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20220806-11(06) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/フエヤッコダイ登場、サンゴ増加と白化、イソギンチャク減少について(2022年シーズン第3回通算5日目)の事


<フエヤッコダイ@沖ハヤマ>

2022/08/06-11(2022年シーズン第3回通算5〜7日目)
静岡県伊豆半島南伊豆町中木にあるヒリゾ浜スキンダイビングに行ってきました。
初日の様子をアップします。

本来お盆期間は遠慮することが多いのですが、この二年は監視員のバイトのためにお邪魔しています。
今回も8〜10の三日間、監視船のクルーとして働きました。
責任重大な任務ですが、船の上から綺麗なヒリゾ浜の海を見ているだけで癒やされる、得難い体験でもあります。

バイトに入らなかった前後の三日間も素晴らしい海でした。
初日は上り潮で透明度は10m以上。時間とともにどんどん水質が上がってゆきました。

魚影もさらに増していて、フエダイ、タイワンカマスの大群が見られます。
ヘイゴロウやハタンポ穴の洞窟では綺麗な半透明の幼魚の群れが多数。
越冬クマノミは深い方のペアが卵を守っています。
オオセは各所で4頭以上。会えると嬉しいフエヤッコダイも出ました。

高水温傾向によるサンゴの増加とまさかの白化現象、さらにイソギンチャクの減少についての考察もちょこっと書きました。

ちなみに、今回のカメラはCANON EOS M6 MarkIIに修理から戻ってきているSeafrogs製のハウジングにドームポート。
レンズはいつもの換算18-35mmの11-22mm F4.0ではなく、換算29-88mmの18-55mm F3.5-5.6で来ています。
画角は狭く画質もちょっと落ちますが、望遠とマクロには強くなります。

 

場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:2022/08/06 10:30〜16:00
天 候:曇りのち晴れ
気 温:25.7~26.1℃
満 潮:12:03 127cm
干 潮:16:45 107cm
水 温:24.5℃
波 高:なし
 風 :東北東6.4〜17.6m
透明度:10m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
    Canon EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM
    Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
    Seafrogs 6" Dry Dome Port
    INON 水中ストロボ D-2000 Type4
    EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
 

◆目次

 

ヒリゾ浜について

2023シーズンのヒリゾ浜についてまとめてアップしてあります。
ヒリゾ浜へのアクセスやポイントガイド、生き物図鑑等、詳細はこちらをご覧ください。

 

午前中のヒリゾ浜


<殿羽根丸@船着き場前>

早速海へ。
殿羽根丸さんが港へ戻るところを半水面で。

 

・クロホシイシモチbabyの群れ@赤ブイ

<クロホシイシモチbaby群れ@赤ブイ>

赤ブイの係留ロープに半透明のクロホシイシモチの赤ちゃんが沢山群れていました。
水面には体験ダイビングのボートとダイバーさんたち。
伊豆じゃないような風景。水質も夏真っ盛りな感じです。

 


<クロホシイシモチbaby群れ@赤ブイ>

近くには大きなオオモンハタも。

 


<エダミドリイシ@赤ブイ>

壊滅した大エダミドリイシ畑跡地に小さな芽が出ていました。

 

・綺麗なサラサゴンベ@赤ブイ

サラサゴンベ@赤ブイ>

近くに綺麗なサラサゴンベがいました。
背びれの糸状突起が素敵です。

 


サラサゴンベ@赤ブイ>

こっち見んな。

 

フエダイ群れ@沖ハヤマ

フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

沖ハヤマまで出てきました。
とうとうフエダイが大群になりました。

 


フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

ちょっと浮遊物がありますが、水は青いです。

 


フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

一尾いれば珍しかったフエダイが行列になるとは…

 


<タイワンカマス群れ@沖ハヤマ>

水面に向かうタイワンカマスの群れ。

 

・2箇所の越冬クマノミ@沖ハヤマ

クマノミ他@沖ハヤマ>

根の先端-10mの越冬クマノミさん宅へ。

 


クマノミ他@沖ハヤマ>

背びれに怪我を負っています。

 


クマノミ他@沖ハヤマ>

大根島側を少し小通りに下ったところにある小さなイソギン畑。
もう一尾の越冬クマノミさんが出ました。

 


クマノミ他@沖ハヤマ>

尾びれが白くなってきているので、メスに性転換中かもしれません。
この後、この個体が-10mの方へ移動して無事ペアになるのでした。
オスの背びれもちゃんと治ります。

 

・沖ハヤマの魚群

フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

沖ハヤマの突端まで戻ってきました。
キビナゴのカーテンの向こうにタイワンカマスフエダイの群れが見えています。

 


<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>

タイワンカマスの群れが珍しく寄らせてくれました。

 


<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>

中々下からは見られません。

 


<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>

右奥にホウライヒメジ、フエダイの群れが見えています。

 


フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

フエダイの大群。
右下のドット柄はタカノハダイ、右上はカンパチ、左下の黄色い尻尾はキホシスズメダイです。

 


<キビナゴ群れ他@沖ハヤマ>

突然のキビナゴ大群。

 


フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

その向こうにフエダイ団子。

 


フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

水底で待っているとフエダイが近づいてきました。
警戒心が強いので珍しいです。
左下にはクロホシフエダイ、右下にタカノハダイ

 


フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

こっち見んな。

 


ハコフグ他@沖ハヤマ>

こっち見んな。

 

・ホンソメクリーニング中の大コロダイ@ハタンポ穴

<コロダイ他@ハタンポ穴>

ハタンポ穴で大きなコロダイがホンソメワケベラにクリーニングされていました。

 


<コロダイ他@ハタンポ穴>

口の中まで施術中。

 


<コロダイ他@ハタンポ穴>

こっち見んな。

 


<コロダイ他@ハタンポ穴>

ハタンポ穴の隣の三角穴を覗くと、若めのコロダイとタカノハダイ

 

・ハタンポ穴の魚群

オヤビッチャ群れ他@ハタンポ穴>

穴上部の裂け目。
今日はオヤビッチャが多かったです。

 


<イシガキフグ他@ハタンポ穴>

谷間には今日も大きめのイシガキフグがいました。

 


<イシガキフグ他@ハタンポ穴>

イソバナとストロベリーサンゴがいい感じです。

 


<イシガキフグ他@ハタンポ穴>

アップトリム90°!

 


<イシガキフグ他@ハタンポ穴>

見事な急速浮上でした。

 


<クロホシフエダイ群れ他@ハタンポ穴>

穴の奥にはクロホシフエダイフエダイの大きめの群れが。

 


<クロホシフエダイ群れ他@ハタンポ穴>

その下にはカゴカキダイの小群もいました。

 


<クロホシフエダイ群れ他@ハタンポ穴>

フエダイは言わずと知れた高級魚ですが、クロホシフエダイも負けずに美味しいらしいです。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%9B%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A8%E3%83%80%E3%82%A4

 


<ホウライヒメジ他群れ@ハタンポ穴>

穴の最奥から出口方向に一段上がったところ。
クロホシフエダイフエダイの他に、赤いホウライヒメジ、茶色のブダイ、タカノハダイチョウチョウウオなどがギュッと詰まっていました。
紫色の大きなカイメンが目印です。たまにウミガメやオオセがいます。

 

・今日もアジアコショウダイ若@ハタンポ穴

<アジアコショウダイ・ペア他@ハタンポ穴>

ハタンポ穴の入口側の底、丘ハヤマ方向の岩の下の隙間を覗くと、今日もアジアコショウダイのペアがいました。
クロホシフエダイの他に、右奥にヘラヤガラ、中央上にツブツブコイボウミウシ、壁面にはイソバナとカイメンもいます。

 


<アジアコショウダイ・ペア他@ハタンポ穴>

アジアコショウダイのペアにじりじり…

 


<アジアコショウダイ・ペア他@ハタンポ穴>

これが寄れる限界でした。

 


トラウツボ@ハタンポ穴>

近くに綺麗なトラウツボがいました。

 


トラウツボ@ハタンポ穴>

トンジャネーヨ

 


ヘラヤガラ他@ハタンポ穴>

ヘラヤガラが頭上を通過していきました。

 


ヘラヤガラ他@ハタンポ穴>

なかなか大きいです。

 


<ツブツブコイボウミウシ@ハタンポ穴>

先程のツブツブコイボウミウシ

 

午後のヒリゾ浜

・まさかのフエヤッコダイ@沖ハヤマ

<フエヤッコダイ他@沖ハヤマ>

ハタンポ穴から近い沖ハヤマの大根島側、過去に大きなイソギンチャク畑があったあたり。
大根島の根元と少し沖にある大きな岩礁の間に人がくぐれるぐらいの谷間があります。
今回もくぐって出口付近で大きなタカノハダイを見ていると、その向こうに黄色く目立つ魚が…

 


<フエヤッコダイ@沖ハヤマ>

綺麗なフエヤッコダイでした。

 


<フエヤッコダイ@沖ハヤマ>

通常は9月過ぎに現れることが多いのですが、このシーズンは8月頭から会えました。

 


クマノミ@沖ハヤマ>

その谷間を作る岩礁の上にいる越冬クマノミ

 


<アカハタ他@沖ハヤマ>

何かを狙って集まっていたアカハタ。

 


<オオアカヒトデ@沖ハヤマ>

最大で60cmを超えるオオアカヒトデ

 

・沖ハヤマの魚群再び

<タイワンカマス群れ他@沖ハヤマ>

沖ハヤマの根に出るとタイワンカマスやイサキの群れ。

 


<キビナゴ群れ他@沖ハヤマ>

狙われるキビナゴの大群。

 


フエダイ群れ他@沖ハヤマ>

その向こうにはフエダイ団子。

 

・ハヤマ間-15mのクマノミ・ペア

クマノミ・ペア他@ハヤマ間>

水面から確認できたので、沖ハヤマと丘ハヤマの間の沖、水深15mほどの小さな岩礁の上にある、今のヒリゾ浜で一番大きなイソギンチャク畑へ潜ってみます。
この距離からでもクマノミのペアが見えます。

 


クマノミ・ペア他@ハヤマ間>

赤と黄の2つのイソギンチャク群生が並んでいます。
赤い方にここ数年大きめのクマノミのペアがついています。
ストロボを焚いてLRで補正しているのでこれくらいの赤ですが、肉眼だともっと赤紫に見えて綺麗です。
よく見ると、クマノミの向こうの岩肌にオレンジ色の卵が見えています。

 


クマノミ・ペア他@ハヤマ間>

夫婦揃って迎撃。右下の卵がフリーです。
ちなみに、左の尻尾が白いほうがメスですね。

 


クマノミ・ペア他@ハヤマ間>

お邪魔しました。

 

・白化サンゴとイソギンチャク減少と復活の兆し

<エンタクミドリイシ他@小通り>

小通りの白化してしまったエンタクミドリイシ
イソギンチャクが減少気味のため、ミツボシクロスズメダイがサンゴについているのをよく見かけます。
南方系の細長い緑に白いラインのクギベラもいます。

サンゴ(エンタクミドリイシ)の白化は水温が28度以上が長く続くと起きるそうです。
イソギンチャク(サンゴイソギンチャク)も高水温が続くと減ります。

ヒリゾ浜でも数年前からサンゴが急増し、同時にイソギンチャクの減少が見られています。
一昨年ぐらいからは、増加を通り越して白化現象すら見られています。
伊豆諸島の式根島八丈島も、去年の2022年シーズンは海水温が30度を超える期間が一月近くありました。
やはりサンゴがガンガン増え、イソギンチャクが減り、白化現象も起きています。

これは台風が少なめだったせいもあるようです。
厄介者の台風ですが、暖かくなりすぎた表層の海水をかき混ぜて適温にする効果もあります。

もちろん本場の沖縄は更に深刻で、一時は絶滅も危惧されました。
しかし近年は逆に高水温に対応するサンゴが増えたためか、死滅するサンゴ礁は減ってきているそうです。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1652248.html

私も現地でそれを体感しています。
https://d3-plus.hatenablog.com/archive/category/%E6%85%B6%E8%89%AF%E9%96%93%E8%AB%B8%E5%B3%B6
https://www.flickr.com/search/?text=zamami&user_id=53439027%40N08&album_search=1&view_all=1
https://www.youtube.com/@diru1974/search?query=%E5%BA%A7%E9%96%93%E5%91%B3

 


サンゴイソギンチャク他@ハタンポ穴>

つい数年前まで、ヒリゾ浜には部屋以上ある大きなイソギンチャク群生が最低でも三箇所ありました。
沖ハヤマの水深10mほどで2箇所、あいあい岬下の水深5mほどに一箇所ですが、昨シーズンはすべてほぼ壊滅しまいました。
残っている大型群生は上掲のハヤマ間-15mのみです。でもこれもちょっと小さめです。比較的深いため水温が安定しているため残っているのだと思います。

あいあい岬下の群生は、崖崩れによって土を被ったため。
他のポイントは高水温とそれに伴う貧酸素水塊(青潮)が主要な原因だと思います。
https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kurashi-kankyo/kankyohozen-ondankataisaku/omura/hinsanso-omura/172919.html


逆にこの写真のように、より温かいであろう表層近くに小さなイソギンチャクが広く点在している様子が見られています。
サンゴと同じく、高水温に対応した新世代の個体なのかな?と推察します。
この後、シーズン後半にはこうした小さなイソギンチャクにクマノミの赤ちゃんが次々と現れました。
前2021シーズンはイソギンチャク減少が最大点に達していて、クマノミbabyが希少種になっていたことを思うと感慨深いものがありました。
野生生物も中々しぶといです。

 

・汚れてないのにヨゴレヘビギンポ@ハタンポ穴

ヨゴレヘビギンポ@ハタンポ穴>

目の下にブルーのラインがあって顔の下半分と背びれの上半分だけ黒くなる婚姻色。
ヨゴレヘビギンポのオスです。しかし名前…

 


ヨゴレヘビギンポ@ハタンポ穴>

たぶんこちらはヨゴレヘビギンポのメスだと思います。
しかしヘビギンポ系の見分けは難しいです。

 

・波打ち際のゴマヒレキントキ@ハタンポ穴

<ゴマヒレキントキ@ハタンポ穴>

ハタンポ穴の小通り側、丘ハヤマの壁面の水深十数センチの波打ち際の岩の下に綺麗なゴマヒレキントキがいました。
本来は伊豆諸島以南のキントキダイ科のやや熱帯系のお魚です。

 


<ゴマヒレキントキ@ハタンポ穴>

ごまヒレ

 


<ゴマヒレキントキ@ハタンポ穴>

しかしなんでこんな浅瀬に…
美味しいお魚なんですから気をつけないと(笑
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%B4%E3%83%9E%E3%83%92%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%AD

 


<アカハタ@ハタンポ穴>

と思っていたら、すぐ隣の穴に大きなアカハタもいました。
当然相当美味しいです。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%8F%E3%82%BF

 

・浅瀬のアヤメエビス@ハタンポ穴

<アヤメエビス@ハタンポ穴>

こっち見んな。
その近くの水底の岩の裏を除くと、こちらもちょっと珍しいアヤメエビスがいました。
こちらも伊豆諸島以南のイットウダイ科です。

 


<アヤメエビス@ハタンポ穴>

背びれがトゲトゲでかっこいいのですが見せてくれませんでした。
そして赤いお魚はやはり美味しいようです。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%A2%E3%83%A4%E3%83%A1%E3%82%A8%E3%83%93%E3%82%B9

 


カサゴ@ハタンポ穴>

そのすぐ上にはなぜか逃げないカサゴも。
そして結局美味しいです(笑
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%82%B4

 


<コロダイ@ハタンポ穴>

その近くには人を気にしないで有名な巨大コロダイさん。
見た目は中々派手ですが、身はしっとりとした白身で美味しいです。
https://www.flickr.com/photos/d3_plus/52284593075/in/album-72177720301270078/

 

・ハタンポ穴の王様、オオセが2頭

<オオセ他@ハタンポ穴>

アヤメエビスのいる穴の奥にオオセが寝ていました。

 


<オオセ他@ハタンポ穴>

目を覚まして紫色のカイメンの上に乗ってくれました。

 


<オオセ他@ハタンポ穴>

エラとヒゲ。

 


<オオセ他@ハタンポ穴>

その隣りの岩の下にもまたオオセ。

 


<オオセ他@ハタンポ穴>

岩の間に潜って穴の中に入ってさらに奥に首を突っ込んで横を見るといます。

ちなみにオオセも食すと美味です。
昔海老網にかかったオオセをまるごと中木から送って頂いたことがあります。
湯引き、煮付け、はんぺん等々。鮮度が良かったこともあって、身も肝も臭みもなく美味しくいただけました。
https://www.flickr.com/photos/d3_plus/albums/72177720308756702
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%BB

 

・ヤリカタギyg小群@小通り

<ヤリカタギyg@小通り>

ハタンポ穴から小通りにかけてエンタクミドリイシが点在してます。
この日はヤリカタギの幼魚が数尾ついていました。

 


<ヤリカタギyg@小通り>

特に小さい個体は頭に兜状の骨が残る稚魚の形態を残すトリクチス幼生でした。

 

ソラスズメダイ大群他@赤ブイ

ソラスズメダイ群れ@赤ブイ>

ハタンポ穴から赤ブイにかけて、浅い岩礁帯が続きます。
シーズンも半ばになると餌がもらえることを学習したソラスズメダイが大挙して集まってきます。
大きなアカハタも狙っています。

 


ソラスズメダイ群れ@赤ブイ>

狙っているのはソラスズメダイかな?

 

・コバンザメ付きの大クロダイ@小通り

クロダイ他@小通り>

小通りの航路沿いの砂地に出ました。
かなり大きなクロダイがいたのですが、どこか泳ぎづらそうで…
よく見るとコバンザメがついています。

 


クロダイ他@小通り>

ぶら下げたまま大根島の方へ去ってゆきました。

 


コショウダイ他@小通り>

こちらは大きなコショウダイ
ホンソメワケベラのクリーニング中です。

 


アオブダイ@小通り>

大きなアオブダイも通過。

 

テーブルサンゴの住人たち@小通り

<ホシゴンベyg@小通り>

小通りの航路沿いにもエンタクミドリイシが点在。
ホシゴンベの幼魚がついています。

 


<カスリフサカサゴyg@小通り>

カスリフサカサゴは2尾いました。

 


<フタスジリュウキュウスズメダイyg@小通り>

真顔なフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚も。

 

・テヅルズリーフ@小通り

<テヅルモヅル@小通り>

テヅルズリーフのテヅルモヅル様にもご挨拶を。

 


<テヅルモヅル@小通り>

触れるとわしゃわしゃ蠕動されます。

 


<ウミトサカ他@小通り>

ここはソフトコーラルも綺麗です。

 


<ウミトサカ他@小通り>

ピンクのウミトサカ(トゲトサカ)、黄色いカイメン、オレンジのイボヤギ等々。

 


<ウミトサカ他@小通り>

水質上がってきました。

 


<ホウライヒメジ他@小通り>

テヅルズリーフの監視仙側の谷間。

 


<ホウライヒメジ他@小通り>

小通りは潮流が速いので、良い潮が入るとあっという間に真っ青になります。

 

・小通り浅瀬のクマノミ

クマノミ他@小通り>

浅瀬の越冬クマノミさん。
前回縮んでいたイソギンチャクが復活していました。

 


クマノミ他@小通り>

そろそろ適齢期でしょう。

 


<@小通り>

浜方向の半水面。

 

・あいあい岬下へ

<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>

あいあい岬下、船着き場の裏の幼魚の壁でミナミハコフグの幼魚を発見。

 


<ミナミハコフグyg@あいあい岬下>

生けるサイコロ。

 


<オトヒメエビ他@あいあい岬下>

壁の下部にはオトヒメエビのペアがいて、クリーニング屋を経営しています。

 

・小群各種@あいあい岬下

<アジ群れ@あいあい岬下>

船着き場裏の入江の浅瀬に綺麗なアジの小群。

 


シマアジyg群れ@あいあい岬下>

一番奥の入江にシマアジの幼魚の群れ。

 


<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>

ナンヨウツバメウオの幼魚もいます。

 


<ナンヨウツバメウオyg群れ@あいあい岬下>

プランクトン溜まりで食事中のようです。

 

・水中洞窟の群れ@ヘイゴロウ

<キンメモドキyg他群れ@ヘイゴロウ>

ヘイゴロウの水中洞窟に幼魚の群れが固まっていました。
メインは全身半透明な金色のキンメモドキの幼魚。
良く似ていますが、尾びれの前に黒点があるクロホシイシモチの幼魚も混じっています。

 


<ミナミハタンポyg群れ@ヘイゴロウ>

近くにはミナミハタンポの幼魚の群れ。

 

・沖ハヤマと赤ブイで終了

<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>

16時の終了間際になりました。
沖ハヤマにはカンパチの群れ。

 


<カンパチ群れ他@沖ハヤマ>

水質もどんどん良くなってきていて、明日はさらに期待できそうです。

 


オニカサゴ@赤ブイ>

帰り際の赤ブイでオニカサゴ発見。

 


<キンメモドキyg他群れ@赤ブイ>

洞窟にいたキンメモドキとクロホシイシモチの幼魚の群れが外に出てきたようです。

 


<キンメモドキyg他群れ@赤ブイ>

水面まで出てくるのはなかなか珍しいかもしれません。

 


<ハナミノカサゴ@赤ブイ>

それを狙っている若いハナミノカサゴで終了です。

 

翌日の2022年8月7日(日)へ続きます。
水質はついに最高宣言。さらにあいあい岬下の浅瀬にウミガメが住み着きはじめてくれました。

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