
<美術館>
2020/12/20
天気が良いので港区の東京都庭園美術館まで自転車で行ってきました。川崎の自宅から片道15kmほどです。
ちなみに、海用にCANON EOS M6 MarkIIが届いたところだったのでした。そのテストの側面もありました。
東京都庭園美術館は、1933年に建築された旧朝香宮邸がもとになっています。
その後、国の首相公邸、迎賓館として利用され、1983年に美術館として一般公開されるようになりました。
フランス人芸術家アンリ・ラパンによって設計されたアール・デコ様式の外観に、日本古来の伝統的職人芸が合わさった稀有な建築です。1993年に本館が東京都指定有形文化財に。2015年に本館、茶室、正門等が国の重要文化財に指定されています。
この期間に開催されていた、「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」展もまた素晴らしかったです。
まず美術館そのものが芸術品です。邸内の装飾品や家具を見ているだけでも楽しめます。現代作家さんの展示もその中にうまく溶け込んでいて、相乗効果でより一層興味深かったです。
一番印象に残ったのは、植物をアクリルの中に閉じ込め、壁一面にしきつめた山口啓介氏の「植物の宇宙―時間」でした。また見たいです。
また、庭園美術館の名の通り、本館を中心に、芝庭、日本庭園、西洋庭園の3つの立派な庭園があります。
今回のお目当ては、日本庭園の紅葉。期待に違わぬ素晴らしさでした。春には西洋庭園のワシントン桜が見事だそうです。
すぐ裏手には野鳥も見られる国立科学博物館附属自然教育園が。周辺には松岡美術館、東京都写真美術館等もあります。天気の良い日にまた自転車でお邪魔したいです。
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flickrアルバム:20201220 Cycling @ Autumn Leaves TOKYO Metropolitan TEIEN Art Museum
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<STUDEBAKER Convertible>
自宅から国道1号線に出て東京方面へ。
途中の車屋さんにナイスなオープンカーがありました。アンティークな車両に現代のシステムをスワップするお店だそうです。この車両も完成すると一般使いも可能になるそうです。実に興味深いです。免許無いですけど(笑
レンズは海用に買ったEF-Mの11-22mmです。コンパクトだけどなかなかよく写る広角レンズです。

<CITROEN BX@東京都庭園美術館>
港区白金の東京都庭園美術館に到着。
1号線から分岐したあとの坂道がかなり辛かったです。
そして、美術館前の車止めに素敵なアースカラーのCITROENが!
アールデコの建屋にガンディーニのボクシィなBX。パリかな?と思いました。絵になりすぎます。

<CITROEN BX@東京都庭園美術館>
一般車両は入れない場所なので、もしかしたらこれも展示物?かと思いましたが、実際は展示品を搬入されに来られた作家さんの車両なのだそうです。おしゃれすぎますね。

<東京都庭園美術館>
入り口から続く通路の紅葉から見事です。

<東京都庭園美術館>
狛犬もお洒落です。

<西洋庭園>
まずは庭園から廻ります。

<西洋庭園>
西洋庭園の小径を行きます。

<西洋庭園>
頭上の紅葉。

<西洋庭園>
足元にも錦繍。

<西洋庭園>
APSCですが解像度なかなかです。

<西洋庭園>
松葉も紅葉。

<西洋庭園>
いい感じのグラデーション。

<西洋庭園>
明るめ。

<西洋庭園>
ハゼの赤。

<日本庭園>
日本庭園に入りました。
正統派の池泉回遊式庭園です。

<日本庭園>
逆光は勝利。

<日本庭園>
紅葉筏。

<日本庭園>
鮮やかです。

<日本庭園>
水面目線。

<日本庭園>
一番奥の木橋。

<日本庭園>
日陰ですがいい感じです。

<日本庭園>
EF-Sの55-250mm STMに換えました。

<日本庭園>
錦鯉と紅葉。

<日本庭園>
庭園の一番奥は築山になっています。標高は31mとのことです。

<日本庭園>
港区白金とは思えない光景です。

<日本庭園>
茶室「光華」が見えてきました。

<日本庭園>
こちらも国指定の重要文化財です。

<日本庭園>
先客あり。

<日本庭園>
良い石橋。

<日本庭園>
良い黄葉。

<日本庭園>
良い蹲(つくばい)。

<日本庭園>
良い紅葉。

<茶室「光華」>
茶室も見学できました。

<茶室「光華」>
良い影。

<茶室「光華」>
良い灯り取り。

<茶室「光華」>
一服。

<茶室「光華」>
門と石灯籠。

<日本庭園>
逆光の紅葉。

<日本庭園>
美術館本館へ向かいます。

<美術館>
この時期は「生命の庭 8人の現代作家が見つけた小宇宙」展が開催されていました。
自然とアートの融合的な素敵な展覧会です。

<美術館>
エントランス。
壁面を飾るのは、「淺井裕介氏《野生の星》2019」。

<美術館>
鹿角のアート。

<美術館>
一番気になった、「山口啓介氏《植物の宇宙―時間》」。
アクリルのカセットプラントに植物の種子などを閉じ込めて壁面を埋めたものです。

<美術館>
端から端までじっくり見てしまいました。
うちにも欲しいです。

<美術館>
陽を透かすとさらに印象的に。

<美術館>
これの海洋生物の透明標本版があったら最高です。
お代もすごそうですが…。

<美術館>
エントランスから続く大客室。

<美術館>
半円形の大食堂。
加藤泉氏のオブジェがいい感じです。

<美術館>
背中にひな飛行機。

<美術館>
二階へ続く第一階段。

<美術館>
書斎を利用したアートワーク。

<美術館>
殿下居間。
左奥にやばいのが見えています。

<美術館>
第一浴室。

<美術館>
市松模様の床のベランダ。
加藤泉氏のオブジェの存在感がえぐいです。

<美術館>
庭園が見えます。

<美術館>
二階広間。

<美術館>
姫宮居間。
お気づきかもしれませんが、途中から旧朝香宮邸の建築そのものに興味が移ってきています。

<美術館>
金庫室に隠れているオブジェ。

<美術館>
一階に戻り、渡り廊下を通って新館に向かいます。

<美術館>
こちらにもカセットプラントがありました。

<美術館>
こちらは大判の絵画がメインです。

<美術館>
めちゃくちゃ気になるTrinity。
カセットプラントの山口啓介氏の作品「共存する3つの顔、世界」です。
凄い方です。

<美術館>
ミュージアムショップとカフェ。

<美術館>
燦々の芝生広場。

<美術館>
床の素敵なモザイクを見て終了です。
展覧会も最高でしたが、建物そのものが本当に魅力的でした。

<美術館>
気がつけば西日が伸びてきています。

<美術館>
朝撮り忘れていた看板。

<美術館>
このまま帰っても良かったのですが、お昼を食し忘れていたので遅めのランチへ…

<Cafe La Boheme>
すぐ近くにあるカフェ ラ・ボエムさんに寄りました。

<Cafe La Boheme>
こちらも素敵な建築です。

<Cafe La Boheme>
しらすのパスタなどをいただきました。
ということで終了です。
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