20190907,14-15-00 ヒリゾ浜・南伊豆中木シュノーケリング行/ヒリゾ浜生き物マップ作成 第7次通算9日目、第8次通算10,11日目の事
9月中旬のヒリゾ浜生き物マップを制作いたしました。
(9/7今季第7次通算9日目、9/14-15第8次通算10,11日目)
毎週末襲来する台風他の影響でなんともままならない9月です。
予報サイトをいろいろ睨んで、なんとか3日ほど渡ることができましたが、うねりでお昼で終了だったり台風の濁りが午後から入ってきたり、海況もなかなか厳しい状況で…
逆に、朝イチからスカッと抜けて完全に最高宣言クラスの瞬間もあったり。そんな海の変化もまた楽しいものです。
台風で去ってしまったのか、ここしばらくウミガメには会えていません。
魚影は相変わらずヒリゾ浜基準です。
特に今年はキンギョハナダイの当たり年な気がします。ハタンポ穴のミナミハタンポも多いです。
チョウチョウウオやオジサン(ホウライヒメジ)なども集まってくることがありますが、スズメダイやタカベなどは逆に少なめかもしれません。
サンゴやソフトコーラルも例年になく増えてきている気がします。特にウミトサカはここ数週間でぐっと増えました。
クマノミ、ミツボシクロスズメダイ、ツノダシ等もなかなかです。
越冬クマノミはこれまで通りですが、あいあい岬下の他に、沖ハヤマの棚の上、コロダイのいる穴の出口にクマノミbabyが出ました。
ミツボシクロスズメダイは手のひらサイズの大物がぞろぞろ出ています。
ツノダシも多めなのですが、各所に点在していて大きな群れは作っていません。
あいあい岬下の奥の入江のイトヒキアジygとナンヨウツバメウオygですが、ナンヨウツバメは台風後も確認できましたが、イトヒキアジは9/7以降は濁りもあって捜索できていません。元気だとよいのですが。
珍しいところでは、沖ハヤマの根の先端にクログチニザyg(モンツキハギygとともにヘラルドコガネヤッコに擬態しています)、大根島側の海底にヘラヤガラが出ました。
丘ハヤマのドロップオフの途中にスミツキベラyg、各所でフリエリイボウミウシ、タテヒダイボウミウシなど大きなイボウミウシ系も出ています。
あいあい岬下のミツボシマンションの越冬サザナミヤッコはすっかり大きくなって、影に潜むこともなく堂々とうろうろしています。
小通りのテヅルズリーフの横のカイメンには、ここ三週間ずっと同じ大きなオニカサゴが乗っています。なかなか面白いので是非御覧ください。
ということで、今年のヒリゾ浜もラストスパートなのですが…今週末の三連休も、発生したばかりの台風16号に、台風17号の卵ほか熱帯低気圧がごろごろしていますね…
また隙きを見て突撃できたら、と思います。
印刷用のPDFと大きなjpegデータは例によってGoogleドライブに置いてありますのでご自由にお持ちください。
当日の様子は後ほどブログでまとめます。
写真と動画は編集中です
190907 Snorkeling @ Beach HIRIZO, TOGAI / South IZU 07-09 | Flickr
190914-15 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 08-10,11 | Flickr
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