20180714-15-1 ヒリゾ浜・南伊豆中木シュノーケリング行 第2次通算3日/真☆最高宣言 の事
みんカラでほそぼそとやっていたのですが、写真サイズ他の問題ではてなブログに移ってきてみました。
とりあえず、2018シーズンのヒリゾ浜のまとめを再掲しています。
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2018/07/14-15
静岡県伊豆半島の南伊豆にあるヒリゾ浜に行ってまいりました。
シーズン第2次、通算3日目です。
今回は独行&海の日の三連休ということで、公共交通機関でアクセスしました。
東京・横浜からですと、JRの南伊豆フリー乗車券を利用して、6,000円前後でJRと伊豆急、東海バスが乗り放題になります。1〜2名でしたら車で行くよりお得になると思われます。駐車場問題がクリアされるのも良いですね。(連休はAM7時に満車になったそうです…)
下田駅から中木行の直通バスは、7/28〜8/26の夏季限定で「3番乗り場下賀茂方面、中木直通、下田駅8:15発→中木9:01着」
それ以外の時期は「4番乗り場石廊崎方面、石廊崎港口経由ほぼ中木直通、下田駅9:00発→中木9:51着」「4番乗り場石廊崎方面、石廊崎港口経由直通、下田駅10:00発→中木口10:49着→徒歩」です。
https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2216
海況の方は両日ともまたまた最高宣言(透明度15m以上)が出ました。特に15日(日)は、朝イチのエントリーに顔をつけた瞬間に「ああ水がない…」という真☆最高宣言。透明度20mを遥かに突破する素晴らしい海でした。
黒潮大蛇行の影響で、沖縄からスタートした本流が、本州を大きく迂回。南伊豆にダイレクトに支流が直撃する状況です。水温にいたっては、沖縄よりも高い日本で一番の28度超えの瞬間もありました。
ただ、西日本豪雨の影響か、15日のお昼すぎから白濁りが入り始め、午後の満潮の潮止まりになると、プランクトンが増殖して赤潮のような状況になりました。台風10号のうねりも合わせて、現在までこの影響は続いているようです。
魚影も魚種も引き続き7月としては異常なほどでした。クマノミは更に増えて最低9尾、ミツボシクロスズメダイは3尾に。
そして、週中からちょくちょく目撃情報のあったウミガメにも無事遭遇できました。7/15の朝イチ、沖ハヤマの大根島側の斜面で小さめのアオウミガメに遭遇。まだ寝ぼけていたのか、こちらが水面でじっとしていたら、すぐ真下を通過してくれました。その後数分一緒に泳ぐことができて…うれしくて鼻血が出ていたと思います。
なお、7/21には両ハヤマ間で二頭同時に見られたそうです。今年は大中小の最低三頭はいますので、朝イチの赤ブイ〜沖ハヤマあたりは狙い目です。
カメの次はサメということで、前回ネコザメが見られた穴(沖ハヤマの外側水深13m)では、大きなオオセが見られました。しかもお腹がパンパンです。7〜8月はオオセの出産時期(卵胎生で赤ちゃんを生みます)ですので、そろそろ「ちびオオセ」が見られるのかもしれません…(また鼻血が
大きなイズヒメエイが砂地でバタバタ餌を探していて、ソラスズメダイやベラが大喜びしているシーンも。
沖ハヤマの魚群も恐ろしいほどで、ソラスズメダイ、キンギョハナダイ、スズメダイ、メジナ、ニザダイ等のレギュラー組。イワシ、タカベの群れ、それらを狙うカンパチの群れも見られました。カンパチは写真で確認しても50尾以上。大きなヒレナガカンパチも混じっています。ブリ系の青物の皆さんはめっちゃ睨んでくるのでちょっと怖いです。
その他、沖ハヤマにちょっと珍しいフエダイの群れ、小通りに綺麗なシマイサキの群れも入り込んでいました。ただ、その後をつけてカンパチの群れも小通りに入ってきていたのが…うまく逃げ切ってくれればよいのですが…
イシガキフグ、ネズミフグの大物も相変わらず各所でウロウロ。ミナミハコフグygもそれっぽい岩裏を覗くとだいたい目が合います。
足りないのは熱帯魚系でしたが、沖ハヤマのブイにツムブリのyg、本来はいないはずの大人のツバメウオも登場しています。7/21には平五郎にツノダシ、あいあい岬下のミツボシマンションにミツボシクロスズメダイygが現れたそうです。こちらはこれからが本番ですね。
逆にオープン直後に見られた、オジサンの大群やヒラタエイの群れ、沖ハヤマから小通りを埋め尽くしていたタカベの超大群は姿を消していました。彼らの繁殖期が終了した、と見て良いようです。
ということで、オープン直後の第1次ヒリゾ行は個人的に120点とつけてしまったのですが…第2次の今回は、日曜の午前中に限れば、真☆最高宣言&カメ&サメで150点をつけざるを得ないです。それじゃー100点満点の意味ないじゃん!と自分でも反省しております。
あ!そういえばイルカが出たんでした!!
中木港の防波堤のすぐ外に、ハンドウイルカが迷い込んでおりました。2mほどの若い個体が一頭。群れからはぐれたのではなかろうか、ということだそうです。
残念ながら今はもうどこかにいってしまったようですが…でもあそこに迷い込むということは、ヒリゾ浜のみんなが泳いでいるところにひょこっと顔を出してもおかしくはない、ということで!!そうなったら鼻血大出血&1万点ですね<それ以上いけない
その他詳細は公式HPなどをご確認ください。 http://www.nakagi.jp/
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:180714-15 08:05〜16:30
天 候:晴れ
気 温:34℃
水 温:27〜28℃
波 高:無し
風 :南西微風
透明度:15〜20m以上
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
+INON UWL-H100 28M67 type2、INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
flickrアルバム:180714-15 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 02-03
flickrアルバム:180714-15 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 02-04
ヒリゾ浜の記事はこちらです。
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
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ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前
初日のお昼、小通りに現れたシマイサキの群れ。
ygはたまーに見かけますが、大人の団体さんは始めてみました。そしてこの水質…
沖ハヤマの棚の上で昼寝をしていたイシガキフグ。 そっと近づいてなでなでしてみました。嫌ではない御様子w
電池切れで4秒しか撮れてないのが痛恨です…orz
楽園に上陸。
あーこれは水面からして危険ですね。
沖ハヤマの青いこと…そして魚影。
タカベも最高です。
ニザ穴大混雑。
イソギン畑Aはまだペアになっていませんでした。
一抱えはあるネズミフグ。 ハリセンボンとは違い、ヒレにまで斑点があります。最大で80cmを超えることもあるそうです。
沖ハヤマまでカゴカキダイとオジサンが出てきてました。
交接中かな?
かつてないラッシュアワー。
なにがなんだか…
沖ハヤマの外側の斜面にも単体クマ氏。
イソギン畑Bはペアになりました。
ペアの大きいほうがオスからメスに性転換します。
伊豆(本州型)クマノミはオスの尾びれは全体が黄色、メスは尾びれが白くなるのが特徴です。
ちなみに、沖縄型はメスが白くなるのは同じですが、オスの尾びれは真ん中が白く上下だけ黄色。小笠原型は体色が黒いモノトーンスタイル。という違いがあるそうです。
昼から王様クラスが出歩いていました。
一番岩礁からちょっと沖ハヤマに戻ったところ。ここにも例年出ますね。
お腹を見せてくれました。
ホンソメ先生!
婚姻色バリバリで白く発光しているオス。 奥のオスと縄張り争いしています。
通常のオスはこんな感じです。
強気です。
こちらも大きなイシガキフグ。 ネズミフグのようにヒレまで模様があり、最大サイズも80cmを超えます。 違いは膨らんでも針がなく、ゴツゴツしたトゲだけというところです。
怖いけど綺麗。
小通りで一番きれいなサンゴ。
テーブルサンゴもありますよ。
こちらも綺麗な緑。
アンニュイな主。
通常種でもいい色。
穴覗き。
水質良好。
みんなでお食事中。
ホンソメ先生施療中。
おや?カンパチ艦隊。
珍しく小通りまで入ってきました。
シマイサキの群れも浅瀬に登場。
単体ではたまに見かけますが、これほどの規模の群れは初めてです。
水質がまた最高。
平五郎のミッツハウス。
真っ青な沖ハヤマのブイにツムブリygが付いています。
英名はRainbow Runnerです。
15m先の砂地がまた綺麗。
ブイから私のフィンに移ってきました。
丘ハヤマのドロップオフもこの青さ。
小さなイワシの仲間のナミノハナの群れ。
サンゴモドキ科のストロベリーサンゴ。 バックのオレンジ色はソフトコーラルのイボヤギです。
あいあい岬下に来ました。 入江を覗くと、カゴカキダイyg、オヤビッチャyg、ミナミハタンポygなどなど。ygの谷です。
仲良く寄り添って泳いでいます。
見事なクチグロ。
ウミウシの谷のちょっと先辺りです。
ygは好奇心旺盛です。
輝いています。
おしゃれな髪飾りは寄生虫だったりして…
午後のタカベも光っています。
単体でも珍しいフエダイが、2018シーズンは群れで登場です。
オジサンと合流。
沖ハヤマ的風景。
フラッシュを当てるとメタリックで更に格好良いです。
沖ハヤマの棚の上で寝ていた大きなイシガキフグ。 ホンソメ先生を真似てそっと撫でてみました。結構受け入れてもらえたのが嬉しいです。
ゴンズイ玉。
終了間際にお食事中のイズヒメエイ。 1m超えの大物で、遠くからでもばったばた砂を巻き上げて貝などを探す姿が見えました。
というわけで、最高の初日が終了したのでした。
次回は180715、二日目です。
flickrアルバム:180714-15 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 02-03
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撮 影:水中:IKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + WP-N3
陸上:NIKON D700
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