20191006 梶の浜ビーチ・城ヶ島スキンダイビング行/ビーチクリーンと入水 の事
<ハナタツ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
2019/10/06
三浦半島の城ヶ島・梶の浜ビーチへスキンダイビングに行ってきました。
三浦半島の先端にある城ヶ島は、交通の便も潮の巡りもよく、ダイビングスポットとしても賑わっています。
ビーチポイントの梶の浜は、京急バスの城ヶ島バス停のすぐ目の前。防波堤と楫の三郎山に囲まれ、北西よりの強風以外なら穏やか。水深も最深で10mほどで、エントリーも簡単。スキンダイビングにも好適なポイントです。
水底の地形は綺麗な砂地と岩場が半々。サンゴはないものの、イソギンチャクの群生も多くバリエーションに富んでいます。
見られる生物は、冬の名物のダンゴウオ、ウミウシの他、クマノミ、タツノオトシゴ、カエルアンコウなども通年見られます。三浦半島の他のポイントと比べても、魚影と多様性は優れていると思います。
当日はハナタツ、クマノミ、モンツキハギの幼魚などが見られました。
いつもの磯料理のかねあさんでお昼を頂いた後は、島南東岸にある長津呂の磯へ。
深い入り江になっていますので、穏やかで安心して泳げました。
スキンダイビングの前には、かながわ海岸美化財団さんのビーチクリーンに参加させていただきました。
清掃活動で海辺を歩くだけでもう楽しいですし、財団のご担当者さんの地形や歴史にまつわるお話も実に興味深かかったです。もちろん海も綺麗になります。オススメの活動です。
場 所:三浦半島・城ヶ島・梶の浜ビーチ
日 時:191006 11:00〜15:30
天 候: 曇り
気 温:23℃
水 温:24℃
波 高:無し
風 :北東5.7〜6.9
透明度:5m
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
陸 上:NIKON D700
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:191006 Snorkeling @ Beach KAJINOHAMA, JOGASHIMA Island / MIURA
みんカラのカテゴリー別リンクはこちらです。
ブログ:シュノーケリング@三浦半島・城ヶ島
はてなブログのカテゴリー別リンクはこちらです。
<@かいぎしょ2020年3月号より>
城ヶ島について副業の旅行記事で扱ったのでこちらにも転載しておきます。ご参考下さい。
ミシュラン二つ星
まぐろきっぷで城ヶ島
シラス漁解禁、富士山と夕日 他
神奈川県三浦市 城ヶ島
夕暮れを迎えた長津呂(ながとろ)の崎に、浮かび上がるたくさんのシルエット。思い思いに夕日を楽しんでいます。雲の隙間にはちらりと富士山。首都圏から電車で一本、ミシュラン2つ星を獲得した城ヶ島の魅力には、まずこの景色が挙げられるでしょう。
今回のぶらり旅は、神奈川県の三浦半島へ。最南端にある城ヶ島を訪れました。城ヶ島は周囲約4km、面積約1km2、東西に細長い小さな島です。島の西端に城ヶ島灯台、東端に安房崎灯台のふたつの灯台が立つ、海運の要衝でもあります。
城ヶ島へのアクセスは、京浜急行の「みさきまぐろきっぷ」を利用しました。首都圏から三崎口駅への京急線往復乗車券と三浦半島各地区の京急バスのフリー乗車券。さらに「まぐろまんぷく券(三崎マグロ主体の特別メニューが食せるお食事券)」、「三浦・三崎おもひで券(日帰り入浴、お土産等の体験チケット)」、合計三枚がセットになった乗車券です。京急川崎駅からの販売価格は3,570円。城ヶ島への交通費のみで2,000円ほど。今回は素敵なマグロのランチと城ヶ島京急ホテルの日帰り入浴を利用しました。差額を計算するまでもなく、大変にお得な乗車券です。
城ヶ島は人気のダイビングスポットでもあります。今月は一年で最も海水温が下がる季節ですが、多くのダイバーが訪れています。皆さんのお目当ては、可愛いダンゴウオ。大人になっても2cm以下、小さくころっとした愛らしい姿は一見の価値ありです。筆者は運良くシュノーケリングで見ることができました。
城ヶ島のグルメと言えば、もちろん三崎港のマグロ。そして、3/10に解禁日を迎える相模湾のシラスです。シラス漁の船を持つ食事処も多く、獲りたてでなければ味わえない生シラスをいただくこともできます。まぐろきっぷに対応しているお店もあります。ぜひ旬の味をお試しください。
◦アクセス
【電 車】 京急川崎駅→京浜急行線→三崎口駅→ 京急バス→城ヶ島バス停
【自動車】 首都高速→横浜横須賀道路→衣笠I.C→三浦縦貫道路→国道134号線→城ヶ島
◦キャプション
①:長津呂崎の夕日
②:ウェットスーツと富士山
③:城ヶ島灯台(城ヶ島観光協会:☎046-881-6414)
④:生しらす・まぐろ丼(磯料理かねあ:☎090-6019-2822、10:00〜18:00、不定休)
文末:ぶどう色のダンゴウオ
◦城ヶ島京急ホテル:☎046-881-5151、日帰り温泉:大人1,000円、小人500円、11:00〜18:00
◦城ヶ島ダイビングセンター:☎046-882-0700、8:00〜17:00
<@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
久しぶりの梶の浜。
弱い北東風でちょこっとざわついています。
<@城ヶ島>
その前に、かながわ海岸美化財団さんのビーチクリーンに参加します。
<@城ヶ島>
海も綺麗になりますし、団体の方の興味深い地形のお話なども聞けます。
<@城ヶ島>
いい事ずくめの素晴らしい活動です。
<@磯料理かねあ・城ヶ島>
島猫様もご満悦。
<コケギンポ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
11時ぐらいからスキンダイビングをスタート。
エントリーしてすぐにコケギンポがいました。
<コケギンポ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
小指の先くらいです。
<ハナタツ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
ダイビングセンターで教えていただいたポイントに…
<ハナタツ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
ちゃんとハナタツ(タツノオトシゴ)がいました。
それにしても擬態が凄すぎます。
<ハコフグyg@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
ハコフグyg。
<クマノミ・ペア@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
ここ数年越冬しているクマノミさん。
立派に成魚になってペアを作っていました。
<クマノミ・ペア@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
今年も元気だとよいのですが。
<クサフグyg群れ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
クサフグの赤ちゃんが群れを作っていました。
<アミメハギyg@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
擬態バッチリのアミメハギの幼魚。
<ニジギンポ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
こっち見んな。
<モンツキハギyg群れ@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
モンツキハギ幼魚の群れ。
<モンツキハギyg群れ他@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
奥にニセカンランハギやウミタナゴもいます。
<モンツキハギyg群れ他@梶の浜ビーチ・城ヶ島>
目立ちます。
<お刺身定食@磯料理かねあ・城ヶ島>
お昼は磯料理のかねあさんへ。
外にベンチがあるのでウェットスーツのままでも食事ができる素敵なお店です。
<お刺身定食@磯料理かねあ・城ヶ島>
サザエ最高。
<島猫様@磯料理かねあ・城ヶ島>
看板猫様たちもいます。
漁船もお持ちなので、シーズン中は生しらすも食せます。
<トラフカラッパ@磯料理かねあ・城ヶ島>
水槽にいらっしゃる看板カラッパ様。
<メジロザメ@城ヶ島>
お土産屋さんにひときわ目立つメジロザメの剥製。
本物なのですが、お孫さんが怖がるので可愛らしく塗装を施したとのことです。
<@長津呂の磯・城ヶ島>
午後は島南東岸の長津呂の磯へ。
<イワシ群れ@長津呂の磯・城ヶ島>
深い入り江になっているので穏やかです。
<モンツキハギyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
こちら側にもモンツキハギがいました。
周りにいるのはカミナリベラの幼魚です。
<キヌバリ@長津呂の磯・城ヶ島>
立派なキヌバリ。
<キヌバリ@長津呂の磯・城ヶ島>
こっち見んな。
<ウツボ他@長津呂の磯・城ヶ島>
<ゴンズイ玉@長津呂の磯・城ヶ島>
ゴンズイ幼魚玉。
<ケヤリムシ@長津呂の磯・城ヶ島>
綺麗なケヤリムシ。
<アイゴyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
アイゴの幼魚の群れ。
<アカハチハゼ他@長津呂の磯・城ヶ島>
アイゴの群れと一緒に、ちょっと珍しいアカハチハゼがいました。
<アカハチハゼ他@長津呂の磯・城ヶ島>
こっち見んな。
<サラサエビ他@長津呂の磯・城ヶ島>
<アナハゼ@長津呂の磯・城ヶ島>
逃げないといえばアナハゼ先輩。
<シマハギyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
波打ち際のオヤビッチャの群れにシマハギの幼魚が混ざっていました。
<シマハギyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
豆粒サイズのオヤビッチャの群れにも、小さなシマハギが混ざっています。
<カゴカキダイ他@長津呂の磯・城ヶ島>
カゴカキダイとナガニザ幼魚の群れ。
<カゴカキダイ他@長津呂の磯・城ヶ島>
こっち見んな。
<ギンユゴイyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
銀の体に白黒の尾びれはちょっと珍し目のギンユゴイです。
<カサゴ他@長津呂の磯・城ヶ島>
カサゴの奥に…
<ウツボ他@長津呂の磯・城ヶ島>
ウツボこっち見んな。
<コウイカ@長津呂の磯・城ヶ島>
警戒色のコウイカがいます。
<コウイカ@長津呂の磯・城ヶ島>
ぱっと色が変わります。
<キヌバリ@長津呂の磯・城ヶ島>
日焼け気味のキヌバリ。
<キヌバリ@長津呂の磯・城ヶ島>
こっち見んな。
<ミツボシクロスズメダイyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
イソギンチャクではなく、ウミシダにミツボシクロスズメダイの小さな幼魚がついていました。
<ミツボシクロスズメダイyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
ソラスズメダイより相当小さいです。
<ミツボシクロスズメダイyg他@長津呂の磯・城ヶ島>
ソラスズメダイもよく見ると綺麗です。
<@城ヶ島ダイビングセンター・城ヶ島>
今回は城ヶ島ダイビングセンターでシャワーとロッカーをお借りしました。
綺麗で素敵な施設です。ウェットで入れるジャグジーもあります。
<@城ヶ島ダイビングセンター・城ヶ島>
良い夕暮れになりました。
次回は2020年7月24日〜26日の八丈島スキンダイビング行に続きます。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:191006 Snorkeling @ Beach KAJINOHAMA, JOGASHIMA Island / MIURA
みんカラのカテゴリー別リンクはこちらです。
ブログ:シュノーケリング@三浦半島・城ヶ島
はてなブログのカテゴリー別リンクはこちらです。
城ヶ島・梶の浜ビーチのGoogleMapはこちらです。
D