
<ヒリゾ浜ガイドブックP05-06>
みんカラでほそぼそとやっていたのですが、写真サイズ他の問題ではてなブログに移ってきてみました。
とりあえず、2018シーズンのヒリゾ浜のまとめを再掲しています。
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2018/09/23-24
昨シーズン最終週、第9次通算13,14日目の南伊豆、ヒリゾ浜のシュノーケリング行の二日目のまとめです。結果として、この直後に台風がまたまた襲来したため、本来の渡船終了日より一週早くこの日が2018シーズンのラストとなりました。
この日は朝から素晴らしい快晴。風も東北のナライの風になり、白濁りも収まりほぼ最高宣言と言ってよいほど透明度も回復。魚影も魚種も更に素晴らしく、前日からの幼魚祭りに、ツユベラyg、ブチススキベラyg(第二形態)、フエダイyg、ヒレナガハギygまでもが加わりました。
あまりに良すぎたので、お昼すぎにはすっかり満足してしまい、踊り子号の時間もあるしラストの来週もあるし…と早めに帰ってしまったのは本当に判断ミスでした…
しかし2018シーズンは台風こそ頻発しましたが、黒潮大蛇行による黒潮直撃によってか、水温も高めで魚影も濃い目。南方系の珍しい来訪者を代表に、魚種も過去無いほどの大盛況。ウミガメも定着しましたし、個人的には記録的に素晴らしいヒリゾ浜だったと思います。
ちなみに今シーズンのオープニングは6/29だったのですが…それから三日間、台風2号とその余波で欠航が続いています。その後も正直予報がイマイチで…今週末にはなんとか渡れないものかと期待しております。
またまた台風の影響で、週中は記録的な大雨でクローズ!週末は北東風に変わり、なんとかオープン。雨の影響で若干白濁りが残りましたがまずまずのコンディションになりました。日曜の午後にはほぼ最高宣言と言って良いぐらいまで回復。お天気は両日とも快晴!だったのですが、翌週はまたまたまたまた台風が襲撃。結果的に本来の予定より一週早く、この週がシーズンラストになってしまったのでした。
しかし魚種・魚影は相変わらずの強烈な濃さです。ウミガメには会えなかったのですが、南方系のygなどが続々到来。クマノミbabyやミツボシクロスズメダイygも増加。大人のセグロチョウチョウウオを筆頭に、ゴマチョウチョウウオなどチョウチョウウオ系。サザナミヤッコyg、コウワンテグリyg、ヒレナガハギygなどレア系も登場しました。ノドグロベラyg、カンムリベラyg、ツユベラyg、トカラベラygなどのレア系ベラygも揃っています。ミヤコテングハギyg、ツマリテングハギygなど、個人的に初見の南方テング系ygにも会えました。
伊豆の海のハイシーズンは水温や魚影は10月〜11月。透明度で言えば12月〜1月の方が良いぐらいです。翌週が潰れてしまったのが本当に残念ですし、できれば10月にも渡船が出てくれたら最高なのですが。イセエビ漁もありますし、難しいですね…
とりあえず2019シーズンのスタートが待ち遠しい今日このごろです。
場 所:南伊豆・ヒリゾ浜
日 時:190924 08:00〜14:00
天 候:晴れ
気 温:28℃
水 温:25.5℃
波 高:無し
風 :北東弱風
透明度:15〜20m
撮 影:水中:NIKON 1 J4 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
+ INON UCL-165M67
陸上:NIKON D700
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:180923-24 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 09-14
flickrアルバム:180923-24 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 09-13
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<渡船@中木沖>
若干の謎の体調不良がありながらもなんとも爽やかな朝を迎えました。

<渡船@中木沖>
天気も最高。風もなく穏やかで海も青いです。

<イボヤギ他@平五郎>
早速入水。水質も申し分ないです。

<ゴマチョウチョウウオyg他@丘ハヤマ>
今日もゴマ氏に会えました。

<キンメモドキyg、キンギョハナダイ他@丘ハヤマ>
ドロップオフもまずまずです。

<メジナ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマは若干白濁りが残っていますが、魚影はご覧のとおりです。

<セグロチョウチョウウオ他@沖ハヤマ>
セグロ氏は昨日の丘ハヤマから沖ハヤマに移動したようです。

<セグロチョウチョウウオ他@沖ハヤマ>
こっち見んな!と言われました。

<クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg他@沖ハヤマ>
イソギン畑Bのペア。

<ミツボシクロスズメダイyg他@沖ハヤマ>
ミッツハウスも昨日と比べてもまた増えた感じです。

<クマノミ他@沖ハヤマ>
同居中のygはシャイなままでした。

<クマノミ他@沖ハヤマ>
長居するとペアに怒られます。

<コロダイ@小通り>
早朝なのでコロ氏がまったりしています。
どちらも相当大きいです。

<カゴカキダイ@小通り>
突如お花を摘みたくなったので、一旦浜に戻ります。
昨晩の防波堤夜会で若干過ごしてしまいました。

<カゴカキダイ@小通り>
残念、餌は持ってません。

<サザナミヤッコyg@平五郎>
気を取り直して平五郎から再スタート。

<ソラスズメダイ他@平五郎>
お食事タイムですね。

<クマノミyg@赤ブイ>
丘ハヤマの赤ブイ側の斜面のyg。

<クマノミyg@赤ブイ>
まったく、幼魚は最高だぜ。

<ゴマチョウチョウウオyg他@丘ハヤマ>
ゴマ氏をじっくり撮ります。

<ゴマチョウチョウウオyg他@丘ハヤマ>
ハマサンゴとイバラカンザシバックで。

<ゴマチョウチョウウオyg他@丘ハヤマ>
サンゴのポリプを啄んでいるようです。

<ミゾレチョウチョウウオyg他@丘ハヤマ>
こちらはパリカメノコキクメイシ?をバックにミゾレ氏が。

<ミゾレチョウチョウウオyg他@丘ハヤマ>
シラコダイと一瞬迷います。

<カイメン?@丘ハヤマ>
良い色のカイメン。

<ストロベリーサンゴ、イボヤギ他@丘ハヤマ>
サンゴモドキ(骨格が残らないサンゴ)のストロベリーサンゴとソフトコーラルのイボヤギです。

<ソラスズメダイ他@丘ハヤマ>
入水から小一時間、みるみるうちに水質が回復していきます。

<キンギョハナダイ他@丘ハヤマ>
ドロップオフ水底より。

<ホウライヒメジ他@沖ハヤマ>
久しぶりにオジサン(ホウライヒメジ)グループを見ました。

<クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg他@沖ハヤマ>
深い方のイソギン畑Aも大盛況です。

<コロダイ他@沖ハヤマ>
コロ穴覗き。

<コロダイ、ホンソメワケベラ他@沖ハヤマ>
ホンソメクリーニング中です。

<コロダイ他@沖ハヤマ>
ぐわっときました。

<スズメダイ他@沖ハヤマ>
雀団子。

<キンギョハナダイ、ソラスズメダイ他@沖ハヤマ>
コロ穴の上、沖ハヤマのメインの岩礁から大根島側にちょっと離れたところに立つ岩の壁面です。

<クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg他@沖ハヤマ>
イソギン畑Bも大盛況。

<クマノミyg@沖ハヤマ>
ひっそりとyg。

<イシガキダイ、ミツボシクロスズメダイyg他@沖ハヤマ>
イシガキダイが近づいてきました。

<オオアカヒトデ@ハタンポ穴>
国内最大のヒトデですが、足が一本足りないですね。

<メバル他@ハタンポ穴>
穴があったら覗きたい。

<アカハタ、チョウチョウウオ@ハタンポ穴>
今日の主はお一人でした。

<ニジハギyg、オジサンyg他@ハタンポ穴>
ニジ氏少し大きくなってます。

<メガネスズメダイyg@ハタンポ穴>
メガネ氏も成長しています。

<ブチススキベラyg他@ハタンポ穴>
を、第二形態のブチ氏。
枯葉のようだった第一形態から「斑(ぶち)」の名の由来となった、綺麗な水玉模様に成長しています。
伊豆ではここまで大きくなるのはちょっと珍しいかも知れません。
ちなみに大人になると第三形態のエメラルドグリーン一色になったりします。

<カンムリベラyg他@ハタンポ穴>
こちらは第一形態のカンムリベラyg。

<カンムリベラyg他@ハタンポ穴>
第二形態は上半身の白黒水玉だけが残り、下半身は焦げ茶に。
最終の第三形態は体長1mを超え、全体が真緑、真ん中に青緑の細い帯が一本というとんでも変態を遂げます。
この後10月に訪れることになる式根島で第二形態〜第三形態手前ぐらいの個体に遭遇したのですが、知らないと完全に別の魚に見えると思います。

<ソラスズメダイ、キンギョハナダイ他@小通り>
小通りの一番岩礁。ウミウチワやウミトサカ、イソギンチャク、サンゴ類、海藻類で覆われています。
監視船と沖ハヤマとのちょうど中間ぐらい。沖ハヤマからブイ沿いを下ってきて最初にぶつかる大きな岩礁です。

<クマノミyg@小通り>
一番岩礁から浜側に少し戻ったところにある、大根島側が大きくえぐれた大きな丸い岩「えぐれ岩」。
この周りも魚影やソフトコーラルが多いポイントです。このウミウチワはちょっと前のガイドブックの表紙にもなりました。

<クマノミyg@小通り>
えぐれ岩から大根島側のやや監視船側の細長い岩礁の小さなイソギンチャク群生に、だいたい毎年クマノミbaby(仔魚)が現れます。

<クマノミyg@小通り>
まったく、ygは最高だぜ。

<ソラスズメダイ、キンギョハナダイ他@小通り>
水質も更に上がってきました。

<ミナミギンポ@小通り>
クマygからちょっと監視船側、サンゴの穴から顔を出しています。

<ミナミギンポ@小通り>
なんとも言えない口元です。

<クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg@小通り>
えぐれ岩から監視船側へいくつか岩礁を通過して、水面へ顔を出す最後の大きな岩礁が「テヅルズリーフ(御神体のテヅルモヅルがついています)」。
そこから大根島側のブイ際にあるイソギンチャクが全面を覆う丸い岩「丸石」。ここにもクマノミが毎年必ず付きます。

<クマノミ、ミツボシクロスズメダイyg@小通り>
昨日私の指を噛んだのは奥の黒多めのクマ氏ですね。

<クマノミ@小通り>
奥の大きくて尾びれが白くなっているのがボスのメス。
オスは小さくて黄色いという印象だったのですが、指噛み氏はご覧の通り漆黒のヒレと下半身という。ちょっとめずらしい体色だと思います。少し小笠原型(全身真っ黒)が混ざっているのでしょうか。

<ツユベラyg他@小通り>
テヅルズリーフから砂地がしばらく続いて、監視船のすぐ下にある最後の最後の大きめの岩礁が「ハクセン岩(ハクセンスズメダイygが必ずいる)」。
その手前のブイの基底の砂袋にツユベラygが登場していました。

<ツユベラyg@小通り>
見事に真っ赤。
カンムリ氏と共にベラyg界のツートップだと思います。

<ツユベラyg他@小通り>
例によって第三形態まであって、第二形態は白帯が消えて下半身が青く。
第三形態は顔は赤と緑の縦縞、胴体中央に細く白い横帯、下半身は緑に青点、ヒレは背ビレと腹ビレが赤に白点、尾びれはまっ黄。というもうどうかしちゃったの?と聞きたくなるような実にトロピカルな姿になります。

<シマアジ@小通り>
大きなシマアジの群れが入ってきました。

<シマアジ@小通り>
餌を求めて人の後をついて回っています。

<ソラスズメダイ他@小通り>
ウミトサカとソラスズメ。

<ソラスズメダイ他@小通り>

<ソラスズメダイ他@小通り>

<キンメモドキyg他@丘ハヤマ>
キンメモドキygの群れも大事です。

<イシガキフグ@沖ハヤマ>
これまた大きなイシガキ氏。

<イシガキフグ@沖ハヤマ>
少しご立腹です。

<イシガキフグ@沖ハヤマ>
このサイズだともうブイと見紛います。

<ソラスズメダイ、キンギョハナダイ他@沖ハヤマ>
沖ハヤマ的風景。

<サザナミヤッコyg@あいあい岬下>
最後はあいあい岬下を回ることにしました。

<サザナミヤッコyg@あいあい岬下>
くくく。

<タカベyg@あいあい岬下>
多分タカベの幼魚です。

<フエダイyg@あいあい岬下>
最近成魚が群れで見られるようになってきた南方系気味のフエダイですが、ついに幼魚が現れました。
繁殖しているとしたら凄いですね。

<フウライチョウチョウウオyg@あいあい岬下>
頭蓋骨が兜のように出っ張っている小さなyg。
トリクチス幼生というやつですね。

<カエルウオ@あいあい岬下>
波打ち際のカエルちゃん。

<カエルウオ@あいあい岬下>
貫禄ありすぎです。

<イバラカンザシ@あいあい岬下>
あいあい岬真下の壁面のイバラ畑。
何度見てもゴカイの仲間のエラだとは思えないです。

<メジナ、イサキ他@あいあい岬下>
ミツボシマンションのさらに先、オオダナの深い斜面もいい感じです。

<イシダイ、イシガキダイ他@あいあい岬下>
水底にクチグロ(イシダイの老成魚)とイシガキダイが。
ニザダイもいい味出してます。

<イシダイ、イシガキダイ他@あいあい岬下>
親戚関係で混血もあるそうです。

<ヒレナガハギyg、トゲチョウチョウウオgy@あいあい岬下>
マンション基底部でトゲチョウygを追っかけていたら…ヒレナガ氏が出ました!

<ヒレナガハギyg他@あいあい岬下>
年に一回見れたら嬉しいぐらいの出現頻度です。

<ヒレナガハギyg他@あいあい岬下>
見れが見るほど素敵なカラー、造形です。

<ソラスズメダイ、ミツボシクロスズメダイyg他@あいあい岬下>
と、まだ2時過ぎですが、いいものも見れたし、来週の最終週もあるしですっかり満足して早めに撤収することにしたのでした…これがまさかラストになるとは知らず…orz
次回は2018/10/6〜8の式根島シュノーケリング行のまとめの転載他になります。
この記事のFlickrアルバムはこちらです。
flickrアルバム:180923-24 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 09-14
flickrアルバム:180923-24 Snorkeling @ Beach HIRIZO / South IZU 09-13
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