20210626 川奈港・東伊豆スキンダイビング行/イロケロと魚群と亀と聖地と の事
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
2021/06/26
静岡県伊豆半島の東伊豆にある川奈港へスキンダイビングに行ってきました。
天気は曇り気味でしたが、弱い南風でベタ凪の状況。場所によって赤潮が出ていましたが、透明度は10mを超えていました。
見たかったイロカエルアンコウ、クロホシイシモチの大群、タカベの大群に無事会えました。
その他、いつものアオウミガメにも2頭4回遭遇。ミノカサゴやクマノミペアと卵、アオリイカの卵塊なども見れました。
場 所:東伊豆・川奈港
日 時:20210626 10:00〜15:00
天 候:曇り
気 温:23.5~24.9℃
水 温:21~23℃
波 高:無し
風 :北北東1.9m〜南南東1.0m
透明度:10m前後
撮 影:Canon EOS M6 Mark II
Canon EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
Canon EF-M32mm F1.4 STM
Seafrogs 40m/130ft Sea Frogs Underwater Camera Housing
Seafrogs 6" Dry Dome Port
INON 水中ストロボ D-2000 Type4
EpoqueWorld 水中ライト EL-1000 A105
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flickrアルバム:20210626 Skindiving @ KAWANA Port / East IZU
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<キンメ電車@伊豆急行線>
往路はキンメ電車でした。
<@伊東駅>
<@川奈港>
10時前に川奈港に到着。
曇り気味ですが、弱い南風でベタ凪です。
<ウツボ@川奈港>
早速入水。
浅瀬の藻場にウツボが出てきていました。
<ソラスズメダイ群れ@川奈港>
ソラスズメダイの群れ。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
クロホシイシモチの群れもいます。
<ニザダイ群れ他@川奈港>
スクーバのエントリーポイントの少し沖にある、カメポイントへ。
ニザダイの大きめの群れが通過します。
<アオウミガメ@川奈港>
いつもの場所にアオウミガメがいてくれました。
<アオウミガメ@川奈港>
お気に入りのくぼみです。
<アオウミガメ@川奈港>
少し併泳。
<アオウミガメ@川奈港>
またね。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
ビーチ中央付近のトライアングル漁礁。
クロホシイシモチの大きな群れがついています。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
プラットホームの上端が水深7mほど。
水底までは14mほどです。
<ミノカサゴ他@川奈港>
漁礁基部。
ミノカサゴやオオモンハタなどが、漁礁に集う小魚を狙っています。
<アオリイカ卵塊他@川奈港>
アオリイカの産卵床も設置されています。
すでに無数の卵塊が産み付けられています。
<アオリイカ卵塊他@川奈港>
クロホシイシモチは孵化する赤ちゃんイカを狙っているようです。
食物連鎖ですね。
<アオリイカ卵塊他@川奈港>
クロホシイシモチは孵化する赤ちゃんイカを狙っているようです。
食物連鎖ですね。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
近くをイナダの群れが通ったので、クロホシイシモチたちが慌てています。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
囲まれました。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
プラットホームに避難。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
縦位置。
<ミノカサゴ他@川奈港>
ミノカサゴを見にまた水底へ。
よく見るとイシガキダイ、ハコフグ、ミギマキ、キタマクラなども隠れています。
<ミノカサゴ他@川奈港>
イシガキダイにしては模様が疎なので、もしかしたらイシダイとのハイブリッドのキンダイかもしれません。
<オオモンハタ他@川奈港>
大きなオオモンハタが狙っています。
<オオモンハタ他@川奈港>
食べ放題ですね。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
人間は気にしない感じです。
<アジ群れ他@川奈港>
アジの群れも回遊してきました。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
スクーバダイバーさんと。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
タンクの泡に反応している感じがします。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
中々の群れです。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
おや、群れに動きが。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
再びプラットホームに集結。
<クロホシイシモチ群れ他@川奈港>
すごい密度に。
<カンパチ群れ他@川奈港>
カンパチの群れが近づいてきたからでした。
<アカハタ他@川奈港>
ビーチ中央の漁礁から、沖のドロップオフ方面を目指します。
<イシダイyg群れ他@川奈港>
遊泳範囲のロープの起点になっている、大きなブイまで来ました。
幼魚の群れがびっしりです。
<イシダイyg群れ他@川奈港>
凪ぎすぎてプランクトンが湧いてきています。
いわゆる赤潮です。
<イシダイyg群れ他@川奈港>
白黒の横縞のイシダイyg、黄色と黒の横縞はオヤビッチャyg、ひし形はアミメハギyg、細長いのはニジギンポygです。
<イシダイyg群れ他@川奈港>
彼らが出てくると、夏本番だなぁと感じます。
<ブリyg群れ他@川奈港>
ブリygの群れも現れました。
<イシダイyg群れ他@川奈港>
ロープ沿いに脱出してゆくアミメハギyg。
<イロカエルアンコウyg@川奈港>
ドロップオフの途中にイロカエルアンコウのygがいました。
<イロカエルアンコウyg@川奈港>
まだ3cmぐらいで可愛らしいです。
<タカベ群れ@川奈港>
ドロップオフの更に沖にタカベの大群が出ていました。
<タカベ群れ@川奈港>
いい感じです。
<タカベ群れ@川奈港>
下から見てもキレイです。
<タカベ群れ@川奈港>
プランクトンを食べに集まってきたようです。
<ハナミノカサゴ他@川奈港>
<ハナミノカサゴ他@川奈港>
かなり立派なハナミノカサゴです。
<ハナミノカサゴ他@川奈港>
すれ違ってゆきました。
<クマノミ・ペア@川奈港>
ビーチ中央、やや貧乏エントリーよりのイソギンチャク畑に来ました。
クマノミのペアが卵を守っています。
<クマノミ・ペア@川奈港>
赤い石の表面についた白い石灰藻とイソギンチャクの間に金色に見えているのがそうです。
<トラウツボ@川奈港>
トラウツボが出てきています。
<スズメダイ群れ@川奈港>
砂地と岩場の境目の駆け上がりにソラスズメダイの群れもいます。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
クロホシイシモチもいっぱいです。
<サバフグ@川奈港>
立派なサバフグですが、残念ながら瀕死のようです。
<サバフグ@川奈港>
合掌。
<ウミトサカ@川奈港>
防波堤沿いのテトラポッドに、立派なソフトコーラルのウミトサカがついていました。
2m近い見事なものです。
<ウミトサカ@川奈港>
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
こちらにもクロホシイシモチの群れ。
<ニザダイ群れ他@川奈港>
ニザダイも群れています。
<アオウミガメ@川奈港>
お昼休憩で戻る途中、いつものところにアオウミガメが戻ってきていました。
左のヒレの下にカサゴがいますね。
<アオウミガメ他@川奈港>
クロホシイシモチの群れと。
<アオウミガメ他@川奈港>
しばらく併泳。
<アオウミガメ他@川奈港>
さようなら。
<ソラスズメダイ群れ他@川奈港>
午後からレンズを単焦点のCanon EF-M32mm F1.4 STM(フルサイズ換算50mm)に交換しました。
ソラスズメダイの群れの中にキタマクラygがいます。
<イロカエルアンコウyg@川奈港>
EF-Mレンズはマクロレンズでなくともものすごく寄れるのが特徴です。
このレンズもf/1.4と明るい上に寄れる隠れた銘玉です。
<イロカエルアンコウyg@川奈港>
小さなイロカエルアンコウのさらに小さな眉間のエスカ(釣り竿)もしっかり写っています。
<イロカエルアンコウyg@川奈港>
こっち見んな。
<イトヒキベラ@川奈港>
近くに婚姻色のイトヒキベラのオスがいました。
<イトヒキベラ@川奈港>
綺麗です。
<ハナミノカサゴ@川奈港>
若いハナミノカサゴもいました。
<ハナミノカサゴ@川奈港>
こっち見んな。
<シラコダイyg@川奈港>
シラコダイのygも。
<タカベ群れ@川奈港>
タカベの群れが通過。
<クロホシイシモチ群れ@川奈港>
トライアングル漁礁に戻ってきました。
クロホシイシモチの群れをかき分けて行くと…
<アオウミガメ他@川奈港>
名前持ちの川奈の主の大亀、スージーさんがプラットホーム上で休んでいました。
せっかくのとても良い光景だったのですが、イシモチが多すぎて気がつけず綺麗に撮れませんでした。
<オオモンハタ他@川奈港>
オオモンハタも変わらず狙っています。
ハコフグもこっち見てますね。
<オオモンハタ他@川奈港>
ソフトコーラルとこっち見んな。
<オオモンハタ他@川奈港>
ご飯に囲まれて、既にお腹がパンパンです。
<カンパチ群れ他@川奈港>
カンパチの群れもお腹パンパンです。
<カサゴ@川奈港>
川奈港は普通のカサゴも多いです。
他のポイントより寄らせてくれる気もします。
<カサゴ@川奈港>
こっち見んな。
<ハナミノカサゴ他@川奈港>
一箇所にミノカサゴが三尾いました。
<ハナミノカサゴ他@川奈港>
こういう時は広角のほうが良いですね。
<ハナミノカサゴ他@川奈港>
ハナミノカサゴは色変異が多いそうです。
黒い個体は格好良いですね。
<ハナミノカサゴ他@川奈港>
こちらは通常色。
<トラウツボ@川奈港>
立派なトラウツボ。
<コロダイ他@川奈港>
巨大なコロダイがホンソメワケベラのクリーニングの順番待ちをしています。
先客は…
<クエ他@川奈港>
中ぐらいのクエでした。
感じにすると「九絵」。身体に9つの模様があることから来ているそうです。
<イシダイyg群れ他@川奈港>
沖のブイのygの群れも50mmで。
<イタチウオ@川奈港>
ヒゲだけだしているイタチウオ。
<アオウミガメ@川奈港>
またまたいつものところにアオウミガメが戻ってきていました。
<アオウミガメ@川奈港>
目の前を通過。
<アオウミガメ他@川奈港>
クロホシイシモチの群れの向こうに消えてゆきました。
<カンパチ群れ@川奈港>
カンパチの群れも再登場。
<クマノミ・ペア@川奈港>
クマノミペアの卵を確認しに来ました。
<クマノミ・ペア@川奈港>
ちょっとお邪魔させて頂きます。
<クマノミ・ペア@川奈港>
よく見ると、卵の中の稚魚と目が合います。
ハッチアウト秒読み段階のようです。
ちなみに、産みたては全体が赤一色です。
<ソラスズメダイ群れ@川奈港>
ということで入水終了です。
バスの時間まで港を散策します。
<港猫@川奈港>
いつもの港猫様。
<東海バス@川奈港>
あ、東海バスがダイビング漫画「あまんちゅ!」ラッピングされています。
<東海バス@川奈港>
あまんちゅ!は東伊豆が舞台。
川奈港ももちろん出てきます。
<東海バス@川奈港>
伊東の東海館の前ですね。
伊東市の指定文化財の木造の旧温泉旅館で、現在は観光施設&日帰り温泉施設となっています。
<東海バス@川奈港>
主人公の祖母のお店。
川奈港の隣の汐吹公園の入り江にあることになっています。
<東海バス@川奈港>
車内もあまんちゅ!仕様。
ちなみに、川奈港を舞台としたダイビング漫画にはもう一つ、「ぐらんぶる」という大傑作があります。
舞台もそのものずばり、川奈港のダイビングショップ。アニメにも実写映画にもなっていて、私も大好きな作品なのですが。
もっと地域的にアピールすればよいのに…と思いますが、恐らく内容的に(笑
<@川奈駅>
川奈駅の構内には「ゆるキャン△」のポスター。
作中で川奈港は出てきませんが、すぐ隣の小室山など伊豆半島全体をキャンプしています。
<@川奈駅>
川奈駅併設の東急ストアで、伊豆高原ビール、静岡地酒の花の舞、伊東港の朝どれワカシのお刺身などをゲットして帰宅しました。
ヒリゾ浜がシーズンオフの間はホームの川奈港。
東伊豆では珍しく、南伊豆に強いポイントで、地形も面白く水質も上々。
なによりいつでもアオウミガメと泳げるのが最高です。
この記事執筆時の今は3月末。コロナでしばらく海に行けていませんが、水温的にも情勢的にもそろそろですね。
次回は2020年2月の神奈川県二宮町の吾妻山公園行の予定です。
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flickrアルバム:20210626 Skindiving @ KAWANA Port / East IZU
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