20190211 伊豆急行線 リゾート21・黒船電車「伊豆おさかな図鑑」写真提供 の事
みんカラでほそぼそとやっていたのですが、写真サイズ他の問題ではてなブログに移ってきてみました。よろしくお願いいたします。
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2019年2月9日に伊豆急行線のリゾート21・黒船電車がリニューアルされました。
伊豆急HP:リゾート21黒船電車 車両装飾リニューアル運行について
伊豆急2100系リゾート21は、全席自由席、普通料金のみで乗れる特装観光電車です。
黒い黒船電車(4次車・リゾート21EX)と赤いキンメ電車(地域プロモーション列車~Izukyu KINME Train~(3次車))の二種が運行されています。
伊豆急HP:リゾート21について
先頭車両は巨大なフロントウィンドウを持つ階段状の劇場型座席の展望車両で、運転手さんだけが見れていたど迫力の視界を共有できます。
通常車両は横向きのソファー座席がメインで、車両側面全体を占める、巨大なサイドウィンドウで素晴らしいオーシャンビューが楽しめます。
内装も凝っていて、キンメ電車は各車両に伊豆の各市町のPRや特産のキンメダイについての情報が。
黒船電車には、黒船来航にまつわる下田の歴史などが展示されています。 乗るたびに「これ本当に普通料金だけでいいの?」とちょっと心配になるほどの豪華な電車です。
今回、その黒船電車の車内装飾リニューアルにあたり、3号車に下田海中水族館監修の「伊豆おさかな図鑑」が新設されることになりました。
ヒリゾ浜のガイドブックでお世話になったデザイン会社さんからオファーをいただき、私が撮影した水中写真を提供させていただくことに。
水中撮影:ヒリゾ浜ガイドブック(2018年版)制作 の事
図鑑には、伊豆で会えるお魚などが22点、展示解説されています。
うち、17点を私が提供させていただいております。ほとんどが南伊豆のヒリゾ浜で撮影されたものです。
魚種は、ホウボウyg、アケボノチョウチョウウオyg、スベスベマンジュウガニ(水族館)、タツノオトシゴ、マンボウ(水族館)、ハリセンボン、クマノミ、キンギョハナダイ、アオリイカ、トラウツボ、アオウミガメ、ハコフグyg、キンメダイ(水族館)、ドチザメ(水族館)、ゴンズイyg、ソラスズメダイ、イズヒメエイ、ハナミノカサゴ、タカアシガニ(水族館)、ナンヨウツバメウオyg、マツカサウオ、イトヒキアジなどです。
2/11に早速見に行ってみたのですが、可愛らしいデザインと素敵なギミックで、ものすごく楽しい展示になっていました。
お子様はもちろん、大人でも見ごたえがあります。なによりリゾート21はオーシャンビューの展望が最高ですので、伊豆方面へ電車で行かれる際にはぜひご検討を!
黒船列車は日によって、熱海駅=伊豆急下田駅間を往復各三本運行されています。
運休の日もありますので、HPの時刻表をご確認ください。
伊豆急HP:リゾート21普通列車時刻表(3/1〜3/15)(PDFが開きます)
ヒリゾ浜の記事はこちらです。
その名の通りのBlack Ship Train.
黒くてカッコいい!
黒船電車車両一覧。
さっそく3号車「伊豆おさかな図鑑」へ。
プレスリリースでは「黒船おさかな図鑑」でしたが、「伊豆おさかな図鑑」に変わったようです。
車両中央の横向きソファー座席。
展示も景色もこちらがメインになります。
「伊豆おさかな図鑑
美しい伊豆の海には、それぞれの特徴を持つ生物がいっぱい。
海の中をのぞいてみよう!
制作協力:下田海中水族館」
素敵なデザインにしていただけました。
パネルはクルッと回り、下に隠れた下田海中水族館さんの解説を読むことができます。
「ホウボウ
足のように見えるのは、ヒレが変化したものです。これで味を感じることができます。」
「アケボノチョウチョウウオ
南の温かい海からやってきます。冬は越せないため夏から秋にだけ見られる魚です。」
「スベスベマンジュウガニ
おいしそうな名前ですが、筋肉にフグと同じ毒があります。危険を感じると死んだふりをします。」
「タツノオトシゴ
変わった形をしていますが魚の仲間です。ストローのような口で餌を吸い込むように食べます。」
「マンボウ
変わった形をしていますが、フグの仲間です。クラゲなどを好んで食べます。」
「ハリセンボン
いつもはねている針を立てて身を守ります。実は、針は300〜400本ほどしかありません。」
「クマノミ
小さい時はオスですが、大きくなるとメスに変化します。イソギンチャクを家として活用しています。」
「キンギョハナダイ
ひらひらと優雅で美しい魚です。メスからオスへ性転換し、模様も替わります。」
「アオリイカ
よく見ると体の色を様々に変化させます。その様子は、イルミネーションのようです。」
「ウツボ(トラウツボ)
海のギャングと呼ばれ、刃が鋭く危険な魚です。しかし、意外と臆病で積極的に襲ってくることは少ないです。」
「アオウミガメ
伊豆半島にも産卵にやってきます。1回の産卵で100個ほど卵を生みます。」
「ハコフグ
ウロコがくっつき、箱状に変化しています。体から粘液毒を出し、身を守ります。」
「キンメダイ
伊豆半島を代表する深海魚です。赤色のイメージですが、生きている時はキレイなピンク色をしています。」
向かい合ったボックス席にも展示があります。
「ミノカサゴ
大変美しくヒレが優雅です。しかし、ヒレに毒針があるので注意。」
「マツカサウオ
松ぼっくりに似ているためこのような名前がつきました。アゴの辺りが発光します。」
「トゲチョウチョウウオ
背びれに目に似せた模様があり、敵を惑わせます。
タカアシガニ
世界で一番大きなカニです。足を広げたサイズは3m以上になります。
ソラスズメダイ
鮮やかな青色が印象的です。磯でもよく見ることができます。」
「ナンヨウツバメウオ
小さい頃は、枯葉のような形をしています。」
「イトヒキアジ
小さい時はヒレの一部が糸状に伸び、クラゲに似せて身を守ります。」
あ!ドチザメ、ゴンズイ、イズヒメエイの解説を撮影し忘れてしまいました!
8:26の早い電車を選んだのですが、すぐに席が埋まっていまして…
そちらはまた次の機会に…
(追記)
「ゴンズイ
見た目はかわいらしいですが、ヒレに毒針があります。
小さい頃は群れてゴンズイ玉という塊を作ります。」
(追記)
「ドチザメ
伊豆半島でよく見られるサメの1つです。
大きくなっても150㎝ぐらいで、人を襲うことはありません。」
ちなみにこの日は熱海の梅園と糸川のあたみ桜まつり、アカオハーブ&ローズガーデンをまわったのでした。
Dragon!
メジロがスズメくらい群れています。
建築家・隈研吾氏デザインのカフェ、COEDA HOUSEがおすすめです。
等身大ジェンガ!
絶景ブランコも!
梅園はちょうど見頃、あたみ桜は終盤でした。
ヒリゾ浜の記事はこちらです。
ヒリゾ浜公式HP
ブログ:シュノーケリング@南伊豆・ヒリゾ浜 2018
動画:youtube DIRU1974
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