20191215 埼玉南西部紅葉散歩行/サイボク→カピバラ温泉→トーベ・ヤンソン他 の事
<わんぱく池@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
2019年12月15日
埼玉県南西部の飯能市へ紅葉などを見に行ってきました。
まず訪れたのは、日高市の「サイボク」。
埼玉県民の愛する、サイボクハムの牧場です。広大な敷地には、畜産農産物販売所、大型レストラン、天然温泉、森林公園までが含まれています。まさに食のテーマパークです。
続いて、温泉カピバラを見に、狭山市の智光山公園のこども動物園へ。
東京ドーム11個分の大きな自然公園内にある動物園です。地元密着型のほっこりする良いスポットでした。
ラストは飯能市のトーベ・ヤンソン あけぼの子どもの森公園。
その名の通り、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン氏にちなんだ公園です。メタセコイヤの並木など自然がメインで、その中に本格的な北欧風の木造建築物が点在しています。よくあるキャラクターテーマパークではなく、フィンランドの雰囲気を楽しめる不思議な公園でした。
どこも初めて訪れたのですが、それぞれユニークで本格派のスポットでした。埼玉県の底力を体感できました。
この行程については、副業の旅行記でも扱いましたので、下に転載します。
<川崎商工会議所月報かいぎしょ2020年12月号P48>
かわさき発 日帰り ぶらり旅 vol.104
彩の国周遊 ムーミン谷の冬景色
埼玉県飯能市他
夕暮れを迎えた静かな水辺。巨大なメタセコイヤの並木が、鮮やかに色付いています。水鏡に映るのは、とんがり屋根の水あび小屋。谷の奥には、地面からにょっきり顔を出した、不思議なきのこの家が見えています。ムーミンの故郷、北欧フィンランドの「自然享受権」を体現したようなこの風景。実は埼玉県の森林公園の一部なのです。
今回のぶらり旅は、埼玉県の南部(飯能市、狭山市、日高市)へ。トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園、智光山公園こども動物園、サイボク牧場などを訪れました。
童話ムーミンの作者の名を冠した「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」。巨大なメタセコイヤの並木と小高い丘に挟まれた、緑がいっぱいの自然公園です。ムーミンの生まれたフィンランドでは、森林は市民の共有財産であり、自由に立ち入り、採集して良い「自然享受権」が、市民の権利として認められています。この、あけぼの子どもの森公園でも、子どもたちは芝生で走り回ったり、水辺でどろんこになったり。自由に自然とたわむれている姿は、北欧の自然哲学を感じさせる、微笑ましい光景です。
自由に立ち入って、北欧の伝統的建築を楽しめる「きのこの家」、ムーミン世界のパネル展示や図書館のある「森の家」など、本格的な建造物も並んでいます。12月になると、メタセコイヤ並木が紅葉し、日本離れした景色に色を添えます。休日に行われる、夜間ライトアップは更におすすめです。
狭山市の「智光山公園こども動物園」も、市民に愛される小さな動物園です。冬の風物詩カピバラ温泉は、見ているこちらも、ほっと温まってしまう可愛らしさです。
お食事は、「サイボク」の名で親しまれている、埼玉種畜牧場本店へ。牧場、ミートショップ、農産物直売所、大型レストランに、天然温泉、森林公園までが包含された、食の超大型ユートピア(ミートピア)です。厳選されたお肉料理は、さすがの美味しさ。お買い物もお得に選り取り見取りです。
◦アクセス
【電 車】 JR新宿駅→西武新宿線・西武池袋線
【自動車】 首都高速→中央自動車道→圏央道
◦キャプション
①:メタセコイア並木と水あび小屋
②:きのこの家
(トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園:☎042-972-7711、平日9:00〜17:00 土日祝〜21:00 日没後ライトアップ、月曜・年末年始休)
③:カピバラ温泉
文末:コツメカワウソ兄弟
(智光山公園こども動物園:☎04-2953-9779、9:30〜16:00、月・年末年始休)
④:やわらかヒレカツ
(サイボク本店:☎0120-112-922、9:00〜18:00、水曜休他)
この記事のFlickrアルバム他はこちらです。
191215 Autumn Foliage @ SAITAMA
d3_plusのYouTube
前回のおでかけ行のエントリーはこちらです。
<SAIBOKU@日高市>
電車とバスで豚のテーマパークSAIBOKUに到着。
<SAIBOKU@日高市>
お肉はもちろん、野菜他の食料品もお安いです。
<SAIBOKU@日高市>
立派なレストランでランチタイム。
<SAIBOKU@日高市>
迷いますね…
<SAIBOKU@日高市>
店内もいい感じ。
<SAIBOKU@日高市>
SAIBOKU自慢のゴールデンポークのロースカツを。
最高です。
<SAIBOKU@日高市>
スモークショルダーと野菜のマリネ風。
もともとの名称がサイボクハム。もちろんハムも絶品です。
<SAIBOKU@日高市>
ドイツビールのエルディンガーの生!そういうのもあるのか。
レストラン超オススメです。BBQコーナーもありました。次回は時間をとってそちらに挑戦したいです。
<智光山公園@狭山市>
食後は1キロほど歩いて、すぐ近くの智光山公園へ。
<智光山公園@狭山市>
53.8haのかなり大きな公園です。
目的のこども動物園、緑化植物園、キャンプ場、バーベキュー場、釣りのできる池、体育館などもあります。
<智光山公園@狭山市>
良い黄葉。
<智光山公園@狭山市>
立派な花壇。
<智光山公園@狭山市>
智光山公園案内図。
水場も多いので、バードウォッチングにも良さそうです。
<智光山公園@狭山市>
良い林。
<智光山公園@狭山市>
イチョウの絨毯。
<智光山公園@狭山市>
水場も雰囲気あります。
<智光山公園@狭山市>
鯉。
<智光山公園@狭山市>
湿地帯も良さげです。あの杭がポイントですね。
<智光山公園@狭山市>
木道を行きます。
<智光山公園@狭山市>
綺麗な小川。
<智光山公園@狭山市>
紅葉も何箇所か。
<ワオキツネザル@智光山公園こども動物園>
公園中央付近にある子ども動物園に入りました。
ワオキツネザルと夕日、ではなく、暖房用の赤外線ヒーターです。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
お目当てのカピバラもヒーターにあたっています。
奥でこちらを覗いているのはエミューです。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
お待ちかねのカピバラ温泉スタート。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
アマゾン生まれで生活の大半を水中で過ごすカピバラは、温泉も大好き。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
ゆず湯のサービスも。
ちなみに、実は柑橘類はそれほど好きではないそうです。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
好物は葉っぱです。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
もしゃもしゃ。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
お子様にも大人気。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
再入浴。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
みんなに囲まれていても、
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
極楽極楽。
<カピバラ@智光山公園こども動物園>
ほっこりしました。
<ホンドタヌキ@智光山公園こども動物園>
タヌキ団子。
<ホンドタヌキ@智光山公園こども動物園>
もふもふでいいですね。
<ミーアキャット@智光山公園こども動物園>
赤外線にあたるミーアキャット。
<ミーアキャット@智光山公園こども動物園>
寒いのに出てきてくれました。
<キジ@智光山公園こども動物園>
鳥類館へ。
<ギンケイ@智光山公園こども動物園>
見事な模様です。
<アメリカワシミミズク@智光山公園こども動物園>
ファニーフェイス。
<ヤギ@智光山公園こども動物園>
ヤギと触れ合えます。
<ヤギ@智光山公園こども動物園>
シルエット。
<ニホンザル@智光山公園こども動物園>
猿山楽しいです。
<ニホンザル@智光山公園こども動物園>
アクティヴな個体あり。
<ニホンザル@智光山公園こども動物園>
仲よき事は美しき哉。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
コツメカワウソのごはんタイムになりました。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
ミャーミャーと大騒ぎです。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
興奮して転げ回る個体も。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
反応がビビッドで楽しいです。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
橋やトンネルなど、見せる工夫もあります。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
さすがカワウソです。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
ご飯待ち。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
お腹すいたー。
<モルモット@智光山公園こども動物園>
子年を祝して、モルモットの大移動。
<モルモット@智光山公園こども動物園>
お尻が可愛いです。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
ようやくごはんタイムが始まりました。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
両手を器用に使って、お魚を食べる様子はかわいら…
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
野生も垣間見られます。
<コツメカワウソ@智光山公園こども動物園>
カワウソのレクリエーションも兼ねて、わざと取りにくい枝の上などにご飯を配置するのだそうです。
ガンバの冒険のノロイをちょっと思い出しました(笑
<@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
智光山公園からバスで入間市駅へ。西武池袋線で元加治駅で下車して、飯能市のトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に来ました。
<@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンさんの世界観を再現した森林公園です。
<@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
夕暮れに間に合いました。
あけぼの杉(メタセコイア)の並木もいい感じに紅葉しています。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
某テーマパークのようにキャラクターのキグルミやオブジェがいることはなく、北欧の森と世界観がメインに成っています。
この「きのこの家」や他の建築物も、見た目だけ模したものではなく、超本格的な本物の北欧風の木造建築です。内装も完璧で中にも入れます。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
前庭にはたきぎ小屋。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
エントランス。フェイクはなく全て本物です。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
キッチン。基本的にどこにも入ってゆけ、どこでも触れます。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
回転階段で二階へ。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
二階は居間風。
屋根裏への階段は保護柵もなく、子どもたちが自由に駆け回っています。
見ている他人の私などはちょっとはらはらしますが、これが本来の姿なのでしょう。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
各所にある有機的な窓。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
水あび小屋とわんぱく池。
借景も考えられています。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
木枠も見応えありです。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
デッキウォークと見晴らし橋。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
屋根裏部屋。
大人サイズだと何度も頭をぶつけますが、それもまたよし。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
二階を見下ろすとこんな感じ。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
メタセコイア並木と左端に子ども劇場。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
たきぎ小屋とギャラリーカフェ。
左下の白いベンチが、唯一ムーミンぽさが出たオブジェかもしれません。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
外壁のキャットウォーク的階段にも出て行けます。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
見晴らしは最高です。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
下を見るとちょっと怖いかもしれません。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
扉もかっこよいです。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
良い時間になってきました。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
ステンドグラス。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
メタセコイアとマジックアワー。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
件のベンチ。
ちょっとムーミンとヘムレンさん?らしきシルエットがあります。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
リスもいます。
<きのこの家@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
裏側ときのこの家。
<わんぱく池@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
わんぱく池の橋から、メタセコイア並木と水あび小屋と、きのこの家を撮影。
<わんぱく池@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
水鏡もいい感じです。
<わんぱく池@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
縦位置。
そうこうしているうちに日が暮れてしまいました。
きのこの家に入る前に、先にこちらで夕暮れの撮影をしておくべきでした。
<わんぱく池@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
夜景もまた良しです。
<わんぱく池@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
平日は17:00まで、土日は21:00まで営業しています。
<@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
ギャラリーカフェ前のチェア。
<たきぎ小屋@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
謎のアートライト。
<きのこの森@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
休日はライトアップまで楽しめるというわけです。
<子ども劇場@トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>
内部は劇場の他に、図書室などが用意されています。
屋上や裏のスペースも良さそうですが、この日は時間切れです。
ということで、埼玉南西部行は終了です。
次回は2021/06/26の川奈港スキンダイビング行の予定です。
この記事のFlickrアルバム他はこちらです。
191215 Autumn Foliage @ SAITAMA
d3_plusのYouTube
前回のおでかけ行のエントリーはこちらです。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園のGoogleMapはこちらです。
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