田千鹿頭神社まで足を伸ばすと、展望台から弘法山の全景を眺めることができます。山ひとつ、丸ごとこんもりとピンクに染まる様子は、まさに絶景です。
信州の春をたっぷり楽しんだあとは、やはりお蕎麦とお酒。「女鳥羽の泉」の、善哉酒造を訪れました。松本の町中にある小さな蔵ですが、ブランド名にもなった、平成の名水百選・女鳥羽の泉で醸された実力はワールドクラス。この日は女将さんのご厚意で、限定の大吟醸生原酒や稀少な鑑評会用大吟雫酒等を試飲することができました。
4月6日(土)には、松本城大手門枡形跡広場他で、松本の地酒が勢揃いする利酒イベント「信州松本 おらが酒 呑み歩き」が開催されます。お好きな方はこの機会に是非!
キャプション
①:桜の松本城
②:茶席で一杯(「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」2018年フォトコンテスト春「食」部門入選作)
(松本城管理事務所:年末年始休、8:30〜17:00、夜桜会は21:00、☎0263-32-2902)
③:桜の弘法山古墳
④:駅そばでもこのレベル! 山賊焼きもおすすめです
(小木曽製粉所 松本駅前店:11:00〜20:00、☎0263-33-5551)
文末:圧巻の試飲量!(善哉酒造株式会社:8:30~17:00、土・日・祭休、☎0263-32-0734)
◦2019 信州松本 おらが酒 呑み歩き(松本地酒振興協同組合:4/6㈯、13:00〜16:30、参加費2,500円 前売2,000円、☎0263-24-3606)
アクセス:
【自動車】 東名高速→圏央道→中央道→長野道→松本IC
【電 車】 川崎駅→東京駅→JR長野新幹線→長野駅→JRしなの→松本駅
【高速バス】 新宿駅西口→松本バスターミナル
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190407 Cycling @ MATSUMOTO / NAGANO
8時ちょうどならぬ、9時ちょうどのあずさ1号です。
2時間半ほどで松本に到着。
まずは駅そばで腹ごしらえです。が、そこは信州松本。駅そばのレベルがとんでもないのです。
モーニングセット(生)、そういうのもあるのか。
期待が高まります。
なわて通りへ向かいま…NINJA!?
松本駅前。
花時計広場通過。
素敵なマンホール。
数分でナワテ通りに到着します。
信州屈指のパワースポット、四柱神社(よはしらじんじゃ)の参道商店街で、カエルが守り神です。
女鳥羽川沿いにあります。
コヒガンザクラが満開でした。
若がえりの水。
松本は名水の地。駅前だけでも20箇所の湧水があります。
小さな滝になっています。
お天気も最高でした。
ヒヨドリ。
四柱神社。
鳩。
ぃょぅ。
地元の先生方と合流するために移動します。
ガマonガマ。
女鳥羽川の対岸にある中町通りに来ました。
白壁となまこ壁の土蔵造りのお店が並ぶシックな通りです。
万年筆専門店。
さすがは文芸の街ですね。
女鳥羽川越しの四柱神社の鳥居。
漆器のお店。
素敵な看板です。
これまた素敵な酒屋さんで、日本酒祭りのチケットを購入します。
立呑もできるようです!
次回は是非…
待ち合わせ場所の信毎メディアガーデン。
2018年にオープンしたばかりの、かっこいい信濃毎日新聞社の本社ビルです。
グランドフロアは松本城を思わせる黒壁が良いです。
ちょうど「令和」に決まった頃でした。
クラフトビールの松本ブルワリーTAPルームさんに到着。
デッキからの景色も最高です。
絞りが壊れてしまって今は防湿庫の奥ですが、40年落ちの20mm f3.5の描写が大好きでした。
大通り越しに北アルプスの山並みが見えます。
お天気も最高です。
エスカレーターから見下ろすフロアもまたいいですね。
松本らしく、1Fの一等地に素晴らしい酒屋さんがあります。
日本酒祭り「信州松本2019 おらが酒呑み歩き」の開会式が開催される、花時計広場へ。
ジンギスカン、地酒直売、馬刺、山賊焼き…お昼から最高すぎますね。
お歴々のご挨拶の後、お待ちかねの鏡開き!
鏡開きの樽の中身は、お祭り参加の各蔵が持ち寄った自慢の銘酒をその場でブレンドしたもの。
「酒造協会正宗」と呼ばれるお祭りの名物なのだそうです。
その年年によって風味が変わるとか…今年は実にまろやかで奥深い美味しさでした。
30回以上はいただきました。
もちろん試飲し放題です。
まずは大好きな女鳥羽の泉の善哉酒造さん。
その他、岩波の岩波酒造、笹の誉の笹井酒造、秀峰アルプス正宗の亀田屋酒造店、深志鶴の奥澤商会、笑亀の笑亀酒造、大信州の大信州酒造、髙波の丸永酒造場、酔園のEH酒造、美寿々の美寿々酒造の10蔵が参加していました。
地元の先生方のご相伴にも預かりました。ごちそうさまでした!
協会正宗もいただきます。
おや、不思議と空に…
もう一つの会場、松本城大手門桝形跡広場にも来てみました。
ナワテ通りの入り口にあります。
こちらの会場にもある協会正宗。
少し酸味があってまた違った美味しさです。
いやってほど試飲させていただきました。
海鮮串各種。
こういうイベントにまた参加できる世の中になることを祈っております。
四賀虚空蔵太鼓も始まりました。
ダブルダッチも。
我々が参加したら恐ろしいことになりますね…
お祭りのあとはさらなるお店へ…
店名が素敵です。
良い路地。
清水の湧く辰巳の御庭。
桜が良い感じです。
気になる看板。
本日のお宿は駅前のカプセルホテルです。
エスカレーターにゴージャスな松本城がありました。
二日目は朝からレンタルサイクルで移動します。
朝の四柱神社。
松本城にも寄ります。
白鳥が絵になります。
鏡城。
柳城。
少し青空が見えてきました。
市内の善哉酒造さんへ移動します。
素敵な蔦のお屋敷。
フレンチのレストラン鯛萬さんだそうです。
辰巳の御庭のコヒガンザクラ。
駅前にある善哉酒造さんに到着。
店頭に銘水の女鳥羽の泉が湧き出しています。
美味しい日本酒の元ですね。
魅惑の店内。
既に大試飲会が始まっていました。
ずらっと試飲しまくりです。
いつもありがとうございます。
鑑評会出展のウルトラ大吟醸からしぼりたて原酒、17年熟成大古酒などなど。
箱買いさせていただきました。
松本市郊外の薄川河畔を目指します。
素敵なモニュメント。
薄川(すすきがわ)の河川敷に到着。
クラフトビールのHOP FROG CAFEさんの野外イベントにお邪魔させていただきます。
クラフトビール美味しゅうございました。
BBQも最高です。
ノドグロまで!
もちろん日本酒もたっぷりです。
松本市のアウトドアメーカー、ZANE ARTSさんの展示即売も!
お洒落かつ大変に軽量でそそられます。
ハンドメイドギター工房さんの薪はネック!
薄川の流れ。
素敵な河原でした。
イベントのあとはさらに街から離れて、郊外の山辺ワイナリーさんへ。
こちらでも試飲&お買い物を。
松本城方面へ戻ります。
2019年に国宝に指定された、旧開智学校にもちょこっと寄ってみました。
16時を過ぎており、残念ながら入場できずです。
元祖国宝松本城。
白鳥二羽。
埋橋(うずめばし)。
梅とお城。
駅前で最後の晩餐を。
夜桜。
やっぱりお蕎麦ですよね。
ルックスも味も満点です。
冬のおすすめ、「とうじそば」。
熱々具沢山のつけ汁に、
竹の網杓子でお蕎麦を「投じ」るから「とうじそば」だそうです。
暖かくてそれでいてお蕎麦も伸びない。寒い時期には最高の、ありがたくも美味なるお蕎麦でした。
最終の特急あずさに乗って、サクッと帰宅しました。
松本は本当に素敵な街です。
コロナが収まったらまたお邪魔します。
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190407 Cycling @ MATSUMOTO / NAGANO
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20190609 浜諸磯・三浦半島シュノーケリング行/もろいそとえなとかねよ の事
<イソバナ畑@浜諸磯>
2019年6月9日
三浦半島の浜諸磯へシュノーケリングに行ってきました。
浜諸磯は三浦半島の西海岸、三崎港にほど近い場所にあります。
エントリーポイントは2つほど。
メインのポイントは浜諸磯のバス停から小桜姫神社のある小山を超えた反対側にある諸磯崎灯台周りです。
こちらは西面していて、綺麗な小砂利浜と巨大な磯場で構成されています。
もう一箇所は、バス停から近い、諸磯青少年センター前の南面する小さな浜です。
浅くて穏やかで、綺麗な芝生もあってBBQなどご家族連れにも良さそうですが、2020年9月現在、新型コロナの影響で封鎖されています。
この日は曇りでしたが、水温は21度ほど、北東の弱風、透明度は5〜7m前後。なかなか良いコンディションでした。
泳ぐポイントは西面しているので、東風はオフショア(陸から海)に吹くナライの風になり、海は凪ぎます。
シンボルとなる諸磯埼灯台の南側に、浜の中心となる小砂利のビーチがあります。 浜の南北には岩礁帯。沖に出ると、南側の岩礁帯の先端に、昔の水産加工場の基礎が四角いプール状に残っています。
中にはチャガラやキヌバリなどが見られます。
さらに南に向かうと、遠浅の岩礁が広がります。
地層がミルフィーユ的な板状に、斜めに露出していて、その隙間が生物の良い隠れ場所になっています。
特にソフトコーラルのイソバナが見事で、伊豆も含めて関東近郊では屈指の密度だと思います。一見の価値ありです。
北側の岩礁帯には、かなり浅い場所にイソギンチャクが繁茂しています。
夏から秋にはミツボシクロスズメダイygなどが集まります。
浜の沖には小さな島が見えています。
そこへと至る水道は水深10m以上、潮流もかなりあります。
海況が相当良い時は渡れます。島の沖側では回遊魚やツノダシなどが見られます。
島の南側の壁面にもイソバナ畑があります。
島の途中に大きめのイソギンチャク畑があって、クマノミがいることもあります。
朝ごはんは三崎港のまぐろやさんへ。
朝から開いているお店も多いので、泳ぐ前の栄養補給に最高です。
帰路は江奈湾の干潟に寄った後、走水のかねよ食堂さんへ。
おしゃれカフェに耐性のある方には超おすすめの超素敵なお店です。
もともと漁師さんがされていた魚屋さんだったこともあり、ご飯も超美味しいです。
場 所:三浦半島・浜諸磯
日 時:190609
天 候:曇り
気 温:20℃
水 温:20℃
波 高:ややうねり
風 :北東弱
透明度:10m以下
撮影機材:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8M
NIKON ウォータープルーフケース WP-N3
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 type2
INON クローズアップレンズ UCL-165M67
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
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flickrアルバム:190609 Snorkeling @ Beach HAMAMOROISO / MIURA Peninsula
<東叶神社@浦賀港>
早朝に川崎を出て、7時半に浦賀に到達しました。
浦賀の入り江を挟んで東西にある叶神社。勝海舟ゆかりの名刹で、今でも現役の小さな渡し船「浦賀の渡し」で結ばれています。
<東叶神社@浦賀港>
境内は道路を挟んですぐ海になっています。
お祭りの日にはここからお神輿が海を渡ります。
<東京湾フェリー@浦賀港>
<タヌキ@江奈湾>
浦賀から野比海岸、三浦海岸、金田湾と通過して、干潟で有名な江奈湾を通過…なにか道路を横切りました。
<タヌキ@江奈湾>
小さなタヌキがこっちを見ていました。
<タヌキ@江奈湾>
夏毛でシャープでした。
<まぐろ食堂七兵衛丸@三崎港>
朝ごはんは三崎港の七兵衛丸さんへ。
日曜日は朝7時から開いています。
<まぐろ食堂七兵衛丸@三崎港>
立派なマグロが待っています。
<まぐろ食堂七兵衛丸@三崎港>
もちろんマグロが大本道なのですが…
<まぐろ食堂七兵衛丸@三崎港>
王道!活きイキ刺身定食にしてしまいました。
<まぐろ食堂七兵衛丸@三崎港>
中トロ、赤身、マカジキ、イナダ、マダイ、メジナ、マアジ。
ちゃんとマグロも入って地魚も堪能。さすがの王道。ナイスセレクトでした。
<まぐろ食堂七兵衛丸@三崎港>
秋田のホット井戸水にぴったりです。
<うらり号@三崎港>
城ヶ島へと渡るうらり号。
船底が透明で水中遊覧ができます。
<キダチチョウセンアサガオ@浜諸磯>
浜諸磯に到着。
無料駐車スペースは満車だったので、民宿のでぐち荘さんの駐車場を利用しました。
<キダチチョウセンアサガオ@浜諸磯>
綺麗なチョウセンアサガオ。
<諸磯埼灯台@浜諸磯>
ポイントは諸磯埼灯台の周辺です。
<メジナyg群れ@浜諸磯>
灯台のすぐ南にある岩場からエントリー。
透明度は5〜7mぐらい。おだやかでなかなか良い海況です。
<例のプール@浜諸磯>
早速沖にある四角いプールに来てみました。
<チャガラyg@浜諸磯>
中にはチャガラの赤ちゃん。
<チャガラyg@浜諸磯>
半透明で綺麗です。
<キヌバリ@浜諸磯>
親戚のキヌバリもいます。
<キヌバリ@浜諸磯>
こっち見んな!
<チャガラ、キヌバリ@浜諸磯>
大人のチャガラもいました。
<チャガラ@浜諸磯>
大人も綺麗です。
<キヌバリ@浜諸磯>
キヌバリは好奇心旺盛です。
<キヌバリ@浜諸磯>
こちらも綺麗。
<ナベカ@浜諸磯>
元ゴカイの巣から顔を出すナベカ。
<ナベカ@浜諸磯>
真っ黒な婚姻色で最初は別の種かと思いました。
<ナベカ@浜諸磯>
こっち見んな!
<サラサエビ@浜諸磯>
四角いプールの壁面には、工場時代のハッチが何箇所か残っています。
海老や小魚のすみかになっています。
<キヌバリyg@浜諸磯>
キヌバリの幼魚も。
<ウツボ@浜諸磯>
ハッチの奥のウツボ。
<ウツボ@浜諸磯>
くわっ。
<ショウジンガニ@浜諸磯>
大きなショウジンガニ。
<キヌバリ@浜諸磯>
何か言いたげなキヌバリ。
<トウシマコケギンポ@浜諸磯>
叫ぶトウシマコケギンポ。
<キンギョハナダイ他@浜諸磯>
プールの外側にはキンギョハナダイもいます。
<キンギョハナダイ他@浜諸磯>
派手なのはオスです。
<チャガラyg群れ@浜諸磯>
チャガラの幼魚の群れもいました。
<チャガラyg群れ@浜諸磯>
スケスケです。
<カゴカキダイbaby@浜諸磯>
浮遊物の中にカゴカキダイの赤ちゃんがいました。
<ベニツケギンポ@浜諸磯>
沖の島に行くのは難しそうだったので、プールの対岸にある灯台下の岩礁に来てみました。
岩の上でじっとしていたベニツケギンポ。
<イソスジエビ@浜諸磯>
<イソギンチャク畑@浜諸磯>
灯台下の岩礁の沖に向かって中央辺り、砂利浜沿いの壁面のくぼみに、大きめのイソギンチャクの群生があります。
<イソギンチャク畑@浜諸磯>
かなりの浅瀬です。
<ニシキハゼ他@浜諸磯>
大きめのニシキハゼ。
<ヨウラククラゲ@浜諸磯>
浮遊系のヨウラククラゲ。
<イソバナ畑@浜諸磯>
灯台下から砂利浜の反対側にある岩礁に戻ってきました。
プールのある側のさらに裏側が、地層が斜めに棚状にたくさん露出した岩場になっていて、それぞれの棚の裏側にびっしりとイソバナが群生しています。
<イソバナ畑@浜諸磯>
数十mに渡る大きな群生です。
<イソバナ畑@浜諸磯>
赤、オレンジ、黄色。
<イソバナ畑@浜諸磯>
一見の価値ありです。
<イシガニ@浜諸磯>
棚の狭い隙間にはカニなども潜んでいます。
<ホシキヌタ@浜諸磯>
タカラガイ、特に大きなホシキヌタがたくさんいます。
<アオウミウシ@浜諸磯>
ウミウシも多いです。
<キタマクラyg他@浜諸磯>
可愛いキタマクラの幼魚。
<ウミトサカ@浜諸磯>
まんまるなウミトサカ。
<ハコフグ@浜諸磯>
目の綺麗なハコフグもいます。
<シロウミウシ@浜諸磯>
シロウミウシ。
<チョウチョウウオ@浜諸磯>
<空気@浜諸磯>
棚の上に空気が溜まっています。
<ミヤコウミウシ@浜諸磯>
大きなミヤコウミウシもいました。
<サラサウミウシ@浜諸磯>
綺麗なサラサウミウシ。
<サラサウミウシ@浜諸磯>
良い触角です。
<コケギンポ@浜諸磯>
叫ぶコケギンポ。
<ウミネコ?@浜諸磯>
休憩に浜へ戻ると、ウミネコと思しきご遺体が一揃い並んでいました。
<ウミネコ?@浜諸磯>
現在、職場のディスプレイの横に安置されています。
<ホンドヤドカリ@浜諸磯>
休憩後にもちょこっと海へ。
<ツマグロハタンポyg群れ@浜諸磯>
ツマグロハタンポの幼魚かな。
<シロウミウシ@浜諸磯>
シロウミウシが手前と奥に。
<カゴカキダイyg@浜諸磯>
カゴカキダイの幼魚。
<ウツボ@浜諸磯>
若めのウツボが顔を出していました。
<ハナガサクラゲ@浜諸磯>
ハナガサクラゲがいました。
<ハナガサクラゲ@浜諸磯>
下から見たい派です。
<ハナガサクラゲ@浜諸磯>
こう見えて毒は強いのでちょっと注意が必要です。
<ハナガサクラゲ@浜諸磯>
まさに花笠。
<ハナガサクラゲ@浜諸磯>
しかし綺麗です。
<ホシササノハベラyg@浜諸磯>
美形ホシササノハベラ。
<イソカサゴ@浜諸磯>
目が綺麗なイソカサゴ。
<スマホ@浜諸磯>
スマホ発見。
<カワハギ@浜諸磯>
なかなか立派なカワハギ。
<ウツボ@浜諸磯>
大きめのウツボ。
<ウツボ@浜諸磯>
ご立腹です。
<カサゴ@浜諸磯>
目が合うカサゴ。
<ツマグロハタンポyg群れ@浜諸磯>
ツマグロハタンポの幼魚が棚の裏から出てきていました。
<ツマグロハタンポyg群れ@浜諸磯>
なかなか可愛いです。
<漂着ボトル@浜諸磯>
いい感じに石灰藻等の付着物がついたボトルがありました。
<モクズショイyg@浜諸磯>
モクズショイの赤ちゃん。
<タツナミガイ@浜諸磯>
<タツナミガイ@浜諸磯>
ちゃんと紫汁腺もあります。
<タコノマクラ@浜諸磯>
<マダコ@浜諸磯>
近くに枕の主もいました。
<マダコ@浜諸磯>
全貌は見られませんでした。
<@江奈湾>
14時ほどで撤収。
帰り際が干潮だったので、江奈湾の干潟に寄ってみました。
<@江奈湾>
貴重な自然遺産です。
<@江奈湾>
良い感じに引いていました。
<@江奈湾>
江奈湾に注ぐ田島川の河口から、砂礫干潟と泥質干潟がつながって広がっています。
砂地にはアマモ、泥地にはヨシの群落。後背地には雑木林が。
<@江奈湾>
漁港方面。
<@江奈湾>
ヨシ原と雑木林。
<@江奈湾>
奥は泥地で手前は砂地です。
<@江奈湾>
ビーチクリーンお疲れさまです!
<@江奈湾>
小雨が降ってきました。
<@江奈湾>
KQB!
<@江奈湾>
おや、よく見ると干潟の上に無数の小さなつぶつぶが…
<コメツキガニ@江奈湾>
干潟に住むコメツキガニでした。
<@江奈湾>
コメツキガニぽい光岡MC-1。
<@江奈湾>
生態系の頂点、トビさん。
<しらはま丸@浦賀港>
<しらはま丸@浦賀港>
乗車終了。
<しらはま丸@浦賀港>
いってらっしゃい。
<@走水>
走水のいつものウッドデッキで横須賀の海を見て…
あ!あそこに寄ろう!
<@走水>
観音崎の由来となった奈良時代から伝わる観音像は、2019年に無事復元されました。 走水にも、日本書紀・古事記にも記述のある、倭健命(やまとたけるのみこと)と妃の弟橘姫(おとたちばなひめ)の悲しい伝説があります。
<@走水>
走水海岸の駐車場に車を止め、走水の港町の奥、峠の崖の下へ。
<@走水>
ハオコゼ注意。
<@走水>
一昨年までは海水浴場がありましたが、現在は閉鎖されています。
<@走水>
春の潮干狩りは健在です。
<@走水>
のどかな漁村風景の先に
<かねよ食堂@走水>
近隣でも屈指のオシャンティ・カフェ、かねよ食堂さんがあります。
<かねよ食堂@走水>
実に美猫様です。
<かねよ食堂@走水>
とりあえずご挨拶。
<かねよ食堂@走水>
これまた高貴な…
<かねよ食堂@走水>
ズキュゥゥゥン!
<かねよ食堂@走水>
ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車。
<かねよ食堂@走水>
元々漁師さんがされていた魚屋さんだったそうですが、今代の店主さんに変わって、ビーチハウス的なおしゃれカフェに生まれ変わりました。
<かねよ食堂@走水>
CMやPVなど映像媒体でも、ものすごく露出されている超素敵なスポットです。
出自故ご飯も超美味しいです。
<かねよ食堂@走水>
風雨が強くなければ、外も実にいい感じです。
<かねよ食堂@走水>
良い看板。
<かねよ食堂@走水>
これぞデザインでしょう。
<かねよ食堂@走水>
ちょんまげ同志先輩!
<かねよ食堂@走水>
晩御飯にはちょっと早かったので、クッキーとシソのモヒートなどをいただきました。
<かねよ食堂@走水>
帰る頃に雨が上がりました。
<かねよ食堂@走水>
夜の雰囲気もまた最高なのです。
<@走水>
のり・わかめ。
<@走水>
雨上がりのハイビスカス。
<@走水>
走水の駐車場には、日本初の水道、横須賀水道の天然水の蛇口があります。
美味しい水として有名で、ペットボトルで持って変える方も多く見ます。
<@走水>
ということで終了です。
涼しくなったら城ヶ島あたりにまた団子サーチに行きたいですね。
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flickrアルバム:190609 Snorkeling @ Beach HAMAMOROISO / MIURA Peninsula
浜諸磯、諸磯埼灯台のGoogleMapはこちらです。
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20200912-13-00 ヒリゾ浜・南伊豆中木シュノーケリング行/ヒリゾ浜生き物マップ作成 第5次通算8、9日目の事
2020年9月12日・13日
2020年度ヒリゾ浜シュノーケリング行、第4次通算6、7日目の生き物マップを制作しました。
(情報は変更される可能性があります。あくまで目安としてください。)
※あいあい岬下のソメワケヤッコygの位置などを修正しました。(2020/9/24)※
印刷用のPDFと大きなjpegデータはGoogleドライブに置いてあります。
ご自由にお持ちください。
ヒリゾ浜の特徴は、本州屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。
その理由には、伊豆半島の先端の南伊豆のさらにその突端にあり、黒潮の支流の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた狭い水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
9月に入って、水温はさらに上昇。28度以上をずっと保っています。
この週も、関東の東を前線が通過したため、若干のうねりがはいってきたものの、最高宣言手前ぐらいのナイスな海況でした。
魚影は引き続き濃く、季節回遊魚などの幼魚がどんどん来訪しています。
私の記憶が正しければ、ヒリゾ浜では初のナンヨウハギの赤ちゃんが出ました。それも3尾、ハタンポ穴から小通りに出るあたりのエンタクミドリイシについています。スーパーかわいいです。
同じく小通りのエンタクミドリイシには、これまた少し珍しいヤリカタギの赤ちゃんが2尾ついています。
沖ハヤマの大根島側の斜面には、セナキルリスズメダイの幼魚も出ました。
ツノダシも数え切れないくらい各所に出ています。ハヤマ間では8連になる瞬間も。その中に半透明の幼魚がいてちょっと驚きました。個人的にはじめて見ました。
その他、チョウチョウウオ系(アケボノチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、シラコダイ他)、ヤッコ系(サザナミヤッコ、アブラヤッコ、ナメラヤッコ、アカハラヤッコ等)、ベラ系(ブチススキベラ、カンムリベラ、ツユベラ等)、スズメダイ系(ハクセンスズメダイ、セダカスズメダイ、アマミスズメダイ等)、コロダイ、ヨコシマクロダイ、コショウダイ、マダラタルミ、バラハタ等の幼魚が各所で見られています。
レギュラーメンバーのミツボシクロスズメダイも、越冬した大きな個体から豆粒のような赤ちゃんまで、大中小極小の4世代がイソギンチャク畑に群れています。
クマノミも沖ハヤマの浅い方のイソギンチャク畑Bに一尾追加で、13尾以上になりました。ペアはみな卵を守っているようです。小通りの見やすい卵は今週前半には銀色の目が目立つようになり、孵化秒読みになっています。
あいあい岬下のナンヨウツバメウオの幼魚は、大きめの個体が5尾、小さめの個体が1尾になりました。
大人のツバメウオも、沖ハヤマから小通りにかけてうろうろしています。
ハタンポ穴にいた越冬サザナミヤッコは、すっかり行動範囲も大きくなり、ハタンポ穴からハヤマ間、沖ハヤマと自由に行き来しています。
小通りのアカマツカサ、沖ハヤマのマツカサウオも健在でした。
土曜の朝にはハヤマ間と沖ハヤマで2回、アオウミガメに遭遇しました。
遠目だったので定かではないのですが、ここしばらく居着いている中くらいの個体だと思います。
そして気がつけば、ヒリゾ浜の渡船の営業は来週末の9/27で終了してしまうのでした…
常々申しておりますが、ヒリゾ浜と申しますか、関東近郊のシュノーケリングの本番は9月からです。
個人的には11月ぐらいまでは、水温も高く気候も安定してベストシーズンと言って良いと思っておりますので、毎年のことながら、終わるのが惜しく、寂しい気持ちになります……
しかし、9月末から来年7月頭までの、9ヶ月の休養期間あってこその、ヒリゾ浜の素晴らしい自然環境でもあります。
Go To Travelもありますし、冬の間は離島とかへお邪魔しようかと思っております。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:200912 08:10〜15:45
天 候:雨のち晴れ
気 温:28℃
水 温:28℃以上
波 高:ややうねり
風 :東北
透明度:20m以上
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:200913 08:10〜10:20
天 候:晴れ
気 温:30℃
水 温:28℃以上
波 高:ややうねり
風 :南西弱
透明度:20m以上
撮影機材:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
NIKON ウォータープルーフケース WP-N3
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
INON ワイドコンバージョンレンズ UWL-H100 28M67 type2
INON クローズアップレンズ UCL-165M67
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
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flickrアルバム:200912-13(12)-05-08 Snorkeling @ HIRIZO Beach / South IZU
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<アオウミガメ@ハヤマ間>
朝カメは2回。
<クマノミ・ペア他@沖ハヤマ>
沖ハヤマペアの卵はあの岩の穴の奥のようです。
<ツノダシ群れ@ハヤマ間>
ツノダシ8連。真ん中にいる半透明な幼魚に驚きました。
<チョウチョウウオ、オジサン他群れ@沖ハヤマ>
チョウチョウウオ玉の気配を感じました。
<クマノミ・ペア@ハヤマ間>
ハヤマ間の深いところです。
<イサキ、メジナ群れ@ハヤマ間>
干潮の潮止まりで水面にプランクトンが湧いていました。
それを狙って魚群が集まっています。
<クマノミ・ペアと卵@小通り>
卵を守る小通りペアのお父さん。
<クマノミ・ペアと卵@小通り>
2週目ぐらいの卵。
目鼻立ちがはっきりしてきています。
<ヨコシマクロダイyg@小通り>
何固体かいます。
<ナミマツカサ@小通り>
シャイです。
<ヌメラヤッコyg@ヘイゴロウ>
ヤッコ系は鬼門です。
<アケボノチョウチョウウオyg@赤ブイ>
比較的堂々としています。
<オヤビッチャ、ソラスズメダイ他群れ@丘ハヤマ>
ドロップオフ上の群れ。
<セナキルリスズメダイyg@沖ハヤマ>
ソラスズメにちょっと似てますが、単独行動派です。
<ヤリカタギbaby@小通り>
エンタクミドリイシがお好き。
<クマノミbaby@小通り>
大人気すぎてちょっとお疲れ気味でした。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@船着き場裏>
ナンヨウツバメ五連。意外なところにいました。
<ナンヨウツバメウオyg@船着き場裏>
×5の他にも小さめのナンヨウさんがいます。
<クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg群れ他@あいあい岬下>
ミツボシマンション大盛況です。
<クマノミyg@沖ハヤマ>
二日目はクマygから。
<ツバメウオ@沖ハヤマ>
4尾いた大人ツバメウオは独りになりました。
<クマノミ・ペアと卵@小通り>
今日も卵を守っています。
<ヤリカタギbaby@小通り>
エンタクミドリイシのヤリカタギの赤ちゃん。
<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>
ナンヨウygは五連。あと浅瀬にさらに小さな個体が一尾います。
<バラハタyg@あいあい岬下>
めちゃくちゃシャイですが、この日はまずまずご機嫌でカメラの前に出てきてくれました。
<ミツボシマンション@あいあい岬下>
ミツボシマンションは大盛況になりました。
右下にヒメフエダイygもいます。
<ミツボシマンション@あいあい岬下>
ミツボシクロスズメダイは大中小、極小と四世代います。
<ミツボシマンション@あいあい岬下>
越冬巨大ミツボシと越冬一年目の小さめクマノミはちょうどサイズ的に拮抗して仲良しです。
<ナンヨウハギbaby@中の浦>
ナンヨウハギbabyは3尾いるそうです。
私はまだ見られていないので、式根島の写真を流用しています。
写真整理終了後に詳細をアップします。
生き物マップの印刷用のPDFと大きなjpegデータはGoogleドライブに置いてあります。ご自由にお持ちください。
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20200829-30-00 ヒリゾ浜・南伊豆中木シュノーケリング行/*最高宣言*ヒリゾ浜生き物マップ作成 第4次通算6、7日目の事
2020年8月29日・30日
2020年度ヒリゾ浜シュノーケリング行、第4次通算6、7日目の生き物マップを制作しました。
(情報は変更される可能性があります。あくまで目安としてください。)
印刷用のPDFと大きなjpegデータはGoogleドライブに置いてあります。
ご自由にお持ちください。
ついに「最高宣言」が出ました。
最高宣言とは、ヒリゾ浜の海況が、透明度15m以上、快晴、波無しなどの条件をクリアしたとき、地元の船長さんが出す宣言です。
水面の水温も28度以上!20m潜っても、逆に水面より温かく透視度も高い状態になっていました。完全に良い黒潮の分流が直撃しています。
ちなみに、ダイビング用語で透明度は縦方向、透視度は横方向の視界を指します。
最高宣言時は水面からの透明度が15m以上となっていますが、これは船から確認する小通りの航路の最大深度が15mのための限度です。実際はもっと高い数値になります。
潜って横を見た際の、いわゆる透視度で言えば、軽く20mオーバー。本当に最高な日はそれが40m、50mの、離島でしか見られないような凄い世界になります。そんな日の事を勝手に「真☆最高宣言」と呼んでいます。
ヒリゾ浜は普段は立入禁止のビーチで、夏の間(7月~9月)だけ渡し船で渡れるようになっています。
今年の運航は7/1〜9/30までの予定です。
ヒリゾ浜の特徴は、本州屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。
その理由には、伊豆半島の先端の南伊豆のさらにその突端にあり、黒潮の支流の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた狭い水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
魚影は相変わらず絶好調です。
熱い黒潮に乗って、季節回遊魚などの幼魚が激増しています。
ゴマチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオ、ミゾレチョウチョウウオ、チョウハン、シラコダイなどチョウチョウウオ系の幼魚はいたるところに。
ちょっと珍しいところで、マルヒラアジやロウニンアジ等のアジ系、アカハラヤッコ、アブラヤッコ、ナメラヤッコのヤッコ系。
マダラタルミやバラハタ、マツカサウオ、ヨコシマクロダイ、カンムリベラ、ツノハタタテダイなども各所で出ています。
ミナミハコフグ、ネンブツダイ、ハタンポなども多く、特にネンブツダイの幼魚は沖ハヤマの大根島側の底にある谷間に、前が見えないほど群れています。
あいあい岬下のナンヨウツバメウオyg×3+1もまだ滞在しています。ミツボシマンションにはミツボシクロスズメダイygがますます増えてきて、さらにマンションらしくなってきています。
クマノミはハヤマ間とあいあい岬下の沖にそれぞれペアが増えました。
よく見ると、沖ハヤマのペアのイソギンチャクにbabyも一尾います。
トータルで、小通りにbaby×1、ソロ×1、ペア×1。沖ハヤマにbaby×1、ペア×1。ハヤマ間にペア×1。あいあい岬下にyg×1、沖にペア×1となりました。
さらに小通りのペアは卵を守っていました。確認してみると、8/16にも卵が写真に写っています。最低二度目の産卵のようです。
卵が孵化するまでは1〜2週間、孵化した稚魚がクマノミらしくなるまでさらに1〜2週間。今週末には小さな小さなbabyが見られそうです。
ちょっと少なめだった、キンギョハナダイやソラスズメダイの群れもぐんと増え、ようやくらしくなってきました。
小通りのソロクマノミの岩の下には、アカマツカサも出ています。
土曜の朝には沖ハヤマにアオウミガメが出ました。 ここしばらく居着いている中くらいの個体だと思います。
お盆も過ぎ、なかなかの混雑に加え、ちゃんと素潜りをするお客さんが増えました。9時過ぎにアオウミガメが現れた際にも、沖ハヤマに10人以上の方がいました。これほど大勢の方がいっぺんにウミガメを見たのは初めてではないでしょうか。
逆に、オオセやツバメウオ、フエダイの群れ、オジサンの大群などは見られなくなりました。高水温と高透明度のせいで、深いところに戻ったのかもしれません。
ちなみに、本来この8月第4週はお邪魔する予定はなかったのですが、前日の夕方に神子元島の海が真っ青になっているのを見て、慌てて予定を入れたのでした。
8月第3週の前回の記事を見ていただくとわかるのですが、長梅雨の大雨の影響は根強く、表層は26度で透明度もなかなか良くなってきてはいたものの、10mも潜ると水温18度以下透明度も全くなしという状況で…それがたったの一週間で最高宣言になるとは!
原理としては、8/22(土)に発生した台風の影響で、週中に欠航するほどではないうねりが入り、底潮を揺らして大雨の泥が浮遊。週後半の潮の干満できれいな黒潮と入れ替わった。というのはわかるのですが。
それにしてもあまりの変化に嬉しい戸惑いを隠せません。さすがはヒリゾ浜、というところです。
9月第一週の先週末を欠航にした台風9号、10号では、台風8号とは比較にならないほど海が揺れました。欠航は明後日ぐらいまで続くようですが、その後の海の変化に期待してしまう今日このごろです。
今週末の予報は今の所雨っぽいですが、海の中には「真☆」が来たりすると嬉しいですね…
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:200829 10:10〜16:15
天 候:晴れ
気 温:32℃
水 温:28℃以上
波 高:無し
風 :南西弱風
透明度:25m以上
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:200830 08:10〜16:15
天 候:晴れ
気 温:32℃
水 温:28℃以上
波 高:無し
風 :東北弱風
透明度:25m以上
撮影機材:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
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INON 水中ストロボ D-2000 Type4
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EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
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<クマノミbaby他@沖ハヤマ>
右上辺りにクマbabyがいます。
<マツカサウオyg@沖ハヤマ>
<ネンブツダイyg群れ@沖ハヤマ>
<スジアラ他@沖ハヤマ>
<マルヒラアジygとオキクラゲ共生@沖ハヤマ>
<マルヒラアジygとオキクラゲ共生@沖ハヤマ>
<マルヒラアジygとオキクラゲ共生@沖ハヤマ>
<ツノハタタテダイyg@赤ブイ>
<シラコダイyg、トゲチョウチョウウオyg@赤ブイ>
<ナンヨウツバメウオyg@あいあい岬下>
<ロウニンアジyg群れ@あいあい岬下>
<パンダホヤ@あいあい岬下>
<クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg群れ@あいあい岬下>
<コロダイyg@船着き場裏>
<サザナミヤッコyg@沖ハヤマ>
<キビナゴ大群@丘ハヤマ>
<クマノミbaby他@沖ハヤマ>
画面中央やや右下にクマbabyが写っています。
<クマノミ・ペア@ハヤマ間>
<ツノダシ他@沖ハヤマ>
<キンギョハナダイ群れ他@沖ハヤマ>
<フリーダイバー他@沖ハヤマ>
<バラハタyg@あいあい岬下>
<バラハタyg@あいあい岬下>
<バラハタyg@あいあい岬下>
<ソラスズメダイ群れ@赤ブイ>
<アカハラヤッコyg@丘ハヤマ>
<フリエリイボウミウシ@赤ブイ>
<サザナミヤッコyg他@ハタンポ穴>
<キンギョハナダイ群れ他@ハタンポ穴>
<クマノミの卵他@小通り>
クマノミの右上のオレンジの粒が卵です。
<ナミマツカサ他@小通り>
<ソラスズメダイ群れ他@小通り>
<クマノミbaby@小通り>
<イソギンチャクモエビ他@小通り>
<ヒメギンポyg他@小通り>
<オニカサゴ@丘ハヤマ>
写真整理終了後に詳細をアップします。
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