The Esoteric Order of Damned Man Site-2

Hello Hello Hello Hello How low?

20210716-18(18) ヒリゾ浜・南伊豆中木 スキンダイビング行/連日最高宣言からのSeafrogs浸水(2021シーズン第2回通算3日目)の事


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

2021/07/16-18
静岡県伊豆半島南伊豆町中木にあるヒリゾ浜スキンダイビングに行ってきました。
3日目、最終日の7/18(土)(2021年シーズン第2回通算3日目)の海の様子をアップします。
この日も最高の海況。魚影も変わらず濃厚で、トビエイやオオセも登場。アオウミガメは2頭一緒に会えたりと、将に連日の真☆最高宣言にな……ったのですが。
好事魔多し。Seafrogs製ハウジングの様子が……

いや!そんな!
あの水滴は何だ!?

ドームポートの内側に!内側に!
……orz


ヒリゾ浜は夏の間(7月~9月)だけ、渡し船で渡れる海水浴専門のビーチです。
2021年も本来は7月頭からオープンしていたのですが、記録的な豪雨の影響で渡し船が欠航になってしまいました。
ようやく行けたのがこの週からだったのですが…7月にしては珍しいほど素晴らしい海況に恵まれました。
透視度20m超えの、いわゆる「最高宣言」です。個人的には、7月としては過去10年でもベスト。これは私が勝手に言っているのですが、将に「真☆最高宣言」だったと思っています。

ちなみに、今年2022年のヒリゾ浜渡船の予定、は7/1(金)〜9/30(金)までとなっています。

そのヒリゾ浜の特徴は、伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。 その理由には、伊豆半島の先端の南伊豆のさらにその突端にあり、黒潮の支流の恩恵を受けやすいこと。
急峻な崖と大根島に挟まれた狭い水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。
外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。

場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:20210718 08:00〜15:00
天 候:快晴
気 温:27.5~29.8℃
水 温:25~26℃
波 高:穏やか
 風 :東2.2m〜南南西3.8m
透明度:20m以上
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
    Canon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
    Canon EF-M32mm F1.4 STM
    Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
    Seafrogs 6" Dry Dome Port
    INON 水中ストロボ D-2000 Type4
    EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
 

この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20210716-18(16)-02-01 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU
flickrアルバム:20210716-18(17)-02-02 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU
flickrアルバム:20210716-18(18)-02-03 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU


前回のスキンダイビング記事はこちらです。

はてなブログのカテゴリー別リンクはこちらです。


みんカラのカテゴリー別リンクはこちらです。

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2017
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2016
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2015

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2014

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2013

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2012

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2011

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2010

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前


ヒリゾ浜について、過去に副業の旅行記で扱ったことがありますので、ご参考までに以下へ転載します。


<かいぎしょ2020年9月号>

かわさき発! 日帰りぶらり旅 vol.101
静岡県賀茂郡南伊豆町中木
ジオが育む 奇跡の海ヒリゾ浜
新時代の海水浴、イセエビ漁解禁

マスクを外し、水中メガネを付けて海へ。どこまでも透き通った、清浄な青の世界が広がっています…一度味わうと忘れられない、リピート確実の「最高宣言」。この日は幸運なことに、本州一の水質を誇るヒリゾ浜でも、年に何度もない最高の海に恵まれました。

今回のぶらり旅は、静岡県賀茂郡南伊豆へ。伊豆半島の最南端、南伊豆町中木にある、TVやSNSで人気急上昇中のシュノーケリングポイント、ヒリゾ浜を訪れました。
ヒリゾ浜は夏の間(今年は7/1〜9/30)だけ、渡し船で行くことができるビーチです。新型コロナウイルスの影響で、各地の海水浴場が営業を休止・縮小する中、安定した営業を継続しています。渡し船で隔離された立地を活かして、乗船中のマスク着用・手指の消毒、駐車場の制限による入場者の管理、ソーシャルディスタンスの確保など、対策を徹底しています。「ヒリゾ浜渡し組合」として、独立運営されている点も含め、新時代の海水浴場のビジネスモデルとして注目されています。

その海の特徴は、伊豆屈指の水質の良さと魚影の濃さにあります。伊豆半島の突端にあり、黒潮の恩恵を受けやすいこと。急峻な崖と大根島に挟まれた、水道状の地形になっているため、潮流が常に速く、ゴミや濁りがとどまらず水質が保たれていること。外洋と湾、岩礁と砂地、狭い範囲にバリエーション豊かな地形があり、魚種と魚影にも恵まれていること。などがあげられます。
9月に入ると、気候も海況も安定し、ベストシーズンを迎えます。実は海水温が一年で一番高くなり、黒潮に乗って伊豆を訪れる熱帯魚(季節回遊魚)が最も増えるのもこの時期。夏休みの大混雑も収まり、過ごしやすくオススメの季節になります。

特産品の伊勢海老漁も解禁になります。お刺身に鬼殻焼き、お味噌汁など、海老の王様にふさわしい、豪華な逸品の数々です。

◦キャプション
①:透視度18m以上、最高宣言の海
②:渡し船で5分
③:お魚と泳げます
ヒリゾ浜渡し組合:7/1〜9/30、8:00〜16:00、大人2,000円・小人1,000円、天候により欠航有りHP要確認) ④:伊勢海老の名産地(南伊豆町観光協会:☎0558-62-0141)
文末:クマノミの赤ちゃん

◦アクセス
【電 車】 JR川崎駅→東海道線熱海駅伊豆急行線下田駅東海バス・タクシー
【自動車】 東名川崎IC→東名沼津IC→伊豆中央道修善寺→天城→下田→南伊豆町

 


<@中木浜>

最終日の朝です。
殿羽根さんの二階から眺める海はピッカピカで、この3日で一番良さそうに見えます。

 


<NAGISA's Kitchen@中木港>

スーパー素敵な朝ごはんを頂きました。
いつもすいません!ごちそうさまでした!

 


<@中木港>

本日も良好なり。

 


<浜の家丸@中木港>

始発は浜の家丸さん。
よろしくお願いいたします。

 


<浜の家丸@中木港>

中木港に素敵なヨットが寄港していました。

 


<浜の家丸@ヒリゾ浜

左から、船着き場、ヘイゴロウ岩、丘ハヤマ。奥に大根島が見えていて、落ちそうで落ちない岩は権力(ごんりき)岩です。

 


<浜の家丸@ヒリゾ浜

今日も青いです。

 


<浜の家丸@ヒリゾ浜

船着き場もヒリゾブルー。

 


<ハナオコゼ@丘ハヤマ>

丘ハヤマに流れ着いていた大きなホンダワラに、カエルアンコウの仲間のハナオコゼがついていました。しかも三体も。

 


<ハナオコゼ@丘ハヤマ>

ここまで近づかないと見分けがつかない、見事な擬態ぶりです。

 


ニザダイ、イセエビ他@沖ハヤマ>

沖ハヤマのエイ穴を覗くと、今日はニザダイとイセエビでした。

 


ニザダイメジナ他@沖ハヤマ>

エイ穴に頭を突っ込んで奥を見たスタイルで、左手を向くとこんな視界です。
穴から逃げたはずの魚が戻ってきて、側面から逆にこちらを覗いてくることがままあります。
みんなこっち見んな!

 


<トビエイ他@沖ハヤマ>

穴から浮上すると、根の上を滑空する大きな影が。
ホウライヒメジが慌てて避難しています。

 


<トビエイ他@沖ハヤマ>

時間がなかったので暗い所用の設定のまま接近。

 


<トビエイ他@沖ハヤマ>

尻尾の長い大型の見事なトビエイでした。

 


<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>

ホウライヒメジの群れがいい感じでした。

 


<ホウライヒメジ群れ他@沖ハヤマ>

フラッシュが当たるといい色が出ます。

 


<マツカサウオyg@沖ハヤマ>

続いて沖ハヤマの大根島側の中央付近、砂地との境目の岩の裏にある大きめの穴へ。
穴の奥にマツカサウオがいました。
ここは水深13mちょっと。過去にオオセやネコザメ、カスザメが何度か寝ていたので「サメ穴」と勝手に呼んでいます。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

先生がハナオコゼの流れ藻を持ってきてくださいました。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

下から見るとこんな感じです。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

ハナオコゼが三尾写っています。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

接近してもやはり分かりづらいです。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

よくわからないけどこっち見んな。

 


<アイゴ、ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>

ハタンポ穴を覗きに来ました。

 


<アイゴ、ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>

ミナミハタンポ絶好調です。

 


<アイゴ、ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>

上の開口部にキンギョハナダイがいます。

 


<アイゴ、ミナミハタンポ群れ他@ハタンポ穴>

ずらっとこっち見んな。

 


<サザナミヤッコ他@ハタンポ穴>

サザナミヤッコもいました。

 


<サザナミヤッコ他@ハタンポ穴>

ミナミハタンポと。

 


<サザナミヤッコ他@ハタンポ穴>

穴の奥はカイメンやサンゴ藻(石灰藻)で鮮やかです。

 


<サザナミヤッコ他@ハタンポ穴>

こっち見んな。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

改めてハナオコゼを撮影します。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

お尻だけ三尾。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

水面でこっち見んな。

 


ワタリガニyg@沖ハヤマ>

よくよく見ると、小さなワタリガニ?の幼体も隠れていました。
これはもう肉眼ではわかりません。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

泳ぎだしてくれました。
これならわかりやす…いやそれでも海藻みがあってわかりづらいですね。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

これならOKです。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

こっち見んな。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

下から見るとこんな感じに。
と申しますか、この時点ですでにドームポートの内側に水滴が付いていますね…

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

近すぎてドームポート上に乗っかっています。
M6 MarkIIというか、Canon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMは優秀で、切れ味ある広角レンズでありながら、ものすごく寄れるという特徴があります。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ>

なんとか三尾並んでくれました。

 


<ハナオコゼ@沖ハヤマ(動画)>

動画でも撮ってみました。
そしてこの後Seafrogsハウジングのリークセンサーから警報音!
見事?に浸水したのでした。

すぐに港に引き上げ、パッキン他をチェック。カメラ本体にダメージがなかったので、諸々見直してもう一度浜に戻ったのですが、すぐに再浸水。
このダメ押しが良くなかったです。本体ストロボに塩水が入ってしまいショートしてしまいました。

後日キヤノンさんにEOS M6 Mark IIを送って、最終的にストロボユニット交換と、念の為のマウントの金具部分交換で、修理代3万5千円となりました。
ちなみに見積もり時は5万円超でちょっとショックを受けていたので、なんだか得した気分だったのは自己暗示に騙されているのだとと思います(笑

とりあえず、過去使っていたNIKON 1 J4を復活させたのですが、3回ほどヒリゾ浜に持ち込んだものの、こちらも10年落ちのハウジングが寿命を迎えてしまい浸水。すぐに上陸してカメラは無事でしたが、今更ハウジングを購入するのもあれなので、ちょうど浸水でJ4を失っていたお友達に差し上げました。
ちなみにニコンの純正のハウジングは、再生ボタンがだめになり浸水はしましたが、それまでの10年まったく問題なく使用できていました。国産、そして純正。この安心感は、改めて得難いです。

NIKON1終了の後は、ストロボだけ壊れているM6 MarkIIとSeafrogsハウジングを復活させました。ハウジングのパッキンを新たに取り寄せたり、各ねじを増し締めしたりして、自分なりに調整を試みての運用だったのですが、微妙な浸水は直りませんでした。
この7月の経験を下に、ちょっとでも浸水を察知したらすぐに使用を停止するようにしているので、カメラ本体にダメージがなかったのが唯一の救いです。

結局、シーズン終了後に香港のSeafrogsさんにハウジングを送って、浸水チェックと修理をお願いすることにしました。
しかし、そこからも厳しい道程で…Seafrogs社は本社は香港ですが、工場は上海にあるそうです。この香港側のレスポンスは英語のみですが迅速です。ただ上海側がちょっと…

修理受付まで3ヶ月スルーされたり。ようやく連絡がついて香港まで荷物を送ったところで、上海のロックダウンが始まってしまったり。
つい先日ロックダウンが解除され、香港本社から上海工場に荷物を届ける事はできています。
結局、なんやかやで修理依頼から6ヶ月後の現在(2022年6月)も、上海での修理報告を待っている状況だったりします。おそらくヒリゾ浜オープンには間に合わないかも…orz

基本的にはコロナが、そして私の運の無さが悪いんですけども。それにしても、なんというかチャイナ・リスク的な側面は否めない気もします。
次回は借金してでも絶対に国産…特にINONさんのCANON用の新ハウジングが強烈で…競合他社より比較的コスパいいですし。でも予算的にやっぱりサクッとは買えないよな…でもでも機会損失はお金には替えられないし…とかうだうだ迷っています。

ただSeafrogsさんのハウジングは本当にコスパは最強なんですよね。ハウジング本体で国産の1/3〜1/5。ポート他の備品を加味すると、もうありえないくらいのお得さになります。
せめて日本に正規代理店があれば…いやむしろここは私が!?中国語ペラペラの家人もいますし、いまこそ起業!?…とか思わなくもない今日この頃です(無理

過去のSeafrogs製ハウジングについての記事はこちらです。
今回の件が解決を見たら最終的な結論を追記しようと思います。


ちなみに以下は先方にお送りした浸水の現状の写真のアルバムです。ご参考ください。
20211214 Canon EOS M6 Mark II 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing | Flickr

 


<殿羽根丸@船着き場>

午後はカメラを港に置いて、無手で15時過ぎまで泳いで終了。
ウミガメが2頭同時に出たり、トビエイ、オオセもまた現れたり。
傷心ではありますが、最後まで最高のヒリゾ浜でした。

 


<殿羽根丸@船着き場>

あいあい岬下までスケスケですね。

 


<殿羽根丸@中木沖>

全開殿羽根丸で気分もちょっと晴れました。

 


<地魚料理 上の山亭@下田>

せめてご飯は豪勢に。
下田の上の山亭さんオススメです。

 

次回は2021年7月24日〜25日のヒリゾ浜スキンダイビング行に続きます。

 

この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:20210716-18(16)-02-01 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU
flickrアルバム:20210716-18(17)-02-02 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU
flickrアルバム:20210716-18(18)-02-03 Skindiving Tour @ HIRIZO Beach / South IZU


前回のスキンダイビング記事はこちらです。

はてなブログのカテゴリー別リンクはこちらです。


みんカラのカテゴリー別リンクはこちらです。

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2017
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2016
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2015

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2014

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2013

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2012

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2011

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2010

ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2009以前


ヒリゾ浜のGoogleMapはこちらです。